ピアノって孤独じゃないですか？｜掲示板スレッド

らら　さんへ;
ひょっとして、ピアノ初心者のレヴェルで、大変な演奏困難を感じていらっしゃいますか？　


大譜表で、沢山の音符情報を瞬時に処理するのがどうにも苦痛この上なかったり、
両手・１０本指が、どうにも別々の動きをしてくれなかったり、
音の高い低いを認識しにくくて、しばしば先生に指摘されて悲しかったり...


等々、ピアノに向かないタイプの人々がピアノを何年も浚い続けるのは、
得られる音楽的快感に比べて、あまりにも苦痛の方が勝るものです。


皆さんが色んな言葉で書き込んでいらっしゃいますが、
ピアノっていう楽器は、それを演奏することで、三次元的な音楽の世界へ　”いともたやすく”　入って行けるところに最大の価値...
といいますか、喜びがあります。


勿論、”いともたやすく”と感じるまでに相当の熟達が必要なのですが、
その熟達期間に、何時までたっても救いが無く、非音楽的な苦痛が勝る様でしたら、
ぜひとも他の楽器・あるいは歌の修練を検討なさる事、私はお勧めします。
他の楽器で御苦労なさる方が、まだ音楽的な救いや。演奏の楽しみがあるのではないでしょうか。

ピアノは、孤独とは思った事はなかったのですが
ストイックな楽器だなあ、とは思っていました。
私自身も多少弾くのですが、我が子には弦をやらせたくて
子どもはピアノと弦と両方習っています。
始めてみたら、本人はピアノの方により惹かれていき
先生には「ピアノ頭みたいですよね」と言われました。
（そんなものがあるのか？ですが。ちなみに算数得意でした。）

自分は、他の楽器の経験がないので比較が難しいのですが
子どもに言わせると、ピアノは音が沢山ならせて
一人で多彩な演奏ができるのが面白いようです。
どちらかというとマイペースな性格で、
朗々と歌い上げる事より、和声や音楽の構造に興味があるタイプなので
余計そう思うのかもしれません。
一方で、ピアノで伴奏をしたり、弦で合奏したりは
人と一緒にやる楽しさがあるそうです。
でも、ピアノでその楽しみを得るには、それなりのレベルにならないと
難しいということがあるので、そこまでの過程がちょっと辛いですよね。
ピアノに限らず、楽器と性格の相性って、あるように思います。

>だからバイオリンやチェロを学ぶ方は、
あるレベルに達したらピアノも習うことになります。

ですよね？
最初からピアノは絶対！という風潮はないんじゃないでしょうか？
あちらでバイオリンを習っていた先生が、やはり音楽科の試験はかならずピアノがあるんだけれど、後からはじめる人が多いせいか全然に近いくらいヘタな人もいるとおっしゃっていました。

現地校でもピアノを習っている子なんてクラスで１人いるかいないかでした。ですが日本では女の子は9割以上がピアノを習わされていたし、バイオリンを習わされている子もうち以外はみなさんピアノと両方でした。

スレ主さんの投稿を拝見して、本格的に音楽の勉強をされている前提で話されているのではないだろうと思ったので、ピアノが合わないなら経由せずに他の楽器から始めてもいいんじゃないかと申し上げたかったのです。
みなさんの投稿を拝見していて、ピアノが心底好きな方は合奏を前提とした習い方などは思いもよらないようなのが面白かったです。
チルドレンズコーナーさんがおっしゃるように、楽器との相性ってあるんだろうと思いました。

私も3歳からやっていたので　ものごころついた時には楽譜を見ながら両手で弾けるようになっていました。だからどうやって弾けるようになったのかは　母親の持っていき方が上手かったとしかいいようがありません。性格的には確かにマイペースで自分の勉強をしているほうが好き。でも周りの人からは社交的だといわれます。ピアノやってて孤独だったことはありません。今の子供たちを見ていても携帯メール中毒になったりコンビニでたむろしているくらいだったら一人でピアノの練習でもしたらいいのに　と思います。練習中ってわりと心が平穏なんですよね。主人は「結婚するならピアノ弾く人がいい」と思い込んだんですって。昔見たキョンキョン主演のドラマの影響だそうです。彼はクラシックが趣味なのであれこれリクエストしてきます。つたない演奏ですが「生演奏付き日常生活だ。」と喜んでくれます。趣味の楽器としてはなんでもいいと思いますね。たまたまうちの親がピアノが好きだから子供に習わせたわけで。私から見ると　歌の人が一番楽しそうです。声のためには　長時間練習しないほうがいいらしいですもん。もちろん歌詞を覚えるのが大変なんですけど。

つらいならやめれば？

音大卒の知人が、精神障害になってしまいました。
お母様がピアノの先生だったため、
小さい頃から厳しいレッスンを受けていたそうです。
いろんな悩みを聞いたとき、いつも一人でピアノの練習をしてたから、
人と話すのが苦手で人間関係に不安がある、とも言っていました。
毎日ピアノばかり頑張って弾いているのって・・どうなんでしょう？
やっぱり、ピアノって、孤独なのかもしれませんね。


毎日のちょっとしたレッスン程度なら、
上手く弾けたときにお母様が拍手してあげることで、
孤独感のない練習が出来ると思います。
せっかく弾いているのにあまりにもノータッチだと、
それはそれで孤独かもしれませんね。

ピアノは６歳から、バイオリンは１２歳から習っていました。
今はメインはバイオリン、ピアノはサブです。
音楽そのものは大好きなので、バイオリンは毎日弾きます。
ピアノは３日に１回くらい。


私もピアノは自己完結しているところがいやだなと思っていた口で、
きっとピアノ向きではなかったんだろうなと思います。
多彩な和声をパズルのように組み合わせることに喜びを感じる人は
ピアノ向きでしょうね。


ピアノも伴奏することで他人と合わせることはできますが、
伴奏はあくまでウラ。目立たないようにしなければならないので
フラストレーションがたまります。
時々子供のバイオリンのピアノ伴奏をするのですが、つい自分が前に
出たくなってしまうんですよね～。
バイオリンソナタやピアノトリオなどは室内楽の位置付けですから
いわゆる伴奏よりは前に出られますが、おいしい旋律はバイオリンなどの
旋律楽器にもっていかれてしまうことが多いですし、楽器としての音量が
大きいから、他の楽器と合わせるときは音量は押さえ気味になります。


ピアノって便利な楽器ではありますよね。
調弦もその都度しなくていいし、ふたを開ければすぐ弾けるし。
子供に童謡を弾きながら一緒に歌うなんていうのも手軽にできますしね。

合奏かソロか、合唱か独唱か
自分の好きなように表現できるか、まわりに合わせるか
楽しいのはそれぞれですが
ソロは孤独なんじゃなくて、自分が主役なんです。
寂しいなんて思ったことないです。
楽しいだけじゃなく、うちに秘めた情熱を思いっきり爆発させる
心の中がかき回される、感情があふれて涙が出る
技術を磨けば、自分の思い通りにこんな体験ができるんです。
みんなで楽しく、という次元とは比べ物にならないですね～。