在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
しろくまさま。早速のアドバイスありがとうございます。ご指摘の通り息子の場合は時間のレイアウトが夏休み以降の最大の課題です。まず、理科についてですが、四分野の内どれが好きかと聞いてみましたが、得意不得意は別にして、全部好きと言っていました。では、試験でどんな分野が出たらゲッと思うかと聞きましたら、地学は地層計算。生物は森林でのルクス計算。化学は出題パターンによるが、物理分野とリンクする発熱計算。物理分野においては浮力、圧力、音、光、熱量、抵抗などなど。具体的には連通管やブラックボックスとほぼ全部。六年になりずっと理科がこのような状態ですので、夏休み以降立てたプランが、算国七割五分計算というものです。これだけ広範囲の単元を残り日数で埋めるのはやはり難しいでしょうか?また効果的に埋めるにはどう取り組むべきでしょうか。
いつも、拝見させていただいております。
受験だけでなく、日常生活でも、「あ、なるほど。」と気付かされることが多く、有り難く読んでおります。
小3の女の子で、(新4年生として)そろそろ本腰で、塾を探すべく、体験授業や診断テストを受けております。
算数が苦手で、とにかく、面倒くさい計算が大の苦手なので、まずは、算数は、絶対。
体験授業も、理解できないわけでは、ないのですが、ついて行けているのか行けていないのか「速い~。」っと言っておりました。
見学に行って、やはり行った方が、いえ、行かなければと焦りました。
ついでに、親も、今まで、読ませていただいていた、皆さまのお気持ちが、薄っすら体験できました。
さて、教えていただきたいのは、国語で、本人も国語が好きで、本を読むのが大好きです。
そこで、体験授業を見学させてもらったのですが、はっきり申し上げて、今の段階で、塾で何を教えてもらうのだろうか?
という疑問が残りました。
決して、先生の教え方が悪いとかそういうものではなく、この程度の内容なら、学校でも充分だと思う部分と、こんな勉強が今から必要なのだろうか?
という疑問です。
しろくまさんが、こちらで、おっしゃっていることが、少しわかったような気がします。
難しい、四文字熟語や6年生で習う漢字も出てましたが、今から無理に時間をかけて覚えなくても、高学年になれば、もっと、理解しやすく、短時間で身に付くのではないのかなと、思いました。
子供はというと、診断テストの結果より、テストの問題に抜粋された物語の続きが読みたくて、きになって、気になって・・・何度か、その本を図書館で借りさせられたことがあります。
そういう様子を見ていると、今は、内容の理解を深めることより、本を読む楽しさを知った方が良いような気がしています。
正直な感想としましては、そういう意味でも、それだけの時間、授業を受けているより、本を読んでいた方が良いのではないかと思ったりするのですが、このような、呑気なことを言っているようでは、いけないのでしょうか?
それと、塾では、3年生までは算数、国語、どちらかだけでもよくても、4年生からは、算国または、算国理のセットでの申し込みになっているので、辛いところですが、4年生になると、学ぶ内容も変わるのでしょうか?
国語は、何年生からは、絶対必要になるのでしょうか?
