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【993105】竹島問題

投稿者: 海外駐在員   (ID:SLru2sasI8c) 投稿日時:2008年 07月 30日 23:09

この件、子供も興味を持ち始めましたが、お恥ずかしい話私も良く分からない
ところがあります。分からないのは以下のポイント。
日本の考えは国際法ですでに領有権が認められている。それならば何故当事国以外の国
もしくは、国連等の中立国が裁定をくださないのか?
韓国が領有権主張の意味で、近海にて大規模な軍事訓練を行っている。
国際法に定められたなら何故日本は厳重に抗議もしくは国連等がこれこそ国際法
違反を指摘しないのか?
あまりこちらでの新聞も詳しく書いておらずネット上を見ても以上の点がよくわかり
ません。どなたかよろしく御願いします。

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  1. 【1062993】 投稿者: 思うに  (ID:7q9z8OJ36MI) 投稿日時:2008年 10月 20日 15:43

    きつねさんへ
    ご無沙汰していると思ったら、私の読解力をはるかに超える膨大なご返信どうもありがとうございます。少々凹んでいます。
    私の書き込みの「感情に訴える」というところ、二つの意味で書いていました。「感情に訴える」と「感情を利用する」
    訴えるの使い方間違えたみたいです。

    韓国は自国の感情のままに外交をした
    中国は自国民の感情を外交交渉で中国が有利になるように操作して外交する。

    〇韓国が「感情に訴えて」無謀な攻撃を仕掛けたこと、確かにこの方法は真似てはいけない。では別の方法があったのか?
    ないでしょ。
    結局中国の意のままでしょ。
    食の問題を見ていると日本も同じだわと思う。
    中国が与えたいものを貰い、中国がほしいものを取られる。

    〇中国は絶対に勝てるから、無理な条件を出しても、正当な外交をやっているように世界に向けてカモフラージュする余裕がある。国民感情を考えると、今は日本との関係を深める時期だとか時期でないとか言う口実にもできる。諸外国は表面上理屈が通っているように見えれば何も言わない。あの国はその国民感情を操作できるといううわさでしょ。(感情に訴えると表現したのは間違いでした。中国は国民感情を利用するです。)反対が多く輸入の可能性が薄いと思わせてから、国民感情を操作し、受け入れ可能と言われれば、嬉しくて大盤振る舞いしちゃいそう。どうして第三国への連帯責任まで!

    ドライだろうが、感情的だろうが日本は中国に外交で勝てない。
    中国は着々と教育に投資しているから、このままではいつか日本は資源も先進技術も持たない国になりかねない。資源もいつか底をつくが、技術はもっと不確かなもの。これも私の捻くれた極々庶民的な素人の意見です。
    私の書き込みは、専門家から見たら長いだけで意味不明なものでしょう。
    でもメラミンを牛乳に混ぜるような国民もあっという間に成長する。
    日本もそうだったでしょ。

  2. 【1062999】 投稿者: 思うに  (ID:7q9z8OJ36MI) 投稿日時:2008年 10月 20日 15:50

    きつねさん
    私は今じゃなく、50年先が心配なの。
    昨日今日の貿易黒字は嬉しいけど過去に開発した技術によってもたらされたものなの。それで安心?

  3. 【1065519】 投稿者: きつね  (ID:JE/nxvdzlHw) 投稿日時:2008年 10月 22日 14:31

    思うに さんへ
    >〇韓国が「感情に訴えて」無謀な攻撃を仕掛けたこと、
    >確かにこの方法は真似てはいけない。では別の方法があったのか?
    >ないでしょ。
     本当にそうでしょうか?
     その時の状況を良く理解しないで言うのはなんですが、
     いきなり殴りかかる様なマネをするよりマシな方法があったのでは?と思います。
     少なくとも、1億ドルもの損失を出さずに済むような譲歩案を持ちかけるとか。
     
     外交は「話し合い」からでしょう?
     
     
    >食の問題を見ていると日本も同じだわと思う。
    >中国が与えたいものを貰い、中国がほしいものを取られる。
     何をもってそうお考えなのかは分かりませんが、
     もしそうならば、これほど中国製品の問題が大きくなっていないのでは?
     
    (サンケイビジネスアイ 2008/04/09)
    ギョーザ事件以降、中国は検査を厳重に行うという名目で食品の対日輸出を制限している。
    ギョーザ事件の責任を認めようとしない中国による報復措置とも指摘されるが、
    ただでさえ 日本人の中国食品への不信が高まるなか、
    輸出制限によって日本人の中国食品離れはさらに加速している。
     
    「中国産野菜の輸入が減少 -農水省」(農業協同組合新聞)
    1月31日の中国産冷凍ギョーザに農薬が混入されていた事件を受けて、
    中国産の食品全般を敬遠する動きが明らかになった。
    6週間の総計では、前年度比で5割以上も減少。
    品目別に見ると、ニンジンは約6割の減少。
    06年度に比べると07年度の年間総計でも輸入量が半分ほどになっていたが、
    さらに減少傾向に拍車がかかっている。
    さらに、ここ3年間ほど年間輸入量に変化がなく安定していたタマネギも、
    4割半ほど輸入量が減少していた。
    http://www.jacom.or.jp/news/news08/nous101s08040808.html
     
     
    >ドライだろうが、感情的だろうが日本は中国に外交で勝てない。
     中国は、外交上手ですね。
     というより日本が、どうしようもなく下手なのかもしれませんが。
     
     独裁国家なので選挙への影響を考慮しなくて良い、とか
     議会の反対勢力がいないので行動が速い、
     などの利点があるせいとも思います。
     
     でも「日本は中国に外交で勝てない。」と
     断言するする事は出来ないのでは?
     
