「下流の宴」　林真理子著　毎日新聞連載｜掲示板スレッド

本日は新聞休刊日で「下流の宴」読めず。トホホホ…
珠緒が翔ちゃんの言葉にどう反応するか。沖縄の珠緒の母の言葉も含蓄が深い。人生の真実をついています。
汗水垂らして儲けたお金を、ただ「生き方に感動した」程度で人は出しません。これは翔ちゃんの祖母のエゴの反映でもあるし。珠緒はなかなかしっかりした子として林真理子は描いています。こういう子は実にすがすがしい。
早く明日が来ないかなあ。＼(◎o◎)／！

小説に加奈が出て来ると退屈でいらいらします。と言うのは、こんなタイプの女の子が、私の周辺にうじゃうじゃと存在するから。夫の力に自分も相乗りして、なんて全く品格に欠けます。何が「上流」なのですか。

下司そのものの生き方ではありませんか。珠緒のように自分が実力をつけるべきです。珠緒こそ、品格に富んだ豊かな人間というべきです。

加奈みたいな子って今でもいるのかしら？鼻持ちなら無い女の子ですね。
「理想の結婚」へ少しでも有利なように、
偏差値落としても男性ウケする「お嬢様女子大」へ進学したって･･･
なんか時代が違う気が。
スーパーウーマンシンドロームの後、今どきの女の子たちは
また保守的になってきているという事なんでしょうか。
娘がいるので気になるところです。


やはり珠緒ちゃんは林さんの分身なんでしょうね。
最後、整形して綺麗に変身しちゃうのかなぁ？なんて予想してます。

なんだか早稲田に失礼な話でしたね。
確か、加奈の父は早稲田出身じゃなかったかしら？
派遣を選んだのもなんだか言い訳がましいし、結婚目的でお嬢様大に行ったのに、在学中に婚約決められなかった加奈も結局負け組ですね。
今の時代、よほどの相手でないと結婚退職はありえないと思うのですが。

ずっと前に、加奈の憧れ？「高級スーパーで私立小の制服を着た子供と買い物をする、上質のお洋服に手入れの行き届いたお肌のご婦人」というような描写がありましたね。
あれはオバサン目線そのもので（笑）20代前半の女性の目線ではありませんよね。
お母さんも「嫁入り前の娘は自分に投資。はいお洋服代」って、投資の意味がなんだか～（笑）
お婆ちゃん→お母さん→加奈・・・どんどん時代に逆行しているような。
ツッコミばかりでごめんなさい。

早稲田卒のワーキングマザー女史みたいなタイプが
加奈ちゃん系より私は正直苦手。
美人の派遣社員にみっともないところ見られて
一矢報いたくなったのは分かるけど
「あなたも結婚したらこうなるわよ。」には失笑させられました。
加奈ちゃんじゃなくても若い女性なら誰でも嫌な気分になるのでは。
「結婚してもぜったいああはなりたくない。」って思われるのは
仕方ないと思います。

今日の加奈ちゃんで確信しちゃった。
たまに「今（30～40才？）の脳で若い時に戻りたい」と言う人がいるけど、それ、この物語の加奈キャラそのものでは！
それとも、自分を見下げる東大卒女史の態度まで冷静に分析、ちゃんと取り繕える冷静さ・・・頭いいっていうようり水商売向き？


そんな達観した加奈にＡＴＭ青年・・・
私、結構、加奈編にハマってるかも。

＞ATM青年…

そう来ると思った！って感じのわかりやすい伏線でしたよね（笑）
彼がなんらかの形で翔や珠緒につながっていくのかな～
加奈はすべてが計算ずくでコワいです。