灘高校の進学実績に関する質問｜掲示板スレッド

すべてよし、ですが誰も予言はできないですね。

これは俺も違和感があった。

俺は中学受験のとき灘のとてつもなさを知った。俺と灘中に行く奴との間には絶望的な差があった。勉強して埋まるものではない、先天的な頭の差が。ところが。大学受験になると灘のセンター平均は８割６分しかなかった。東大に落ちる灘高生というのもけっこういた。え？なんで？って感じだよ。俺ですらセンター９割、東大も受かったのに。頭で言ったら俺は奴らの足元にも及ばない。なのに何故？ということ。で、以来ずっと不思議に思ってたので俺なりの答えを。

１．灘の奴らは勉強をさぼっている
予備校で灘の奴何人かと知り合ったんだけど、奴らは全く勉強していなかった。授業受けて聞いてるだけ。下手したら寝たりさぼったりしてる。受験なんてしょせん知ってるか知らないかなので、さすがにこれでは落ちる。但し、頭はめちゃくちゃいいので、勉強始めたら案の定一気に成績トップクラスにのしあがる。
何故半数が現役で入れないのか、という疑問の答えはこれ。現役時に勉強しなかったから。（勉強すれば受かる）

２．思春期の問題
これは完全に推測だけど、どこの進学校でもある話。勉強を放棄する奴が出てくるということ。上で書いた奴らは勉強しないけど東大とか目指してる。一応、勉強する気はある。けど、もう勉強自体がどうでもよくなって、大学もどこでもいいや、みたいな感じになる奴が必ず出てくる。ひきこもりになったり女に走ったり、思春期特有の精神的な問題で。そういう人も若干名いる。たぶん５名から１０名くらい。これが国立大に行けない灘の下位だと思う。

まとめる。
＞灘高生の半数は現役で東大・京大・国立医学部に入れないのは何故？
「入れない」という表現は実情にそぐわない。端的に言って勉強していないだけのこと。だから勉強すればすぐに入れる。頭だけでいえば奴らは間違いなく超一流。東大のなかでも灘の奴は違うよ。

要は灘に入る力があって普通に勉強続ければ何の問題もないということ。だから安心して灘に進学すればいいと思うよ。でも中学のとき灘高の問題解いてて思ったんだけど灘高と灘中は難易度が違う。灘高のほうはけっこう馬鹿でも入れる。灘高に受かった程度で慢心するとたぶん危ないので気をつけて。

はじめまして。以前高校から灘高に入り、その後京大に行った者です。その中で知っている状況を書こうと思います。ただ自分のことは置いておいて、なるべく客観的に書こうと思うので、その点はよろしくお願いします。

まず前提としてですが、やはり他の高校の子たちと比べても素地として持っているものは、灘高生は図抜けたものがあると思います。ただそれを活かすも殺すもその本人次第なのは言うまでもないことだと思います。さらには長時間拘束されることになる学校の先生たちにもよると思います。

まず１つ目ですが、中学から・高校からに関係なくやる気のない人や、東大や京大を目標とすべきことは理解していても、燃え尽き症候群みたいなもので、なかなかモチベーションが上がってこないのもあると思います（これは僕自身が一時期そうでした）。確かにパッと見は灘高に入ることの方が東大や京大に入ることよりも難しく思えますし、もし同じモチベーションで戦うことができるなら、東大や京大に入る方が簡単だと思います。これは僕の周りの人も言っていた話ですが、東大や京大に入る方が現に簡単だと思うということです。ただだからと言って、最後まで高校受験をしたときと同じモチベーションで行き続けるのはなかなか難しいものがあり、その結果、能力は持っているものの、行けない人が生まれてくるのだと思います。もちろんそれ以外にも、灘中や灘高を受験し、受からなかった人たちが、大学では逆転してやる・並んでやる、という思いから高校時代に抜かれてしまうから、というのも十分にあると思います。