     もし中国が、日本を好きに出来るとしたら
     今頃日本は「中華人民共和国 大和族自治区」になっていたでしょうから。
     
     
    >中国は着々と教育に投資しているから、このままでは
    >いつか日本は資源も先進技術も持たない国になりかねない。
     中国は建国60年、しかも政治的混乱から
     30年近くもその歩みを止めてきました。
     
     それ故、先進国に追い付くために極々一部の有望株に
     全力を注ぐ政策を採って来ました。
     
     例えば、国民の健康増進よりも
     金メダルを取るために大金を注ぎ、
     月ロケットを打ち上げることが出来るのに
     電気も無い村々が存在するといったように。
     
     教育においても然り。
     
    「過去20年で小学校が半減、教育機会の格差が生む弊害」
    (中国情報 2006/08/21)
    【特別インタビュー】北京五輪前に占う 今までの中国とこれからの中国
    第12回 牧野文夫教授に聞く - 企業戦略には人材の長期雇用実現も必要
     
    持続的な経済発展を実現するため、日米欧に対抗しうる技術力の獲得を重要目標に掲げる中国。
    しかしその一方、厳しい財政状況を緩和するため、義務教育に対する予算が削減され、農村部の小学校の数は20年前の半分以下にまで減っている。
    基礎教育の崩壊は、次代の発展を担う人材の育成を根底から脅かしかねない。
     
    また、中国企業のほとんどは企業内教育を実践しておらず、
    日本企業のような現場からのボトムアップによる生産性向上が望めないことも大きな問題だ。
    今までは、海外企業から得た技術を応用するだけでも発展が可能だったが、
    独自の技術力を持たない発展の先には、「超えられない壁」が待ち受けている。
    http://sri.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0821&f=column_0821_001.shtml&mb=searchina
     
     山に例えると、日本と中国では裾野が違うのです。
     富士山のように裾野が広ければ、安定して上へ上へと積み上げることが出来ますが
     庭の築山の上にどれだけの物を積み上げる事が出来るでしょう。
     
     また中国に限らず、何処の国の技術力が進歩したとしても
     (個人的には、インド辺りが伸びて来るのでは と思っています。)
     日本も進歩し続ける限り、全く勝負にならないという事にはなりません。
     
     
    >私は今じゃなく、50年先が心配なの。
     「来年のことを言えば鬼が笑う」と言いますが
     50年先ともなれば笑い死にするのではないでしょうか?
     少なくとも私個人は、50年後には生きていないでしょう。
     
     思うに さんは、どうか知りませんが
     私には、そんな先の事を心配するほどの余裕はありません。
     
     まぁ、その頃 子供や孫が幸せでいてくれたら、とは思いますが。
     
     
    >昨日今日の貿易黒字は嬉しいけど
    >過去に開発した技術によってもたらされたものなの。それで安心?
     「今 と言う時は無かりけり、「ま」と言う時「い」の時は去る。」とか
     たった今この瞬間でも あっ という間に過去となってしまうわけですが
     前に進み続けている内は、心配しませんよ。
     
     もっとも 中国の技術が、日本に追いつく以前に
     韓国は、中国に追い抜かれるでしょうから
     韓国の人たちが心配する気持ちは分からないでもないですが。
     
    「中国の技術が韓国を追撃」(中央日報 )
    産業競争力は価格・生産・品質・納期など産業化能力を総合したものであり、技術競争力は設計・公正・新製品開発など技術能力を比較している。
    通信装備の産業競争力は昨年「大差がない」という調査結果が出され、2010年には中国が韓国を6カ月ほど上回ると予想された。
    昨年3.5年だったディスプレー分野の技術競争力格差は2010年には1.7-2年になると見込んだ。
    家電製品のうち清掃機の産業競争力格差は昨年の1.5年から2010年には1年に、洗濯機も2.5年から1.5年に縮まるという。
    http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=73229&servcode=300§code=300

  4. 【1066487】 投稿者: 思うに  (ID:7q9z8OJ36MI) 投稿日時:2008年 10月 23日 10:24

    きつねさんは楽観的。
    良いですね、楽観的に今しか見ないひとって幸せそう。
    羨ましいです。
    今日の酒が飲めれば、明日のめしの心配はしない!かな。
    日本が鎖国をしていた時代から、今で何年目?
    今の日本を作るのにいったい何年かかった?
    そしていまは中国が建国してから何年目?
    あと何年で、中国は日本を追い越す可能性がある?
    5~60年でそういう時が来るかもしれない。
    しかも一党独裁が続くなら、中国は目標に向かって真っ直ぐ進める。
    日本はと言うと選挙のたびに、政府の方針が変わり、蛇行運転しながら進む。
    どっちが速く目的地に着く?
    しかも4000年の間に貯えた財と知をもってる。
    日本が買わない食品・・・中国は国内で消費欲が高まっているから困らない。
    中国が売ってくれない食品・・・日本はどこかから調達しなければいけない。
    外交は話し合い・・・外交カードが多いほうが勝ち。
    日本は怒らせないように話し合い・・・中国は勝手に怒りたいときに怒りだす。
    日本が中国の食料を40パーセント支えている国だったら、中国も今とは違った態度で来ただろうなあ。
    食の安全の事では、世界から叩かれる中国。
    世界同時に起こったメラミン事件と日本だけで起きた餃子事件・・・
    日本にとってどちらも大きな問題だけど中国にとっては別の次元の問題と捉えているような・・・
    問題を先延ばししても、公害問題、環境問題、ごみ問題、年金問題、財政赤字・・・みんな結局いつかは向き合うはめになる。もっと先も見なきゃ!
    各家庭に少し税金を還付してもらって「ラッキーと今を喜ぶ」ような国民だから、今我慢して50年後の大きな「利」を子孫に残そうと言う政治ができないのかも・・・
    中国の教育格差・・・
    中国が日本と同じような教育レベルを目指す必要はない。
    一部の高レベルの頭脳が編み出したものを効率よく国内で低賃金で生産すれば良いのだから、教育も計画的にするだろう。
    中国の工場労働者は、働きながら技術を学び、自分で工場を立ち上げちゃうって聞きました。元々人に使われて満足する民族ではなさそう。
    日本の現地企業から社内教育のノウハウも学びつつあることでしょう。
    インドは教育格差が凄いですが、世界の勝ち組に入っているのではないですか?
    >>中国が与えたいものを貰い、中国がほしいものを取られる。
    > 何をもってそうお考えなのかは分かりませんが、
    > もしそうならば、これほど中国製品の問題が大きくなっていないのでは?
    との事ですが、中国でも大きな問題になっているのですか?
    あなたの資料では日本の消費者が中国産を買い控えていることがわかるだけで、
    日本に買ってもらえなくて中国が困っているとは書いてませんね。
    「日本向けは注文(農薬使用回数や規格)が多く作るのに手間がかかる。今は国内でも需要があるから、国内向けの野菜を作っている」と元日本向け専用に生産していたと言う中国の農家の人がインタビューに答えていましたよ。中国産の信用がなくなって困っているのは中間で稼いでいる商社だけじゃないの?

