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【993105】竹島問題

投稿者: 海外駐在員   (ID:SLru2sasI8c) 投稿日時:2008年 07月 30日 23:09

この件、子供も興味を持ち始めましたが、お恥ずかしい話私も良く分からない
ところがあります。分からないのは以下のポイント。
日本の考えは国際法ですでに領有権が認められている。それならば何故当事国以外の国
もしくは、国連等の中立国が裁定をくださないのか?
韓国が領有権主張の意味で、近海にて大規模な軍事訓練を行っている。
国際法に定められたなら何故日本は厳重に抗議もしくは国連等がこれこそ国際法
違反を指摘しないのか?
あまりこちらでの新聞も詳しく書いておらずネット上を見ても以上の点がよくわかり
ません。どなたかよろしく御願いします。

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  1. 【1051935】 投稿者: きつね  (ID:uygW5nWHKr2) 投稿日時:2008年 10月 09日 13:56

    海外駐在員さんへ
    こちらのスレッドには初めて書き込みをさせていただきます。
     
    >小学生の子供 の視線としての竹島問題をどう捉えたらよいかということで、
    >質問させてもらいましたが、
     海外駐在員 さんのお子さんは、既に深い理解を得ているようですね。
     いずれ「校内模擬国連」の様子や「奇想天外な提案」について
     お聞かせ願えれば幸いです。
     
     ただ、「議論になった場合の想定した問答」は、
     討論の場では無駄になるのでは?と危惧しております。
     
     というのは、お子さんが
     「彼らは韓国領土を信じきっているので冷静なんだ」
     と言っているように
     韓国人にとっては「独島(竹島)は韓国領」というのが疑いようも無い事実になっていて
     それについていくら根拠(史料、条約等)を示して説明しても議論にならないのが、
     エンジョイコリア等の日韓掲示板では当たり前の状況になっているからです。
     
     もちろん自説の穴を見付ける為にも模擬討論は有用ですが、
     たぶん「これこれこういう訳で竹島は日本の領土である。」
     と充分時間をかけて説明しても、韓国の子達は その主張に対して具体的な反論もせず
     (独島が韓国領であることは明らかなのに何で反論する必要がある)
     「独島は韓国領だ!!」と感情的に言い切るのではないかと考えます。
     
     
    >何より日本人として真珠湾、第二次世界大戦はつらいといっておりました。
     米国からの視点では、真珠湾は卑怯な日本の象徴とされているようですが
     そもそもなぜ弱小な日本が、強大な米国と戦争を始めなければ
     ならなかったのかを学ばせては如何でしょう。
     
    今次戦争について云えば、真珠湾攻撃の直前に、
    アメリカ国務省が日本に送ったものと同じ通牒(ハル・ノート)を受け取った場合、
    モナコ公国、ルクセンブルグ大公国のような国でさえも、
    アメリカに対して武器をもって立ち上がっただろう。
    (東京裁判判決意見書 ラダ・ビノード・パール判事)
     
    「交渉の余地無し!! ── 『ハル・ノート』に見るアメリカの「戦争責任」」
    http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/html/history/honbun/hull_note.html
     
     そしてハワイに関して言うなら
     米国は、独立国であったハワイを武力で侵略したではありませんか。
     だから真珠湾について何か挑発的なことを言われたら
     「じゃあアメリカはどうやってハワイを手に入れたの?」
     くらい言い返してもいいと思いますよ。
     
