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【3718183】ピアノ、ここまで仕上げる必要が?

投稿者: ロータス   (ID:uVxDlVOdQ6Y) 投稿日時:2015年 04月 20日 09:15

私立小6年の女子の母です。

娘は5才からピアノをはじめ、転居などの事情により今は3人目の先生についています。
わたし自身が音大を出ていますが、娘は音大にいかせるつもりはなくはじめから趣味の一つとして習うスタンスです。
それでも、コツコツ続けた結果今はインベンション、ソナタ、ツェルニー30番の中程を弾いており、
練習も毎日1時間弱ほどはしています。

はじめ二人の先生方もそれなりに厳しい方でしたが、現在の先生は(近所で探したのですが)芸大や桐朋学園にも何人も生徒を合格させている
大ベテランの方。人柄もとてもよく、安心しておまかせできますが
とにかく曲の仕上がりの水準が厳しいのです。
全ての曲は暗譜で仕上げるのは当たり前としても、練習曲もソナタも楽譜の指定テンポ(またはそれ以上)まで到達しないと
合格しません。
バッハは15曲全て暗譜するまでやり続けるので、いつも3〜4曲平行して練習しています。

娘は淡々と練習し、レッスンに行ってきますが内心わたしのほうが疲れてしまって…。これから
どんどんと勉強や部活も忙しくなってくるのに
こんなにピアノが厳しいのはどうなんだろうと思うのです。

決してゆるいレッスンを期待しているわけではないのですが
あまりにもハードルが高くてとまどっています。やはり、音大志望者の多い教室の先生につくということは
そのくらい要求されるのが当然なのでしょうか。

わたし自身は専門でしたので(ピアノ以外の楽器です)もっと厳しい先生に着いた経験も
もちろんありますが、趣味なのにこんなに?という疑問がだんだんとふくらんできました。

娘が大丈夫ならばレッスン回数など相談しながらこの先生でいこうか(今は毎週で1時間レッスンです)
もう少し、気楽にできる先生に変わることも視野にいれるか迷っています。

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  1. 【3720065】 投稿者: かつての(昔の)音大受験生  (ID:VOAjvXTKtIs) 投稿日時:2015年 04月 22日 10:37

    音大へ多数生徒を入れている先生でいらっしゃれば、生徒のご父母の中に音大出身者は
    必ずといっていいほど、複数いらっしゃいますよ。昔ほどではないですが、やはり音楽の世界も
    母が音大で娘も、とう方はいらっしゃるので。
    しかも、高名な先生であればあるほど、つてを辿ってその先生に師事することになります。
    音楽の世界は一般の社会?とはかなり違って、徒弟制度が今でもはっきりあるんですよ。
    ですから、とにかく音大出身者の親がいるからといって、それはそう珍しいことではなく、
    先生が張り合って・・とかそういうことは
    確率としては低いと思います。

    それよりも、娘さんがやはりまじめにお稽古なさるから、先生は目をかけてくださるのでしょう。

    私はロータス様のお気持ちが痛いほどわかります。
    私は、ピアノ専攻でしたけど、娘に(ほかの先生につけて)ピアノを習わせることにためらいがありました。
    (ふと思ったのですが、ロータス様はもしかして弦ではないでしょうか?)

    考えすぎかもしれません。しかし、もしも、将来音楽を専門的に学びたいといわれたら・・。
    音楽の道は厳しいです。そして周囲(親)の物理的フォロー(ピアノを弾く時間の確保に精一杯ですから
    ほかのあらゆることは親がフォローしてやらねばならなくなります。)
    金銭的フォロー(入るまでに1000万はかかります)でも入ってからも、でたあとも、かなりの親御さんが金銭援助を
    なさってますよね。音楽活動を続けたいと思うならなおさら。
    なによりも、あの厳しい修練を娘にさせるのか。。普通の学生らしい生活はできないです。
    今思うとまともな生活ではなかった、、 ロータス様が難関音大をでられていらっしゃる以上
    こういったことを実体験としてご存じであり、お子様に楽器を本格的に習わせることには
    消極的、レッスンについても慎重になられるのは当然だと私は思います。