  5. 【1066513】 投稿者: 思うに  (ID:7q9z8OJ36MI) 投稿日時:2008年 10月 23日 10:42

    >日本も進歩し続ける限り、全く勝負にならないという事にはなりません。
    そのためにもう少し危機感を持ったほうが良くないですか。
    そこそこ幸せな今が当たり前で、これからも続くと思っている人が多すぎ。それからアジアのほかの国々を見下しているような書き込みもネット上ではよく見かけます。竹島の事もそうだけど・・・私は50年後の為に今どうすべきかって考えたい。

  6. 【1094891】 投稿者: きつね  (ID:U//OpYVBKH2) 投稿日時:2008年 11月 18日 14:10

    思うに さんへ
    いつもレスが遅くなってすいません。
    もう一ヶ月近くも経ってしまいました。
     
    >きつねさんは楽観的。
    >良いですね、楽観的に今しか見ないひとって幸せそう。
    >羨ましいです。
     私は、日本や日本を取り巻く環境を楽観視などしていないつもりですよ。
     
     憂うべきは憂い、明るい展望はそれと認めているに過ぎません。
     月に向かってむやみに吠えたてる犬のように、
     無思慮に不安の影に怯えるような事はしないだけです。
     
     
    >日本が鎖国をしていた時代から、今で何年目?
    >今の日本を作るのにいったい何年かかった?
    >そしていまは中国が建国してから何年目?
    >あと何年で、中国は日本を追い越す可能性がある?
    >5~60年でそういう時が来るかもしれない。
     「可能性」で語るなら およそどんな事でも言えますが、
     どちらかというと私は50年後に「今の形で継続した中国がある」とは考えていません。
     
     思うに さんは、日本の開国と中国の建国を
     それぞれスタートラインとしていらっしゃいますが、
     前回言及した教育水準においても両者には大きな違いがあります。
     
     日本人は、開国当初から既に西洋の多彩な文化技術を受け入れる素地が整っていました。
     
    「寺子屋」(Wikipedia)
    明治維新期の1872年に学制が敷かれると、寺子屋は次第に消滅して行った。
    しかし、寺子屋によって実務的な教育が庶民の間に定着しており、明治初期における日本の識字率は世界最高水準にあった。
    明治期の日本が急速に近代化を達成できた背景として、寺子屋が庶民に高い教育環境を与えていた事も大きいと言えるだろう。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%AD%90%E5%B1%8B
     
     一方中国人は、建国当初 多数が文字を読み書き出来ませんでした。
     現在、識字率は90%程度だそうですが、識字率以上に問題なのは
     標準語である「普通語」を話せない人が多い事。
     一説には4割もの中国人が標準語を理解できないとか。
     中国には「十里不同音」という言葉があり、
     「十里離れればもうそこでは違う別の言葉を使っている」
     と言われてきたほどです。
     
     以前、北京が「大いなる田舎」と呼ばれて経済発展が遅れていた頃
     経済が盛んな上海でビジネスをする為に「上海語」を学ぶ北京人が増えている。
     というニュースを見て不思議に感じた覚えがありますが、
     中国は、紙幣にさえ5つの異なる言語の文字が使われている国です。
     
     同じ中国の中でも互いの言葉が通じなければ
     国の発展にとって大きな障害となるのでは?
     
     
    >しかも一党独裁が続くなら、中国は目標に向かって真っ直ぐ進める。
    >日本はと言うと選挙のたびに、政府の方針が変わり、蛇行運転しながら進む。
    >どっちが速く目的地に着く?
     日本国の目指す「目的地」とは何でしょうか?
     私は、多くの国民が幸せに暮らせる社会を作る事と考えています。
     もちろん 経済や環境の分野で世界に貢献する事なども重要でしょうが
     国民主権国家である以上 国民の生活向上を最優先するのは当然でしょう。
     
     では、中華人民共和国の目指す「目的地」とは?
     私は、共産党支配の維持と強化ではないかと考えています。
     なぜなら中国とは、共産党が支配する独裁国家の事であり、
     中国=共産党であり、共産党が支配しない国は中国ではないから。
     
     事実、中国では共産党支配の堅持が総てに優先されています。
     一例を挙げると、人民解放軍は、名前とは裏腹に共産党を護る為の軍隊です。
     だから天安門事件の時のように、党の命令一つで
     人民を撃ち殺し、戦車で轢き殺して弾圧します。
     国民の生命よりも共産党支配の安定が優先されるわけです。
     
     両国が、それぞれ違う目的地を目指しているのに、
     単純に比べる事など出来ませんよね。
     
     私は、中国の目的も一党独裁政治も真っ平と思っています。
     
     
    >しかも4000年の間に貯えた財と知をもってる。
     中国に4000年前の歴史は、あります。
     しかし4000年間続く歴史は、ありません。
     
     中国の歴代王朝は、前王朝の文化 業績を否定する事により自己の正当性を主張して来ました。
     共産党は、文化大革命の際 過去総ての歴史を否定し文物を破壊する事に精力を注ぎました。
     
     強いて言うなら、過去の王朝と同じように
     冷酷に強権を振るわなくては中国全土を支配出来ない事を知っているのが「知」
     惜しげもなく使い捨てている人民が「財」かも知れませんね。
     
     
    >日本が買わない食品・・・中国は国内で消費欲が高まっているから困らない。
     日本が買わない有毒な食品は、中国人だって買いませんよ。
     むしろ中国人の方が、中国産の実態を知っている分 敏感です。
     
    「中国人民は食の安全と環境を懸念」(中国環境情報)
    「中国人の5人に4人は食品の安全性について不安を抱いていながらも、現実には5人に2人は安全とはいえない食品を摂取している」――最近のある調査でこのような実態が明らかにされた。食料の生産基盤である土壌や水が重度に汚染され、その生産物の安全性は当然に損われてきている。この場合の主な汚染源は化学肥料と農薬である。
    「地方で売られているブタ肉が致死性の高病原性ウイルスに汚染されていた」――1月下旬、このような噂が北京市民の間で、電話によって広まった。危険な食品から身を守る自衛手段として、善意から友から友へと広まったのである。こうして市民が買い控えたので、ブタ肉業者の売り上げは3分の1に激減してしまった。市当局はこれを風評として鎮静化を図ったが、市民の懸念を拭い去ることはできなかった。
    もっとも、北京にあって、こうしたことはこれが初めてではない。数か月前には「カビ米」騒動がもち上がっていた。「市のマーケットで売られていた米が、人体に有毒なレベルまで汚染されている」ということで、市民はパニック状態になった。
    国家環境保護総局(SEPA)の副局長潘岳(パン・イエ)によれば、国土の約1000万ヘクタールが重金属をはじめとする有害物質で汚染されている。また地方には推定1億5000万トンの廃棄物が野積みされていて、住民や野生生物、そして環境にリスクを及ぼしている。
    1月15日に発表された調査結果は食品の安全性と環境への、人々の懸念を反映するもので、回答者の86%は「環境汚染は、私たちの生活に大きな影響を及ぼしている」と認識しており、また39%は「ますます環境が悪化して、自分のみならず、家族にも大きな影響を及ぼしている」と認識している。
    http://www.worldwatch-japan.org/CHINAWATCH/chinawatch2007-2.html
     
     
    >中国が売ってくれない食品・・・日本はどこかから調達しなければいけない。
     はい、不安な中国産を避ける消費者の動向を反映して
     現在 仕入先の変更が進められているようですね。
     
     ちなみに2007年の中国からの食品輸入は、
     日本の食品輸入の15.3%を占めていたそうです。
    「中国からの食料品輸入の動向」
    http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0298.html
     
     いいですか?15.3%ですよ、それもの輸入分60%の内の。
     対して、日本はカロリーベースで25%の食料を無駄に捨てているそうです。
     つまり、今捨てている分を減らすだけで、中国から輸入しなくとも余りが出ます。
     
     
    >外交は話し合い・・・外交カードが多いほうが勝ち。
     思うに さんは「中国の方が外交カードを多く持っている。」と言いたいのでしょうか?
     
