バレリーナになるには？｜掲示板スレッド

ルートとしましてはAAAさまが書いていらっしゃるように
現在の先生を通して最適なお教室を紹介していただくことだと思います。
先生のお褒めがリップサービスでなければ相談に乗ってくださると思います。
私も子ども時代、同じような経緯で先生のお引き立てをいただき団附属へ移りました。
しかし持ち出しが多く、いつになったら生計が立つかわからない状況で早々に見切り
短大を経てOLになりました。
当時の友人の何人かは肩書きの上ではいわゆる「バレリーナ」となりましたが
生計を立てられているケースはひとつも知りません。
一生親のすねかじり、または結婚して旦那さまのすねかじりだと思います。
団員となってもそこそこの収入があるのはヒエラルキーの上のごくひとにぎり
大多数は持ち出しのほうが多い生活、まだまだそれが日本の現状だと思います。
バレエ教師は雇われでしたら生活できるほどの収入は得られないので
将来的に自分で教室を持つのが一番現実的かと思います。
生徒を集めるにはコンクール入賞歴などある程度の経歴があるに越したことはありませんが
なくても良心的な経営で食べていける程度にはやっていけてる場合もけっこうありますよ。

日本という国はバレエを観賞する層＝自ら踊る層＋その関係者という現状を思えば
いかに踊って食べていくのが困難かご理解いただけるかと思います。

追加です。
個人教室と団付属どちらも経験済みですが、団付属の場合は、
入るのにオーディションがあるＫバレエスクールでさえも、
２０名ほどの生徒の中から、年に２～３名しか団員になれません。
また、団付属の場合、コールドバレエとしての道が多く
ソリストとして活躍したい場合は、コンクール入賞や海外留学などをしていないと厳しいです。
中には、３年生から始めてもその容姿や素質からプロの道に入られる方もいらっしゃいますが、
やはりコンクール入賞なさっています。
系列教室の多くあるお教室の場合は、やはり先生同士がかなり密接につながっています。
そして先生の上下関係があります。
系列に入られる場合、それぞれ団に個性がありますから、よくお調べになったほうが良いと思います。
また、今の先生が紹介してくださるならそれに越したことはないですが、なかには
教室を離れるということで、気を悪くされ紹介してくださらない先生もいます。
先輩ママがいらっしゃるならその辺り確認されたほうが良いかと思います。

姪が某バレエ団でバレリーナをしております。
姉いわく、上の方がおっしゃっていたのと同じくらい、月額平均１０万円はかかると言っていました。
現在はバレエ団所属ですからレッスン代は不要なものの、やはり公演ごとのチケットノルマやコンクール費用等々年間6～70万円の出費はあるそうです。


ちなみに姉宅は普通のサラリーマンで年収で７００万円台、住宅ローンもあり甥の長男は私学中高一貫校に通っていましたので姪は費用面からと高校時代からはバレエのために学校を休むことを想定してあえて偏差値のあまり高くない公立を選んで進学しました。（先生含め周囲からは大変理解はあったそうです）
バレエの道を目指すために高校に進学しない、あるいは中退する、ということはよくあるそうですね。


姪はまさしくスレ主様のお書きになっている2のお教室ですね。
幼少時からそちらでお世話になっていたので姉も相当な覚悟は早くからしていたようです。
しかし姪は現在２１歳、姉は早く就職してほしいと願っていますが（バレエ団にいては拘束時間が長すぎてアルバイトもままならず、出会いが全くないことが心配なのだそうで）、同期の中では一番の出世頭であるものの主役級とまではいかない、という何とも中途半端な位置にいるためになかなか辞める決心もつかないのだそうで・・・
コンクールでもたいてい良い成績ではあるものの１位にはなれず・・・・
本人も苦しい時期だと思います。


こんな感じですので、私立大学の大学院にまで進学させるつもりで夢を追わせてあげる覚悟があれば普通のサラリーマン家庭でもがんばれると思います。
バレエ留学させても結局は団員どまりなのでしたらコツコツと舞台に出続ける方がよいのかも。
プリマなんて本当にほんの一握りの逸材でしかなれないですからね。
姪も「舞台のライトを浴びて踊る高揚感がたまらない」と言っていますから、根っから踊ることが好きなのでしょうね。
そういう団員がいてこそ成り立つ舞台ですから。
もし娘さんが「踊ることに喜びを感じる」のであれば２のお教室が向いているように思います。

皆さんのアドバイスを読ませていただき、さっそく先生に
退会の申し出をしました。

とても残念そうに｢次はあなたをコンクールにと思っていたのに」と言われ
多少、心がゆらぎました。(娘も同じく）
　
週3回しか開講していないお教室(貸しスタジオ）がコンクールに生徒さんを出せるものなのでしょうか？

お金の面は覚悟します。我が家は主人と私の年収を合わせて、やっと一千万。
娘3人、全員公立の学校に行かせています。それでも経済状況は苦しいです。

子供にお金の話をするのはどうかと思いましたが、うちは裕福な家庭ではない事。
3年間で芽がでなかったらきっぱりバレエはあきらめる事を約束しました。

中1の終わりまで頑張ってコンクールで賞も取れなかったら、塾に行き勉強して普通の高校に進むようにと。

タイムリミットをつけることにより、私も、主人も、娘もそれなりの覚悟をして
頑張ることができるかと思っております。

いろいろなご意見、参考になりました。本当にありがとうございました。

中三・・・まで待ってあげてはどうですか？
あと、塾に通ったりしない方が多いです。
勉強は高校で取り返そうと思えば取り返せます。
バレエは、日々の鍛錬が大切だし、
やはりそれ相応にお金はかかりますし・・・。


