女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
「テム」さま
過去問の向き合い方… たいへん重要なのですが、あんがい細かく説明されない場合が多く、適切な扱いができないまま入試にむかってしまうときがあります。
今回、ちょっと整理して説明いたしますね。
まずは大きく
A 過去問「を」する。
B 過去問「で」する。
ということの違いです。
Aの意味と注意点です。
まず一つ目の意味は、「傾向」をつかむ、ということです。たとえば、算数などは、模試のように、第一問目が計算、第二問目が数行問題 第三・四問目が文章題、第五・第六問目が図形…
というような形になっているわけではない、ということです。計算問題が出ない学校、けっこうあります。立体図形出さない学校、あります。
理科なども暗記系が多い、計算系が多い… 物化傾斜か地生傾斜か…
過去問「を」やらないと、実はわからないこと、実感できないこと、たくさんあります。
20年やれば。もう、だいたいはつかめていますでしょ? 実際の塾でやってきた問題と違っていたり、また、模試などとはまったく違う、ということに気が付かれたかもしれません。
傾向や出題形式、全然違う模試で判定が出されてきているのに、「だから安全」「だからできている」と思うのは、ある意味危険なのです。
過去問「を」やって、そしてそれで結果が出て初めて「合格の可能性」が語られます。
もちろんここでの注意点は、過去問は、塾の場合、とくにその塾が「看板」にしている学校のものは、ふだんの講義の中で数値替えなどして取り上げているケースがあるので、過去問そのものはだいたいできるようになっています。
「過去問ではいつも九割なのに、本番は六割しかなかった、なぜだ?」と嘆かれる方もおられるのですが、それは過去問「を」しただけで過去問「で」力をつけることになっていなかったからです。
二つ目は、「環境の同一化」の訓練です。
実際の過去問を「通し」で、同じ制限時間で、40㎝×60㎝のスペースで、その間は私語など一切させず、しっかり座らせて解かせる…
そうして「時間配分」などを体得させる… 「戦う算数」「戦う国語」「戦う理科」をしっかりと体得させていく素材にしていく必要かあります。こういうことに過去問「を」使う、ということが必要なんですよね。
三つ目は、志望校以外の過去問「を」用いる。
一つ目と二つ目を通じて、その学校とよく似た傾向の別の学校の過去問を説いていく… といことですね。これはBの話とつながっていくところです。
関西の方なら関東の過去問を、関東の方なら関西の過去問を用いる…
しろくまは「同傾向異質学校」演習をご家庭では、お勧めしています。なぜなら、塾での学習の「過去問かぶり」が起こりにくいからです。国語に関して、志望校、受験校が決まっておいでならば、しろくまがチョイスしてさしあげますよ。
(いま、ちょっと神戸のホテルに宿泊しておりますので、志望校をお教えいただいても解答は帰宅する月曜日以後になるのでご了承くださいな。)
過去問「を」する、のは、ご家庭でしっかりやらないと塾にまかせると失敗します。何度も何度も強調しますが、志望校別特訓で志望校の過去問をしていない、という場合もほんとにあるんですよ。
また、過去問を解かせたらできた、といっても、すでに習った講座でやった問題なので得点できていてあたりまえの場合もあるんです。
Aでは、「形式」をつかむ、「傾向」を知る、そして「時間配分」の演習をする、というに意味があるのだ、と、思ってください。
そしてBです。
これはAの結果をふまえてからの「対策」につなげていく、ということです。
七割できていて三割できていなかったとします。
七割の「できている分野」は、同じ単元の「他の学校の過去問」あるいは併願予定の学校の過去問を解いていく、ということで演習量を増やしましょう。
とくに理科が効果を発揮します。
三割できいないところ… こここそ、過去問「で」学んだところになります。
なぜ、できていないかの分析です。
「わかっていて解けた」
「わかっていたのに解けなかった」
怖いのはこの時期後者なのです。
合格、という現象は、ふだん解けていない問題が本番で解けて合格する、ということではけっしてありません。当日、解けない、できない問題が出るのは当然だ、ということでいちいち驚くことではないのです。
不合格、という現象は、ふだん解けている(できていると思っていた)問題を本番で落として不合格になる、ということです。
この時期追及するべきは「わかっていたのに解けなかった」という部分です。
模試など、帰宅してから、家で解いたらできた、わかっていたのに間違えた、とか言う子、いますよね。
「なぜ本番で解けなかったか」の原因をよくみないといけません。
「解き方」が丸暗記になっていて、形式を変えられたら、解き方を適合できなくて解けなかった、というのけっこう出てきます。
お子さんは「裏ワザ」「抜け道」「こういう楽な別解がある」ということを好きな体質になっていませんか?
