一低住専(田園調布、成城)｜掲示板スレッド

成城に長年住んでおりますので様子を。

駅のまわりの商店街と一部のメイン道路ぞいを除き、第一種低層住宅地、建蔽率40％、容積率80％です。
また、成城憲章（住民協定）で最低面積を１２５平米と定められていますので、かろうじて緑豊かな住宅が維持されています。
また、成城の特徴は路地が広いところで、成城開拓時に路地まで幅６ｍとされ、今でも成城の中心部はこの広さが維持されています。
小さな子供の手を引いてて歩いても車が楽によけてくれる広さなので安心感はあります。

不動産はけっこう動いており、戸建は駅徒歩１０分以内二億以下だとあっという間に売れるような感じがします。
マンションの価格はちょっと異常に高騰していて、新築は平米１００万を超える物件が多いです。

成城では、昔から猪俣邸が一般公開されていました。敷地面積５００坪、建坪１００坪の日本家屋の名建築です。
最近、もう一軒、旧山田家住宅が一般公開されました。最近まで画家の方が実際に住まわれていた洋館です。
絢爛豪華ではありませんが実に趣味の良い洋館で、成城開拓時の姿をとどめています。


岡本は、良くも悪くも特殊な住宅地と思います。
成城からジョギングで岡本までときどき行きます。岡本三丁目に富士見坂という急坂があり、ここからの眺望は素晴らしいです。ただし階段が１４０段あって駆け上がるのも駆け降りるのも大変です。

土地が大きく品の良い住宅、低層の豪華な集合住宅が並んでいます。ジョギングは気持ちいいです。

しかし、住むとなると、不便、なんですよ。
鉄道駅は最寄りが二子玉川ですが、駅から歩けば急坂の上りを含めて３０分くらいかかります。
バス便はもちろんありますが岡本を通るバスは本数が多いわけではなく、バス便が多い多摩堤通までほ急坂を下って15分、と、車中心の暮らしにならざるを得ないでしょう。
しかも、二子玉川は休日の渋滞と駐車場難です。

不便だからこそすばらしい環境が保たれているとも言え、生活で何を優先するか、ですね。


みなさまが挙げていない住宅地を２か所ご紹介します。

首都圏で最高の住宅街のひとつは、横浜山手、でしょう。
港の見える丘公園から外人墓地の脇を通りフェリス脇から横浜共立に至る山手本通添いは、日本離れした豪邸の連なるエリアです。
ここはJRの石川町か地下鉄の元町中華街駅から歩いて上がれますしバスもあるので、岡本よりは多少便利です。
また、フェリス、横浜雙葉、横浜公立という名門女子高に囲まれたエリアでもあります。ことに横浜雙葉の立地はすばらしい。

このエリアは明治時代の貿易商などが屋敷を構えたところで、７つの洋館が現在でも一般公開されていて、豪商の当時の生活をしのぶことができます。


もう一か所は、大和郷です。
大和郷といわれてもピンとこない方もおられるかも知れません。六義園の北側西側、山手線との間あたりを中心とする、文京区本駒込になります。
最寄りの駅は駒込ですが、巣鴨からも歩けます。

比較的フラットで、六義園の緑を借景とし、１００～２００坪の豪邸が立ち並び、山手線内とは思えないたたずまいです。

2017年には、280坪くらいの土地に建てられた豪邸が46億で売りに出され、新聞紙上をにぎわしました。私もほしかったのですが、ちょっと資金不足でした（笑）

スレッドに大和郷が入ってない…と思ったら、上の方が書いてくれました（笑）
交通利便性、駅からの近さ、平らな道、
街の利便性（物価の安いものから高いものまで何でもそろう）
教育環境、病院（自転車で行ける範囲に東大他、大学多数、大学病院多数）
緑の豊かさ…そして、すごい豪邸ばかりですよ。
でも、あまり知名度が無いのが不思議です。

文京区は塊が少ないので、「目白などのピンポイント」に含んだつもりです。板橋や練馬にも高級住宅街はピンポイントならありますから。

楽しいスレをありがとうございます。

一点だけ。

目白について。

都内でも最高級の住宅街は、文京区目白台です。旧田中角栄邸がありました。有楽町線護国寺駅から近いです。

JR目白駅から学習院下にかけたエリアは、豊島区目白です。こちらも素晴らしい住宅街ですが。

この二つのエリアは近いですが隣接しておらず、間に雑司ヶ谷があります。

目白と目白台は異なるエリア、というの、あまり知られていないようです。

東五反田はいかがでしょう？
岡本三丁目も素敵ですが瀬田もいいですよね。駅に少し近くなりますし。
田園調布三丁目はお散歩するのに最高です。あと、八雲ですかね。

都心にも城南五山のように狭い範囲で一低が残ってるところもありますね。他方、世田谷は新興と言われつつも、広大な範囲でかなり連続して高級な街並みが続いているのが魅力です。だから、手が届きやすいとも言えますが。

このスレに触発され、いろいろな区の都市計画図など見ていて認識を改めたところがありますので。

まず、スレ主様が話題にしている一低住専　　第一種低層住宅専用地域は魅力的ですが、どこが第一種低層住宅専用地域なのか、一般にはあまり知られていませんし、ネットで検索しても「土地の登記簿を取り寄せる、または法務局で閲覧する」ことを推奨されたりしています。

土地の売買に際しては必要かと思いますが、今は、ほとんどの地方自治体は都市計画図などをネット上に公開しており、ここに用途の区分が掲載されています。
ご興味があれば、調べてみてください。

ただし、自治体により地図のフォーマットがまちまちで、少し習熟が必要かも知れません。

ここからが感想です。

スレ主さまが書かれたように、第一種低層エリアは、世田谷区では非常に広範囲に広がっています。
同様に、山手線外縁までは第一種低層エリアは広がっていますね。代表的には、上原、柿の木坂、中目黒など。

これは私はだいたい予想できたのですが、都心になるとずいぶんと違います。

私が例に挙げさせていただいた文京区目白台、そういえばマンションが増えたな、と思っていましたが、第一種低層、ではないんですね。
目白台の南側、獨協中高周辺の関口は第一種低層です。
また、私が文京区内でも良好だと思っていた小石川や大塚（ＪＲ大塚駅がある豊島区北大塚ではありません）も第一種低層ではなく、少しゴチャゴチャしているかなと思っていた小日向（茗荷谷駅の小石川の逆側）や白山が入っていました。

前に書かせていただいた大和郷は当然入りますが、非常に狭いエリアで、その中の戸建の個数は目の子で数えられるほどしかないのがわかります。

他の方が書き込んでくださった東五反田（池田山）は当然入っていますが、私が同等以上かと思っていた麻布十番などははいっていない。


というように、地図を追ってみて、ストリートビューと組み合わせてみると、楽しいですよ。


必ずしも第一種低層にこだわらなくても良好な住宅街はありそうですし、逆に第一種低層の中でも建蔽率や土地の分割制限その他の要因で雰囲気は様々になるように思います。

神奈川No.1の高級住宅街だね。
広さで言えば、逗子の披露山庭園住宅街。
ここもとてつもなくすごい。