中学受験ピアノとの向き合い方｜掲示板スレッド

皆様ありがとうございました。
○学力は伸びるけれど(ID:uUg5nZ/CMFw)様

「偏差値を上げるためには、他の子よりも高いポテンシャル、他の子よりも多い勉強時間、他の子よりも効率的な勉強、最低限そのいずれかは必要になります。」
大変解りやすいご説明ありがとうございました。この中ですと、娘は勉強時間で戦うしかないかなと思ってます。

○ピアノ様
「御三家を目指すなら、ちょっとピアノは息抜きに弾くレベルにとどめて中学入ってから再開しても遅くはないのでは？」
につきまして、全く仰るとおりだと思います。
　ただ今の成績だと六年生からでは遅いと思ってまして、五年生のうち、いつ頃からどの程度ピアノを減らすべきか、悩んでいるところでした。

全ての文面に色々と気づかされ、お礼のお返事を記載したいのですが、代表的な箇所へのお返事とさせていただきました。ありがとうございました。

＞「入室半年後の成績が本人の実力で、そこからは成績は大きくは変わらない」と言いますと、先天的に大部分が決まっている、という意味合いでしょうか？受験業界では一般的な認識なのでしょうか？

先天的、いわゆる地頭的な部分も含めて、入室して半年も経てば軌道に乗って学習リズムも掴めているはず、出来の良い子なら半年以内には頭角を現すはずだということだと思います。実際、我が子は毎月のテストによってクラス変動の大きいSAPIXにいますが、固定メンバーはまず変わらないそうです。
大学受験で言えば、ずっと低偏差値だった子が、受験学年になっていきなり東大を目指せるレベルになるとはとても思えないですよね。それは中学受験でも同じです。高学年になれば誰もが頑張り出すので、そこから偏差値を上げることはとても難しいです。

ピアノはやめませんでした。というかやめるという選択肢が自分にはありませんでした。親にもやめる？と聞かれたこともありませんでした。
ピアノが大好きすぎて生活の一部でしたし、受験や学校のテストの時も変わらず毎日ひいてました。アラフィフですが今でもピアノを弾かない日はないくらいです。

私自身は中高一貫から国立大です。中学生の時から大学の先生に師事していただき、ピアノは先生についていけばいいやと思い、もうひとつ好きだったやりたいことを学びに大学に進みました。理系です。

今は平日自宅で細々と身の丈にあった仕事をし、土日は音楽教室をしています。

コンクールやプロを目指すなら、受験だろうと必死で続けないと厳しいかなと思います。クラスの子よりちょっと上手くらいでいいなら一度やめても大丈夫です。ただそんなことよりお嬢様が続けたいかどうかだけだと思います。

うちの子達、四人おりますが、実は誰も受験で習い事をやめませんでした。次女にいたっては入試前日の夜遅くまでバレエしてました。

心の拠り所にもなるのか、うちの子達にはよかったです。

勉強の進め方については他の方が述べられているので、別の視点で。
御三家を目指すことはお子様の希望なのでしょうか？
これからの受験戦争を考えると本人の強い意志がないとなかなか難しいのではないでしょうか？

お子様も希望しているとして、ピアノ＜中学受験で親子とも認識が一致しているのなら良いのですが、一致していない場合はまずはそこの話し合いが大事ではないでしょうか。

そしてピアノ＜中学受験で一致しているが、その上でできる範囲でピアノを続けたいということであれば、ピアノの先生に相談をされてはいかがでしょうか？
宿題の曲数を減らしたりレッスンを隔週にしたり等対応していただけると思います。

一日中休みなく勉強をすることは難しいですから、休憩時間というか隙間時間に5分でも10分でも良いのでちょこちょこピアノの練習を組み込めばそこまで負担にはならずに逆に良い気分転換になるのではないでしょうか。

一度やめてまた中学になったら再開と思われるかもしれませんが、勉強と同じで自分でしっかり練習ができるなら別ですが、ほとんど弾かなくなってしまうと読譜力も落ち、指も動かなくなってしまうので、再開するときが大変だと思います。
それよりは細く長く続けられるところまで続けられる方がよいと思います。

何よりもお子様の気持ちが大事です。
中学受験がゴールではありませんので、よくお子様と話し合ってみてくださいね。

＞「偏差値を上げるためには、他の子よりも高いポテンシャル、他の子よりも多い勉強時間、他の子よりも効率的な勉強、最低限そのいずれかは必要になります。」

＞この中ですと、娘は勉強時間で戦うしかないかなと思ってます。

だとすると、かなり大変ですよ。
長時間勉強することで他の子を上回る、と言葉では簡単に言えるのですが、長時間勉強はダレますし疲れます。集中力が落ちたら、スパっと勉強をやめた方がずっといい。
だから、子供を選ぶと思います。
また、他の子たちがラストスパートで勉強時間を伸ばした時に、また抜かれてしまう危険性もあります。

一方で目先のことを考えると、最も確実な方法でもあるので、難しいところです。

お子さんに無理をさせすぎないようにしてください。
知り合いの親子で中受きっかけで親子仲が悪くなってしまって、中学受験には成功したけれど不仲になってしまった方がいます。
それが果たして「成功」と言えるのか、微妙ですよね。

角野隼人君は、受験の時にピアノはどうしていたのかな～と
思います。まぁお母様が桐朋卒のピアノの先生なら
並行する環境が良かったのもあるでしょうけれど。

これは断言出来ますが、今時ピアノで飯は食えません。
趣味で音楽を志す事は反対しませんし、受験のストレスを
適度に和らげる効果もあるでしょうから、辞めろとまでは
言いませんが、あくまで趣味として捉えるべきです。
優先順位として受験と同列にはなりませんよ。
御三家に入ってもその先大学受験がありますから、
その先も勉強を続ける必要があるのです。

正直御三家は今の実力ではかなり厳しいと思います。
Marchクラスの附属であれば可能性はあるでしょう。
附属に入ればある程度先が保証されるので、
そういうコースに進んでピアノも…という方が
娘さんの為には良いかもしれません。

御三家を狙うお子さんでピアノを継続している子もいます。
通塾が忙しくなるので、止める子や休止する子もいます。
こんなところで聞く問題ではなく、個々の家庭で相談して決定する事でしょう。
何にしろお子さんの気持ちが大切。
継続したから、御三家に合格できないとうことも無い。
止めて勉学に励んでも合格できるわけでも無い。
今何が一番大切なのか？親子で話して決める事でしょう。
合格出来る子や家庭は、選択も上手ですよ。