塾歴が長い子ほど、「技」が好きで、学校で「よくできる」と言われていることが実は「能力」ではなく「技術」で実現している、という場合、あります。
能力を磨くことができず、技術だけを磨く学習に偏重していると、本番でなかなか得点できません…
「言われてわかった」というのは、これは○○算だから、××の解き方を使うのだ、と「言われて」わかっただけかもしれません。××の解き方を使えるかどうか気が付かないならば、そういう「解き方」はいらないのですよね。
裏ワザ、抜け道、というのが「なぜそれで解けるのか」という理解、公式がどうしてそうなっているのかをしっかり理解しておく…
理科も同じです。なぜそれがそうなのかのリクツを知っていないといけません。
過去問「で」あぶりだされた「三割」のうち、知っていたのに解けなかった、という部分をとくにしっかりと分析しておいてください。
さてさて、そう考えると、「この時期の模試、小テスト」の数字、順位にはこだわるな、というお母さんのお話は半分正解、ということになります。
残りの半分、つまり、その結果と数字の「意味」はしっかりと分析しておく必要はあります。
しろくまがよく言うのは、
あれもこれも
ではなく
あれかこれか
で、参りましょう、ということです。
これからは取捨選択(何に時間を配当するか)ということが大切です。ABをふまえた過去問をする時間を作っていく、というのはとても大切です。その点、お母さんのやろうとなさっていることは正しいですよ。
穏やかな心持にする…
実は大切なことです。
ハリキル、という言葉は「張り切る」ということでこれではいけません。
お勉強で「燃えてきた~」となって、がんがんする、というのも一見悪いこてとではありませんが、興奮からは、正しい思考と判断は生まれません。
静かに燃える… 真っ赤な焚火のメラメラよりもガスバーナーの静かな青い炎のほうが高熱です。
情熱家の常として、根気がない… とは小説家の永井路子さんが、エッセイなどで歴史上の人物評でよく記されるところです。
受験勉強は、情熱よりも根気が必要なものなんですよね… 野球や武道の試合と同じではありません。
情熱と集中、という言葉よりも、根気と集中というほうがよりよくマッチングしているような気がします。
親も子も感情的にならず、淡々と深く静かに勉強していく、ということがよいですよね。なかなか難しいですができるできないは別にして、心掛けて悪いことはありません。
お金をさらに追加して新しい講座を増やすのもこれからはよく考えてくださいね。それによってその子に必要な「時間」が損なわれる場合もあります。
特訓で上積みしていって解決できることは、それほど多くはありません。
塾で過去問の通しの演習をしてくれる、という「講座」があれば、それはそれで利用できます。なかなか家では子どもはしない、ということあります。
また、上積みの特訓の効用もご家庭の事情によっては変わります。家に保護者がいない、子ども一人で勉強している、というと、どうしても時間管理ができなかったり子どもの言う話だけを「信じ込んで」しまったりで「学習時間」が「密」になっていない場合もあります。
それなら塾でやらせる、ということも大切な場合がもちろんあります。
でも、そうではないのにやみくもにどんどん参加、しても、その子固有の問題、の解決にはならない場合もありますからね。
何か追加質問があればどうぞ。
「赤い目のうさぎ」さま
この時期、親が子どものためにできること、というのは、実はあんまりありません。
励ましても叱っても、幼児のときのように子どもは反応してくれません。むしろ励ましが負担になったり、叱責が心を折ったりすることのほうが多いもの…
でも、あたりまえですが、親は何か子どものためにしてやりたい、やらなければならない、というものです。
受験勉強というのは、実につらいことですが…
努力が報われるとは限らない。
ということです。いや、結果が出ない努力はしてはいけない、という言い方をしてもよいかもしれません。
この時期、お子さんのようなスランプに陥る場合、実はけっこうな数、あるんですよね。
情報のインフレ、学習のインフレになっていることが主な原因です。
有効な処方箋といえるか、子どもによって違うのですが、たいていの場合は「易問流し」で、回復するチャンスを作ってやる、というのがよい方法です。
この時期に悠長な、ではなく、この時期だからこそ、一度まるまる一日使って、小四くらいの問題を、ずっとやってみる、という方法です。
「こんなんわかっているっ」
と、本人は怒るかもしれませんが、わかっていることをずっと流していく、ということです。小4のものでも理科などは、あんがいと小6でひっかかることがあります。
お悩みの算数についは、やはり、「できる問題」の演習「量」が低下していたのだと思います。