     どうも、思うに さんのおっしゃる事には根拠のはっきりしないものが多く
     文意を理解するのに苦しむ場合が 間々あります。
     
     以前にも少し触れましたが、
     私は、「靖国」「教科書問題」等の「歴史認識」を外交カードに使うこと自体、
     中国の手持ちカードの少なさを物語っていると考えます。
     まともに切れるカードが無いからこそ、事ある毎にそんな古証文を持ち出しているのではないでしょうか。
     
     この件については、日本も中国が他の国に示す態度を少しは見習えば?と思っています。
     
    (共同通信) 2002/03/17
    中国の江沢民・共産党総書記(国家主席)が2月末にベトナムを訪問、ノン・ドク・マイン共産党書記長ら指導部と会談した際、1979年の中越戦争などについて、ベトナムの高校歴史教科書や党史の書物への「友好的な記述」を求めていたことが分かった。
    ハノイの外交筋が17日までに明らかにした。
    共産党一党支配体制を堅持しつつ市場経済化を進める両国が、グローバル化が進む世界の中で、歴史的経緯から引きずっている「わだかまり」に区切りをつけ、両国民の意識の面でも連携強化を図る中国側の狙いがあるとみられる。
    しかし、中越戦争に関しては「加害者としての負い目」もあるためか、日本の対中戦争について「歴史を鑑(かがみ)」とするよう再三求める強硬姿勢とは好対照を見せている。
    ベトナム外相が江沢民に「中越戦争の謝罪」を要請したが、「もっと未来志向にならなくてはならない」と謝罪を拒否した。
     
    「中印官員翻舊仗舌戰」 (明報)
    中国とインドの官吏が最近めったに見ることがなかった「口げんか」を始めた。
    インドの国防部長慕克吉は日曜日(4日)にボンベイのある国防シンポジュームで講演し、中国の1962年のインドへの「侵略」を例にし、インドが今どうして積極的に軍備を行っているのかという理由とした。
    これに対して出席していた駐ボンベイ総領事の宋徳亨は、慕克吉にその場で発言を取り消すように反駁した。・・・
    (中略)
    インド側が、「中国の「侵略」が契機となり我が国は軍備に対して目覚めたが、まだ足りない。隣国と比べて国防費にまだまだ大きな開きがある。」と発言し、講演終了直後に中国領事が立ち上がり、次のように反駁した。
    中国はインドを侵略したことはない!
    閣下は国防部長として、そのときの背景と状況をよく知るべきである。
    中国がインドを侵略したということは事実に反するし、その責任を負わない。
    特に40年余り後に中国とインドの関係が改善されている今日に中国「侵略」などと時節に合わず、閣下には「侵略」などという言葉を使わないでいただきたい。
    「中南海ノ黄昏」
    http://ihasa.seesaa.net/article/6722846.html
     
     日本に対しては、盛んに「侵略」に対する「謝罪」を求める中国ですが、
     ベトナムやインドに対しては、「謝罪」を拒否し「侵略」したことすら否定していますね。
     
     結局「歴史カード」などという代物は、
     相手がそれを認めて初めて効果のある絡め手に過ぎないという事。
     相手が関係の無い問題に「歴史カード」を出して来たら
     「それはそれ、これはこれ」と突っぱねれば、済んでしまう問題です。
     
     
    >日本は怒らせないように話し合い・・・中国は勝手に怒りたいときに怒りだす。
     これは、外交スタイルの問題ではないでしょうか?
     
     相手を怒らせないように冷静に理路整然と話を進めるのは堅実な外交方針です。
     (それとも思うに さんは、日本はもっと過激な外交をすべきだとお考えでしょうか?)
     
     一方 中国だって「怒りたいときに怒りだす」わけではありません。
     怒った振りをすれば効果があると計算した時に怒って見せるだけです。
     (「怒りたいときに怒りだす」のは感情外交の韓国ぐらいでは。)
     
     2005年日本が、国連の常任理事国になろうとした際
     中国政府は、学生や若者を使って官製デモを仕掛けました。
     「中国人民は、小日本が過去を反省しないまま
     国連で重要なポストに就こうとするのを怒っているぞ」というワケです。
     
     このデモの様子は、海外にも大々的に報道されました。
     これを訪問先のインドで見た温家宝総理は、記者の質問に答えて
     「日本は深く反省すべき」と、デモをあおる発言をしました。
     
    「温総理が対日デモに言及「日本当局は深く反省を」(人民網日本語版)2005/4/13
    温家宝国務院総理は、南アジア4カ国訪問を終えるにあたって、宿泊先のホテルでインド主要メディアとインド駐在の外国人記者と会見し、質問に答えた。
    中日関係の核心問題は、日本が歴史に正しく対応しなければならないという問題だ。前世紀に日本が起こした当時の侵略戦争は、中国だけでなく、アジアに、世界人民にも深刻な災いをもたらした。最近、中国を含む日本の一部隣国で、日本が国連安保理の常任理事国入りを求めていることに対するデモが民間から自発的に起きている。アジア人民のこうした強い反響は日本当局の深い反省を引き起こすべきである。
    http://j.peopledaily.com[削除しました]/2005/04/13/jp20050413_49217.html
     
     しかし 国際社会は、「愛国無罪」を叫びながら日本料理店や商店を破壊し、
     在留邦人を襲う暴徒が警官と馴れ合う様子を見て眉をひそめます。
     さらに過熱したデモが条約で保護対象になっている領事館を破壊するいたり、
     みすみすその暴挙を許した中国政府にも国際社会から非難が集まりました。
     
