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【800622】教えてください

投稿者: 1年生の文章題 難問   (ID:hmltNS6p8M.) 投稿日時:2007年 12月 29日 13:55

浜の小1最レに在籍する子の保護者です。小1〜3年生むけ「文章題難問」「図形」「数列」のハイレベル以上の問題集を探しています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんか?

今のところ、計算は出来ますが、文章題、思考力がテキストのほうにやや課題があります。

家庭では、奨学社の「ハイレベル」「最レベ」を2年生まで終わりました。

浜にて頂くテキスト(水色表紙)の思考力のほうを各ページ数枚ずつコピーし、繰り返し解かせ、私に出来るものは類題を作成して解かせてているのが現状です。

しかし私の頭では類題をつくるのは四苦八苦でなかなかはかどりません

類題を多数こなしていかないと定着が難しく、悩んでおります。どなたかご教示いただけますと幸いです。

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  1. 【802313】 投稿者: おせっかいですが  (ID:jCjD8ciVX8o) 投稿日時:2008年 01月 03日 22:33

    > 類題を多数こなしていかないと定着が難しく、悩んでおります。


    なぜ大人にとって算数が難しいのか、考えたことはありませんか。
    算数には『論理』以前のもっと素朴で、直感的に対象を把握する力が要求されます。それは大人が持っている「総合的な判断力」「経験」「論理能力」とは異質なもので、大人になってから系統的に訓練されることはほとんど不可能です。


    心理学で面白い実験があります。一般に課題を解決する際に人間はそれを細かい単位に分割して捉えるらしい。たとえばある課題を解決するためにはA,B,C,Dという基本的な課題を組み合わせなければならない、という具合に。これを仮に『単位分割』と名づけ、不特定多数の人に課題解決の実験を繰り返すと、初めのうちはこうした『単位分割』の手順をうまく組み立てた人がより早く課題を解決する傾向が見られるが、しばらく経って皆が『単位分割』の方法をマスターしてしまうと、今度はそれぞれの単位についての認識スピードが速いほうがうまく課題を解決するようになります。


    上記の事象は算数の難問解決の場合と一致すると思いませんか。
    易しい問題を与えたときにはその問題をうまく分割できる子どものほうが、出来るように思えます。しかし課題が一定の難度を超えると・・・。


    問題をよく読み、その問題をより基本的な単位に分割する作業に慣れている子ども(低学年より通塾し、ゴテゴテした難問を解く手順を教えられてきた子ども)は、問題が一定のレベルを超えるまでは、たちどころに課題の分割に成功し、それを1つ1つ解決して課題をぜんぶクリアすることに成功します。
    一方、認識能力や直観力は優れているがこうした分割作業に慣れていない子ども(低学年の頃は最小限の勉強で、工夫しながら色々な遊びを体験してきた子ども)は、初めのうちはすごくたどたどしい。分割能力が優れている子どもにはとても敵わないように思えます。ところが、この能力は努力と経験で得られるものらしく、しばらく努力すると誰でも身についてきます。したがって!「分割作業」をマスターしたとたんに、直観力が優れた子どもは他の子どもを追い抜いてゆくのです。


    というわけで、たいへん長かったですが。
    低学年の時期は「論理能力」や「課題を分割する能力」を身につけさせる時期ではなく、もっと素朴で、もっと根源的な認識能力、直観的に把握する力を身につけさせる時期であると思われます。
    そのためには1年生の時期から難問ドリルを数多くやらせるよりも、野外遊びや、音楽や、図形パズルやカードゲームなどの知的な遊具で遊ばせたほうがよっぽどいいと思うのです。


    もしどうしても問題をやらせるなら、複雑なゴテゴテした難問は避け、典型的で算数の核心を突いた短いエッセンス問題を一日一題いっしょに考えるほうが子どもの印象に残るでしょう。


    くりかえしますが、幼い頃からいわゆる「お勉強」に慣らされた子どもは、初めのうちは(課題の分割方法を習っているために)他の子どもよりもできるように見えますが、皆が課題分割の方法に慣れてくると、急速に「人並みに」なってしまうのです。

  2. 【802347】 投稿者: では  (ID:OuPWIOjRa0Y) 投稿日時:2008年 01月 03日 23:58

    算数オリンピックの上位者は幼少より
    お勉強をしていない子供ばかりなのでしょうか?
    私のしってる限り、小学校へ上がる前からお勉強している
    子が結構いますが・・・?
    そういう子はしていても、していなくてもセンスの問題なんですか?

