愚母　　そして引きこもり　｜掲示板スレッド

私は今回殺された４４歳息子と同学年で、駒東と同じくらいの偏差値の難関私立中高一貫男子校の出身です。小学校時代、いろいろと要領が悪くて空気を読むのが苦手でしたので、この子は公立中に行くといじめられる、との父の判断で中学受験をしました。ちなみに父（大学教授でした）は、今回の加害者の元次官と同学年です。

私の母校は素晴らしく緩い学校で、私のような「勉強のできるダメ人間」にとっては居心地がよく、６年間楽しく通うことができました。その後は就職に苦労しましたが、今は某大学の准教授で、結婚は遅かったですが、私と違って要領のいい女性と結婚し、子供も生まれてまずは幸せに暮らしています。

母校には、私以外にも公立に行ったらいじめられそうな偏った人がいろいろといましたが、互いに認め合っていたように思います。同級生に少女漫画に詳しい人（もちろん男）がいて、よく借りて読んだのはいい思い出です。今回の被害者の男性もアニメ好きでもちろん勉強はできたでしょうから、うちの母校（関東ではないですが）に来ていれば人生は違ったのではないかと思います。

たかが１経験で全生徒を語ろうとするのも乱暴な…。
入学難易度なんて１０年と言わず５年でコロコロ変わる現象が起きている状況で、学校名を伏せたら参考の参考にもならない（武蔵がその典型）。
本当にトレーニングを受けた研究者でしょうか？

被害者は母親とうまくいっていなかったのは事実でしょうが、気がついたときに第三者の専門家にというのも、その”気づく”が難しいところなのでしょうね。

同じ年代の公立ですが、今で言うアスペの男の子は、女子が守ってあげてましたよ。
そういえは、当時は国立最難関でも、姑息ないじめや窃盗がありました。
公立でよかったなと思ったものです

自分の体験談という個人的事情だけで、公立が良かったとか、私の学校なら良かったとか、すぐにみんな語りたがる。
そう書いてる人の学校も、過去を辿れば激しいいじめや窃盗のあった期が無かったとは言い切れないのに。

たとえば駒東の、その前後の学年だったら、彼に気の合う親友ができたかもしれない。担任の先生が親身になって相談にのってくれたかもしれない。
私の学校は共学の国立最難関ですが、充実した最高の青春時代を過ごせました。しかし同じ学校が、のちに、新聞沙汰のいじめを起こし、今もエデュで批判されまくり。
どの学年か、どの先生か、同じクラスに誰がいるかで学校生活なんて全然変わってくるのに、明らかに毎年不登校が続出とか、退学者が毎年たくさんいるとかでもない限り、学校だけが原因ではなく、個人的な運不運によるところも多いのでは？
それなのに、ひとまず学校そのものを悪く言うことで物事を単純化させると、分かりやすいけど、原因について深く考えたり分析したりする機会を失います。

重度の発達障害だったようには見えないような？
学校には、交友関係に問題がありつつも、通えていたわけで。

彼の発達障害は、昔で言うところのアスペルガー、今でいうところの自閉症スペクトラムなので、重度だと曲がりなりにも一般の社会生活は厳しいです。

なお、医学上、今はアスペルガーという言い方はしません。自閉症スペクトラム障害の一つとして位置付けます。
自閉症というとぎょっとするかもしれませんが、スペクトラムなのでかなり幅があります。自閉症スペクトラムには、普通の社会生活を送っている地位もある人も大勢含まれます。ちょっとした癖の強い人なら、かなりそうです。変わったタイプの人、くらいのものです。社会的に問題が生じた時、自閉症スペクトラム"障害"、と診断されることになります。

今回の人が強度だったのは、二次障害です。発達障害を機に、周りからダメだダメだと言われ続けて自尊心を喪失してしまい、そのために悪い精神状態に陥ることです。暴言暴力、自傷などです。
その度合いは、報道されているものを読む限り、相当のものだったように見受けられます。

自閉症スペクトラムは、人の生まれつきの特性です。本人なりの工夫や周りからの働きかけで表に表されるものが変わることは大いにあります。

統合失調症は、病気です。ある時から発症し、治ります。

まだまだ研究が待たれる分野ではありますが…

支援学級には知的障害の子も多く、今回の彼のように知的にはむしろ高い子だと自分は馴染めないと考えることも多いようです。

今でこそ、都会なら支援施設もそれなりにありますが、当時は少なかったのでは。支援学級なんてものもあったかどうか？

親御さんが、世間体を気にするなどプライドが許さなかったとかいう可能性もなくはないですが、それよりも、どうして勉強しないの！甘えている！と、本人の人生は本人の人生、と受け入れてあげられなかったのかなあというのが私の勝手な想像です。

簡単に言っても、親にとっても本当にきついですけどね。

すみません、長々と。

普通の凡凡とした家庭なら
最初の大学中退で相当な親子バトルになりそう。
でも、診断がついていたせいか、代アニで
好きな絵を特技にして生きていくことに方向転換して
更に、恐らく就労支援的な手仕事ならとパン職人に
舵を切って、また応援してあげて、、、
別居でドラクエ三昧になってもアパート維持して
一人暮らしさせてあげて通いで面倒見。
辛抱して自立の道を探っては、また絶望感に打ちひしがれ、また親は立ち上がり、の何十年を思うと
こういう修羅場にいる親をサポートする体制がないのが、息子の支援よりも問題では？

その時期の駒場東邦で、イジメがあって、結果人生を棒にふった一青年がいた、ことは覚えておかねばならないでしょう。

合掌。

我が子が友達から、親に虐待されていると打ち明けられたと相談してきたら、皆さんでしたら何とアドバイスしますか？
私は、裸足で逃げて来たら泊めてあげよう、そうでなければ、卒業まであと少しだから我慢して父親とはなかなか会えない場所の大学に進学し、その土地で就職〜結婚し実家近辺には二度と戻らない方が良いと伝えました。
怪我の傷跡もあるようで、この場合、奨学金を借りてでも脱出した方が良いと思いました。
それとも、内緒にして欲しいと言われていても、何処かの機関に連絡した方が良いですか？
私達以上の世代は父親や教師から殴られながら育ったので、単に叩かれた殴られた軽く蹴られた程度では驚きませんけど、傷跡が残るほどの怪我をしていたら今の時代やり過ぎだと思うのですが…どうしましょう。