大学受験、医療・看護系で情報収集と戦略が重要な理由(3ページ目)

大学入試も情報戦

大学入試も情報戦

中学受験の経験がある親御さんなら、受験には情報戦の側面もあるということはご納得いただけるかと思います。そして、大学受験は、中学受験・高校受験以上の情報戦でもあります。
今回は、もっとも顕著でわかりやすい例として看護・医療系の大学入試についてお伝えしました。でも、もちろんこれ以外の学部・学科系統でも、程度の差こそあれ同じような違いはあります。

理系学部の場合は学部だけでなく学科と専攻について調べておくことはマストです。「この分野の研究がしたい」という明確な目標があるのなら、その分野を研究できる研究室の有無を調べておく必要も出てきます。「○○教授の下で学びたい!」というような場合には、その教授が専任なのか非常勤なのか、あるいは退官間際ではないのかなどもリサーチしておくべきでしょう。

逆に、将来の目標や学びたいことがそれほど明確になっていない場合には、カリキュラムの柔軟性や選択肢の幅広さなどを重視して大学を選ぶことになります。編入学や転学部・学科などの制度が充実している大学もあります。

こういった学びの内容だけでなく、国公立か私立か、自宅から通える範囲の大学の中から選ぶのか、一人暮らしも視野に入れるのかなど、選択肢も膨大にあります。卒業後の進路でも、マスコミへの就職に強い大学や公務員合格者の多い大学、法曹系資格職に強い大学など、大学ごとの傾向があります。

医療・看護系に限らず、将来を見据えた上での進路選択が大切なのです。
もちろん、情報収集だけでなく受験対策も戦略的に行わなくてはなりません。
勉強するべき科目のパターンがほぼ一定の中学入試、高校入試と異なり、大学入試は試験科目のバリエーションも多様です。選択できる受験科目や傾斜配点などを上手に利用することで、自分の得意な科目で勝負をかけることができるようになったりもします。目先の偏差値だけにとらわれず、「自分にとって有利に受験できる大学」を探す戦略も問われます。こういった大学受験に関する一般的な情報は、高校の進路指導担当の先生などに相談すれば得られるでしょう。

特に専門的な医療・看護系などの情報を得たい場合には、ena新宿セミナーなど、医療・看護系の最新の情報を蓄積している専門の予備校を頼ることもオススメです。
また、夏休みには多くの大学でオープンキャンパスなどのイベントが行われます。情報収集の場として非常に有益なだけでなく、受験勉強のモチベーション向上にもつながりますので、足を運んでみるとよいでしょう。
情報戦を制して、お子さまが最高のキャンパスライフを送れるよう、サポートしていきましょう。