     すると一転 中国政府は、デモの首謀者を拘束し、デモを完全に鎮圧します。
     新幹線に反対したため当局によって閉鎖されていた「愛国者同盟網」は、
     このデモの寸前に突然再開を許され、デモの鎮圧開始と同時に再び閉鎖されました。
     
     このように中国にとって「怒り」は道具です。(「人民」も ね)
     もし、怒りたい時に怒っていたら国際社会での信用はさらに無くなり、
     "面子"と"国益"を失うだけ、という事は承知しているでしょう。
     
     
    >日本が中国の食料を40パーセント支えている国だったら、中国も今とは違った態度で来ただろうなあ。
     日本の農業生産力で中国13億人の消費する食料の40%をまかなうというのは、
     非現実的な仮定で全く意味がありません。
     
     最も どこか一国に食糧の40%を依存するような事態になれば
     それは もはや安全保障の問題でしょう。
     その国は容易に相手を飢えさせる事が出来るのですから。
     
     
    >食の安全の事では、世界から叩かれる中国。
    >世界同時に起こったメラミン事件と日本だけで起きた餃子事件・・・
    >日本にとってどちらも大きな問題だけど中国にとっては別の次元の問題と捉えているような・・・
    >問題を先延ばししても、公害問題、環境問題、ごみ問題、年金問題、財政赤字・・・
    >みんな結局いつかは向き合うはめになる。もっと先も見なきゃ!
     思うに さんの書き込みの意図する所が理解できません。
     
     >公害問題、環境問題、ごみ問題、年金問題、財政赤字
     総て日本の国内問題ですよね?
     なぜこの文脈で出てくるのでしょうか?
     
     「メラミン事件と日本だけで起きた餃子事件」を
     中国が「別の次元の問題と捉えている」捉えている事と
     日本の内政問題とどうかかわりがあるのか?
     全く意味不明です。
     
     
    >各家庭に少し税金を還付してもらって「ラッキーと今を喜ぶ」ような国民だから、
     今回の生活支援定額交付金に関する世論調査で、
     「欲しい」と言っている人は2~3割にすぎませんが・・・
     
     
    >中国の教育格差・・・
    >中国が日本と同じような教育レベルを目指す必要はない。
    >一部の高レベルの頭脳が編み出したものを効率よく国内で低賃金で生産すれば良いのだから、教育も計画的にするだろう。
     中国は「一国の中に欧州とアフリカがある国」と呼ばれるほど格差のある国です。
     しかもその格差は、構造的に固定されたもの。
     
     都市部の戸籍を持つ者は、医療、教育等の優れた社会サービスを受けられ
     ビジネスチャンスを生かせます。
     一方、地方の農村に戸籍を持つ者は、貧困から学校に通えない場合が多く
     通えたとしても程度の低い教育しか受けられません。
     都市部に働きに出ても 都市の戸籍を持っていないので
     一切の社会サービスを受けることが出来ず、
     小さな屋台すら自分で経営することは認められません。
     
     私は、思うに さんのように ごく一部の恵まれた地位の者が、
     大多数の貧しい者を半永久的に搾取する社会を肯定する気はありません。
     
     
    >中国の工場労働者は、働きながら技術を学び、
    >自分で工場を立ち上げちゃうって聞きました。
     専門知識の素地が無い者が、見よう見まねで作れるのは、
     所詮は劣悪なコピー製品です。
     (もちろん特許の問題もあります。)
     
     そのように目先の利益だけを求める工場で 欠陥製品が作られ、
     中国製品の信頼を損ねるだけでなく、
     劣悪な生産設備から排出される公害が
     中国の国土を汚染するのが問題化しています。
     
     
    >日本の現地企業から社内教育のノウハウも学びつつあることでしょう。
     私は前回
     >また、中国企業のほとんどは企業内教育を実践しておらず、
     >日本企業のような現場からのボトムアップによる
     >生産性向上が望めないことも大きな問題だ。
     という見解があることを示しました。
     
     事実、中国の大多数の会社では「労働者を育てる」という考えはありません。
     というか中国全体が「労働者を育てる」経済構造にはないのです。
     
     以前、韓国も安い労働力を売りに経済発展しました。
     しかし やがて国が豊かになり労働者の生活レベルも上がるにつれ
     賃金も上がり「労働力が安い」というメリットが無くなりました。
     
     一方中国では、いつまでも労働力が安いままです。
     それは、地方に安い賃金で働く貧しい労働者がいくらでもおり
     企業は人を育てず使い捨てて、また安く使える人を連れて来ているからです。
     
     中国経済は「低賃金労働者」と「資源」を大量に
     (そして非効率に)消費しなければ成り立たないのです。
     
     
    >インドは教育格差が凄いですが、世界の勝ち組に入っているのではないですか?
     インドは民主主義国家ですよ、
     人間を使い捨てる中国とは違います。
     
     
    >>>中国が与えたいものを貰い、中国がほしいものを取られる。
    >> 何をもってそうお考えなのかは分かりませんが、
    >> もしそうならば、これほど中国製品の問題が大きくなっていないのでは?
    >との事ですが、中国でも大きな問題になっているのですか?
    >あなたの資料では日本の消費者が中国産を買い控えていることがわかるだけで、
    >日本に買ってもらえなくて中国が困っているとは書いてませんね。
     
     >ギョーザ事件以降、中国は検査を厳重に行うという名目で食品の対日輸出を制限している。
     >ギョーザ事件の責任を認めようとしない中国による報復措置とも指摘される
     中国が「報復措置」を取ったのは、ギョーザ事件で日本に譲歩させる為の
     圧力と考えるのが妥当ですよね?
     もしギョーザ事件によって中国製品の問題が大きくなり
     輸出が減少したことで困っていなければ、
     中国はギョーザ事件解決の為に「報復措置」など仕掛けて来ないでは?
     中国がアクションを起こしたのは、中国側にそれなりの動機があるから
     と見るのが普通でしょう。
     
     以上は4月のニュースですが、
     先月行われた麻生首相と温家宝首相の会談では
     ギョーザ中毒事件やメラミン混入問題について
     「きちんとした対応をしてほしい」と要請した麻生首相に
     温首相は「中国として責任を負う」と約束しました。
     (首脳会談の議題になるのは「大きな問題」ですよね。)
     
    「日中首脳、ドル基軸維持で一致 温首相「食の安全、責任負う」」(中日新聞)2008/10/25
    中国訪問中の麻生太郎首相は24日、北京の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席、温家宝首相と個別に会談した。
    首相は、中国製ギョーザ中毒事件やメラミン混入問題を踏まえて「中国の食べ物の安全性への不信が日本国民にはある。きちんとした対応をしてほしい」と安全対策の徹底を要請。温首相は「中国として責任を負う」と応じた。
    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102590024318.html
     