易問流しはした、と、おっしゃるかもしれませんが、小四くらいの小テスト、小四のときの模試、を、ずっと流して解いていく、ということをやってみてください。
どこで「ひっかかる」かというのが、あんがいと見つかる場合があります。
横にいて、「独り言」をよく聞いていてください。
かんたんな算数をやるとき、子どもはよく独り言をいいます。これはこうだ、あ、いやいや間違えた… あれ、あっていると思った、などなど…
そういう部分を積み重ねていくうちに自分の「知らず知らずのうちに」疎かにしているところがみつかります。
おそらく、小5範囲の秋くらいから、「比」「割合」「速さ」で間違いが出始めます。で、○○算、というものに関して「あ、解き方、どやったかな」などのつぶやきも出始めると思います。
公式、解き方、を、単におぼえている、それがおぼえきれなくなってきてる…
なぜ、それがそうなるのか… 公式の意味、その解き方でできる理由、などしっかりと立ち返えらせてほしいところです。
親ができるところ…
それは「ふだん」と変化ない環境を用意してやる、ということです。そしてそれは「規則正しさ」から表現されるところです。そしてそれが子どもの「安心」につながります。
今、お子さんに必要なことは、励まし、でも、叱責、でもなく、安心の付与と不安の排除です。
その方法はこの時期たった一つ…
なぜその問題が解けなかったか…
「前にできたにの…」と言う感情ではなく、純粋にその問題がどうして失点しているのかをちゃんと向き合わせて「再理解」させることが肝要です。
前できていたができない… 自分より算数ができていなかった子たちに負けている… おそらく、そういう「雑念」がお子さんの思いにあるはずです。
点数、順位、などなど、他者の比較の要素をできるだけ消してやってください。
あと、もしよければ、具体的にどのような問題でお子さんが不振なのか、ちょっと教えていただけますか。何かお助けできることがあるかもしれません。
何か追加質問があればどうぞ。
しろくま様、 整理して説明していただき、たいへん参考になりました。
いつも、本当にありがとうございます。
解っていたのにできなかった…
これは、息子もよくします。以前に比べて減ってはきましたが、私が最も注意して
いることです。
何故かの分析はその都度しているつもりですし、幸い塾の担任にあたる先生が、とてもよく見ていただけるので、助かります。
たいていは、雑な取り組みが原因だったのですが、苦手な分野があぶりだされてきて
その対応もしていますが、息子は、時間を意識しなければできるのですが、試験にな ると、焦るようで、これからは、そのあたりの場数を与える訓練が大切と考えていま
す。
同傾向異質学校の演習の件ですが、
一応、受験校は、灘中、東大寺学園中、…を考えています。
前受け、午後入試など、数校受験予定しています。
息子は、どちらかというと国語が好きで、志望校の過去問はほとんどやってしまい
どうしたらいいかと思っていたところです。
お教えいただければ有り難いです。宜しくお願い致します。
お忙しい中、本当にありがとうございます。
また、ご相談させていただくことがあると思いますが、何卒、宜しくお願い致します
しろくま様
はじめまして。
小学6年男子の母です。
第一希望を西大和にしてがんばっております。
第二希望として、奈良学を考えております。
が、西大和の過去問が合格点に全く届きません…
半分くらいです。理科が手が届くかどうか、というところです。
過去問は塾で本番同様に行っての結果です。
奈良学は、まだ、二年分しか通してできてないのですが、二年分とも、医進コース届く合格点です。
西大和と奈良学では、やはり、問題のレベルが相当違うのでしょうか…
今の時期で半分程度しか解けないのであれば、諦めて、奈良学に絞る方が良いのでしょうか。
塾の先生は、本人次第だと言うのですが…
また、国語の記述ができません。
こちらの、掲示板にて、学ばせて頂きまして
標準近の問題集をといております。
記号問題は正答率が随分上がりました。
しかし、記述が苦手らしく、失点が大きいので心配です。
色々、厚かましく、質問して申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
しろくまさま
お忙しい中、ご丁寧に教えてくださりありがとうございます。
昨日のテストで過去最低を記録してしまいました。(泣)
息子曰く「問題を見た瞬間9割はとれると思った」らしいのですが、実際は5割いきませんでした。書けていたのに間違っていました。
先生とも面談していただいたのですが、焦っている様子だった、インフレをおこしている。とのことでした。また言われてみると基本が抜け落ちてきている気がします。忘れているというわけではなく頭のどこにしまったのを引っ張り出すのに苦心しているというか・・・・
