【第3回】男女御三家ママたちが語る!2月入試の歓喜と悲哀。合否の受け止め方と戦略の立て方が縁を運ぶカギに(全4回)(4ページ目)

まとめ

ママたちの繰り出すエピソードに、共感と脂汗の連続。会場で頑張るのは本人ですが、合否を遠くまで見に行ったり、ダメだったときの伝え方を考えたり、結果によって新たな出願先を探したり、「軍師」である親の器が試されるとき……それが2月受験です。

では、今回のポイントをおさらいしましょう。

1.受験前日の夜は、気持ちを整える程度に勉強し、翌朝に備えて早めに就寝。当日の朝は、ふだんと同じように過ごすことで平常心を上手にキープ。でも、本人の性格によっては、大好物メニューで朝から気分を盛り上げるのも◎。

2.2月入試の場合、子どもが受験中、一旦家に帰る人や神社で祈願をする人、控室で待つ人など、さまざまなケースがある。

3.2月入試の合否は、親子で一緒に、または親だけで掲示板を見たり、子どもが自分でネットを見ながら確認したり、家庭ごとに異なる。子どもの気持ちが切れないように、やる気を出させたり、モチベーションをアップさせたりしながら、本人が納得するまで、可能な限り4日以降もチャレンジさせたい。

じつはわが家も1日のダブル受験を皮切りに、最終の5日まで、長期の戦いが続きました。この間、ご縁のあった学校がいくつかあり、ここまで引っ張らなくてもよかったのですが、Cさんの息子さんと同じく、「自分はまだ納得していない。5日まで頑張りたい」という本人の意思と、3日に駆け込んだ塾の先生のサポートにより、素敵なご縁を掴みました。最後の戦いにたった一人で挑んでいく、小さな後ろ姿が今も瞼に焼きついています。

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