    ハワイ侵略
    フィリピンを手に入れたアメリカは、太平洋をその内洋(内海)とすべく、太平洋上の島々を侵略し始めた。
    ハワイは当時、1810年にハワイ諸島を統一したカメハメハ王朝以来の独立国であった。1840年代にはハワイで最初の憲法が発布され、ハワイ王国は国王のもとで内閣、議会、最高裁判所を持つ立憲君主制国家であった。
    ハワイは、明治以来の我が国との友好関係が進んでいて、1881年から世界一周したカラカウア王は、我が国皇族の山階宮定麿親王をカイウラニ王女の夫としてむかえる婚姻を申し込む程、親日的だった。
    この婚姻が成立していたら、我が国とハワイは連合国家となっていた可能性もあったのである。
    我が国に接近するハワイに対し、アメリカはハワイで貿易するアメリカ商人を中心にハワイ連盟という結社をつくった。
    1887年、このハワイ連盟による無血革命が成功し、「ベイオネット憲法」と呼ばれる、
    より自由主義的な憲法がつくられた。この年にアメリカは、ハワイの真珠湾(パールハーバー)の専有使用権を獲得し、ハワイ王国への支配力を強化していった。
    1891年、サンフランシスコで亡くなったカラカウア王に替わり、王位を継いだのはカラカウア王の妹リリウオカラニ女王だった。
    リリウオカラニはアメリカの支配が強まってきたことに反対し、王の権利を取り戻すとともにハワイ人のためのハワイをつくる運動を起こした。
    これに対しアメリカは、ハワイ連盟の延長にあたる、ハワイ在住のアメリカ人が組織する「合併連盟」を秘密のうちに結成させ対抗した。
    1893年、武装した合併連盟がホノルルの町を制圧し、政府の主な建物を占領した。
    女王リリウオカラニは明治天皇に救援を求めて来た。
    二月二十三日、東郷平八郎艦長の巡洋艦「浪速」が、二十八日には「金剛」がホノルル港に入り、米軍艦「ボストン」隣に投錨した。
    二万五千人の在ハワイ邦人移民の生命と財産を守る為との名目であったが、この二隻の存在はアメリカ側に強い圧力を加えた。
    ハワイ人の間では日本の軍艦が味方してくれたという話が語り継がれ、子どもにトーゴーと名づけたり、ある地域では「ナニワ」が「ありがとう」の意味で使われたりしたという。
    しかし、当時の我が国にはまだアメリカと戦うだけの力が無かった為、結果としては見殺しにするより仕方なかった。
    やむなくリリウオカラニ女王は退位を表明し、ハワイ王国の歴史に終止符が打たれ、翌1894年にはハワイは共和国となった。
    しかし、それも長くは続かず、1900年にはアメリカの侵略を受け、アメリカに併合された。
    後の1959年には、ハワイはアメリカの五十番目の州とされた。
    http://www.[削除しました].co.jp/NeverLand-Mirai/5070/kindai/PacificWar.html
     

  2. 【1051949】 投稿者: きつね  (ID:uygW5nWHKr2) 投稿日時:2008年 10月 09日 14:12

    子供は辛い さんへ
    >インターにしろ、韓国にあってでも、日本人の子どもが果敢に冷静に対処している姿は、
    >他の子ども達が見ています。
    >その場で韓国の子ども達に言い負かされたとしても、大人の対応をする子供の評価は高まるはずです。
    >それが英米であれば尚更です。

    >とはいえ、日本は侵略者であったという歴史的事実は、残念ながら否定できません。
     
     失礼ですが、私の読解力が足りないせいか
     前段(インターにしろ、韓国にあってでも~)と
     後段(とはいえ、日本は侵略者であったという歴史的事実は~)
     の繋がりが、今ひとつ理解できません。
     
     もしかして、
     「日本は侵略者であったのだから韓国に対して弱い立場にあり
     冷静な主張であっても相手に受容れられ難い。」
     とおっしゃりたいのでしょうか?
     
     日韓併合については 韓国の歴史 さんが、レスを付けていらっしゃいますが
     さらに言うならば、日韓併合については日韓基本条約で韓国側に大変有利な条件で解決しており
     現在の政治問題において、今更侵略云々を言い出すのは非合理的であると考えます。
     
     もし過去の侵略行為(朝鮮に対しては侵略ではありませんでしたが)
     について無制限に責を負わねばならないのでしたら
     英米を含む白人国家の大半は、その植民地支配について日本とは比べられない程の
     非難を受けずにはいられないでしょう。
     
    【動画】欧米のアジア植民地支配の歴史(Colonialization by Europe and America)
    http://jp.youtube.com/watch?v=_PwbHPaGWLw
     
     それに竹島問題自体始まりは、戦後日本が実力行使を出来ないことを見越した
     韓国による武力侵略ではありませんでしたか?
     つまり竹島問題に限って言えば「侵略者」とは韓国の事です。
     