易問流しさんざんやったつもりでいましたが、雑になっていたのかもしれませんね。
安心と不安の排除・・・・おっしゃる通りだとおもいます。
思えば、私もしろくまさまがいて相談にのってくださるおかででずいぶん救われているのですから、子供も同じですよね。
先生と面談していただいたことで、明るく前向きになりました。
親が大好きな子(本当?息子なりに気を使っているだけだったりして)だったので親が何とかできると思っていましたが、やはり違うのですね。先生からの声掛けプリントと親からのものでは安心感が違うみたいです。
(親だと見当はずれだったり妙に感情が入ったりするのでしょう)
前できていたができない… 自分より算数ができていなかった子たちに負けている… おそらく、そういう「雑念」がお子さんの思いにあるはずです。
点数、順位、などなど、他者の比較の要素をできるだけ消してやってください。
まさにその通りです。
わかっちゃいるけどやめられない・・・・状態です。
勉強していても「前はできたんだけどなあ」「間違いを直せば直すほどできなくなっていく(落胆)」と言って嘆いています。
私も「できないできない」言い過ぎたと猛反省しています。もういいません。
周りは気にせず自分のことだけ考えて淡々と進めていきたいと思います。
あと、もしよければ、具体的にどのような問題でお子さんが不振なのか、ちょっ と教えていただけますか。何かお助けできることがあるかもしれません。
ありがたくて涙がでます。見ず知らずの私にもうしわけないやらありがたいやら。
でも今はもう多すぎて、どこがどうというよりすべてなんです。(なにせ昨日も5割いかなかったので)気が付いたらまたお伝えしてご相談にのっていただくということでお願いしてもよろしいでしょうか?
ずうずうしくて申し訳ありません。
テキストに書いてあるような問題をちょっと条件をつけてひねった問題にひっかかっているとは思いました。また平面図形ですが、単純に考えればいいものを変に線を書き加えているなあと思うときもあります。あとは非定型の水槽に入れた水をこぼす問題、図形の上の点移動(多分ほかの分野も絡んだ問題)ができません。
インフレをおこしているということなので、問題を増やさず間違えた問題の繰り返しと易問流しでいきたいと思います。
ひとつ気になっているのですが、この問題直しの時、時間を気にせず一問ずつじっくりでいったほうがいいのか(どう考えても時間がありません)、10分ほどで区切って答えを見たほうがいいのか、問題をある程度集めてテスト形式でやったほうがいいのか(息子はこの方式でいきたいといいます。でもこれだと全部できなくてまた焦らないか心配です)どれがいいのでしょうか。
質問ばかりで申し訳ありません。
あと残り数か月ですが、悔いのないように、ピンチの時ほど焦らずあきらめず参りたいと思います。
本当にありがとうございました。
また相談にのってください。
しろくま様
お戻りになっていらした!と胸が一杯になりました。
以前、どこどこ少女と命名して頂きました6年女児の母です。メリーゴーラウンドという物語文についてお伺いさせて頂きお世話になりました。
6年になった頃から国語は安定して四谷65をとれるようになって参りました。
社会は夏休み前は70超え、近頃は65程度と安定しています。
が、算数は50前半をさまよい、理科は地学、生物分野は得意、化学まあまあ、物理分野は大の苦手と
算数と力学で苦戦しております。
過去問に取り組む時期、塾は平日3日に土曜の週4日に日曜特訓が始まることとなりました。
小規模(20数名の生徒一クラスでレベル分けはなく学力、志望校に違いがある集団を少数の先生がみてくださるスタイルなのです。関西には珍しいスタイルでしょうか?関東でも主流ではありません。。)
塾にお世話になっておりまして、その日曜特訓の扱いについてお伺いさせて下さい。
過去問は週に2年分が各々の宿題となっております。
一校分は日曜の午前中に4教科本番仕様でし、昼食後直しを致します。
もう1年分は塾のない平日(やりきれない時は土曜の午前中にまわします)に取り組んでおります。
日曜午後に塾に出かけますと、直しの時間が夕食後となります。
その場合娘が塾に行っている間、主人が理科の見直し、私がそれ以外の3教科の見直しをして過去問直しの効率化はするかとも思うのですが、やはり時間がきつくなってしまうのを懸念しています。
さらに志望校特訓などではないので(算数の先生にお伺いしたところ通常授業では伝えきれなかったテクニックの部分など教えてくださるそうです。)とくに、国語に関してはどの程度行く意味があるのだろうか、家でじっくり過去問に向き合った方が良いのではと迷いが生じております。
(日曜特訓は週により算数、理科の日、国語、社会の日と分かれています)
算数、理科は出席。国、社は欠席した方が実は良いのではないか?
