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投稿者: コンクール (ID:hxoE65thSiI) 投稿日時:2010年 09月 18日 23:47
小学校5年生の娘がピアノを習っています。
現在、二人の先生に習っており、コンクールに出る回数も学年が上がるごとに増えて、気が付くと、年間通じて、常に次のコンクールの曲を練習しているような状態になってきました。
2年ほど前までは、充電期間のようなものがあり、ハノン、バーナム、ツェルニー、その他の曲集などもレベル相応のものを先生に見ていただいていました。
でも、コンクール曲ともなると、普段より少し上のレベルの曲を少し時間をかけて完成度を上げることを目標とするため、どうしても、練習曲がストップしてしまいがちです。
実際、今年の春頃から、練習曲は全く進まず、いくら練習をしておいても、先生に見ていただかなければ、悪いところも直っていかず、先へ進むこともできません。
将来的には、音高、音大進学を視野に入れて二人の先生に師事しているのですが、ツェルニー30番もまだ終わらない、インベンションも5曲程度しかやっていないので、音楽方面の進学は難しいのかも?と思うようにもなってきました。
常にコンクールに出続け、いつも賞をいただいているお子さんもいると思いますが、コンクール曲以外の基本的な練習曲は、みなさん、どうやってこなしているのでしょう?
単純に、そのようなお子さんは、お母様がピアノの先生で、エチュード関係は、お母様がレッスンし、コンクール曲は、上の先生に見ていただくケースが多いのでしょうか?
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【2098388】 投稿者: 素人ピアノ弾き (ID:wCgmi.60bDU) 投稿日時:2011年 04月 17日 13:06
国内外で大きなコンクールに優勝、入賞歴のあるピアニストに師事しており、全国から、新幹線や飛行機で、お弟子さんがレッスンに通ってきています。
私は単なるアマチュアですし、師と突っ込んだ議論をしているわけでもありませんが、多くの音高、音大お弟子さんを見て来ましたので、参考になれば。
・小学校や中学校で、全国に名前を轟かせているようなお弟子さんが、そのままどんどん伸びるか、というと、そうでもない場合が多いです。
いっぱいいっぱいで頑張っていて伸びしろが無いからかも知れませんが、それより、競争に疲れて音楽に飽きているんじゃないか、と感じさせることが、実は、多いです。
・一日9時間づつピアノを弾き続けて、それが楽しくて仕方ない、という感じの人が、ものすごく伸びる場合が多いです。
中学生で、必ずしも完璧ではなくても、平均律を、とても愛おしそうに丁寧に弾くお嬢さん、ぺーとーヴぇンの初期ソナタを、おいおいその年齢で大丈夫か、と思うような毒を持った演奏をする男の子、など。
・藝高ではショパンの練習曲を入試で求められるし、バロック、古典、ロマン派までは、バランスよく学んでおくことが必要です。近現代は、得意ならやってもいいでしょうね。
しかし、ワルツなどのショパンは、必ずしも優先度高くない、と私も思います。ショパンのワルツやるなら、シューマンの幻想小曲集かノヴェレッテのほうが、身につくものが多いようにも思います。
・いちばん才能の差が顕著に表れるのは、私見では、ベートーヴェンの初期のソナタのように思います。2番とか、4番とか6番とか。
ベートーヴェンの初期は、作曲者が自分自身がピアニストとして売り出すために書いたものなので、非常に大きな音楽で、粗削りで、決してプロにもやさしくありません。
師は、藝高受験生に、同じ曲、たとえば4番の1楽章とか決めて、発表会で全員同じ曲を弾かせることがあります。
みなさん、ほとんどノーミスで弾くんですよね。その中で、ものすごい才能の差を感じてしまうのは、ある意味、残酷ですらあります。
どうしてなのかな、と思うのですが、まず、これらの曲が好きかどうか、のようにも思います。
しかし、氏としては、生徒の弾きたい曲を頭ごなしに否定するのは、いただけないなぁ、と思います。
そして、何とかピアノで身を立てようとした場合、多くの曲を一時に習得する能力は、けっこう重要です。
藝高の定期試験は、バッハの平均律、ベートーヴェンの中期ソナタ、リストの超絶技巧練習曲、ショパンのバラードを通して演奏(1時間くらい、かな)というような感じのようです。
藝大に行くと、毎週違う曲を暗譜で仕上げていくことを義務付けている先生もいらっしゃいます。 -
【2100438】 投稿者: バラード (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2011年 04月 19日 09:47
スレ様 素人ピアノ弾き様
素人ピアノ弾き様の書いていただいたこと
大変興味深く参考になります。
私もコンクールの位置づけについて、よく理解
してませんが、野球やってる子が勝ち進んで甲子園めざす
ゆくゆくはプロやメジャーで活躍したいというものと
同じようかなと考えてます。
ピアノも歴代の偉大な作曲家の音楽を、なるべく意図する
とおりに演奏家がそれぞれ楽譜の裏側まで自分なりに読み取り
忠実に表現して、聴いている人たちに感動を与えたいと
いうことでしょうか。
コンクールは、おそらくその発表曲に向かって集中して
腕を磨き技を磨き、曲の内容を深く突っ込んで追求していく
勉強期間として絶好の機会なのかなと思います。
ベートーヴェンの4番の一楽章って6/8のアレグロで
なかなかの難曲ですよね。曲自体はメジャーでもないのですが
つぶを揃えてそれなりの速さできちんと弾くのは、きっと
たとえノーミスであっても差がでるのでしょう。
ピアノという楽器が世の中に出はじめて、ベートーヴェンが
これからの自分の音楽人生を踏み出すぞ という感覚の若々しい
音色が要るのかも。
きっと三度のメシより音楽が好きという度合いの強さを
一生持ち続けられるごく一部の人たちが、徐々に才能を
発揮していくのでしょうか。
でも、ピアノだけ、音楽だけ知っていればというだけの
ものでなく、文学や他の芸術、哲学、歴史文化や、自然科学も
ふまえて勉強していかないと、なかなか豊かな音楽を
表現していくことは難しいですよね。
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【2871189】 投稿者: 母 (ID:9jq4egV9qjg) 投稿日時:2013年 02月 21日 11:11
ピアノの先生に東京音大の音高⇒東京音大ピアノ演奏家コースを勧められています。大学では演奏家コースではなくてピアノ科だったならば、今ついている教授先生や、准教授先生のレッスンは受けられないのですか?