  3. 【1054963】 投稿者: 思うに  (ID:QKYpX3IWrWc) 投稿日時:2008年 10月 12日 17:07

    >もし過去の侵略行為(朝鮮に対しては侵略ではありませんでしたが)について無制限に責を負わねばならないのでしたら英米を含む白人国家の大半は、その植民地支配について日本とは比べられない程の非難を受けずにはいられないでしょう。
    現実に日本がこんなに非難され続けるのは同じアジア圏の、黄色人種同士だから・・・ではないか

     

  4. 【1056722】 投稿者: きつね  (ID:uygW5nWHKr2) 投稿日時:2008年 10月 14日 14:23

    思うに さんへ
    >現実に日本がこんなに非難され続けるのは同じアジア圏の、
    >黄色人種同士だから・・・ではないか
     非難し続けているのは黄色人種の内、主に中国、韓国、北朝鮮の3ヶ国です。
     (この3ヶ国は、日本の過去が問題視された時、マスコミが「アジア各国」として
     好んで取り上げる反日国家で、その為「特定アジア3国」とも呼ばれます)
     
     ですから、非難し続ける事に原因を求めるならば「人種」ではなく
     一つには「思想」があると考えます。(他の理由は後で)
     
     中国には、自国が文化の中心であり、周りはすべて野蛮な劣った国であると言う
     「中華思想」があります。
     朝鮮(韓国と北朝鮮)には、長幼の序を重視する「儒教思想」が深く根付いています。
     
     故に中国は、劣った蛮族(しかも文化を伝えてやった)に国土を侵された事を
     朝鮮は、目下である(文化は朝鮮を経て伝わった)国に支配された事を
     それぞれ恨みに思っているから、と言うのが原因の一つ。
     
     そしてもう一つの(そして最大の)原因は、「日本がいつまでも謝るから」
     では無いかと考えます。
     
     朝鮮人は、倭寇を 秀吉の朝鮮出兵を そして日韓併合を
     まるで自分自身が被害を受けたかのように非難します。
     それを受けて日本は、たびたび謝罪をしてきました。
    「日本の歴代首脳のお詫び発言集」
    http://toron.chu.jp/epi/sengo/owabi.html
     
     では、有史以来 幾たびも朝鮮を侵略し、
     朝鮮戦争においては韓国のほぼ全土を焼け野原にし、
     韓国軍約42万人、民間人106万余人を死に至らしめたあげく
     南北分断を固定化させ、1千万人の離散家族を生じさせた
     中国についてはどうでしょうか?
     
    1992年の中韓国交樹立時、朝鮮戦争で中国人民解放軍が朝鮮半島を蹂躙したことに対して、
    中国政府が謝罪をするという情報が韓国外務省筋から流され、韓国マスコミが大騒ぎをしました。
    しかし駐韓中国大使・張庭延はテレビで「そんなことはあるはずがないし、
    これからも絶対に遺憾の意を表明する必要はない」と一喝し、
    それ以来、韓国マスコミは、謝罪に関して一切報道しなくなりました。
     
     
     ここに興味深い事実があります。
     
    99年に中韓間でおこった”にんにく戦争”をご存じだろうか?
     
    99年に中国産の安価な、にんにくが韓国市場に大量に流入し、
    これによって韓国のにんにく農家が大打撃を受け、農家は政府に圧力をかけ始めた。
     
    その結果韓国政府は、中国に対し韓国のにんにく農家の怒りを代弁する形でセーフガードを発動、
    中国産にんにくの関税を約30%から300%に引き上げた。
     
     もし中国の立場が日本だったらどうだろう?
    たぶん「韓国側も怒っているし、相手農家の感情に配慮して、
    にんにくの輸出をやめるか自主規制しよう」となるのではないだろうか?
     
    しかし韓国の扱い方がわかっている、中国は違う。
    すぐさま韓国から中国に輸出されている工業製品のうち、
    携帯電話・自動車・ポリエチレンの輸入停止措置で報復(しかえし)したのである。
     
    「韓国がカンカンに怒っているのに仕返しなんかしたらダメだよ、しかえし合戦になっちゃうよ」
    と日本ならかんがえてしまいそうだが、中国には冷静な読みがあった。
     
     韓国の貿易構造は、日本から高度な工作機械と部品を購入してある程度まで国内で組みたて、
    その半製品を労働コストの安い中国に進出した韓国企業に輸出して、
    そこで最終組みたてをしてアメリカ・日本などの市場に輸出するという中間加工貿易といえる。
     