    ロータス様のお気持ちには、やはり娘さんを音大へというお気持ちはないんですよね。
    ソルフェを積極的にやらせていないという点でもそう感じました。

    ピアノに関してになりますけど、ロータス様、
    正直なところ、「将来、社交にもつかえて、好きな曲を楽譜をみて弾けるという
    レベル」になろうとしたら、一般的には「趣味」というよりもう少しレベルは高くなるでしょうね。
    今のレッスンを続けていって高校くらいまでやれば、それが将来も可能だと思いますが。

    ただ、練習時間は確実に1時間では足りませんから
    その点がやはり問題ですね・・。

    いろいろ思いはめぐるんですが、もう娘さんもだいぶ大きいですし、まずはご本人の意思を確認して、
    本人が通いたいといえばその先生で続ける。
    もし、練習時間をさらに要求されるようなレベルになったら、
    学業で忙しいから1時間しかできないことを説明して(1時間毎日練習するだけでも私はえらいと思いますよ。
    世の中でみたら少数なのです)
    その範囲内でできる曲数にする、などされたらいかがでしょう?もし、それで、
    難色を示される先生でしたら、その時は、またほかの先生を探すことをお考えになったらいかがでしょう?

    (気を付けていただきたいのは、先生から必要以上のプレッシャーがないかですね。
    このくらいできて当然、というようなお考えの先生ですと、いつか娘さんがつらくなってしまう気がします。)

    参考になるかわかりませんが、私が指示していた先生(下稽古の先生のほうです)
    も、ロータス様の娘さんの先生とそっくりの方でした。趣味の生徒もいましたけど
    みなさんきちっとさらっていて、リストの森のささやきを弾くような方たち。
    その中で音大卒のお母様がいる生徒さんがいたのですが、中学受験をして
    某有名中学へ。入学後、1年ほどは頑張ってピアノも来られてましたが
    中学2年生のときに
    おやめになりました。先生の求めるレベルのピアノの練習と、学業の両立が難しかった
    ようです。
    このようなケースもあります。ようは、バランスなんだと思います。(ピアノー勉強ーその他の生活、の)
    まったくやめるのはもったいないと思うので、
    細々でも続けられたら一番いいですよね。
    よい方向性がみつかりますように。長々失礼いたしました。

  2. 【3720146】 投稿者: バラード  (ID:m.Su7i1iZlk) 投稿日時:2015年 04月 22日 12:28

    すごく難しい、というか悩ましいところですね。

    ピアノの練習課程で、「弾ける曲」と「聴かせられる曲」には同じ曲でも仕上げに雲泥の差があると思っています。たとえ発表会だとしても。子供たちの発表会の場何度か今でも行きますが、聴かせられるピアノ弾く子、20人出たとしたら一人か二人います。
    練習の質、量が5倍、10倍くらいの違いがあるような、、、。

    仕上げレベルが厳しいのは、どんな曲でも(先生という聴き手にも)聴かせられるを、、に限りなく近いのかもしれませんね。
    私は少し、急がば回れ、、、的に好意的に思ってます。

    私もツェルニー30番、40番、楽譜の指定速度は無理だと思います。
    練習は、暗譜→ ノーミス→ 粒そろいくらいの順くらいでどうかなと思います。

    あとは何か、野球もサッカーもフィギュアスケート、体操でも、別にプロなどめざさなくても大学の体育会まで必死に寮生活までやって続ける生徒、学生もいれば、草野球や同好会、テニスサークルの人もいる。

    音大目指す、めざさない、ピアニスト目指さないけど、どちらもアリでいいのですけど、どれほどのレベルでやっていきたいのか、そろそろ小6であれば本人が決めるころかなと思います。

    お母様が書かれている、ラフマニノフの小品でも、ショパン、ベートーベン、ドビュシー、リストの小品とか大曲をいつ頃、どんな風に弾けるようになりたい、どんな風に人に聴かせられるように、でもいいと思います。

    いつも素人ピアノ弾き様お書きの、好きな曲探して、習っている先生とは別にどんどん譜読みして、バロック、古典派、ロマン派、近現代と偏りなくやってみるというのは、(出来ればですが)とてもよい方法と思います。

  3. 【3720895】 投稿者: ロータス  (ID:uVxDlVOdQ6Y) 投稿日時:2015年 04月 23日 11:41

    昨日、娘のレッスンがありました。
    ツェルニー一つとソナタが一楽章があがったようです。

    皆様、本当に色々親身に考えてくださりありがとうございました。
    特にかつての音大受験生様、バラード様、素人ピアノ弾き様、またおなじような立場だった
    お母様方、ご意見の一つ一つが胸にしみました。

