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【836219】2008年入学の皆様へ

投稿者: 学校比較のスレより転記   (ID:MSWvZ24VU2o) 投稿日時:2008年 02月 08日 18:07

学校比較の海城or暁星のスレで、入学にあたってとても参考になる投稿がありましたのでここに転記させてもらいます。



節分間近さん、ご気分を害されたらごめんなさい。よくまとめられ素晴らしかったので、多くの方に読んでもらいたいのです。


以下、転記。




ご質問の件レスがないようですので、海城中学につき微力ながら書きます。海城PRESS・海城の教育にも出ていますので、併せて参照いただければ幸いです。

1)行事
中1生のカレンダーに沿って記します。

【オリエンテーション】
中1生はPA(Project Adventure)研修が4月下旬にあります。昨年は4月25〜27日でした。7クラスを3つに分け、それぞれ第1隊から第3隊までそれぞれ1日ずつの研修です。場所は高尾の森ワクワクビレッジでした。現地集合です。(因みに、クラス替の後、中2にも1泊2日で同じくPA研修があります) この機会に友人を作ったり、友人と協力してやることを学ぶことが目的ですので、一見すると野外のコースをクリアしていくフィールドアスレチックのようですが、一人で解決できる課題ではなく、友達と知恵を出し合い、話し合い、協力することに主眼があります。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/05/1pa.html


【中1生 春の研修(遠足)】
長井海の手公園ソレイユの丘(横須賀)に行って、班毎にカレー料理に腕を競ったようです。こどもは帰ってきて友人や家族でまた行きたいと、パンフレットで説明していました。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/06/1.html


【海の家】
中1生は7月25日くらいから順番に4泊5日の海の家に行きます。千葉県は富浦海岸です。泳力に応じた泳ぎをし、合間に磯の生物観察もしていたようです。泳ぎの好きな息子には本当に楽しい行事だったようですが、それほど得意でなかったこどもさんにも、長期の合宿ということで、楽しいものだったようです。戸外にいる時間が長いので、日焼け止めを全身に塗らないと大変なことになるそうです。すいか割りと花火もあり、非常に盛り上がって印象に残っているようです。部屋は20畳くらいで大きいので、好きなところに布団を引けたようですが、角に陣取ると扇風機が近くてたいへん涼しいそうです。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/07/post_43.html


【修学旅行】
中3と高2の10月中旬から11月上旬に4泊5日で行われ、中学が関西地方、高校が沖縄を訪れています。また、班別自主行動を採り入れて、見学地などは生徒たちが自ら計画しているそうです。中3の遠足は東京駅の集合場所からスタートして、修学旅行での集合場面の予行演習をかねているとのことです。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/11/


【文化祭】
学園祭は昨年は9月15日・16日に行われ多くの皆様が来校されました。実行委員の発表では2日間で17155名もの来校者があったそうです。中学はクラス単位で出し物を考えてやっていたようです。先生からアドヴァイスはあったそうですが、型にはまってこうしなさいと指導されたことはないそうです。(展示/出し物を見てもそうですが) こどもも受験生親子の方々や外部の方々からいろいろ質問を受けて、自分の1年前を思い出して一生懸命に答えたと言っておりました。終わってからは、出し物がなんとかできたことで達成感・充実感がかなりあったようで、次はできたら実行委員をしたいななどと申していました。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/09/15/


【中1秋の研修(遠足)】
バスで山梨県の西湖湖畔の民宿村にでかけ、クラスのみんなとカレーに続いて料理に挑戦して「ほうとう」を作ったようです。丁寧・正確に作るのがコツだそうです。また、小麦粉を頑張って練るのが勝負どころであったとのことです。
http://www.kaijo-academy.jp/press/2007/10/26/


【スキー教室】
12月の最後にスキー教室(参加者は中1生が多数)があります。教職員の方も多数参加されます。参加は任意です。そのため費用は徴収されます。(数少ない、費用が集められる行事です)中1生では40人のクラスのうち30人弱から30人強が参加するといったところで、盛況でした。中2生、中3生もご希望で参加されていました。スキー教室は、自己申告で3つにクラス分けをして、下の2つのクラスは先生の指導で一番上のクラスは現地のスキー学校の先生にもご指導を受けたようです。海の家に続いて、泊りがけの楽しいひと時だったようです。写真が数多く海城PRESSに出ています。今年は雪にも天気にも恵まれたようです。


【ブリティッシュヒルズ】
中1の終わりには希望者の参加で、英語しか使わない合宿が2泊3日で福島であります。学校からバスで3-4時間掛けて行くそうです。抽選なので運試しの要素があります。宿泊なので、だいぶ先なのですが、またもや非常に楽しみにしているようです。(親は、英語の方は大変なのではないかと想像していますが。。)


