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投稿者: 悩み中 (ID:QXlG3tVKp5U) 投稿日時:2010年 06月 21日 22:54
現在年長(5歳)の娘についてです。
ピアノを初めて2年、週2回某大学附属音楽教室に通っています。
実技もソルフェージュも教授クラスの先生で、本当に高度な授業です。
ただ、周りのお子さんは本当にキラキラした才能が光っているのがわかる素晴らしいお友だちばかりで・・・うちの娘は不器用で頭も固く、才能はないけれど、人一倍の努力で今まで頑張ってついてきています。
(私もピアノ講師ですので娘の音楽的才能の有無はよくわかります)
ピアノも毎日2~3時間、休日は4時間以上は普通に練習していますが、思うように弾けないらしく、涙を浮かべながら練習しています。
私も不器用な娘を応援して今までやってきていますが、最近は私も疲れてきて「もっと楽しんで音楽を学べる場所」を探してやった方がいいのか・・・と思うようになりました。
もしこの先、音楽の道に進みたいと娘が思った時・・・きっと今の附属教室は「ここでよかった」と思えるだろう場所だとは思うのですが、才能がない娘は、きっと同じクラスのお友だちに着いていけなくなる時が来るのが目に見えるのです。
ただ、まだ5歳ですので、あきらめるのは早い気もします・・・・
辛口はなしでご助言いただけますと嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
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【1781646】 投稿者: ピアノ講師ではありませんが… (ID:14SOwnEZLf.) 投稿日時:2010年 06月 27日 16:20
タフィー様
隣の芝は青いですね。
スレ主様のお子様より更に大きいお子様をお持ちなのにここに便乗するのは…と思っていましたがスレ主様の優しいコメントを読んでちょっと反省。
きっと本気でお悩みなんですよね。
親としては才能云々より 子供の必死さを応援する方が親冥利に尽きますものね。
>一番大切な才能は努力できること、もしくは努力を努力とも思えないほど集中してピアノに向かうことのできる能力なような気がします。
それは違うでしょう?
好きこそものの上手なれとも言いますが 下手の横好きとも…
演奏家になるためには才能が不可欠でしょう!?
>先生は絶対やめさせるべきではないとおっしゃってくださいますが、どう思われますか?
そこまでおっしゃっていただける才能がおありなんて自慢と思われてしまっても仕方がないですよね(笑)
>さすがに高学年で、ここまで練習をしないというのはたとえ弾くことで才能というようなものがあっても、あと数年で限界がきてしまいますよね?
あと数年で本人が気づく時が来ると思いますよ~
友人の中には芸大生になり
「あの頃(小学生高学年の頃)周りがもっと練習した方がいいと言われた意味が今分かる。」
と必死で練習していましたから。
本人が気付かないとね!
もちろん地道に練習をして芸大の付属高校に行かれた方もいらっしゃいます。でも最後は才能というかセンスというか…芸大に上がれなかったお子さんもいらっしゃいますよ。
先生からそこまで言って頂けているのなら応援し続けてもいいと思いますが…
経済的にも時間的にも可能であれば…ですが。 -
【1781956】 投稿者: ピアノ講師ですが (ID:I.n/PODMuvs) 投稿日時:2010年 06月 27日 21:42
タフィー様
今読ませていただきました。お尋ねいただいているとは知らなかったので
お待たせしてしまいました。
皆さんそれぞれに悩みはつきないですね。
タフィー様のお子様は極端に練習が少ないとありましたが私のところにもそのような
お子さんはいらっしゃいます。でも私は普通のピアノ講師ですのでタフィー様のお子様とは比較するレベルではないかもしれません・・・・その子たちはコンクールで結果を出し大きな舞台でも演奏していますが練習量はは少ないようです。
もうすでに自分の中に音楽を持っている子たちなのでレッスンの中で曲を作っていく過程は非常に短いですね。
それとすごい集中力を持っているのでレッスンの中で要求したことはその場で完璧に近い形で演奏します。
なので他のお母様たちからどのくらい練習しているのでしょうかと聞かれると困ってしまいます・・・
タフィー様のお子様もそのような感じなのではないでしょうか。
でもいずれその子たちも練習時間を費やしていかないとこなせなくなる日も近いでしょう。
圧倒的な時間をピアノの練習につぎこまなければいけなくなったその時自分でこの道を歩むかどうか決めるのは本人だと思っています。
またこのように秀でた子は他にも優れた可能性を持っていることが往々にしてあるものですし本当に難しいなと思っています。
それからまた突然目覚めて練習するようなことはありますかとありましたがこれは大いにあると思います。
それはもしかしたら何かの出会いだったり(音楽の)コンサートへ行って強い衝撃を受けるほど感銘を受けたとか
いろいろなことが考えられます。
私の友人にもいましたよ。その方は新たな師との出会いによって信じられないほど練習に打ち込むようになり
素晴らしい演奏をするようになりました。
ピアノを本格的にやっていられ素養も認められているお子さん 中学生くらいになったら進路がはっきり見えてくることと
思います。その時には練習量という問題は解決しているでしょう。
お子さんを信じてどうぞ今の時を大事に一緒にピアノ生活を楽しんでくださいね。 -
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【1781966】 投稿者: タフィー (ID:P6sRMiTHKtU) 投稿日時:2010年 06月 27日 21:48
ピアノ講師ではありませんがさま、あたたかいお言葉いただきまして本当にありがとうございます。また、スレ主様にも細やかなお気遣いをいただき御礼申し上げます。