     今年2月には、国家品質監督検査検疫総局の副局長や
     「天洋食品」の工場長などが、関与さえ否定し、
     中国外務省や公安省も「全責任は日本側にある」と
     高圧的態度で事件をうやむやにしようとしていたのが
     5月には「日中双方で捜査及び協力を一層強化していく」と態度を軟化させ
     終には 温家宝首相みずから日本の首相に中国側の非を認め
     「責任を負う」と約束せねばならなくなったのは
     そこまで譲歩せずにはいられない程、中国が困っているからでしょう。
     
    中国での殺虫剤混入に否定的…ギョーザ事件で中国副局長(読売新聞)2/13
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080213-OYT1T00502.htm
     
    「我々こそ最大の被害者」天洋食品工場長が疑惑を再否定(読売新聞)2/15
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080215-OYT1T00550.htm
      
    ギョーザ中毒事件、中国外務省が警察庁見解に「不快感」(読売新聞)2/21
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080221-OYT1T00526.htm
     
    殺虫剤混入「中国での可能性極めて小さい」…公安省会見(読売新聞)2/28
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080228-OYT1T00253.htm
     
    ギョーザ事件で捜査協力、人権問題で「対話」明記…日中合意(読売新聞)5/8
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080508-OYT1T00341.htm
     
     
    >「日本向けは注文(農薬使用回数や規格)が多く作るのに手間がかかる。
    >今は国内でも需要があるから、国内向けの野菜を作っている」と
    >元日本向け専用に生産していたと言う中国の農家の人がインタビューに答えていましたよ。
    >中国産の信用がなくなって困っているのは中間で稼いでいる商社だけじゃないの?
     その農家は、国内へ売ることが出来て困らなかったかもしれませんが、
     常識で考えても「中国産の信用がなくなって困る」のは中国自身です。
     
     安全性についての疑惑は、既に食品や加工品だけでなく
     工業製品も含む中国製品全体に広がっています。
     
     中国は「世界の工場」として急速に工業化を進めてきました。
     中国製品に対する不安が広がり、輸出が減り、対中投資が減れば
     多くの会社が倒産します。
     
     今年上半期にはすでに約8万社の企業が倒産して、3000万人以上が職を失ったそうです。
     このままの流れでいくと6000~7000万人が失業に追い込まれまれるという予想もあります。
     その上、今まで農村部からの出稼ぎ労働者が毎年800万人のペースで増加していましたが、
     今後、吸収できなくなれば、社会不安が一気に広まっていきます。
     
    「「中国経済にも陰り」…い“カニ”!?」【外信コラム】千変上海 2008/11/11
    最近になって外資系大手金融機関の低成長予想が相次いでいる。例えば4日に出されたクレディ・スイスの調査リポートによると、2009年の成長率は7・2%。“普通の国”ならばこの程度でも十分すぎるのだが、急速な都市化で毎年2400万人レベルの労働者が新たな職を求める中国では9%から10%の成長が必要とされる。
    さらに米ニューヨーク大のヌリエル・ルービニ教授も7%以下を予想して「中国経済のハードランディングもありうる」と、警告している。教授によれば、中国経済は輸出と固定資本投資が国内総生産(GDP)の8割を占めており、経済成長は輸出主導でしか維持できない。輸出が落ち込めば悲惨な結果になるというわけだ。
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/194496/
     
    「中国 都市部でも暴動頻発 失業や社会不安…当局への不満増大」 (産経新聞)2008/11/10
    中国南部の広東省深セン市では7日、約2000人の民衆が警察庁舎に押しかけて警察車両に火を放つなどの暴動が起きた。最近の景気低迷で失業者が急増したこともあり、腐敗した地方政府や横暴な警察に対する民衆の不満はさらに増大。農村部を中心に起きていた暴動は今年になってから、都市部でも頻発する様相を呈している。社会不安への発展を恐れる当局は、失業対策を手厚くするなどして火消しに躍起となっているが、先行きは不透明な情勢だ。
    中国政府の統計によると、中国では昨年、農村部を中心に土地収用問題をめぐる暴動が約9万件発生したが、都市部は比較的に静かだった。しかし、失業者の急増や株価の低迷などの影響が都市部住民の生活を直撃したことで、当局への不満を爆発させる形の暴動や警察襲撃事件が都市部でも起きるようになった。
    広東省の東莞市では10月中旬、工場の閉鎖により失業した労働者1000人以上が未払い給料を求めて、抗議デモを起こし、それが暴動にまで発展した。
    広東省や上海などの都市部周辺には、製造業を中心に約2億人の出稼ぎ労働者が集まっているが、輸出不振と景気低迷で今年上半期だけで、その1割に当たる2000万人が失業した。若年失業者が一気に都市部で増えることを警戒した当局は、「職業紹介所」を各地に新設するとともに、未払い給料や帰郷の交通費を立て替えるなど失業対策を実施しているが、失業者急増のペースに追い付いていないのが実態のようだ。
    深セン市の暴動を現場で取材した香港の男性記者によると、死者は地方からの出稼ぎ労働者。警察庁舎で暴れた人たちの多くは死者と面識はないが、死者と同じく最近失業した地方からの出稼ぎの若者が多かったという。同記者は「政府に対する不満が鬱積している。理由などはいらない。きっかけさえあればいつでも暴動は起きる状態だ」と話している。
    http://sankei.jp.msn.com/world/china/081110/chn0811102235004-n2.htm
     
     ですから 過去には信用を回復する為に 国家食品薬品監督管理局長さえ生け贄にしました。
     
    「基準外の医薬品許可で収賄の鄭篠萸前局長に対し、5月に宣告された死刑を執行」
    米国を始めとする各国で汚染製品の輸入禁止処分に会い、中国経済に大きな打撃
    ニュース速報 | 2007年7月10日 北京発・AP通信 | 訳:米流時評・ysbee
    10日火曜、中国は、広汎な範囲にわたって問題となっている汚染された中国製品に関して、汚染渦の責任者の代表的人物となった国家食品薬品監督管理局の前局長に対し、死刑を執行したと発表した。鄭篠萸前局長の処刑は、同局の揚ジンアン広報官の記者会見で発表されたが、この会見は中国の食品と医薬品に対する監督管理態勢の進歩を強調する目的で行われた模様である。
    米流時評
    http://beiryu2.exblog.jp/5772264
     