    結局韓国は、高度な部品・工作機械の調達先としての日本と、
    組み立て地・製品市場としての中国の2ヶ国無しには生きられないのだ。
     
    実際、当時(2000年)のデータをみると韓国の貿易黒字のうち半分は中国から稼ぎ出したものだ。
     
    中国は「韓国は自分たちとけんかできない。すれば破滅するのは韓国のほうだ。だから必ず韓国は譲歩する。」
    と、事実を冷静に見切っていたからこそ、韓国の中国産にんにくへの関税引き上げに対して、
    韓国製工業製品の輸入差止め策にうって出たといえる。
     
     この策は当然ながらバッチリ決まる。
    たとえ韓国がさらなる報復として中国産にんにくを全面輸入差し止めにしたとしても被害額は1500万ドル。
     
    これに対して韓国製工業製品の中国の輸入差止めで、韓国企業が被る損害予想は5億ドル。
     
     
    勝負は明らかだった。韓国企業は推定で総額1億ドルの実損害を受け、
    韓国政府は中国産にんにくへの関税を約300%から、2万トンまで以前の30%に引き下げる
    という屈辱的な譲歩を受け入れたのだった。
     
     「自国の貿易黒字の半分をかせがせてもらう国とは、けんかできるはずがない」
    と考えるのが普通の国の外交だが、感情外交の韓国にはそれが出来ない。
     
    韓国政府は、にんにく農家の圧力に屈して中国相手に床にねころんで、手足をバタバタやってみた。
     
    しかし中国から返ってきたのは、1億ドルの損失というげんこつだった。
    以後、にんにくの話題が中韓間の深刻な外交問題とは、なっていない。
     
    対韓外交で、日本がやるべきことの答えについて、多くの示唆に富んではいないだろうか。 
     
    というか、もうずっと以前に答えは出ているのだが。
     
    「外交と安全保障をクロフネが考えてみた。」
    http://gaikoanzenhosyo.blog4[削除しました].com/[削除しました]-76.html
     

  5. 【1056764】 投稿者: 思うに  (ID:QKYpX3IWrWc) 投稿日時:2008年 10月 14日 15:03

    つまり何をやっても今の産業の構造が前提では韓国は中国に勝てないって言いたいの?
    何故原爆がドイツでなく日本に落とされたか?
    それは日本が白人国家ではないからと捻くれて考える私です。
    つまりヨーロッパ各国もアメリカもドイツも白人が上に立っている社会。
    だから黄色人種の国が選ばれた。
    こちらがどう思おうと、黄色人種は白人からみて黒人同様有色人種なのです。
    中国はイギリスに食って掛かるより日本を対象にしたほうが白人の社会から批判されにくいと考えてないかと言うこれも捻くれた私の自論。しかもアジアの国は白人国家から距離もあり、アジアの事を彼らは身近に感じない。もし中国が他のアジアの国からも戦争中に打撃を受けていたらやはり今でもしつこく非難していただろうし、アメリカから打撃を受けていてもこうも非難しまいと思う。アジアにそういう国がないので想像ではありますけれど。あの国の庶民は別として、国家の上層部は国民感情より国益の計算で動いていると思うから・・これも私の捻くれた自論。国民感情は後付で操作しているはず、とこれも私のねじれた自論です。あなたのように提示する論文等の根拠はありません。

  6. 【1058973】 投稿者: きつね  (ID:uygW5nWHKr2) 投稿日時:2008年 10月 16日 14:11

    思うに さんへ
    >つまり何をやっても今の産業の構造が前提では韓国は中国に勝てないって言いたいの?
     私が言いたかったのは、
     「外交において 相手が感情に訴えてきたとしても
     こちらがそれに合わせてやる必要は無い」
     という事です。
     

  7. 【1060009】 投稿者: きつねさんへ  (ID:7q9z8OJ36MI) 投稿日時:2008年 10月 17日 12:29

    あなたの書き込み、中国は「韓国は自分たちとけんかできない。すれば破滅するのは韓国のほうだ。だから必ず韓国は譲歩する。」
    韓国って部分に日本と入れても最近は成り立つような気がしますよ。
    感情に訴えているというより計算ですよ。どの道勝算があって余裕があるから国民を使って感情に訴えて正当性を主張しているだけですよ。
    日本は言いたいことはあるけれど切られちゃまずいから、はっきり言わない、言えない、あちらが感情に訴えてきたとき、それにあわせようが撥ね退けようが、こちらの手に入るものに大差はない・・・と思います。
    韓国との関係はもう少し上手くやってほしいなあと思います。
    とにかく資源や物ののある国がお金を貯えたら強いです。
    産油国も農業大国も同じです。
    じゃあ材料を持たない工業生産国・技術立国・頭でっかち国ってどうだろう。