(何年生から必要というよりは、むしろ・・・・・・なんていうお返事を覚悟しながら・・。)
よろしくお願いします。
しろくま 様
早々にお返事を頂きありがとうございます。
息子は一度やった問題を何度も解くことをしません。「わかってるし」が口癖で、「わかってたら解けるでしょう」と親子喧嘩になります。しろくま様の仰るとおりです。
時間を作り、教えて頂いた事を早急に実行したいと思います。
たくさんの相談がある中、本当にありがとうございます。
はじめまして。関東の中堅中学を志望している男子6年生の母です。9月ぐらいから過去問を
解いていますが、長文(2500~3000字)を読解する際に、全部読んでからでは間に合わないので
読みながら問題を解いてくださいとの指示が学校説明会にてありました。わが子は国語が苦手でいつも
時間内に解くことができず、長文が2題ありますが、2題目が最後の方の問題になると間に合わず、勘で
選択肢を選んだりしています。読みながら解く方法でさせると設問の答えが少し後ろにあるときなど
見つけられずにパニックに陥ってしまいます。わからない問題に遭遇しても問題を飛ばさずに考えこん
でしまいます。子供にアドバイスすると喧嘩になってしまい、お互いストレスがたまる状態です。
劇的な成績の上昇は望んでおりませんが「どうしてこの問題を失点するんだろう?」を少しでも減らせ
ればと考えております。今まで努力はしてきましたが、もう諦めムードが漂っております。何かアドバ
イスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
「バカボンのパパ」さま
なるほど、よくわかりました。灘は生物や地学の暗記系は他中よりも少なく(出ないわけではないですが)、暗記で「脇をかためる」というのが大きな効果をもたらしません。
大問1つめの7つぐらい゛すよね。あとは思考と計算…
たしかに、すべてできない、と、説明されているようなところがありますが、取り組みにあえて「疎密」をつけて、「疎」の部分では易問を流し(といっても灘ですから発展的問題からの選抜が必要です。六甲中の理科が異学校同傾向の訓練に用いられますが詳細は後ほど)、「密」の部分はテーマをしぼって、じっくり取り組ませる、という作戦で参りましょう。
まずは「密」の部分から。
生物分野に関して。まずは「植物」はしっかりとみておきましょうか。道管や師管、そうして蒸散作用などもかなり深くやっておいてもよいでしょう。むしろ中学の参考書などが役立つかもしれません。
化学分野に関して。水溶液と物質の反応、中和です。「中和」に関しては、まず、灘の過去問をたくさん集めてください。ここは過去問のやりこみで得点できるようになります。とくに毎年のように出題されているものなので、おそらく塾でもかなり念入りにやられてはいると思うのですが…
物理分野に関して。「まめ電球」と「回路」の出題は最近は少ないですね… 昔はけっこう出ていたのですが… 23年度にむけて、しろくまなら易問から掘り起こして難問まで、ひととおり目を通させる分野です。
「電流による発熱」は、かなり深くやらせておきましょうか。本人は、そんなもんおぼえているっ と、怒るかもしれないような基本から一度丁寧に掘り起こしてください。
灘の理科は「緻密な思考」です。おおざっぱに考える子は正解にたどりつけません。きっちり理解し処理する力、というのが問われています。電熱線の長さが二倍になれば、水の温度上昇はどうなる? みたいなイロハのイから確認していってください。
地学分野に関して。ご存じのとーり、「地層」はよく出ます。気象と天体、とくに天体は難度をあげると、誰が解けるねんっ みたいなものが出た年度もありました。月と太陽と地球… 「月の満ち欠け」などの灘の出題は、雑な子だとイライラするような問題ですが、正確な知識で、正しく考えていく、ということが必要です。
これらの部分は、「密」と考えられて、時間制限なく、過去問と塾の模試などの難問をしっかり見直し、わからない部分は講師に質問させて「わかるようにして」入試にのぞませましょう。
「疎」に関しては、六甲中と神女の過去問を利用しましょう。神戸女学院中の理科の実験系の問題は、なかなか良質です。こういうものを数をしっかりふんでおく、というのは理科での大きな失点をくいとめられる1つの方法です。また、六甲の理科もよい問題が多い。
(神女)
