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ファイザーの新型コロナワクチン、大規模試験で90％の感染防ぐ
米製薬大手ファイザーは9日、開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンが感染を防ぐ有効性が90％以上に上ったとする暫定的な臨床試験の結果を公表した。安全性の深刻な懸念も見られないとし、今月中にも米食品医薬品局（FDA）に緊急使用許可を申請するとしている。日本政府は同社からこのワクチンを6千万人分供給を受けることで基本合意している。
　米国などで実施している最終段階の臨床試験の結果を中間評価した。FDAは、被験者の一定規模を接種完了から2カ月、経過観察するよう求めており、ファイザーは15～21日までに必要なデータがそろうとしている。

楽観できない。
どれだけのデータ蓄積があることやら。

株価に一番効いたけど。
日米株価は急騰して、新高値に。

医学部あるなしだけですよ。
医学部への国の助成も手厚いし。
医学部除いたら、慶應なんで悲惨も悲惨です。

>似たようなインフルエンザのワクチンも打とうが感染するじゃない。大した有意差もない。
>論理的に考えれば変異しているウイルスのワクチンを作るのは無理じゃないですか？

どのような論理か理解できませんが、ワクチンが成功するかどうかはやってみないとわかりません。インフルエンザウイルスよりも変異速度が半分のようですから、希望はあると思いますけど。ウイルスの構造にもよります。

天然痘ウイルスに対するワクチンは大成功で、レトロウイルス（変異し易いウイルスです）に対するワクチンは成功しませんでした。インフルエンザワクチンは、感染を止められなくても症状を軽くするなどの利点があると考えられるから続いているのです。

BCGワクチンのおかげで日本での重症化が抑えられているのであれば、BCGの最新改良版を全員受ければいいのに。
でも、それだと病院や製薬会社が潰れてしまうから、困りますか？

バイオテクノロジー企業の米モデルナは16日、新型コロナウイルスのワクチンが大規模な第３相臨床試験で94.5％の確率で効果を示したとの暫定分析結果を発表した。パンデミック（世界的大流行）を抑え込むのに役立つ強力なツールの開発を急ぐ科学者と製薬会社の取り組みが、実を結びつつある。

モデルナは３万人余りのボランティア被験者のデータを分析。同社の発表資料によると、ワクチンは事実上、症状を伴う全ての感染を防いだ。

米国立衛生研究所（ＮＩＨ）が指名する独立した組織のデータ安全性監視委員会（ＤＳＭＢ）によると、ワクチン接種を２回受けた被験者で感染したのは５人のみで、偽薬を接種されたグループでは90人だった。

ワクチンは重症化予防にも役立つもよう。モデルナの発表によると、ワクチンを接種した被験者に重症患者は出なかったが、偽薬グループは11人だった。ステファン・バンセル最高経営責任者（ＣＥＯ）はインタビューで、「重症化に関するデータに最も興奮している。状況を一変させると私は思う」と述べた。

モデルナもファイザーも暫定ながら有望な結果を受けて、今後の試験で安全性が確かめられれば米食品医薬品局（ＦＤＡ）に緊急使用許可（ＥＵＡ）を申請する見込みだ。発表資料によると、モデルナは数週間内に申請する可能性がある。

ファイザーの有効性90％の発表の時には、具体的な内訳が公表されていなかっため、メディアでも少し懐疑的な発言が見られたが、今回は具体的な内訳も発表されているので、信憑性が高い。
しかも極低温での保管の必要性がないため、地方の病院でも取り扱いが容易である。
ファイザーの発表時より遥かに期待が持てる結果だと思う。

実用化するか、だね。