     日本に対して「言論統制しろ」と要求もしました。
     
    「中国食品安全 日本人の懸念は「メディアが原因」」(産経新聞)2008/3/13
    中国国家品質監督検査検疫総局のトップ、李長江局長は13日、記者会見し、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などで日本国民が中国の食品の安全性にを懸念していることについて、「主に一部メディアが客観的で公正に事実を報道しないからだ」と述べ、日本のメディアが原因との見解を表明した。
    http://sankei.jp.msn.com/world/china/080313/chn0803131841003-n1.htm
     
     先ごろ行われたアジア欧州会議で、普段「巨象が歩くと地響きがする」と
     揶揄されるほど威圧的に振舞う中国が、参加各国に対して
     一生懸命 中国製品の安全性を説明して回っていたのは、
     各国で行われた中国製品の輸入制限措置によほど困ったからでしょう。
     
     
    >>日本も進歩し続ける限り、全く勝負にならないという事にはなりません。
    >そのためにもう少し危機感を持ったほうが良くないですか。
    >そこそこ幸せな今が当たり前で、これからも続くと思っている人が多すぎ。
     私もそう思います。
     日本が今のような先進国になれたのは
     先人の努力によるもので、決して運や偶然でなったのではありません。
     
     日本は、民主主義国家なのですから 主権者である国民が
     国の進路を熟考し、選挙権を賢明に行使しなければいけないと考えています。
     
     投票に行かなかったり、ましてや日本に何の責務も持たない
     在日外国人に選挙権を与えるなど もっての外の事です。
     
     
    >それからアジアのほかの国々を見下しているような書き込みも
    >ネット上ではよく見かけます。
     なぜ突然ネットマナーの話になるのか良く分かりませんが、
     
     ネットでは、匿名の気安さか 実社会では決してしないだろう
     過激な発言を行う者も存在します。
     ですが、それは日本に限った事ではありません。
     
    「嘲笑される日本」【外信コラム】北京春秋 2008/11/17
    「恥を知らない野良犬(韓国人)と東洋の犬(日本)は咬み合えばいい」
    中国のネットに、こんな書き込みがあった。産経新聞が、韓国資本による土地購入などの問題を指摘している対馬のことだ。
    弊紙の「対馬が危ない!!」の記事を引用する形で日韓双方の動きを伝えているが、その記事に対する書き込みで、日韓双方を皮肉っている。
    「私は日本人は好きではない。しかし最悪なのは棒子(韓国人)だ。過去、日本軍は中国を侵略したが棒子は恥を知らない」。反日よりも韓国嫌いがやや多いように見受けられる。これは、端午の節句や漢方薬など中国の伝統や文化を、韓国側が「自分たちの歴史だ」と主張してきた-との印象が、中国人の間には強いからだ。
    「鬼子(日本人)と棒子は戦え」「棒子は獣」「2匹の米国の犬が戦い始めた。おもしろい」などの書き込みから見えてくるのは「反日、嫌韓」だ。
    http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081117/trd0811170303002-n1.htm
     
    「善意の書き込み運動」を、嫌韓ムード一掃に期待―中国 (レコードチャイナ)
    韓国ではネット掲示板の悪質な書き込みを苦に自殺する芸能人が後を絶たず、大きな社会問題となっている。これに心を痛めた韓国・中央大学の閔丙哲教授は昨年、この「善意の書き込み運動」を思いついた。
    閔教授は、「中韓両国のネットユーザーはこれまで、互いに多くの誹謗中傷を行ってきた。これからは互いに褒めあい、励ましあう書き込みをしていこう」と広く呼び掛けていく予定だ。
    http://www.recordchina.co.jp/group/g25528.html
     
     思うに さんが、具体的にどのような書き込みを
     「見下している」と感じられたのか分かりませんが、
     私も感情的と感じる書き込みを見た事はあります。
     
     ただしそれらの大部分は、中国 韓国 北朝鮮に対する物で
     それ以外のアジアの国に対する物を見た事は、ほとんどありません。
     
     どこの国にも感情的になって暴言を吐く者は少なからずいるものですが
     特に中国 韓国 北朝鮮の3国は、中華思想や民族主義が濃厚な国ですから
     一般人が、互いに感情的に言い合うのも仕方のない事なのでしょう。
     
     
    >竹島の事もそうだけど・・・
    >私は50年後の為に今どうすべきかって考えたい。
     竹島の話題からずいぶん離れていましたが、
     ぜひ、思うに さんの具体的な考えをお聞きしたいです。
     

  7. 【1095041】 投稿者: 思うに  (ID:.5mDg/ZoeTM) 投稿日時:2008年 11月 18日 16:58

    >いつもレスが遅くなってすいません。
      びっくり致しました。そして何の話だったか忘れていました。そして随分知ったかぶりなことも書いたのだと気付きました。専門家と言えそうなきつねさんに対抗できるほどの根拠はありません。専業主婦ですから(ずるいですか?)



     
    >私は、日本や日本を取り巻く環境を楽観視などしていないつもりですよ。
      私もです。




    >無思慮に不安の影に怯えるような事はしないだけです。
      私は無思慮の部類かな。




    >どちらかというと私は50年後に「今の形で継続した中国がある」とは考えていません。
      私もです。




    >以前、北京が「大いなる田舎」と呼ばれて経済発展が遅れていた頃経済が盛んな上海でビジネスをする為に「上海語」を学ぶ北京人が増えている。 というニュースを見て不思議に感じた覚えがありますが、・・・・国の中でも互いの言葉が通じなければ 国の発展にとって大きな障害となるのでは?
      私はこの事を聞いてやはり中国は脅威だと感じます。上海語を学ぶ北京人のバイタリティー、華僑の国、向学心の国、何が利益に必要かを嗅ぎ取ればそれに向かって努力を惜しまない国民性。6~10年かけても英語を実用に生かせない教育をしていた国とは大違い。

     
     
    >日本国の目指す「目的地」とは何でしょうか?
    >私は、多くの国民が幸せに暮らせる社会を作る事と考えています。
      そのとおり。そのために常に国内を平和で安全に保ち、諸外国から対等な独立国家と見られる努力をすること。



    >では、中華人民共和国の目指す「目的地」とは? 私は、共産党支配の維持と強化ではないかと考えています。
      よその国の内政に興味はありませんか、多分おっしゃるとおりでしょう。



    >両国が、それぞれ違う目的地を目指しているのに、単純に比べる事など出来ませんよね。
      同じ方向に行こうとしていなくても経済力や軍事力では比較できます。



    >惜しげもなく使い捨てている人民が「財」かも知れませんね。
      4000年の歴史の中で培ってきた外交交渉力が一番中国の財産だと思います。継続した王朝でなくても、今の中国国民はその歴史の遍歴の中で学び、生き残ってきた人たちです。政治家も13億の中から出てくるには相当実力がないと無理でしょう。ただ頭の良い北京大学卒とか家柄のよいだけではなれないと推測します。日本の政治家や役人ににそれだけの人材が多数いるでしょうか。だから脅威だと思います