考えてみると、子供をとやかく言うよりも自分自身を戒める必要があるように思いました。確かに今回とった私の身勝手な行動1つとっても、この親にしてこの子ありのような気がいたします。 鏡の法則そのものですね。
子供自ら本気で立ち向かえるようになるまで(2人してあきらめてしまうこともあるかもしれませんが)陰ながら応援していきたいと思います。 ご迷惑おかけいたし本当に申し訳ございませんでした。 -
【1782045】 投稿者: タフィー ピアノ講師様へ (ID:P6sRMiTHKtU) 投稿日時:2010年 06月 27日 22:51
ピアノ講師様のアドバイスを読む前に投稿してしまったようで、本当に失礼なことをしてしまいました。
不慣れなものでお許しくださいませ。
貴重なご意見をうかがい、今までのことを思い出して思わず涙してしまいました。
この試験が終わったら、このコンクールが終わったら、今度こそやめさせようと何度も思いました。それでも辞めず今までなんとか続けてこられたのも先生のおかげです。(娘の意地もありますが)
娘も自分が努力できないことはよくわかっていて、なんで私は努力することが苦手なんだろうと泣きながら言われたこともあります。さすがにそのときは切なくなりました。私がもっと賢い母なら練習は楽しいものと洗脳(?)することもできたかもしれませんね。
ピアノ講師様の言うように子供を信じてみるようにいたします。確かに曲もどんどん大きくなりますから、時間的に今までのようなことは通用しないでしょう。彼女の周りには音楽を心から愛し、研究するお友達がたくさんいます。そのようなお友達に少しでも影響され、自分から向かってくれることを願っています。
今回は見ず知らずの私に多くの意見を頂戴し、心から感謝申し上げます。 -
【1782873】 投稿者: チェリスト (ID:MXhemAkV3q.) 投稿日時:2010年 06月 28日 18:50
タフィー 様
わたしはアマチュアですが、長年オケをやっているとプロ奏者の方の知り合いがふえてきます。
その中には、さだまさしに「あいつにだけは絶対に勝てない」と、ヴァイオリンの道をあきらめるきっかけを作った方もいます。
そのヴァイオリン奏者は子供の頃はレッスンが嫌で嫌でたまらなかった、と、言っています。
他にも多くのプロの方が、子供のときはレッスンが嫌だった、と言っています。
中学、高校のときに「もう、これで行くしかない」とか逆に「もうだめだ」となるようです。
私のオケにはそのときの切り替えがうまくいって、音楽を趣味として楽しめている人がたくさんいます。
逆に音大に行ったけれど挫折して、もう楽器に触りたくない、といった人もたくさん見てきました。
また、プロオケの方の話によりますと、「たまたま上手だったからプロになった」人は扱いに困るそうです。
プロとしてやっていく覚悟もなく、音楽に対する愛もない。、そんな人は、オケメンとしてのアンサンブル能力は向上しない。しかしソリストになる程の腕はない。そこそこ弾けるからやめさせるわけにもいかない。結局、中途半端で挫折していくようです。
オーケストラ関係だけでなく、プロのピアノ奏者の方もコンチェルトでの競演やリサイタルの後援等で知り合いがふえました。彼等の場合、練習嫌いだったけれど中学か高校で覚悟を決めた、という人もいますが、「好きか嫌いとか考えたこともない」という人の割合がオケメンより多い気がします。ソリストになるような人は、幼少から身も心もどっぷり、といった感じの人が多いのでしょうかね。
さて、タフィー様はお嬢様をプロにしよう、とまではまだお考えではないですよね。
私の知っているプロの方は自分の弟子をプロにしよう、と考える人はほとんどいません。むしろ、プロにはなるな、と弟子に言っているそうです。音楽は趣味にとどめておくのが一番だと。あるトランペット奏者は弟子が芸大に合格してしまって、人生を間違わせたかもしれない、と悩んでいるそうです。
私は深く考えずに息子に、好きならとことんやれ、と音大に行かせ、結果オーライでしたが師匠は相当心配していたそうです。
それほど、プロとして生きていくことは大変なことらしいです。
ピアノの教授の方が目をかけてくださるなら、やはりそれだけのものがあるのだろうと思います。良心的なプロは軽々しく才能があるなどと言わないはずです。中には音大に入ればよいという人もいるかもしれませんが。
のだめカンタービレではないですが、どこかで音楽に本気で向かい合う時がくると思います。
その時に、傷ついたり後悔したりしないように、親としては見守るしかないのかな、と思っています。
スレ主様のように、音楽を友として楽しみ、それを人に伝えていき、それで糧を得る。うらやましい人生だと思います。 -
【1783201】 投稿者: タフィー (ID:P6sRMiTHKtU) 投稿日時:2010年 06月 28日 23:21
チェリスト様
オケの中にもいろいろな方たちがいるのですね。とても興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
わが子もこれからが本当に試される時期だと思います。
チェリスト様がおっしゃるように、音楽に正面から向かい合うときがくるのを少し楽しみにしていこうかと思います。
ご子息はプロのチェリストでらっしゃるんですね。とても素敵ですね。
何年か前に、演奏会の楽屋でチェロのお嬢様(中学生)とお母様と楽屋が一緒だったのですが、本番前の待ち時間4時間ほど、(ほとんど休みなしで)必死でお二人で練習なさっていました。それをみて、なんというか、覚悟みたいなものを感じたのを思い出しました。周りになんと言われようと、ある程度の覚悟が親にもないと難しいのかもしれないですね。(あまり広くない楽屋でチェロの音を4時間ずっとならしていることもかなりな衝撃でした。。。)
ただでさえ難しい子育てとピアノとが重なり、くじけることも多いですが、ここにくると私のように悩みを抱えている方もたくさんいらっしゃるいるんだと心強くなります。皆様ありがとうございました。
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