平成21年 7・8
平成20年 6・7
平成19年 5
平成18年 6
平成17年 4・6
(六甲)
平成21年 A 1・2・3・5
平成20年 A 3・4
平成19年 A 1・3
平成18年 A 3・5
これらで、べつに解けない問題があってもかまいませんが、解けないものはしっかり理解させる、という方向でがんばらせてください。
「密」の部分では、塾の先生が出版している理科の解説などの本を購入されて辞書的に利用されてもかまいません。いや、むしろそうされたほうが時間的によいかもしれません。
「疎」の部分は、一定の制限時間を設けて、「演習→答合わせ→解説読み」の流れでやらせてみてください。
これらに過去の模試などのできなかった問題を加味していけばよいのですが… まぁ、時間との戦いでもあります。本人にしっかり理科を取り組むぞっ という意識を高めて、集中的に理科に取り組んでいく、という「枠」が設けられればよいのですが…
何か追加質問があればどうぞ。
しろくまさま
具体的かつ理論的なアドバイスありがとうございます。疎部分につきましては数日前より対策し、実施しております。また六甲、神女については想定外のため、数日中にあき時間でさせてみたいと思います。
しろくまさまのご指摘は的確かつ具体的で大変参考になります。またご相談させて頂くことがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。ひとまずアドバイスをもとに実戦させたいと思います。
「初心者」さま
早期の塾の取り組みを否定はしません。でも、早期に入試対策としての国語学習を始めることには、それなりのリスクがある、と、しろくまは強く思っています。
以前に申し上げたことは、あくまでもしろくまの個人的な意見であって、批判もあるのは承知の上なのですが、しろくまの本音だと思ってください。再度、ざっと繰り返しておきますが…
しろくまの時代は、もともとは小5から入試の本格的取り組みが始まりました。最初は「算数」だけっ なーんてなかなか粗い塾も乱立しておりました。そこからやがて国語もおこない、理科も取り入れ、小4に拡大し、そうして小3へとヨコとタテの広がりをみせていきました。
早くから取り組むのは有利だっ と、いわれても、ついつい、しろくまは、ほんまかなぁ~ と、思ってきました。
前にも申しましたように、入試問題はしろくまの時代のほうが難しかったと思いますよ。良問も多かった… でも、現在は、場合によっては小1くらいから「受験勉強」始めているのに、べつに合格最低点が昔より高くなったり、平均点が上がったりしているわけではないんですよね。
そんなにみんなが早期から勉強を始めているんなら、みんなもっと得点できるようになっていないといけないと思うんですよ。得点力を上げるために塾に行かせているわけですよね?
塾が早くから講座を開講する理由の1つに、子どもを早期のうちに「囲い込む」ため、という商業的理由がある、というのは否定できないと思うんですよ。(気をわるくされた方もおられるかもしれませんね。すいません。)
何度も申し上げるように、受験勉強での、簡にして要な、警句は
増やすことは減らすこと
減らすことは増やすこと
早くに何かを得ることは、同時に何かを失うこと
だと、思うんです。
勉強の時間が増えれば増えるほど、確実に何かは減っていますよね。それは遊びであったり、親子の対話を含めた家族との団らんであったり…
遊びや大人との会話を通じて、自然と得られていたモノやコトは、確実に失われているハズなんです。遊びの質の変化も見逃せないと思います。
国語の問題を早期に取り組むと、もちろん問題に慣れる、ということはできるでしょう。でも、「できるようになる過程」で「できない問題」をたくさん経験することになり、それがきっかけで勉強がイヤになったり、できないとだめなんだ、と、思って、また、それを深く勉強し、勉強するとまたわからないところがみつかって、、またそれをやらなくてはならなくなって…
と、「できない経験」の無限連鎖が始まります。
断言してもよいですが、「点数気にしないでください、偏差値なんか低学年はアテになりません、順位なんかどうでもいいじゃないですかっ」と、いくら言うても、成績表になって数値化されたら、気にならない人などいません。
語句系のものなどは、早くに取り組んでもしろくまはよい、と、思いますが、前にも申しましたように「使えない漢字は書き取りできない」としろくまは思っています。
