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【6530177】翼の翼

投稿者: 円佳   (ID:nl37mhp/4IU) 投稿日時:2021年 10月 26日 12:00

先月上梓された中学受験をテーマとする朝比奈あすかさんの小説「翼の翼」についてのスレッドです。
私も小6受験生の親ですが、身につまされることが多すぎて読んでいて苦しくなるほどでした。「母親の狂気」という言葉を広めたのはマンガ「二月の勝者」ですが、この小説こそ子供に期待するあまり暴走する母親そして父親の狂気を圧倒的なリアルさで描写した壮絶なお話だと思いました。
共感できるところや、ここはちょっと違うと思うところなど感想を語りませんか。

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  1. 【6534028】 投稿者: リアルですよ  (ID:i.lmOuM66IQ) 投稿日時:2021年 10月 29日 13:13

    最後といいながら

    翼は折れていなかった、と、作者が言い切ったことはとても強く印象に残りました。

    多分ご本人にも、そう言い切れる中高生のお子さんがいらっしゃるんだと思います。
    そして私もそう思っている1人です。

    小学生からと、中高生では、親の押し付けに対するダメージが違うというか。

    無論反抗できれば、どちらも問題は生じないのですが

    多分その後さんのお友達のように、反抗できない押し付けが長く続き、中高生で自立させなければいけない頃にもそこに気がつかずやり続けている

    そういう親が、翼をもぎ取りメンタルを完全に崩壊させるんだと思います。

    有名校でお子さんがトラブルを抱えるのは、イジメや、教師からのことが原因となる比率よりも、親からの圧によるものが圧倒的なのではないかなと思います。

    子供は、治癒力があります。受験の合格も、その治癒力を高めるでしょうし、狂気にさらされま時の年齢や、継続時間も大きいです。
    もちろん、狂気の内容も

    狂気の中学受験を肯定してしまうようですが違います。

    翼はある程度修復できても、心の中の傷や記憶までは消し去れない

    子供の感受性によっては、狂気が早いうちにやんでも、中学に入ってからも羽根が抜け続けてさいごには曲げてしまう、そんなお子さんもいるかもしれません。

    それを知って知るからこそ、警鐘のために作者はあえて実体験をさらしてまで筆を取ったんだろうと思っています。

  2. 【6534033】 投稿者: ?  (ID:UjmcEvjYhpo) 投稿日時:2021年 10月 29日 13:14

    本当に読みましたか?
    ネタバレできないけど、なんかその指摘は違う気がする。

  3. 【6534041】 投稿者: 読んでないなら書き込まなくても?  (ID:CCLLJZHWGYs) 投稿日時:2021年 10月 29日 13:20

    懲りないねぇ…。
    文面からして
    周りの反感に対して反撃してないとこ見ると、
    ホントに天然モノの困った人と見た。
    他人をイラつかせることにここまで
    鈍感なのがすごい(というかヤバイ。混ぜるな危険)。
    こうゆう親から御三家かぁ…感慨深いワ。
    たしかにASD率高いらしいし、
    御三家ってのは本当かもネ!

    それにしても、イライラするなぁ!

  4. 【6534144】 投稿者: 自伝とかノンフィクションではなく創作  (ID:bfcghj7N/0E) 投稿日時:2021年 10月 29日 14:47

    作者の朝比奈あすかさんは、インタビューで『2016年に名古屋で起きた、中学受験生の息子を父親が殺めてしまった事件』のインパクトを書かれていたし、中学受験の情報を集めてエッセンスを抽出してモデルにしていると感じました。
    個々のエピソードには共感できるもののあるけど、全部揃っちゃう人はまず居ませんよね。

    因みに最後は『小説であってもリアルを重んじる面はあったので、ちゃんと準備をすれば偏差値通りの学校に入れるよという基本の形は取っておこうと。二人の子どもの経験からも、自分の周りを見ても、最後は実力通りの学校に入ることが多いように思うんです。』
    とコメントされていますので、本人とお子さんの中学受験を終えた実感として『ちゃんと準備をすれば偏差値通りの学校に入れる』と思ってらっしゃるようです。