さらに２つ目です。正直なところ学校の先生のレベルはヒドイものがありました。恐らくそれは今も変わっていないでしょうし、学校の先生のレベルの悪さはどこの高校も同じなのかもしれません。ただ、どうしても合格実績というのが目に浮かぶので、塾に行かなくても受かるんじゃないか、という思考になりがちですし、それを煽ってくる学校の先生も存在しています。ただ大げさな点も一部含みますが、本当の天才と思える人は別として、ほとんどの人は塾に行っていないと受からない、というのが現実だと思います。

また他にも要因はあると思います。ここ最近は医学部ブームの影響か、東大・京大を見ても合格者は医学部が一番多いくらいになっています。その結果、本来他学部であれば普通に合格できる人が、医学部を志望しているが故に受からないというのも、合格実績を上げていけない要因だと思います。

すべてを考慮して僕が個人的に最も強く思うのは、灘高生が持っている潜在能力は高いが、それを活かせている人がそれほど多いわけではないということです。これは統計のとりようがないと思いますが、灘高生の中でちゃんと塾に通い、受験のための勉強であったり、ちゃんと理解・吸収できる授業を受けて価値のある勉強であったりをしている人の合格実績はかなり高いはずです。逆に言えば、それだけ前述の燃え尽き症候群のような状況になってしまう人が多いとも言えるのかもしれませんけれど。

灘中合格者は学力の上位０．５％である。これは東大と同じ。
大阪の１２歳では３５０人にあたる。この内６２人が灘中に喰われた。
１５０人が東大寺・星光・西大和・甲陽・神戸女学院・四天王寺・洛南・洛星
・清風南海・高槻・ラサール・愛光・智弁和歌・国立３中学に喰われた。
さらに三年後１５歳で５０人が私立・国立に喰われる。ゆえに公立の取り分は
３５０－６２－１５０－５０＝８８となる。
文理科を導入してもこの８８人を１０校で分けるだけ。
備考：国立中学の取り分は３校合わせて５人（＋兵庫奈良から５人）
　　　東大寺中は４０人（＋奈良京都から３５人）

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私立受験層って限られた競争でしょう。
灘受験の競争に参加してるのは都市圏の塾等が充実していて
比較的裕福で親が教育熱心な家庭だけでしょう。
不況が続く今こういう家庭は少ないのではないでしょうか？

灘への競争はスポーツで言えば中学、小学校の全国大会です。
早熟でよく訓練された子供が参加してますが競争の絶対数が少ないです。
それに対して大学受験は高校の全国大会です。
水準も参加人数も全然桁が違います。
そして中学レベルの全国大会で活躍しても思い出程度にしかなりませんが
高校の全国大会で活躍すればその後の人生に大きな影響があります。
あくまで本番は高校レベルの全国大会です。

話は簡単で私立の中学高校受験に参加してない層にも優秀な人はたくさんいます。
世間に出れば分かりますが東大京大に行かない人にも優れた人はたくさんいます。

　高校受験で灘、ラサール高に落ち、他の私立高から現役で京都府立医大に合格した者です。私が思うに、どの進学校でも高１入学時の模試成績を３年間維持するのはそこそこ苦労すると思います。高校も学年が上がるにつれ、受験競争も苛酷になってきますし、高校入学後に超秀才者が日本のあちらこちらで台頭してきます。その結果、灘連合軍は中学時代ほどには楽勝とは行かなくなるようです。　高校入学当初は全員が可能だったとしても、その後３年間にわたり、模擬試験の東大現役合格圏内を支配勢力下に治め続けられる灘高生の割合は少しずつ減ってきます。モチベーション、士気の低下、灘連合軍の戦闘意欲喪失もありうるでしょう。他校生はゲリラ戦で対抗し、灘連合軍内部にも、酒を覚えタバコを覚え異性を覚えシンナーを覚え、さらにはいけない葉っぱに手を出す者はいないにしても、軍の規律を乱す者が若干名いるようです。その結果、日本国内での勢力圏図も高校の３年間で大幅に変わるといえます。私も高校時代は灘連合軍に連戦連敗し、大変な苦戦を強いられましたが、彼らが理３要塞、京医要塞を陥落せしめんとしている混乱に乗じて、何とか府立医要塞を攻略することができました。

魑魅魍魎の類か