実践女子、跡見、山脇、三輪田｜掲示板スレッド

三輪田は H17～H22 初めに、移転せず段階的に校舎を建て替えていったので、在学中に工事が重なることや、卒業後に新校舎に変わるのを嫌って志望から外したケースもあると思います。
校舎完成は、現在の高１入学直前で、その数年前から偏差値が上昇傾向でした。
大学合格実績は、その年度の入学偏差値をご参考になさってください。
その頃の各校偏差値一覧は、ご要望があれば載せます。

2013年4月 最新偏差値が出ていましたね。こちらも微妙に変化しています。

◆伝統校　～　それぞれの学校には歴史あり

Vol. 870 ： 2013/03/05

三輪田学園中学校

一期一会　三輪田学園　伝統校

創立者の三輪田眞佐子は京都出身で父親の影響で漢学者でした。その後、岩倉具視のご子息の家庭教師や明治天皇のお子さまの和歌の指導もされたそうです。その後、結婚され三輪田姓となり、四国・松山へ移ったが、やがて夫を亡くしてしまいます。その地で１８８０（明治１３年)に開いた明倫学舎が興りとなっています。その後、東京・神保町に移り、男女共学であった翠松学舎の女子部だけを旗本屋敷の跡地に独立させたのが１８８７（明治２０）年で２０１２年で創立１２５年を数える伝統校です▼松山つながりでしょうか、坂の上の雲などでも話題になった秋山好古の子女は、二人とも三輪田学園の出身ですし、校舎の前には高浜虚子のお住まいも一時期あったそうです▼１学年１６０名ほどの比較的こじんまりとしたその規模で高校受験もない中高一貫校は、毎年クラス替えを繰り返し、６年経った頃は知らぬものはいない間柄になります▼さあ！新しい仲間を迎え入れる準備は今年も始まっています。

◆伝統校　～　それぞれの学校には歴史あり

Vol. 872 ： 2013/03/14

跡見学園中学校

一期一会　跡見学園　自律と自立

創立の明治８年（１９７５年）の女子校といえば、官立のお茶の水女子、築地の女子学院、横浜のフェリス女学院ほどしかなかった時代だそうです。ちょっと古いかもしれませんが、大正時代の女学生を描いた漫画「はいからさんが通る」の主人公花村紅緒が通っていた設定になっている学校です。習字は跡見流という女性のそれとは思えないその筆跡は、男性の書の代筆をする役目がその由来となっています▼教育理念の一つに「自律し自立する女性の育成」があります。中学課程では、担任の先生からきめ細かな面談指導が繰り返し行われ、生徒一人ひとりが自分の学力をしっかりと把握してくれる先生と共に学んでいくことで、自律的な学習習慣を身につきます▼そして、高校課程では、中学時代に培われた基礎学力をベースがあるからこそ、自立的な学習によって学びを深めることができ、自分の進路に必要なコースを選ぶことができます。そのコースは、高校２年で３コース、高校３年で５コースと細分化され、跡見の生徒として巣立っていきます。

◆伝統校　～　それぞれの教育

Vol. 836 ： 2013/01/09

実践女子学園中学校

一期一会　実践女子学園　３プラス１の教育

下田歌子創立の教育を現代風にアレンジしたものが「３プラス１教育」です。まずは２５年後の私、つまり４０歳の私です。そのプランを練り実現へ向けての取り組みのきっかけをつくる実践女子学園での６年間となるわけです▼さまざまあるしかけのなかに「職業調べ」があります。これは、まず中１で自分調べをするとともに校祖調べをすることで、自分の今と重ね合わせてまた自己理解を深めたうえで、中２ではそれを発展させ、社会にはどのような職業があるのか、そのなかで自分はどのような貢献ができるのかを考えるわけです。家族や知り合いの職業調べをしたシートはクラス全員分を教室内に掲示することで、自分の知っている、見えている範囲だけではない職業の在り方を学ぶ機会にもなります▼また、それまでは保護者の職業など気にも留めなかった子が、家族の生き方や生きがいを見つめ直すきっかけになり、たとえばお父さんの職業を聞くことで、その存在を改めて考え、その距離がぐっと縮まる状況をつくっているそうです。
いまのところ、家族のなかで同じような状況に甘んじる父親の私としても、はなはだ個人的ですがわが子の思春期の関わり方について、とても期待が持てる話をいただきました。

◆伝統校　～　それぞれの教育

Vol. 845 ： 2013/01/20

山脇学園中学校

一期一会　山脇　今週の記録

その説明会を聞いた卒業生は、「なんだか違う学校のよう！」と驚きを隠せませんでした。赤短の山脇と呼ばれ、かつては三つ編が校則であった山脇。いまは、その髪型も自由になり、短大もなくなりました▼むかしはなかった山脇独自の「志を育てる総合学習」は、「自分を知る　他人を知る　社会を知る」そんな力を育てるため、人間的に成長を図るプロセスを６カ年一貫教育の中で体系化しています▼たとえば中１～２年では、自分自身を理解するとともに、自分を取り巻く社会を理解することをテーマに、さまざまな取り組みがあります。その中にある「今週の記録」は、１週間の家庭学習の取り組み状況と、ニュースや読書に関する感想を書き、またその週に特に関心を持った新聞記事を貼りつけて、コメントを書いて担任に提出します。その新聞記事をまとめたプリントを生徒に配布し、生徒が自分ひとりでは気づき得なかった社会の動きについて、他の生徒たちのコメントも参考にして社会理解を深めていきます。また、自分史作成、１５年後の私、進路に関する情報収集を通じて自己理解も深めるしかけも実にさまざまあります

跡見学園 のコラム中、部分訂正

創立の明治８年（１９７５年）の女子校　　→　〃　（１８７５年）　〃

各校のＨＰから抜粋しました。
中堅伝統女子高も頑張っているのではないでしょうか。
塾の偏差値では、実践女子が低いように見えますが、出口では一番良いように
見えます。

山脇も近年出口が良かったのですが、今年はイマイチでしたね。三輪田も変わらずと言ったところでしょうか。跡見も少し減少傾向でしょうか。

勿論、一概には言えないのでしょうが、実践女子の入学偏差値で早慶上智等にこんなに合格者
が出るのであれば、相当お得な感じを受けます（失礼な表現であればすいません）。

でも、この伝統女子高の偏差値でGMARCH以上進学してくれれば、良しとするのでしょう。



　　　　　　　　　　　　　実践女子　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　平成24年　　　平成25年　　　平成26年 　　　　
　
早慶上智理科ICU　　３０名　　　→　６０名　　→　７５名
GMARCH　　　　　　１４６名　　→　１６４名　→　１９１名


　　　　　　　　　　　　　　山脇学園

　　　　　　　　　平成24年　　　平成25年　　　平成26年
　
早慶上智理科ICU　　５３名　　　→　７２名　　→　　３４名
GMARCH　　　　　　１５５名　　　→２１１名　　→　１８２名


　　　　　　　　　　　　　　跡見学園　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　平成24年　　　　平成25年　　　平成26年 　　　　
　
早慶上智理科ICU　　６３名　　　→　７２名　　→　　５０名
GMARCH　　　　　　１８５名　　→　１５９名　　→　１２７名


　　　　　　　　　　　　　　三輪田学園　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　平成24年　　　　平成25年　　　平成26年 　　　　
　
早慶上智理科ICU　　１１名　　　→　２４名　　→　１１名
GMARCH　　　　　　５４名　　　→　７１名　　→　５４名