単に、羅列的におぼえるのなら、労多くして益少なし… それを熟語化し、短文作成する、など、「使える」ための訓練もしないといけないのです。
とすると、「量」ではなく、勉強の「質」が大切になります。
極論を申しますと、入試までに、漢字ならば、1006字、おぼえておけばよいのです。一日一字でも、3年あれば必要なものはそろいます。一日一字をテーマに、熟語と短文作成などきっちりしていけば、「使える語彙」になるんですよ。
低学年の国語教育は、小学校におけるそれのほうが塾よりレベルが上の場合があります。(むろん学習指導要領に書かれていることを正確に丁寧に実現できていたら、の話ですよ。)
じゅうぶん、入試に対応できる力を養えるんです。小学校で、低学年にしっかりと国語を教えていてくれれば、小4や小5からのスタートで受験の国語はしっかり対応できます。
低学年の国語の学習を小4の教材をかんたんにしたもの、みたいな方法でレベルを下げても、何の力も涵養できませんよ。
知識系の出来不出来は、基本的に「先取り」の有無にすぎず、いずれ「追いつく」差異にすぎません。
ただ、そう思いながらも、しろくま矛盾ですが、子どもによって発達段階は違うんですよ。語彙を定着して使えるようになる子とできない子は、厳然と存在しています。小1なのに小3くらいの語彙があって使える子、いますからね。
しろくまののぞむ英才教育、というのは、小1で小3の語彙を知っていたり、勉強したりすることではなく、小1で小3の語彙を知った上でしかも使えて、小3の内容が理解できる子に小3のことを教育する、ということに他なりません。
小1なのに小3の内容をしている、なんていうのは別に誇れたことではないのです。
学習指導要領の小3・小4の「内容」について書かれた記述を紹介します。
A 話すこと・聞くこと
「互いの考えの相違点や共通点を考えながら、進んで話し合うこと」
B 書くこと
「書く必要のある事柄を収集したり選択したりすること」
「文章のよいところを見つけたり、間違いなどを正したりすること」
C 読むこと
「いろいろな読み物に興味を持ち読むこと」
「読みとった内容について自分の考えをまとめ、1人1人の感じ方について違いのあることに気づくこと」
そうして、最後に「内容の取り扱い」という項目があります。
A 身近な話題についてスピーチすること、要点などをメモにとりながら聞くこと、身近な出来事や調べた事柄について説明したり報告したりすること
B 手紙を書くこと、自分の疑問に思った事などについて調べてまとめること、経験した事を記録文や学級新聞に表すこと
C 読んだ内容などに関連した他の文章を読むこと
どうです? これらをしっかりやっていて、何か入試問題を解くときに不利なことはあると思いますか? むしろ、最近の子どもが国語の入試問題で得点しにくい原因に、これらの「欠如」があると思いませんか?
塾では「発表型」の学習は決定的に欠如します。説明文を理解するためには、自分が説明する能力がないとできませんよ。
説明的文章は、書かれている「例」を集めて「意見」は何かを知らなくてはなりません。Bができていなければどこが意見で、なぜ、この例を集めたのか、わかるわけがないじゃないですか。
作文やアウトプット重視の国語学習、そうして「使える語句」の習熟に徹していれば、入試問題形式の国語の授業は小5からで十分です。しろくまは、「入試問題主義」です。実際の入試を解けるようになる小5くらいからなら、技術的な面もふくめて受験の国語にようやく取り組めると思いますよ。
塾のシステム上、算国が小4からセットになるならば、それもしかたなし… でも、国語に関しては模試の順位も点数も偏差値もいっさい気にしない、できない問題がどんな種類か、どのテのもので苦戦するか、親が確認して「備蓄」(コピーして整理)はしても、「だめじゃないか」「こんなかんたんなこともできないのっ」など一切なし! で、取り組んでいってください。
むろん、やってみなければわからないもので、小4の塾の国語にお子さんがハマって楽しい、と、なるかもしれません。
ずいぶんと、しろくまの勝手な意見を述べてしまいました。すいません。むろん、この件に関しては色々なご意見がある、という前提で、割り引いてお考えくださいな。




