    ヨーロッパの白人世界の国を越えた連帯性と言うか仲間意識のようなもの(有色人種とは別格的なものと言う深層心理)は、理屈ではなく私のただの経験上の感によるものですが、当然各国も研究していると思います。ヨーロッパの国に原爆を落とすよりアジアの国に落とす、ヨーロッパの国の侵略にいちゃもんを付けるよりアジアの国からの侵略にいちゃもんをつける。その方が国際社会から非難されにくい。

  8. 【1062896】 投稿者: きつね  (ID:uygW5nWHKr2) 投稿日時:2008年 10月 20日 14:21

    思うに さんへ
    >中国は「韓国は自分たちとけんかできない。
    >すれば破滅するのは韓国のほうだ。だから必ず韓国は譲歩する。」
    >韓国って部分に日本と入れても最近は成り立つような気がしますよ。
     もし日本が、この時の韓国のように感情に任せて無謀な外交をすればそうでしょうね。
     
     この「にんにく戦争」を最初に仕掛けたのは韓国ですよ。
     
     普通の国ならば
     「自国の貿易黒字の半分をかせがせてもらう国とは、けんかできるはずがない」
     と考えるのが当たり前なのに
     韓国政府は、にんにく農家の怒りを代弁する形でセーフガードを発動して、
     中国産にんにくの関税を約30%から300%に引き上げるという
     感情外交をしたのが、事の始まり。
     
     交易は、多かれ少なかれ 双方に利益があるからこそ成り立っています、
     ですから 交易を停止すれば、双方共に損害を受けます。
     この例でも、携帯電話・自動車・ポリエチレンの輸入停止措置を取れば
     中国経済にとっても打撃となります。
     例え韓国企業でも そこで働いているのは中国人ですし、
     その会社が中国政府に払ってくれる事業税等も入らなくなります。
     
     それでもあえて中国が、韓国に対して「ゲンコツ」を振るったのは
     損得を計算した上で、韓国の弁えない振る舞いに対して相応しい
     効果的な反撃だと考えたからではないでしょうか?
     
     つまり 問題点は、立場も考えずに感情外交をした事なのです。
     
     
    >感情に訴えているというより計算ですよ。
     感情に任せて行動したのは、韓国。
     力関係を計算して国益を守ったのは、中国。
     
     日本は外交において情に流されず、中国のようにドライに対応すべき、と私は考えています。
     
     
    >どの道勝算があって余裕があるから
    >国民を使って感情に訴えて正当性を主張しているだけですよ。
     そうではなく、感情に訴えれば日本政府は譲歩する
     と言う見込みが「勝算」なのではないでしょうか?
     
     初めから勝ち目があるなら情に訴える必要はありません、
     「これこれこうだから要求を呑まない訳には行かないよ」
     と、理詰めで行けばいいのです。
     理詰めでは上手く行きそうにないと考えたからこそ
     理屈では無く感情に訴えるわけです。
     
     そして、逆に感情を逆なですれば「勝算」は無い と読んだ時には
     感情を押し殺して利益を得ようとする計算高さが中国にはあります。
     
     例えば、新幹線の技術がどうしても"欲しい"と思えば、愛国的感情も弾圧します。
     
    中国が反日サイト閉鎖 「社会不安招く」と当局(共同通信)2004/8/31
    【北京31日共同】中国で反日運動を展開している民間ウェブサイト「愛国者同盟網」が30日深夜、中国の鉄道高速化プロジェクトの日本企業落札に反対する署名活動をしたため中国当局によって閉鎖されたことが分かった。
    同サイトのメンバーが31日明らかにした。
    30日から始めた署名活動は22時間で6万8733人分を集め、その直後に当局から「社会不安を招く」との理由で閉鎖されたという。
    中国政府の決定に反対する署名のため、運動拡大を恐れて当局が閉鎖したとみられる
     