    結論というほどではないですが、当分は娘の意思に任せてみようと思います。
    いつまでピアノを続けるか、どこまでやりたいかは話し合ったことがないので
    近いうち折りをみて本人の意見を聞いてみるつもりです。確かにもう6年生なのですから
    かなりのことは自分の意見があるはずですね。
    もっとレッスンがきつくなった場合についても話し合ってみます。
    色々な曲の遊び弾き、今でもやっていますがそれとなくもう少し譜面を置いておくとか
    してみようかと思っています。
    これまで娘のピアノについては、わたしの感覚が理解されず、贅沢な悩みのように思われるのが怖くて
    誰にも相談したことがありませんでしたが
    思い切ってスレッドを立てて良かったです。

    かつての音大受験生様、専門楽器、お察しの通りです。
    娘はピアノはやりたがってもわたしの専門楽器だけはかたくなに嫌がってました。
    今思うとそれで良かったです。
    同じ楽器をさせていたらもっときつかったと思うのです。

    本当にありがとうございました。

  4. 【3721156】 投稿者: かつての音大受験生  (ID:VOAjvXTKtIs) 投稿日時:2015年 04月 23日 18:20

    ロータス様、
    方向性が見えたようでよかったですね!
    そうですね、お嬢様のお気持ちと相談しながらが一番いいと思いますよ!

    そして、やはり弦を専攻なさっていたのですね。
    幼少期からの猛烈な練習が必要なのはやはり特に、弦かピアノなので・・
    そうかな・・とふと思いました。
    私も同じような道をきましたので(ちなみにキリのほうです)
    共感いたしました。

    ロータス様が建てられたスレで逆に相談となってしまい申し訳ないのですが、
    もしまだご覧になっていらしたら、
    ご意見を伺いたいのですが・・

    もし、ロータス様は将来娘さんが、音大にいきたいとおっしゃったら、
    それを認めますか?
    それとも、厳しい道だから他を・・と言いますか?


    あと、私は実は自分で娘を教えています(ピアノです。まだ5才なので初めて1年ほどですが・・)
    いろいろ悩んだのですが、自分が師事した先生、またはその門下の方などつながりのあるかたに
    お願いすることは考えていなかったので、
    自宅近くの先生を、とも思ったのですが、
    なまじ自分がやってきた楽器ですので、こちらもいろいろ知っている分、
    なかなか理想の先生を見つけるのは難しいだろうと思ったこと、
    あとは結局のところ、完全にお任せはできず、下稽古してしまうと思い
    (それは、お預けした先生にも失礼ですよね)
    悩んだ末自分で教えています。

    ほかにも、正直なところ、自意識過剰かもしれませんが、
    将来、もし娘がまじめにさらっていて、それが先生の目にとまり
    音楽を専門的にやらないか?と子供にいわれ
    本人がその気になったら、どうしよう。という不安もありました。
    私は、そのパターンで音楽の道へいきましたので・・。今思えば
    小学校低学年で将来の道を決めるなんて無理ですよね。でも私は先生の誘導をきっかけに、その道へ入ったのです。
    それでなくても家に常に音楽がある環境ですから、娘は音楽にとても関心があり、そのぶん、
    娘に楽器を本格的に習わせることには不安がありました。


    しかし、今悩んでいるのは、いつまで娘を自分で教えようか・・ということです。
    (私も娘を音大へとは考えておりませんので、
    趣味のピアノ・・ということになりますが)

    もちろん技術的には最後まで教えられますが
    思春期になってきますと、(今は問題ありませんが)親ー子の関係で、レッスンをするのも
    難しくなるだろうな・・と思っています。
    また、いろんな意味で私以外の先生にならったほうがいいだろうと思うこともあります。

    自分の専攻楽器を教えるのが難しいのは、
    かつての自分の様な練習姿勢やマインドをつい
    無意識に娘に要求してしまいそうになることだと私は思っています。
    それから、どうしても自分が受けてきた音楽教育スタイルを
    娘にもしてしまいそうになることですね。本当に昔かたぎの厳しい先生たちに
    師事してきましたので・・。
    頭では「楽しく、ピアノを学ぶ」ことが大事だとわかっていますが、
    自分が受けてきた教育とはかけ離れているので、
    時々難しいと思うこともあります。