田舎なので音高に行かなければ演奏家コースに進学は難しいかと思われるのですが、娘を高校から東京に出すことに不安を感じています。東京音大のことに詳しい方、色々と教えてください。 -
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【2872294】 投稿者: 二段落目につきまして (ID:JwuiIhl66Tw) 投稿日時:2013年 02月 22日 08:37
別に音高出身ではなくても 東京音大の演奏家コースに合格する人達は沢山いますので、ご安心ください。藝大ですら音高出身でない人は普通にいます。演奏者の経歴なんかを読んでいると音高出身者ばかりの様な錯覚に陥るかもしれませんが、普通科高校出身の場合はそこのところの経歴を省略するケースが多く、音楽高校(特に有名な)出身の場合はそこのところの経歴を強調するケースが多い というだけの事だと思いますので。
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【2886869】 投稿者: ぺてなっこ卒業 (ID:mz6DZO0sUjk) 投稿日時:2013年 03月 06日 01:46
うちの娘も新幹線でレッスンに通い、防音室とGPを備へ
コンクール遠征などをしておりましたが・・・。
現在は突然勉強に目覚め、ピアノは趣味程度・・・。
今時のコンクールは幼稚園児が小学校高学年を抑え全国大会へ!
なんていうのは珍しくありませんね?
はっきり言って天才の出現に焦りますが
今のエチュードの進みが遅いとは思いません。
・・・皆さん言うようにコンクールは多すぎですね。
あちこちのコンクールをみると金銀銅、同じ名前が連なっているのも現状ですが
その方たちも天才です笑
それ以外なら基礎をしっかり学び、1曲に対するクオリティを上げることです。
基礎とテクニックがなければ豊かな演奏はできません。
うちの子が習っていた先生のもとにプロが30番を習い直しに来ていました。
(この方もピティナ全国の経歴でしたがは音色に問題があるようでした)
困って習いに来た音高生、音大生が子供の演奏(幼少よりの門下生)を見習うようにと言われてしまうのです。
基礎と音楽を楽しむ時間を増やしたほうが子供の財産になると思います。
進度に関係なく、よりクオリティの高い演奏を積み重ねていかなければ
音大へ進んでも差が出ると思いますよ。
テレビに出てくる音大出身芸能人のピアノなんて笑えるくらい下手ですからね~
鍵盤に手をおいただけで下手なのがわかりますね^^
あとは家系に音楽家がいるか、すごい美人か、師事した先生に力があるかです!!! -
【2887421】 投稿者: p子 (ID:9jq4egV9qjg) 投稿日時:2013年 03月 06日 15:13
芸能人で、音大のピアノ科出身だとかいってテレビで弾いてる人、本当に上手じゃないですね。確かに美人だけど、普通の人だと恥ずかしくてテレビになんか出られないレベルですよね。
ゲゲゲの○○さんや、AKBの○○さんなんか、ちょっとちょっと...。という感じですよね。 -
【2887727】 投稿者: アラフォー㈱ (ID:dEfwytJ9Yxk) 投稿日時:2013年 03月 06日 20:24
ぺてなっこ卒様の、おっしゃる通りです。
基本を練習することこそ、一番大事です。
音大生でも、バッハインヴェンションをやり直しする話を、聞いたことがあります。
小学生→とにかく合格するように、ツェルニー、バッハを一生懸命練習する。
成人→子供の頃よりも、成長している分、打鍵が強くなり、動く幅が広くなる
成人すると、人生経験が豊富になる分、練習曲なのに余計な感情が入り、弾き方に迷いが生じたりします。
プロの方も、きっと迷われたのでしょう。
私の先生の恩師は、ピアニストで、べルリンフィルと共演したことがあります。
中学生の門下生と、音大生の門下生と、2台同時に弾かせます。
中学生には、「中学生ならこれくらいかな。」
音大生がミスをすると、「なんでインヴェンションで失敗するんだ」と、注意するそうです。
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