どちらにお住まいなのでしょう？
大手の中にも、それほどお金のかからない学校もあります。
もう少し、学校を調べられてもいいかもしれません。

スレ主様と同じような、コンクールに出始めの娘がおります。


娘が通っているのは、数年に一人の割合でプロを輩出する地方の教室です。
身近なお姉さんがバレリーナになる為、ある程度のレベルのお子さんはバレリーナになることを夢見ています。
親も夢に向かって努力する子供の為、できる限りの…と、幼いうちは思っていたのですが、高学年になり現実が見えてくるとそうも行かなくなってきました。


まずは「お金」の問題
コンクール経費のみで、この１年で百万では足りませんでした。（地方在住で交通費やホテル代などもかかる為）もちろん、毎月の月謝や教室の発表会費は別にかかります。
でも、上級生のお母様に言わせると百万単位はまだ序の口だそうです。(;^_^A
地方から新幹線で少しでも入団に有利な教室に通うのは当たり前、海外留学にはどれ程の金額が必要なの？？？　その後、入団できる保障はもちろんなく、入団できてもチケットノルマや、ワンステージ数千円と言うギャラでは親の仕送りは必須です。


「時間」の問題
娘も高学年になり学業との両立が難しくなってきています。日々のレッスンに加え発表会やコンクールのレッスンとなるとエンドレスです。(Ｔ＿Ｔ）
本人はもちろん、母も送迎やコンクールの付き添い（もちろん泊まり）で、大変です。兄妹の面倒を見てもらえる先のない方や、仕事を休めずを断念する方もいます。


「レベル」の問題
「お教室で上手」のレベルでは通用しないことがわかりました。コンクールに何度出ても、予選通過がやっとで上位入賞は夢のまた夢…最初のうちは予選通過に喜べたのですが、今では（どうせ上位はないのに、決選に出るのに又、お金と時間がかかるな～）と空しくなります。娘も自分のレベルがわかってきたようで、最近では「夢はバレリーナ！」と人前では言わなくなりました。


我が家では、学業と両立できる範囲で今は精一杯！　でも、近々、自分で無理だと気づくと思っています。
爪が禿げても、マメがつぶれて血がにじんでも笑顔を作って踊る娘を見ると、親から無理だと諦めさせるのではなく、自分で気づいて欲しいです。


一生、チケットを買い続けたり、スタジオを建ててあげられる経済力がある。
学業と両立できるか、中卒でも良いという思い切りがある。
コンクールのスカラをとって海外留学し、生活のできる海外バレエ団に入団する実力がある。
このどれか１つでも娘が当てはまるのでしたら、バレリーナの夢をかなえてあげたいのですが…(;^_^A　
夢のない例でごめんなさい。m(_ _)m


補足です。
先の方の書かれているように、「新しい教室を密かに」探すのはいいのですが、移るときは、今の先生に許可を頂いてから移ることをお勧めします。
先生方はお付き合いがある場合が多く、嫌な辞め方をすると受け入れ先がなくなったり、先々不都合が生じる場合があります。

厳しい見方かもしれませんが・・
中１まで待ってとか中３まで、などと有りましたがコンクールで賞を取れるイコール、バレリーナになれるわけでは無いのでは？　多々有るコンクール上位常連者でも数年で消えて行く方はたくさんいらっしゃいます。　逆にコンクールも留学もなさらずプロとして花々しく活躍されている方も。　
同じヴァリエーションばかりを練習して挑むコンクールは必ずしも基礎的に出来ている事とはちがっています。
ですから、一人で通えるからやリーズナブルだから、有名な所だからとお教室をお決めにならないで下さい。　先に「プロ」を目指すという目標が有るのでしたら尚更、きちんと指導してくださるお教室を探されるべきかと思います。　
そして、お教室に依ってはお母様のお仕事を多少犠牲にしてもいい、くらいの覚悟を持たれて下さい。　コンクールや発表会、外部への出演など先生はお嬢様の「付き添い役」では無い事をご理解下さいね。

ちなみに、娘のお教室はダメ母様のご心配なさる週３回、貸しスタジオの教室です。　費用的には年１回の発表会とコンクールが５〜６回、衣装も作って１５０〜２００万ほど。　同じお教室から多数上位者が出ています。（むろん、娘は凡人ですので賞は頂けても上位では有りません（泣）　教室の有名無名、大きい小さいよりもは先生の力量（技術力＆指導力等々）と本人次第だと思います。　
また、娘の周りを見ていると才能より努力と我慢が出来るお子さんの方が優秀に感じられます。
何時までと期限を切られるより、お母様が冷静に状況を見極めてプロを目指されるか趣味に転じるのかを決められる事の方が重要だと思います。
お嬢様にとって素敵なバレエライフがおくれますように。　遠回りなさっても良いお教室を探されて下さいね。
頑張って下さい。

え？そんな急展開しちゃったんですか？


＞週3回しか開講していないお教室(貸しスタジオ）がコンクールに生徒さんを出せるものなのでしょうか？

レッスン回数やスタジオの形態は関係ないですよ。
何より、今からコンクール出場前提に新しい教室を探しても
入会そうそう｢コンクールに出たい｣といっても難しいと思います。
芸事の世界はそれなりの慣習、段取りがありますので。
それらすべてが無意味なほどの特別な才能があれば別ですが…。
まあすんでしまったことは仕方ありませんが
もっと現在の先生とじっくり話しあわれるべきでした。