算数の文章題で「てにをは」を間違える子の対策方法

5年生になると、算数に“子どもにとっての抽象的な内容”が増えていきます。速さや割合と言った単元だけでなく、文章から計算式を読み取ることも、子どもにとっては抽象的なものなのです。算数のプロフェッショナルである富田佐織先生に、対策法方法を教えていただきました。

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算数の文章題で「〇〇をわると」や「〇〇でわると」など、「てにをは」をよく勘違いしたり、読み飛ばしたりして答えが出ずに悩んでいます。
親がゆっくり一緒に読むと理解はできているようにも見えますが、実は意味を理解できていない部分が大きいのかもしれません。まだらに覚えている印象です。

どのような点に注意して学習をさせると、少しは文章の意味を理解して、問題に取り組めるようになるでしょうか?
まだらになっている単元をすっきりと理解していくには、どのような取り組みをするのがよいのでしょうか?
何度も繰り返しやるのは有効なのか、どう伝えるとよいのか、アドバイスをお願いします。