  3. 【802369】 投稿者: おっせかいですが  (ID:jCjD8ciVX8o) 投稿日時:2008年 01月 04日 01:03

    浜の名講師だった朝倉先生もおっしゃっていますが、高学年でのトップクラスの多くの子どもは、勉強させられてきたのではなく、自ら進んでやってきたのです。


    「本人が望むことをそのときにやらせる」これができる子を伸ばす最善の方法です。(機会があれば、朝倉先生の本『秘伝 算数ができる子になる』の中の「こうすれば子どもがつぶれる」「トップクラスの子はどういう勉強をしてきたのか」等をご覧になってみてください)


    また最レを受講する必要のある子どもは

    1.基礎ができ上がっていて、することがない子。
    2.難解な問題になると血が騒ぐ子。
    3.宿題が多少できていなくても、平気で出席できるような心臓を持つ子。
    4.成績はよくなくても理解力が相当あり、なんでも吸収していくパワーのある子。

    のいずれかであること、そのような子たちの「起爆剤」として利用するべきであることを強調されています。


    (その子が望むなら別ですが)小さいうちに多大な課題を与えると、子どもを算数嫌いにしてしまう可能性があると思うのです。
    また小さい頃からの勉強は内容を吟味する必要があります。高学年(5年生ぐらい)になってから自分の頭で考えて解決していくべきタイプの問題の手順を教えてしまうことはかなりの弊害があると私は考えます。
    机上で勉強させるとしたら低学年の間は、整数・小数・分数の四則混合計算ができるようにしておくことぐらいで充分だと思います。

  4. 【802390】 投稿者: すごい。。  (ID:j4fcG1mzkGQ) 投稿日時:2008年 01月 04日 04:41

    理論的で判りやすい解説に感心しました。
    失礼ですが、おせっかい様は普通のお母様ですか?
    (数学教師の方か男性?と思ったのですが・・・)


    『単位分割』の方法をマスターする者が、いずれ単位についての認識スピードが速い者に負けるようになるという話に膝を打つ思いです。
    今まさに私が実感している事がそれだったもので。
    (方法はマスターしているけれどスピードの無い私が、ひらめき型で認識スピードのある息子に方法をマスターされる事により追い越されつつある所です。)
    息子はすでに低学年の時期を過ぎてしまい、難問に取り組む学年に入ってしまいましたが、低学年の間を完全に放置せず、知的な遊具での遊びなど、もう少し心配りすべきだったかも、と思わされました。 もう今は本人の伸び代に期待するだけです。


    スレ主様、横から申し訳ありませんでした。
    私はアドバイスできるほどの事を知りませんが、個人的には奨学社の最レ問題集が殆ど解ける状態なら、公開で90点以上は取れると思います。
    優秀そうなお子様ですね・・・・余力を色々な分野でも伸ばされ、更に開花される事をお祈りいたします。

  5. 【802460】 投稿者: 失敗したかも  (ID:SYhdTVtUUoE) 投稿日時:2008年 01月 04日 11:38

    もっと早くに、このようなご意見を聞きたかったですね。
    親の熱心さが、反って災いしたようで手遅れ感があるます(涙)
    大手塾に任せておけば安心だとばかり思っていましたが、
    あれは、大手塾の戦略だったのかなぁと・・・。


    ホームセンターで草花の苗をよく買いますが、安いと思って
    買った大きいのは、育ちがよくないですね。 小さくても
    しっかりした芽を持ち、青々とした葉っぱの苗の方が、
    春先になると、きれいな花を沢山つけてくれます。
    我が家の春は。。。??

  6. 【802681】 投稿者: いろいろ悩みます  (ID:Ql3WTNKLf1o) 投稿日時:2008年 01月 04日 21:16

    「低学年より通塾しゴテゴテした難問を解く手順を教えられた子供」とは大手塾に入れられた子供のことをさすのでしょうか?うちも四谷のリトルに入れようか迷っています。わりと基礎的で遊びのような内容なので、毒にも薬にもならないかなぁと思っていますが、やはり入れないほうがよいのでしょうか?共働きで下の子もいて時間がないので、ゆくゆくは塾へ頼らざるえない、ならば早いほうがいいのかなぁと思っているのですが。低学年からの塾通いには諸説あって難しいです。勉強は学校と塾、家はお手伝い、知育ゲーム、リラックスタイムというようにはうまくいかないですかね〜。

  7. 【802702】 投稿者: 横から  (ID:9Tj48Qpa5/.) 投稿日時:2008年 01月 04日 21:46

    「ゴテゴテした難問」というのは最レベ問題集に載っているような問題のことだと思います。
    書店で立ち読みしたことしかないので、どんな問題が載っていたか詳しく覚えていませんが、検索したら、小1算数にこんな問題が載っていると紹介しているサイトが見つかりました。

    「おかしを1はこ 4こずつ つめて いきました。すると、4はこめを ぜんぶ つめるには、1つたりませんでした。この おかしを 5つ たべると、のこりは なんこに なりますか。」

    問題文に書かれていることを読み取って、分解して(4×4=16、16−1=15、15−5=10の3つに分解するわけですね)、
    順を追って解いていく問題ですが、この種の問題を初見でいきなり解ける子もいるでしょうけれど、どちらかというと、同種の問題を数多く経験することによってすらすら解けるようになって行く、というような種類の問題だと思います。
    中学受験のためには、最終的にはそういう力をつける必要がありますが、低学年の段階でこの手の問題をすらすら解けるように訓練することが良いのかどうか、ということだと思います。
    むしろ、パズル的なものでひらめきや直観力を養うことが必要なのではないでしょうか。

    四谷のリトルスクールについて詳しくはわかりませんが、ひらめきや直観力を大切にするような内容であるならば毒にはならないのではないかと思います。

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