     こういった努力が功を奏してか、新幹線は中国へ
     
    300キロ級車両、日独企業が受注へ 中国高速鉄道 (朝日新聞)
    中国の高速旅客鉄道網計画で、時速300キロ級の車両40~60編成
    (1編成=8両)を川崎重工業などの日本企業連合が受注する見通しとなった。
    これとは別に、ドイツ・シーメンスによる60編成受注も正式に決まった。
    先進技術の導入をめざす中国政府は日独企業に限って、現地企業と組むよう要請。
    日中間の政治的な溝を超え、日本勢も受注することになった。
     
    北車唐山機車車両(河北省唐山市)と共同受注したシーメンスの発表によると、
    60編成のうち3編成と重要部品だけをドイツから輸出し、残りは中国で製造する。
    7割以上の現地調達率が課せられ、08年以降は現地生産できるような技術の移転を求められている。
    将来の国産化と輸出をめざす中国政府は、日本勢に対しても同様の対応や列車事故の発生時の補償を強く求めている。
     
    小泉首相の靖国神社参拝問題を受け、インターネット上を中心に日本の新幹線受注に反対する意見が広がり、中国政府も慎重な発言が目立った。
    だが、各国を競わせて、優れた技術を安く導入したい中国は今春の「反日デモ」以降、「日本排除」の姿勢を修正。
    長年の技術協力関係がある日本の排除は得策ではない、と判断した。
     
     以上の記事にも少し触れられていますが
     この契約には、以下のような条件が付けられていたと見られています。
     
    新幹線の落札にあたって中国側が日本に要求してきたとされる項目
    ★技術の移転
    ・設計図の貸与と技術者の派遣
    ・車両は数台のみ購入する
    ・それを分解し、複製し、中国が国内生産することの容認
    ・さらにそれを 中国独自の技術 として第三国に輸出することの容認
     
    ★資金の供与
    ・落札資金は日本の対中ODA(政府開発援助)を原資とする
    ・不足分は日本の銀行がシンジケートを組んで中国政府に融資
    ・対中ODAの増額
    ・工事は中国国内の業者を用いる
     
    ★保障・アフターサービス
    ・運営における教育・訓練の拡充
    ・事故が起こった場合の補償・賠償・保守責任
    ・中国がこれを第三国へ輸出した場合の連帯保証
     
     中国は、日本の列車製造技術を ただ(対中ODA)で自国の物とし、
     それをさらに中国の技術として外国に売ることが出来るようになり
     何かトラブルが起きた場合は、日本に責任を押し付けられる。 
     という事です。
     
     一方民族感情から日本の新幹線導入に消極的だった韓国ですが
     
    「世界の新幹線(高速規格鉄道)事情を考える」
    私は韓国嫌いでもなければ、国粋主義者でもないが、韓国新幹線にフランス方式を導入したのは、日本のように山が多くアップダウンの多い韓国の国土では機関車方式は問題が多い。
    まず、設備に金がかかることは別にしても、機関車がTGVのものでは出力不足になり、機関車だけドイツのICEにしたものの、それでもなお出力不足で、客車にも幾つか動力を組み込んだ。
    これはどう考えても理屈に合わない。
    日本のシステムを買うべきだとはいわないが、少なくともなぜ電車方式にしなかったのだろうか。
     
    同じような地形を持つ台湾で、電車方式をとったのは賢明といえる。
    それに同じ地震国として日本の地震対策のノウハウを持つ国のやり方をとったのはいわば当然の帰結なのだ。
    韓国は日本嫌いだから、日本の電車方式は薬にもしたくなかったのだろうか、と勘ぐりたくもなる。
    最近はドイツでも日本の動力分散型の長所が見直されている。
    ICE-T(T=Triebwagen-電車もしくはディーゼル動車のこと)という動力分散方式になっている新しい車両が増えている。
    パルナソス・アソシエーション
    http://blog.so-net.ne.jp/klaviermusik-eisenbahn-koba/2005-11-23-1
     