    創作は創作として楽しめば良いと思います。

  5. 【6534149】 投稿者: その後の実例  (ID:WOz4rVwLAx6) 投稿日時:2021年 10月 29日 14:50

    「東大を舐めている全ての人達へ」
    というコジ東さんというかたのnoteを
    読んでみるとわかります。(今は有料になってますね…)
    リアル翼くんだった人の話です。
    でも今は、親と仲いいらしいですよ。
    親からの狂気があったからこそ、今の自分がいる、
    とまで言ってないけど、そう思ってるのかもしれませんね。
    (現に東大生だし)
    YouTubeのキャストダイスTVでもコバショーさんとコラボで
    「中学受験のほんとうは怖い話」というのもやってて、
    本当にリアル「翼の翼」な体験談で
    一見の価値あり、ですヨ。

    ちなみに「翼の翼」は、全中受生保護者必読の書、
    まさに聖書(バイブル)かと…。

  6. 【6534167】 投稿者: 小説8050とか  (ID:JMxnr8pIByk) 投稿日時:2021年 10月 29日 15:07

    林真理子さんの「小説8050」を図書館で予約していて順番が来たようなので週末取りに行く予定です。
    「『父さんと死のう』。息子が部屋から出なくなって七年。このままでは、家族が破滅する――」
    「正樹は小さい頃から努力することの大切さを説き、翔太に中学受験を勧めた。そして翔太は中高一貫の進学校に合格した。
     ところが、中学二年生の夏休みが終わった時、翔太は突然「もう学校に行きたくない」と言い出した。いじめがあるのではないかと学校にも本人にも問うたが、結局真相はわからなかった。
     それから夫婦は、息子を叱責し、懇願し、諭し、怒り、時には頬を叩いたり、妻が泣きながら「とにかく学校に行って頂戴......」と頭を下げたりしたこともあった。精神科医、都の相談窓口、カウンセラーにもあたった。しかし、引きこもりは現在も続いている。」
    というお話ですが、読み切れるかしら…。

  7. 【6534193】 投稿者: ゴルゴ13  (ID:PWhSUsNu4Kc) 投稿日時:2021年 10月 29日 15:41

    > 個々のエピソードには共感できるもののあるけど、全部揃っちゃう人はまず居ませんよね。

    守秘義務があるので、家庭教師の三田にはなれないが、確かに個々のストーリーは実際に見たことがある(プロテインは知らんが)。しかしながら、全部のせってのは継ぎ接ぎ感ありすぎ。口を出す義父・義母は、教育資金信託とセットが普通で、それがあれば、後は課金チョイスの巧拙だけの話となる。


    > ちなみに「翼の翼」は、全中受生保護者必読の書、
    まさに聖書(バイブル)かと…。

    その通り、

    入塾前のパパママ → 必見
    3、4年生 → ご参考:近未来図として
    5年生 → 読み後、メンタル潰れにご注意
    6年生 → 最後のページはフィクション。真似するな。

  8. 【6534199】 投稿者: 同じインタビューを読みましたが  (ID:r6x.O9CHZbo) 投稿日時:2021年 10月 29日 15:50

    私が最も納得したのが、
    「今の小学生が世の中に出た時に、どんな日本を作っていくかにも関わってくると思うんです。他人にマウントをとって自己責任とみんなが言い出す世の中になってしまうのは怖いから、そうじゃない価値観を持つ人が増えるといいなって。子どもの頃に植え付けられた価値観は一生残ると思うので、そこを変えられるのは親」というところでした。
    親の影響力の大きさを知り抜いているのだなと思います。
    偏差値の高い学校を出たから偉いとか、滑り止めだったから負け組だとか。これって子供が自発的に待つ考えではなく、親から知らずに植え付けられてます。
    しかし親たちも、その親や、あるいは世間から植え付けられている。
    この本を親への警鐘本とおっしゃる方もいましたが、私はむしろ親へというよりは今の中学受験業界全体への警笛のようにも捉えました。Hのモデルになった進学塾や、彼女の小説を国語入試に使用した学校を東大合格数一位と褒めそやすような風潮も含めて。小さな少年の翼を折ろうとしている全てが大きな狂気に思えました。

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