感動する本・泣ける本｜掲示板スレッド

「赤毛のアン」のシリーズを引っ張り出して来て読んでいたら泣いてしまいました。

２０年以上ぶりに読んだのですが、昔読んだ時と見方が全く変わっていて驚きました。

昔は「アン」目線で読んでいたのに、「マリラ」目線で読んでいる自分がいてビックリ！！

わかりますわかります！！
私も「マリラ」目線で赤毛のアン読んで泣きました。
シリーズももう一度読み通してみたのですが、昔読んだときの印象とは
すっかり違いますね。そして、５０年以上も前の話しなのに、
全然古さを感じさせませんよね。。


しばらくぶりにこのスレを見たら、たくさんの感動本が紹介されていて
いろいろ読んでみたくなりました。


私の最近のおすすめは、重松清さんの『僕たちのミシシッピーリバー』と
いう短編集の中の『ささのはさらさら』と『タカシ丸』というお話です。
私は通勤電車で読む事が多いので、特に『タカシ丸』は涙をこらえるのに
必死！！とても感動したので、家で小学生の子供に読み聞かせましたが、
涙が止まらなくなってしまいました（息子も涙）。
この『僕たちのミシシッピーリバー』というのは季節風シリーズの「夏」に
なるのだそうです。
ほかの季節も読んでみたいです（「冬」が出たらしいです）。

灰谷健次郎の名前が挙がっていたので。
マイナーですが、灰谷作品の中でかなり気に入っています。


「海の図」
「我利馬の船出」


中学生ぐらいからおすすめしたい本です。
大人にももちろんおすすめです。まだの方は是非。
電車の中で読むときはご注意を。

リリー・フランキーさんの『東京タワー』。
おそらく多くの方が読まれていることと思うけど、
息子を持つ方へ、また母を持つすべての方に読んでほしい・・。

「きつねのおきゃくさま」（あまんきみこ作）
子どもが幼稚園の時に出会った絵本で、先生が読み聞かせされたのを聞いて、親のほうが泣いてしまいました。

灰谷好きさん


お薦めの本はまだ読んでいなかったので早速探してみたいと思いました。


灰谷さんの作品で私が好きなのは「島物語」です。
うまく言葉にはできないけれど子供に伝えたいと漠然と考えていたことが　この本の中に綴られていました。

私がここに辿り着くきっかけになったのは「夢を叶えるゾウ」でした。
それまで本は嫌いで、読むのは矢沢あいさんの漫画くらい…今、思えばとても恥ずかしい母親でした。
こんなにのめり込める本もあるのか…と、非常に遅い本デビューでした。＾＾；

なにかもっと本が読みたいなぁ〜…と探していたらココへ辿り着く事が出来ました。
重松　清さんの「きみの友だち」を知る事が出来て、どうしてもお礼を言いたくなりました。本当にありがとうございましたm（ーー）m
最後、良かったです…泣きました。あの最後は実話ですか？？？

今、ここでメモしたおすすめ本を図書館で予約待ちしております。
乃南アサさんも予約中ですが大人気でなかなか借りられず、たまたま図書館の棚にあった「好きだけど嫌い」を借りました。小説ではなくエッセイ集でしたが、とても楽しめて良かったです！

その中に「うっ、勘違い」というエッセイがあるのですが、これは電車など決して外では読まない方が良いかと思われます。
少し頭の中を楽にしたい時等にサラッと読める本です。

これからもこちらにお邪魔して素敵な本に出会いたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い致しますm（ーー）m

「やさしいあくま」 なかむらみつる（３２６）絵・作
です。


作者のなかむらみつるさんは、
たいそうなおばあちゃん子で、
他にもおばあちゃんとの触れ合いを描いたエッセイも
幾つか出されていますが、
この「やさしいあくま」はちょっと長めの絵本です。


仲良くなった、おばあちゃんっ子の男の子が大好きなのに
一緒にいることで、その男の子の立場が悪くなるのを心配して
あえて悪者になることで、子供を人間の世界へと返す、
「あくまのぼうや」のお話しです。


まだ、娘が４歳だった当時、
お話しが長すぎるかな～と思いながら読んだのですが、
最後まで真剣な顔で聞いて、
今まで見たことも無いほど泣きじゃくりました。
私も泣けました。


７歳になった今も、「やさしいあくま」読もうか？
と寝しなの読み聞かせにと選ぼうとすると、
「泣くからいい」と絶対に手を伸ばしません。


よほど、心に強く残ったのだと思います。