香蘭レベル｜掲示板スレッド

実は最近、私は、香蘭はあまり頭の良い学校ではないんではないかと不安になっていました。なので、今、進学率などでも香蘭に魅力を感じていただいている方がいらっしゃるということは、私には内心嬉しいです。しかし、私はやはり、香蘭の良さは、偏差値だけではないと思います。
香蘭の先生方には、香蘭の卒業生の方や、奥さんが香蘭の卒業生、という方がたくさんいらっしゃいますが、このような方たちには、本当に素敵な方が多いな、と私は思います。もちろん、卒業生ではない先生方も素敵な方ばかりです。これは私が特殊なのかもしれませんが、実は私、香蘭の先生とは、一度一対一でお話するとみんな一気に大好きになってしまうんです。
私が初めて一睡もできなくなるほど真剣に悩みを抱えたとき、ある香蘭の卒業生の先生が、とても長い時間、涙まで流しながら真剣に話を聞いてくださいました。そして私がだんだんと元気を取り戻してきたころ、その先生は、「香蘭生はみんな愛され上手になって卒業してくんだけど、もうなっちゃったね。」と言って微笑んでくださいました。私はその時、本当に香蘭に入って良かった、思いました。
香蘭の良さは、やはり偏差値や進学率にはありません。きっともっと大切な、数値にして表せないものにあるのだと思います。なので、一度でも、学校にいらしてください。中には、私のように、香蘭に何か運命を感じて吸い寄せられるように入学してしまう子も、いると思いますよ。
長文ですみません；

中等科在学生様

素敵なお話ですね～。
娘も毎日楽しんで通っていますが、そのようなお話を聞くと、母として安心感が深まります。
ありがとうございました…！


スレ主様

偏差値に関しては、上の方の書かれているとおりです。毎年、高くなっているのは事実で、特に今年はサンデーショックのため例年より実力がある層が受験していますので、さらに上がったのではないでしょうか。

あと、滑り止めの学校のことを聞かれていましたよね。
これは、香蘭が2月1日に受験があるため、どのご家庭にとっても悩ましい問題だと思います。
うちは一月受験も午後受験もしなかったので、「絶対」受かるところと思い、偏差値5以上下のところを探しました。
結果、場所的なこともあり、神奈川学園を選びました。こちらも素敵な学校なのでお勧めです。
たぶん多いのは、香蘭の近所にある玉川聖学園ではないかと思います。捜真女学校、横浜女学院、横浜英和女学院を選んだ人もいました。

うちの場合、もし香蘭、神奈川学園がだめな場合、当日の手続きで受験ができるトキワ松学園の願書をいつでも出せるように用意していました。でも結果として必要なかったので、結局二校にしか受験料を払わず、とても経済的な受験でした。

以上、ご参考になれば幸いです。

上のかたも、スレ主さんも、「併願校」って言いましょうよ。

玉川聖学「園」ではなく玉川聖学「院」です。
無宗教校ですが、実践女子学園さんをお受けになられる方も多いですよ。
実践女子学園さんは渋谷にあり、受験日も複数なので。
上に女子大も付いていますし。

また、上記の内、
捜真女学校と横浜英和女学院と玉川聖学院は、プロテスタント校であり
今年から同じプロテスタント系の明治学院大との提携が始まりましたので、
明治学院大への指定校推薦人数が増えていると思います

>ただ、香蘭女学校は、確かに立教大学への推薦枠がふえましたが、
>それを前面に打ち出していることはなく、

受験生保護者対象の説明会では、ご説明された先生がおもいっきり前面に打ち出しておいででしたけどね。

「定員の半分は立教大学に行ける。成績が良くても立教以外を志望する子もいるし、立教以外の指定校推薦も沢山ある。
女子なんだからそんなに頑張って受験勉強ばかりやらなくても、うちに来ればそこそこの大学には入れますよ。」

ああ、この学校は努力をさせない学校なのかな、と思いました。

「女子は中高くらいまでは、女子だけの中で育てたほうがよいでしょう。本当は大学くらいまで
女子だけの環境で、お花とかお茶とか、そういった女性らしいしつけをしたほうが望ましい」

そういう女子教育をしている学校がまだあったのかとびっくりしました。
（日本文化の教育を否定するつもりはありません）
普通は建前だけでも社会に有為な女性を育てる云々ということが最近では多くなっているのですが。
私の解釈が違っていたのかもしれませんし、たまたまその時の先生が保守的だっただけかもしれません。
でも説明会という対外的な場で、壇上から上記のようなことを先生が明言される学校は
最初から考慮対象外にさせていただきました。交通の便がよかったので残念ではありますが、
カルチャーが違う環境に入ってもハッピーではないと思いましたので。
でも生徒さんたちは、都会の学校にもかかわらず、素直そうでおとなしそうで、とても印象は良かったです。

ズバリ、その先生の仰っている事だけが特別で現在の香蘭の実情とは残念ながら離れつつあります。
香蘭は立教への推薦人数がここ数年で急に増えたので校内の雰囲気が嫌でも変りつつあります。
実際は入学後大変な努力を必要とします。
高学年のお母様、ご自身が卒業生のお母様は昔のお勉強中心でなかった香蘭を懐かしむ方もかなりいらっしゃいます。
ですが、事実は今の香蘭は昔とは違います。
それをどう捉えるかは各人によって違ってくることだと思いますが。
その先生は責任ある立場にいらっしゃるので説明会でよくそのようなお話をされるのですが
他の先生は多分違うお考えをお持ちかと思われます。
ちなみに立教は希望者が上半分上位の成績を取っていれば無条件に進学できるわけではなく、色々な条件があります。
その条件を整えるのがとても大変なのです。また卒業後の進路も様々です。
仰られるように、その先生がたまたま保守的でいらっしゃるだけです。（ただし、決して悪い方ではありません）
急に学校（というよりも立教系列全体）の方針が変ったのでそのような事もあるという事です。
これは、世間の大学をめぐる捉え方が少子化や不況によって変わってきたからということもありますよ。

併願校様の書かれている通りです。
私も、説明会でお話をなさる先生と実際生徒を教えている先生方とでは
かなりの温度差があるような気がします。
「もっと国立大学や早慶へ進学者を増やしたい」と思っていらっしゃる先生も
いらっしゃるようです。
なので実情はそんなにのんびりできるわけじゃありません。
他校の内情を知らないので、ほかはもっと『ガンガン』やらされている
のかもしれませんが、私は今の香蘭がちょうどいい具合かな、と
感じています。
せっかく中高一貫の女子校に入学したのですから、勉強ばかりではなく
心の教育も必要だと思うので。