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投稿者: 「親切な物理」 (ID:HqOl8Yws8oM) 投稿日時:2010年 09月 20日 01:03
一貫生の高1男子(理系志望)です(中学時代は「英選」クラス中位といったところです。)。
大阪桐蔭は,高校では授業中心,問題集として「センサー物理」(問題集)を使用しています。
息子は,主観的には,物理は得意意識を持っているようです(点数は別として。笑)。
ただ,分野によっては,授業だけでは消化できず,そのそもから理解したい分野や,もう一歩突っ込んで理解したい分野が生じるようです。
いわば,「辞書として使える参考書」,できれば本質がシンプルかつビジュアルに解説してあるなら言うことはありません。
なにか,お薦めの参考書はないでしょうか?
父母の時代には「親切な物理」が白眉だったと思います(時代的制約もあり,ビジュアルではなく,じっくり読み込むという本でしたが。)。
お勧めの参考書と,その特色について,助言いただければ幸いです。
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【1856499】 投稿者: 物理勉強中の社会人 (ID:.fVz7GTywxE) 投稿日時:2010年 09月 20日 07:48
物理を履修する人が減ったせいか、本格派の参考書は、昔より少なくなったみたいです。
「理解しやすい物理ⅠⅡ」(文英堂)が、わかりやすさの点で優れています。初学者でもすいすい読めます。
「チャート式」は、演習本位で、理論の説明には力が入っていない感じです。
「物理教室」(河合塾)も、あっさりしすぎていて、説明がもの足りない感じです。
「親切な物理」は、逆に親切すぎて(文章、問が多い)、読み進むのに骨が折れます。
「よくわかる物理ⅠⅡ」(旺文社)は、とっくの昔に絶版になっていますが、著者が著名な東大教授(竹内均)であり、講義調の説明が格調高いです。
「新体系物理ⅠⅡ」(教学社)は問題集ですが、物理の原理原則を理解できる内容になっています。著者は、天王寺高校-近畿予備校で長年教鞭を取られた方、補訂者も北野高校の先生で、京大受験向きの内容になっていると思います。 -
【1856550】 投稿者: ん 受験用? (ID:y1XdNq6GTds) 投稿日時:2010年 09月 20日 09:18
このお話は受験用ですか?
まず、高校時代の物理の勉強について記述します。
私の経験から言わせてもらうなら物理の勉強をしたければ、ブルーバックスシリーズが良いでしょう。高校数学習得レベルで最近の物理の最先端を理解する事ができます。
「相対性理論」については10冊ぐらいでてました。当時、1冊では理解できなかったため、何冊も図書館から借りて理解を深めた記憶があります。
「量子力学」については当時、発刊されている図書も少なく、読んでも理解できなかった覚えがありますが、最近は研究も進んでおり、多分、レベルに応じた図書も多くなっているようです。また、研究も進んでいるため宇宙の誕生から、物質の構成など新しい話題が盛りだくさんの分野でしょう。
「時空間」関連についても、当時から多くの図書がありましたので、理解が進めやすいと思います。
最近は雑誌「ニュートン」も充実していますので、イラスト等にて理解を深める事が容易になっています。
物理関連方面に進学されるなら、高校時代には物理の基礎認識を深められる事をお勧めします。高校時代の「ニュートン力学」中心の勉強をしていると、「量子力学」等の先端物理学が理解ができずに困るとの話を良く聞きます。高校教科書に記載されている古典物理の学習はほどほどにするのが良いと思われます。
一方、大学受験勉強についてですが、
最近の図書は知りませんので、物理勉強中の社会人 さんが記載されている意見に従います。ただ、受験物理を解くためには、物理的思考法を身につける事が重要だと思います。場の状況を整理できれば、あとは数学力で解くだけです。国公立の難関大学を受験の視野に入れられるなら。思考実験などの力をつける事をお勧めします。私学をめざされるなら、高校教科書・参考書レベルの習熟で大丈夫だと思います。 -
【1856953】 投稿者: 「親切な物理」(スレ主) (ID:ClrkvMdeE/Y) 投稿日時:2010年 09月 20日 17:51
「物理勉強中の社会人」様
「ん 受験用?」様
どちら様も丁寧かつ興味深く有益なお話をありがとうございました。
どちらもプリントして子どもに読ませました。
雑誌「ニュートン」はときどき買って「目で追っている」ようですが,理解して読んでいるわけでは無いでしょうね(笑)。
理系志望ですが,研究者指向ではないようです。視野を広げつつ,基礎はじっくりと力をつけてくれればと願う次第です。 -
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【1857083】 投稿者: 「親切な物理」2 (ID:xc.EewjACN2) 投稿日時:2010年 09月 20日 20:30
自分は「親切な物理」を2周くらい読んだので、全てのパターンをほぼ覚えてしまいました。
今の学生には合わないでしょう。
今はもっとぺらぺらで読みやすい参考書ばかりです。
最初は、エッセンスがいいのでは? -
【2038167】 投稿者: 物理勉強中の社会人 (ID:gBVzsanI6p.) 投稿日時:2011年 02月 27日 08:28
1回目の投稿をしたときから、ある程度勉強が進み、本に対する見方も変わりましたので、訂正版を投稿させていただきます。なお、私は50歳台の文系(京大法卒)でして、子供の勉強につきあっているうちに興味が湧いてきて、勉強を始めた者であることをお断りしておきます。
「理解しやすい物理ⅠⅡ」(文英堂):わかりやすくかつビジュアルですが、内容は教科書程度で、練習問題も簡単すぎるようです。波や光などの理論が難しいところでは、この本でもやさしくはありません。
「物理を初めからていねいに」(東進スクール):わかりやすさナンバー1でしょう。ただし、基本的な内容しか扱かっておらず、練習問題もないので、ごく初級レベルの本だと思います。
「物理のエッセンス」(河合塾):入門レベルに位置付けられますが、内容的には深いと思います。説明文に対して練習問題が多めですが、答を読んで理解すれば、理論に対する理解が深まると思います。
「物理教室」(河合塾):教科書的な本文に、手頃な練習問題もなく、いきなり入試レベルの問題と解説を付け足したような内容で、中途半端な感じは否めません。
「新体系物理ⅠⅡ」(教学社):問題集。著者は、天王寺高校-近畿予備校で長年教鞭を取られた方、補訂者も北野高校の先生で、京大受験向きの内容になっていると思います。
「チャート式」:昔のものは、教科書的な説明の後に、大学入試レベルの問題がびっしり並んでいて、さぞ挫折した人が多かっただろうと想像します。今のものは問題が少なくなって、「理解しやすい物理ⅠⅡ」(文英堂)と同程度の内容でしょう。
「親切な物理」:最近、復刻版が出ています。ページ数が多すぎて、読み進むのに骨が折れます。
「よくわかる物理ⅠⅡ」(旺文社):絶版。著者が著名な東大教授(竹内均)であり、講義調の説明が格調高いです。学研から出ている「よくわかる物理」は全然別モノです。
「物理精義」(培風館):絶版中。復刻希望。昔は「チャート式」以上の定番だったそうです。 -
【2079454】 投稿者: スペシャルハミルトンケーリー (ID:7uPYZrXxp/A) 投稿日時:2011年 03月 31日 19:56
難問代の系統
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【2079782】 投稿者: 隊長特攻大作戦 (ID:Mm3FopG8b4U) 投稿日時:2011年 04月 01日 00:32
服部先生の本はいいですよね〜
私も持っています!!