日本御三家｜掲示板スレッド

新しいものを創出するには、難しい問題の答えを、
初めて見る問題の答えを出せる力が必要ではないですか。

日本が技術立国であることをお忘れですか？


>> 高校受験で灘高入った人は中学受験の
>> 算数なんてできないんじゃないですか？

高校入試では、高校の授業について来れる力をしっかり
見ているでしょう。

＞”そのココロ”とはね，趣旨，言いたいこと，ですよ．

立地氏も認めたということですね、
自分も｢一緒(＝遺伝子レベルの優劣)｣のことを言ってしまったことを。
でも、言いたかったことは違う、と。本意は違う、と。
政治家が失言をした後の言い訳によく似ていて面白いですね。


さて、こんなエセ宗教家の戯言に付き合うのはこれまでにして、
ようやく社会氏と”社会さんへ”氏のまともな議論に戻りました。

でも、ここまで読ましてもらって、｢算数｣が社会に役に立つのか、
それとも｢社会｣の方が役に立つのか、という、結局、根っこは同じのように見えます。
｢反骨精神｣というのなら、社会に出たときに役に立つから、ではなくて、
その人の人間性を豊かにするとか、そんなものを評価できるくらいにしてもらえれば、と思います。

私は前にも書きましたが、多様な入試が、あるべき(?)姿だと思います。
でも、社会は、社会に有用な人間を求めてしまうのですね。

>> 前にも書いたことなんだけど，こちらの調査では，
>>↓１行目の方が，２行目より影響が大きいって結果なわけだ．

>>”違った”個性を持って生まれ，
>>”違った”環境の下で，
>>”違った”生き方をする．
>>その結果，能力に差が生じ，優と劣が現れる---，当たり前のこと．

確認させてもらいますが、

「”違った”個性を持って生まれる」ということは，
ある尺度においては「違った能力を持って生まれる」
ということでもあることは重々承知しているけど、
”違った”個性という書き方をしているだけ

立地さんが「違った」という評価しかしない段階から
「優劣」をつける段階にはいつ変わるのですか？


前に出した聴音の例ですが、赤ちゃんが生まれた瞬間に
いい耳を持っているかどうかなんて、その時点では
判断できません。音楽を始める段階（４歳くらい）になって
そのような能力の有無がわかります。この時点で本人が努力を
してその能力を磨いてきた訳ではないので、「いい耳を持って
生まれた」という評価をするのです。

中学受験はまだ幼い子らにとってかなりの勉強量を強いるものだけど、より辛抱強さが求められる社会の有無は大きい
たまたま好きでハマれば別だけど、辛抱強く記憶作業と問題なれを積み重ねる子に有利な科目なのは確か
算数理科の難問も演習や慣れである程度はカバーできるけど、一定ラインを超えると理解力の差で振り落とされる子が出てくる
関西の最上位クラスは努力家タイプより天然の子が生き残り易く、実際に二番手クラスの方がおとなしい優等生タイプが多く学校の成績もよかったりする
精神的にも子供っぽく国語は苦手で算理でカバーするような理系特化の子
こういう子らに関東で受験させたらどうだろう？
記憶作業を求められる社会が増えて算数理科の難問が減るのは、かなり不利になる
関西では二番手だった地道な努力家タイプが頭角を出し、一定数は逆転されて上位からはじかれることだろう
灘は明らかに天然ものを求めている学校だと思う

皆が数学・物理・工学を目指す場合は、数学的地頭が重要というのは一つの考え方として理解できますが、多数が医学部を目指す状況のもとではどうでしょう？医学部や文系などの場合、数学的地頭より、地道に暗記できる能力の方が大事だと思います。

それから
欧米では日本のような受験算数はありませんが、科学・工学の進歩はかなりの部分欧米で起こっています。
東大理系の教授が、「中学受験の算数なんて曲芸だ」と言っていた話もありましたよね。
受験算数は何かの役に立っているのか？
算数の過度な重視は、将棋の大会で優勝したら頭が良いから合格、というのと同じように感じます。

中学受験は(小学校もそうですが)みんながするものではないし、全国でいうなら1割前後の児童の体験なのでしょうから、難関校で難問出したり、科目に違いがあったり、
一人も出来ないようなものではないようだから、特段不思議はないと思います。
ルール上も、小学校指導要領課程にのっとったあくまでも発展形と?　。

フィギュアスケートや体操、あるいはピアノなどで小学生を選抜して教育チーム編成するのに似ているようなところがあるのかもしれません。

私立でも国立でも、学校ごとに狙いや教育指針や目的があるのでしょうから、学校でキチンと何年間か勉強してやっていけるという一つのハードルなのでしょう。
東大でも芸大でも出題は一般人からすれば大変難しいです。

小学生に難問を解かせる意味合いとして、
その後数学（算数）の知識が役立たない道に
進むとしても、難問を前に頭をひねるという
勉強の繰り返しが、脳に刺激を与え、脳の発達
を促していると考えます。

社会の知識が実生活で役立つこともわかりますが、
あまり役立たない知識も無意味に覚えないといけ
ないのが受験社会ですよね。