    >日本が買わない有毒な食品は、中国人だって買いませんよ。むしろ中国人の方が、中国産の実態を知っている分 敏感です。
      知っています。安全な農作物もストップしようと思えばあちらはストップできると言いたかっただけです。




    >つまり、今捨てている分を減らすだけで、中国から輸入しなくとも余りが出ます。
      それは良い事を聞きました。家庭内で努力します。



    >どうも、思うに さんのおっしゃる事には根拠のはっきりしないものが多く
     文意を理解するのに苦しむ場合が 間々あります。
      すいません。ど素人です。でも国民は概ねこのレベルです。ここで勉強させていただいてます。インドと中国の話勉強になりました。




    >「それはそれ、これはこれ」と突っぱねれば、済んでしまう問題です。
      じゃあなぜ日本は突っぱねない?それは日本が中国と喧嘩できないから?と考えるのは自然ではないでしょうか?




    >一方 中国だって「怒りたいときに怒りだす」わけではありません。
      そうですよ中国は全然いつも感情的じゃありません。いつもそうして見せたほうが有利で良い時に国民を使って反日感情をぶちまけるのです。そしてその運動を口実に日本に相対したり、その運動を抑えて歩み寄るのです。外交の手法です。怒りたい時っていったのは怒りたい気分のときじゃなくそうしたほうが得策とあちらが読んだ時ってことです。それにたいしてどのようにこちらが交渉しようとあちらが心に決めた結論があるので関係ないってことです。韓国のように感情に感情で対応しようが、おっしゃるように賢く外交交渉しようが、少しの飴はもらえても決定的な優位に立った交渉などできないように思います。だからって感情的に交渉しろとは思いません。がアメリカと中国が関係を強化させそうですが、今までより日本は言いたい事が両国に対して言えなくなると思います。




    > 国際社会は、「愛国無罪」を叫びながら日本料理店や商店を破壊し、 在留邦人を襲う暴徒が警官と馴れ合う様子を見て眉をひそめます。 さらに過熱したデモが条約で保護対象になっている領事館を破壊するいたり、 みすみすその暴挙を許した中国政府にも国際社会から非難が集まりました。
      ヨーロッパの国は日本と中国の問題を他人事黄色人種国家同士の出来事と見ます自国と中国との関係において使えると思えば持ち出すでしょうが、普段はただの傍観者です。中国との関係が良い時は、知らん顔します。




    > 日本の農業生産力で中国13億人の消費する食料の40%をまかなうというのは、非現実的な仮定で全く意味がありません。
      ただの例えばの話です。ありえない希望です。できるなら国土を取り替えたいなあの冗談のレベルです。突っ込まないで下さい。



    >その国は容易に相手を飢えさせる事が出来るのですから。
      かつてアメリカが、今中国が日本に仕掛けていることですけど・・・



    >思うに さんの書き込みの意図する所が理解できません。
      皆危機感なさ過ぎ呑気すぎって、月に向かってほえています。




    >なぜこの文脈で出てくるのでしょうか?
      先延ばししている問題は国内にも国外にもあるから・・・ごちゃ混ぜにはらがたったのです。どんどん片付けにかかれって思うからです。




    >全く意味不明です。
      私もです。ちょっと熱くなってたみたいです。あのころ餃子問題に対する日本の中国への対応に「手緩い」って不満だったからなあ。国内でもあれもこれも『手緩い』ってね。それに中国もメラミンはヨーロッパがかかわるから、速業者を捕まえて動きが早そうだったからかなあ。でもアレっきりもう日常茶飯事って感じで熱も冷めました。どこの国のお菓子でも中国の原料を使われちゃあおしまいです。メラミンなんてほんの少しでも食べたくないです。





    >「欲しい」と言っている人は2~3割にすぎませんが・・・
      うそ~私はラッキー組みですよ家族分合わせると一ヶ月の食費の半分に相当しますから。




    >私は、思うに さんのように ごく一部の恵まれた地位の者が、大多数の貧しい者を半永久的に搾取する社会を肯定する気はありません。
      わたしは中国人じゃないので、あの国が国民をどのレベルまで教育しようが関係ないです。日本があのような社会になるのは困ります。日本が取り入れるといえば反対します。なのであの国の教育を肯定したつもりはないですよ。誤解です。 あの国の内政がどうであろうとそれはあの国の問題です。内政干渉しません。現状がいやなら中国人がみずから変える努力をすべきです。私が気にするのは一部の高度な技術者と大多数の安価な熟練した労働者のいる国はその国内で品質のよい安いものを作りうるということです。中国はまだそこまで行っていません。が日本より可能性はあると思います。それはあの国が今はまだ格差のある低賃金で雇用できる国だからです。





    >専門知識の素地が無い者が、見よう見まねで作れるのは、 所詮は劣悪なコピー製品です。
      日本の技術者から学び独立する工場もあるように聞いています。伝統工芸の着物の帯もお手ごろ価格帯のものは中国に依存していると聞いています。粗悪品も多い中、確実に良いものも増えつつあるそうです。技術は確実に向上しています。

  8. 【1095073】 投稿者: 思うに  (ID:.5mDg/ZoeTM) 投稿日時:2008年 11月 18日 17:28

    >インドは民主主義国家ですよ、 人間を使い捨てる中国とは違います。
      だからとっくにインドは脅威でしょ。昔シリコンバレー辺りでとっくに・・・日本人技術者頑張れ~! このあいだインドの首相?と中国の主席仲よさそうでしたね。麻生さん存在感あったのかしら?



      最近国内での混入事件多くないですか?今まであったのに報道してなかったとかどこかの国が日本で農薬を入れたに違いないと主張するためにテロしているとかいろいろ言う人いるよね。
      日本にとって重要なのは中国の国内がどうなっているかじゃなくその結果国力を挙げてくるかどうかでしょ。いろいろ中国内の事情が書いてあるけどあまり興味ないなあ。
     

     
     
    >なぜ突然ネットマナーの話になるのか良く分かりませんが、
      本当に唐突ですね。
      中国や韓国を見下すような意識でいてはいけないといいたかったのです。マナー論ではありません。根拠なく見下している方がいますが、現実を直視すれば見下す気にもなれません。それこそ「いつの時代の国家からの洗脳をいつまで引きずっているんだ~」と言いたいです。




    >ぜひ、思うに さんの具体的な考えをお聞きしたいです。
    信ずる根拠を世界に指し示して日本の領土だと主張し続ければいいと思います。

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