そう考え塾にその旨お伺いした所、つまみ食いのようなことは止めて下さい。準備が大変なのですから。とのことでした。
懸念しておりますのは、して頂けると(勝手に)思っていた国語の過去問の記述の添削はして頂けないことです。
宿題として過去問はみせるようにとのことなのですが問題文を先生がお読みになり記述のアドバイスをなさるということは(全員分するのは大変。別々の志望校ですから)して頂けないのです。
志望校の一つはまさに模試とはまったく違うタイプの問題で、これから家庭でしっかり取り組まなければ・・・・という状況です。
もう日曜特訓の申し込みはしてしまい、ただ10月は家での様子を見て11月からの参加にと猶予を頂きました。(本当は算数、理科は10月も参加したかったのですが。。)
なお、有り難い事に娘は塾自体とても好きです。
入試は不得意科目より得意科目の失敗で合否が分かれるというしろくま様のお言葉、響きます。
我が家は『算数に注力してください、社会は最低限で』と夏休み前に塾より頂いたアドバイスを実行してしまいました。。
これからの日々、算数はけしてあきらめない。得意の社会は磨く。物理分野最低限の穴は塞ぐ。の方向で考えておりますがこれで良いでしょうか?
「ショートケーキ」さま
西大和、奈良学園ということですが…
入試問題、というものに対する「相性」というのは確かに存在しています。
偏差値の高低関係なく、こっちの学校の問題は解きやすいけれど、こっちの問題は解きにくいなぁ…
というような場合、受験生ならば経験していることだと思います。
入試問題の「相性」っていったい何なんでしょう?
簡単に言うとその子が勉強してきた「歴史的背景」ということになります。
たとえば塾での模試や小テスト… 塾歴が長いと、その塾の模試や小テストの「型」に習熟してしまっているので、それと同じような形式の入試問題や同じような時間配分の問題や試験だと、「解きやすく」感じてしまう…
たとえば塾の「看板」(主な対象校)としている学校はどこであるのか…
その塾の合格実績が多い学校や、塾生が多く志望している学校の問題などは、ふだんの講義の中や教材の中に「形を変えて」反映されているので、その場で学習している子たちにとって、潜在的に(知らず知らずに)過去問に習熟していることになり、そういう学校の問題だと解きやすさを感じる…
それから、その学校の「出題傾向」と本人の好き嫌い、学習の疎密のミス・マッチング。
どこの学校にも、特色があり、理科ですと物化傾斜か生地傾斜か… 算数ですと、時間制限内にスピードを要求されるところか、じっくり考えて解いてもらう、という派なのか… 文章題に難問を置いているのか図形に置いているのか…
それらに本人の好き嫌いが組み合わされたり、学習の疎密が重なったりして表現されるもの…
奈良学園の問題が解けて西大和の問題が解けない、という現象があったとしたならば、それは「本人の相性もあるしなぁ」と決して片付けないで、奈良学園のどういう問題では得点できて、西大和の問題のどういう問題で失点しているのか、学校名という「雑実」を取り払って、虚心に問題を分析してほしいところです。
「できていない問題」を発見するよい機会だと考えてください。
どの教科も、とくに算数と理科に関しては、講師に問題をみせて、どうしてこの子はこの問題ができないのか、ということを問うてみてほしいところです。
さて、国語の記述についてですが…
記述が苦手、という場合は、苦手、というより、まだ記述の「型」というのが本人がつかめていないだけなんです。
記号選択ができはじめている、ということですから、記述もできるようになりますよ。
もちろん、お母さんとしては、もうあと何日しかないのに… と、焦りが出るところですが、国語だって、ちゃんと取り組めば、追い上げが十分にきく教科です。
「国語ができるようになるのは時間がかかる」、という、一見正しそうに思える「呪文」にとらわれている方が多いんですよね。