    もし宜しければご意見お聞かせいただけたら嬉しいです。

  5. 【3721189】 投稿者: スレ主ではありませんが  (ID:7LzpeDGmBgc) 投稿日時:2015年 04月 23日 19:04

    ロータス様への質問にしゃしゃり出て申し訳ありません。

    私の考えを書かせてください。嫌なら読み飛ばして結構です。自分の考えを書いて確認してみたいです。

    私は自分の子供に最初は教えていました。
    連れていく時間がもったいないからと、もちろん教えられるからです。

    私の母が有名なピアノの先生でしたので、
    私自身が誰かに習うなど出来ませんでした。
    音楽の方面に確実に行くことが決まって、
    初めて目指す大学の先生にみてもらうことになっただけでした。
    憧れもあったのでしょう。
    ぜひ自分の子供には誰か先生に付けたいと思っていました。
    自分がずっと教えるなど考えていませんでした。

    しかし、やはり自分が納得出来る先生でないと嫌でしたし、遠くも嫌でしたし、また、以前からの知り合いとかで上手くいかなくなった場合のゴタゴタも嫌でした。
    また、音楽の道に行かなくても趣味で続けたとしてもある程度のところまではやってほしいとも思いました。
    そんな自分の考える先生との出会いはなかなか難しい。

    縁あって今の先生について約10年経ちましたが、
    昔の先生と違って本当に柔軟に指導してくださいます。
    もちろん、このまま音大にも行くことが可能な指導と実績もありますから、安心しています。
    また、あまり、音楽の道に行くの?行かないの?とも聞いてきません。
    先日、何年ぶりかで音高には行きたいの?と聞かれたので、
    音大からしか考えてませんと答えました。
    私は子供に音楽の道に行きたかったら行ったらよいと伝えています。

    今の時代、先生方も音楽の方面に行くならこうしなさい、と道を絞るのは時代に合わないとわかっておられるような気がします。
    よい指導の中で頑張りたい間は頑張ってもいいと思います。
    よい先生との出会いが全てです。

    ちなみに知ってる方でコンクールでとても素晴らしい成績を残してきたお嬢さん、すっぱりと高校生で医学部を狙うことにしたということも聞きました。
    今時はそんな方もいると先生はわかっています。

  6. 【3721262】 投稿者: かつての音大受験生  (ID:VOAjvXTKtIs) 投稿日時:2015年 04月 23日 21:00

    スレ主ではありませんが 様



    レスをありがとうございます。

    いやだなんてとんでもないです。お考え、経験をきかせてくださって

    感謝しています。


    お母様がピアノの先生でいらしたのですね。

    親子間で師弟関係にあること、いいこともあると思いますが

    おつらいこともあったかと思います。


    ご自分で教えようと思われた理由、本当に同感です。

    私もほとんど同じように思ったので、自分で教え始めてしまいました。

    一人だけ、この先生なら。という先生はいましたが

    (ちなみに、出身の門下生などのつながりの方ではありません。他大学です)

    なにせ遠方で、幼児を連れては難しいと思いまして・・


    一つお伺いしたいのですが、ご自分で教えられはじめてから、

    今おつきの先生に習うことになった理由というのでしょうか

    きっかけはどのようなことでしたか?

    また、お子様がおいくつのときに、ご自身で教えるのを

    やめて、ほかの先生におつけになりましたか?


    もしかすると失礼な発言になってしまうかもしれません・・

    すみません.

    でも率直に書かせていただいてもよろしいでしょうか?


    たしかに、私も以前よりは、ピアノ界も柔軟になっている傾向はあると思うのです。

    しかし、いわゆる芸大・桐朋に関してはいかがでしょうか?

    先生たちも、そこにいる生徒たちも(目指している人も含め)

    私は、そう変わっていないのではないかという気がしてしまうのです・・

    (ただ、桐朋は私が受験生のときは、ソナタにしても平均律にしても

    任意の1曲という方式ではなくて11月に試験曲が発表になってから全員、一斉準備スタートでした

    そういった意味では、任意だなんてー考えようによっては、数曲、ずっと弾きこんだものを試験で

    ひけますよねー時代もかわったんだなー・・と思います。)


    少なくとも、私のころは音大(すみません私の場合桐朋しか経験がないので、桐朋という前提で)