     そして案の定、平坦な(トンネルが無い)所を走るように設計されていた為
     トンネル通過で車両に問題が起きました。
     
    「京釜高速鉄道 日本に技術支援要請」産経新聞
    韓国の高速鉄道は平成二年の国際入札の結果、フランスが日本勢を破ってTGV型システムの納入を決めた。
    しかし、試験線で走行検査したところ、トンネルに進入する際、空圧によるショックで車両の一部に大きな亀裂が入るなど安全面での問題が発覚したという。
     
    韓国の建設交通部(運輸省に相当)では、平野が多い欧州で開発されたTGV型の技術が、トンネル対策や台風対策などでアジアの条件に合わなかったのが原因と判断。
    フランス側と改善交渉をしたが進展がみられないため、地理的条件の似ている新幹線の安全技術の供与を求めることにした。
     
    協力を打診された日本の鉄道車両メーカーは、
    「TGVと新幹線では基本的な考え方が異なり、日本の安全技術を韓国に持ち込んでも効果が見込めるかどうか疑問」と消極的な姿勢をみせている。
    また、関係者のなかには「入札時に安全管理面での日本の優位性を強調したにもかかわらず、いまごろ支援要請するのは虫がよすぎる」との声もあり交渉は難航しそうだ。
     
     感情を押し殺しても国益を得る中国と
     感情のために国益を失う韓国という図式が良く見えますね。
     
     
    >あちらが感情に訴えてきたとき、それにあわせようが撥ね退けようが、
    >こちらの手に入るものに大差はない・・・と思います。
     韓国は、感情に任せて関税を上げました。
     中国が、それにあわせようが(にんにくの輸出自粛)
     撥ね退けようが(報復関税)、
     韓国が得るものは、大差なかったとでも?
     
     
    >じゃあ材料を持たない工業生産国・技術立国・頭でっかち国ってどうだろう。
     小麦とパンに例えて話をすると、
     小麦は米と違って、そのまま蒸してもまともに食べられたものではありません。
     だから小麦しか取れない所では、古代より小麦を粉に挽いてパンに焼いて食べていました。
     でも小麦を人力で粉に挽くのは大変な労力なので
     ヨーロッパでは、やがて水車や風車を使って製粉業を営む者が出てきました。
     粉屋は、小麦を作ったりしませんでしたが、
     粉挽き機という複雑な装置を作り、維持管理し、小麦を粉に加工することにより
     大抵の農民に比べても かなり豊かな暮らしをしていたそうです。
     
     中国は、世界的に見ても貴重な希土類や希少金属を産出します。
     しかし、それをコンピューターチップやディスプレイといった
     製品にするには、高度な加工技術や生産設備が欠かせません。
     もしそれらが製品となる当てがなければ、
     ただの土くれや石ころを買う人はいません。
     
     つまり材料と生産技術、どちらが欠けても利益は生まれないのです。
     
     まぁ、資源や独自の技術が無くても、中間貿易だけでどうにかやることも出来ますが、効率は良くないようですね。
     
    “鵜の境遇”である韓国経済 (中央日報 2008/08/31)
    鵜(う)という鳥がいる。日本と中国の一部地域の釣師はこの鳥を利用して魚を捕まえている。
    鵜は魚を見つけると、瞬時に刀のような長いクチバシを利用して引っかける。
    ところが釣師が鵜の首にあらかじめ結んでおいたひもを引き、飲み込ませないようにして魚を横取りする。
    1980年代末に経済評論家・小室直樹が著書『韓国の崩壊』で韓国経済をこのような鵜の境遇に例えた。
    韓国は当時、“3低”(低金利、低油価、ドル安)で対米輸出が好調で好況を享受した。
    しかしこの輸出品を作るのに必要な核心部品はほとんど日本産だった。
     
    携帯電話を量産して売れば売るほど、日本から多くの核心部品を輸入しなければならない。
    昨年、対日赤字が298.8億ドル、対中国黒字が189.6億ドル、
    対米黒字が85.5億ドルであったため、中国と米国で金を儲け、そっくり日本に捧げた格好になる。
     
    しかも今年は対日赤字が上半期だけですでに170.4億ドルを、年間では史上初の300億ドル以上を記録している。
    1965年の韓日修交以来、今年上半期に至るまでの約42年間の対日赤字累積規模は3282億ドルにのぼる。
    同期間、全体の貿易収支が1010億ドルの黒字であったため、外国に苦労して売って稼いだ金の3倍以上の金額を日本に捧げたわけだ。
     
    http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=104041

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