ここはしろくまの定番、模範解答からの逆流法と「一文章一題」の演習を量的に増やしましょう。
まず第一段階。記号選択題を利用します。「正解」になった問題を利用します。
どうして、これが正解だと思ったのか「口で説明して」と言うことをざっとやっていきます。
まずは「解説」できるのかどうかの点検です。こことここから考えてこういう答えになったと思う、と、説明させます。
いや、さらに踏み込んで、おそらく問題作成者は、こういうことを考えてこっちを答えにしたんだと思う、と、説明させてください。書くのではなく、まず口で説明させていく。
第二段階。こんどは記述題。分厚い過去問集を用意して、理由説明題だけ、解いていきます。今の時期でも、親音読・子黙読で進めます。そしてあらかじめ、この問題の答えはこうなのだけれど、どうしてこうなるのか、それがわかるところを指摘しながら読んでいこう、というように進めていきます。
記述が苦手な子に、いきなり考えて書け、というのはタブーです。
理由説明題の模範解答とはどのようなものなのか、ということを先に「移植」していくのです。
「型」の習熟ですね。「しっかり本文を読む」「なぜ出題者はこのような答えにしたのか」を考えさせる…
ここをやっていきましょう。
そうして、
「あ、これ、いっぺん自分で考えて書いてみる。」
と、本人が言い出すまでずっとそういう方法を続けていくんです。
こうやれ、そらやれ、もっとやれ。
と、子どもに「させよう」「やらせよう」とするから理解しにくくなります。
「自分で書いてみたい」と言い出すとき、もっとも頭が回転しているときで、その状況に持ち込んだときに演習の効果が発揮します。
一度こういう方法を取り入れてみてくださいな。
何か追加質問があればどうぞ。
「赤い目のうさぎ」さま
しろくまみたいな者とでも、いろいろキャッチボールしていくと頭の中も整理されていきますよ。
親、塾の先生、子ども… この三つの正三角形の関係をしっかり築くことが大切です。
お母さんが一人ですべて受け止めて、一人でああでもない、こうなのかしら、ともがく必要など絶対ありませんからね。
もっとまわりをみて、自分ができないことは人にたよる、ということをしてみてくださいな。
さて、易問流し、は、「流し」に力点を置くとおっしゃるように「雑さ」もともなってしまう、というリスクはあります。
計算などは、あえてゆっくり丁寧にやらせる「遅速計算法」を取り入れてもよいと思います。
それから、「ああ、これはわかるんらもうええねん」という「すっ飛ばし思考」も避けたいところです。
難問をたくさん解く、ということをしている子だと、「ああ、これはもうわかったから」「ああ、これはもうできるし」と、「思考」を省略して、できたものとして解き進める、ということをしている子、いるんですよね。
こういうことが累積していると、できていた問題に対するカンというのがどんどん鈍っていきます。
改めて、算数の講師が教えてくださっていた手順や解き方の「作法」などを思い出し、「自分流」を排除していく、ということを心がけさせてくださいね。
複合系、の、算数にひっかかているようですね。
図形と速さ、が、組み合わされているようなもの。
これこそ、もともと習った「手順」「作法」を無視して自分で解き進めていることが原因かもしれません。答えが合っていたからそれでよい、とするのではなく、しっかり解説を読んで、「解説を理解する」という学習をしてみてください。
見直しは、時間を区切って進めていくパターンとテスト形式で進めていく方法の二本立てがよいと思います。
お子さんのやりたい、ということをまず尊重してやりましょう。
危所遊
という言葉があります。
ピンチのときこそ、心の余裕が必要なのです。別に笑って楽しめ、などとは申しませんよ。
深い川ほど波立たない、ということです。心を落ち着けてゆっくり考える、という意味です。
何か追加質問があればどうぞ。




