    を目指すならば、遅くとも4,5歳からお稽古をしていて、その中で本気でピアノを勉強するということを、

    小学校中学年ごろまでには決断していないと遅すぎる という雰囲気で、

    そしてその後はひたすら練習練習練習・・ 

    私は林間学校なども親が途中に迎えに来て一人だけ先に帰ったり

    あと、最後は学校まで休んでさらっていました・・・ 寄り道も一度もしたことないです。とにかく飛んでかえって

    練習していました。

    青春の思い出も、レッスンに追われ、防音室の自室にこもりろくに家族とも話さず、

    友達とも遊ばずひたすら夜中まで

    さらっていた記憶ばかりなんです。ひどいときは疲労のあまりピアノの鍵盤の上で
    眠ってしまったこともあります。私は、こうした極端な生活をしたことを

    正直後悔している部分が大きいです。私の人格は、ゆがんでしまったなと自覚しているので・・

    (もちろんゆがんだのは自分の問題で、こうした生活をしていても

    みなさんがそうなるという意味ではありません、、)


    私は、もし娘がピアノを専門的にやりたい。といったら、

    一流(といわれている)音大を目指さないならばOK というつもりです。

    つまり、学生としてバランスがとれたまともな生活(語弊があるかもしれませんが・・)をしながら、

    その傍ら音楽の勉強をして、その範囲内で入れる学校ならば、というつもりです。

    今は昔よりずっと入りやすくなっていますから、不可能ではないですよね。

    それに、当時は全く思い至りませんでしたが

    音大にも様々な学校があり、そのスタンス(あえてレベルとは言いません・・音楽に対する
    スタンス、だと本当に思うためです。)はいろいろですよね。

    ただ、私から、娘にあえて勧めることはやはりないですし
    いつかもしも、娘がピアノの道へいくことになったら・・。という

    不安はいつもあります。
    ですが、娘にもピアノを楽しんでもらいたい、上手になってもらいたい気持ちもあるので
    自分でも自分がよくわかりません・・



    まとまらなくてすみません。よかったらまたお話聞かせてくださるとうれしいです。

  7. 【3721382】 投稿者: 元ピアニスト・講師  (ID:a/5w2GY3Jos) 投稿日時:2015年 04月 23日 23:36

    ずっと興味深く拝見しておりました。

    我が家にも娘がおり、私がピアノを教え娘の希望でバイオリンもやっています。
    ピアノは幼児の頃は集団レッスンその後大手教室の個人レッスンを経て今は私が教えています。
    バイオリンは藝大の先生にレッスンして頂いています。

    かつての音大受験生様の【3721262】 の投稿を拝見して、複雑な胸中を察するに余りある自分の過去の体験(学友も含めて)を思い出しました。

    先のスレにもありましたが私の生徒の一番優秀な生徒も国立医大に進学してました。

    我が娘は膨大な練習時間を掛けてまで音楽のプロを目指したくないとハッキリ言っており、ピアノとバイオリン毎日の練習(1時間半~2時間)の残り時間で勉強をし、合格を頂けるところって?と、悩んでいる日々ですが、最近は何だか吹っ切れました。

    私は私ですし、娘は娘。
    性格も違いますし、同じ道を選んだとしても同じように感じる訳ではないと思うのです。

    なんといいますか・・・。
    子供には子供の人生があり、親が道を指し示すのではなく自然で自由な形で試行錯誤して選んで欲しいという気持ちがあります。

    勉強も頑張ってみて、ピアノも続けてバイオリンがやってみたいならやってみて暗中模索の中もがいて自分の人生を掴み取って欲しいというか。

    やはりソリストとして演奏で稼ぐレベルになるのでしたら、親が道を照らしサラブレットが脇目をふらず前を見て走り続けるような人生と申しますか・・。でも、この辺りは別の業界(勉強でも)同様ですよね。

    それを本人が選んで後悔するか否か(因みに私は母から音楽の道は険しいから普通?の人生をと言われても音楽から離れられませんでした)は、最終的に本人が選択したか否かが大きく影響するのではないでしょうか。

    もがき苦しみ自分で掴み取った人生に後悔するとは思えません。

    >防音室の自室にこもりろくに家族とも話さず、

    私は幼少期はトイレまでセット状態で、部屋に軟禁状態でした 笑
    父は「気が狂ったみたいにピアノを弾いている」が口癖。
    母は「いつもの事だから」が口癖。

    我が家は夫も他楽器でコンクールで優勝したりするものの別業界で働いており(夫は親の反対で音楽を諦めた)祖父母の代にはみなさんご存知かなというレベルの音楽史上の有名人がおり。

    血筋を考えると娘が音楽の道に進んでくれないかなぁという淡い期待があったのですが、ピアノとバイオリンをやっていて楽器演奏が学年で際立って上手という以外は普通の子です。

    そうですね。私も偏った(とは表現したくありませんが)人間かなと思う時も多々あり、苦労もあり、私に似た子供も苦労してると感じた事がありますが。
    それは音楽の道を選んだからというよりも、生まれ持った資質の問題ではないかなと思います。
    実際私に似た子は楽器は現在やっていないのですが、他分野に没頭する余りかなりな変人(良い表現だと個性的)です。
    極めて個性的な子をもった苦労というのもあります。

    なんら助言にはなっていないようなコメントで恐縮ではございますが、専門分野にすすむ人生を選ぶ性格の人は音楽に限らず世渡りベタで個性的な方が多いように思います。
    私はそういうなんというか天才肌の他業界の人との交流が大好きですし、そういう方達が人生を後悔しているようには思えません。
    打てば響くような頭脳に実直な性格。
    共にいると人生が本当に実りあるものと実感させられます。

    広く世の中を見渡してはいないけれど、狭い視野で深く深く極めた人生であはあったけれど・・という不器用さを愛しています。
    そういうタイプの人が大好きですよ。

  8. 【3721395】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:.yAfApun34A) 投稿日時:2015年 04月 24日 00:06

    私は単なるアマチュアですが、兄弟弟子のほとんどが芸高芸大、友人には、トップクラスのアマチュアピアニストが何人か居ますので、見聞の範囲をお伝えします。

    ・芸大でも、演奏とCDの売り上げだけで生活できる人は稀で、外国の一流コンクールで優勝、入賞し、日本に凱旋して、音大や教育学部音楽科の教員になる、というのが、少なくともピアノでは、成功モデルのようです。
    ショパンコンクールやチャイコフスキーでファイナルに出られるか、その次のレベル、マリアカルナスやロンティボーヤクライバーンなど、のレベルで入賞することは、そんなに容易ではありません。
    ロマン派以降の協奏曲を5曲、リサイタルプログラムを3種類くらいレパートリーに持っていることは、最低条件になりますね。

    ・演奏家として、そこまでの実力が無くても、立派に音楽で生計を立てている人は居ます。
    来る仕事はえり好みせず、なんでもやって、徐々に信頼を得ていく、という人が多いです。
    ラウンジでも、弦や管の伴奏でも、田舎の楽器店の模範演奏でも。

    ・おもしろい成功例は、ヨーロッパのオペラの練習ピアニストです。彼女は、音大ではなく一流大学文系出身ですが、趣味が昂じて本職になってしまいました。これは大変な仕事で、たとえば、リヒャルト シュトラウスの「エレクトラ」を2週間後から練習するからお願い、という感じになる。600ページもある、百科事典のような、不協和音ばかりの楽譜を、2週間で譜読みする能力があるからこそ、続いているのです。

    ・都市伝説か真実かわかりませんが、ピアノ以外であれば、芸大で主席であれば、だいたい、プロのオーケストラのポストを得られるようです。

    ・一時、オルガンや古楽器(チェンバロなど)の演奏者が欠乏していた時期がありましたが、急激に供給が増えているように思います。

    ・以上のような状況なので、子供が音楽を志したいと言ったら、一度は、強硬に反対してみるのがいいかと思います。親の反対程度で決心が揺らぐようであれば、やめたほうがいいかと。それでも、命がけでやる、ストリートミュージシャンでもいい、という決心があれば、応援するのかな、と思っていました。

    ・逆に、趣味で楽器をやっている人の中に、けっこうな名手が居ます。
    将来を嘱望される新進気鋭の外科医でありながら、余暇にヨーロッパを歩き、埋もれた作曲家を発掘して、出版社と交渉して出版し、自分で演奏して普及する、という活動をしている人が居ます。毎年、現代音楽を中心としたリサイタルを開いて、プロも聞きに来る、という人も居ます(この人も医師)。友人の一人があるワールドワイドのアマチュアのコンクールで上位でしたが、一流企業のエンジニアでした。

    こういう生き方も、あるだろうと思います。
    もちろん、一流のアマチュアといえども、一流のプロのような音は出ません。そこは、妥協するんだろうな、とは思います。

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