2)学食
最初、海城は「弁当がいらない」ということで家内が喜んでおりましたが、今のところですが、中1の間はできる限り弁当を作るようにしているようです。お友達もそういう方が多いようです。共働きなので、朝早く起きて作るので大変なときもあります。私も弁当を極くたまに手伝うときがあります。弁当箱をだしておかないと作ってもらえないので、きちんとやるようにしているようです。学食は、土曜日などや弁当を作れないときに利用して重宝しております。


子供によればお勧めメニューはラーメンだそうです。そのほか、定食などもあるそうです。暖かいものが出るので冬にはありがたいそうです。食堂は一時に行くのでどうしても混雑しますが、「攻略法」は食券を休み時間中(移動教室のあるときなど)に買いに行くことや食券の買いだめをすることのようです。ラーメンは大盛よりも替え玉がよいようです。大盛ではどんぶりが深くなるそうです。カレーはかなり辛いので、特に辛いのが苦手な人については、避けた方がよいということです。(一度トライしてみてください) 文化祭では食堂も利用できます。


3)塾について
 保護者会や授業の見学の際に、「低学年から塾に行く必要がありません」とのお話がありました。学校としての方針は明確で、「学校の授業は密度も濃くまた進度も速い科目もあるので、しっかり内容を消化していただきたいし、塾で安易に先取りすることが(受験などで)良くない結果になることも多い」との基本説明があります。


また、秋口に個人面談が希望者に対して行われますので、そのあたりは個別に先生にもご相談できるでしょう。基本の方針と、個人個人の学力の状況などで相談していくと、いろいろなアドヴァイスがいただけます。


海城学園は、いくつかの東京有数とされる塾に非常に近いという、地の利がありますので、高学年の方を中心に必要なときに必要なものを上手く利用されておられるようです。それぞれ部活も頑張っている方も多いので、塾ではなくいわゆる通信教育(主にZ会でしょうか)を取ることもあるようです。


4)その他
中1では、技術でマガジンラックを作っていました。錐や鑿で穴を開けたりかんながけをしたり、ニスを塗ったりして、大そう本格的できっちりしたものを作ってきて家族みんなで感動しました。 夏休みに美術で油絵の課題が出ました。美術の先生は、山を描いていた友達の絵を「これは何処の山」と悉く言い当ててしまう先生だったそうで、こどもには神業に思えたようです。


5)感想
以上の年間行事を経験しますと、季節に応じて、生徒の興味をうまくつなぐことができるように配分・構成されているように、感じます。例えば、丁度、勉強疲れが出るような時期に、体を使ったり、仲間と発散できる行事があるのは非常にありがたいようです。またwebには書いてはありませんが、漢字検定や英語検定なども、年間を通じて興味をつなぐ意味で、上手に使われているように思います。漢検の合格率もなかなかだそうです。検定前などに友人と問題を出し合ったりしているそうです。 これらは年間の授業料の中から支払われ無料なので、個別の追加費用は少ないとの印象です。


オリエンテーションは協調性、グループでの達成力を伸長させることを眼目に置いたものになっているように感じます。これらは、学校の歴史の中で、中堅校として進学実績にばかり目が向いた時代から、進学実績とともに先々を考えた内面の教育を考える時代への進化に向けた努力の結果を示唆する例だと感じられます。 また、全員の力をあげるということに注意を払われていることが強く感じられますし、他行の先生とも研究を地道に重ねられているのだと思いますが、他の学校の良いところもかなり取り入れられているように思いました。


多数の良い学校がございますので、ご縁のものではありますが、海城は良い学校だと思います。入学後の生活の様子が少しでも伝われば幸いです。ご覧になり受験される皆様の、合格そしてご入学を祈念しております。ご一緒に学ぶ機会があれば幸いです。

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  1. 【1230150】 投稿者: 珍しいことではないと思うが・・・・・・・・・・  (ID:GQcABhOj73A) 投稿日時:2009年 03月 18日 12:46

    あの芝温泉でも、昔、そういう生徒は居た

    そして、減った分に相当するかどうかは別として高校で補充していた

    俺も危うくそういう目に合うところを巧みに低空飛行を続けて中学から高校へ進んだ

    中学三年に危うく地面に激突しそうになったことを受けて、高校からはちょっとは真面目にやって東大は駄目だったけれど、そこそこの国立理系には進んだよ

    本題に戻そうかな

    何故、低空飛行なのか

    趣味に溺れて勉強が手につかない

    自分の周りにはこういう生徒が多かった

    進級してみると消えている友人は少なくとも10人は居たかな・・・

    あとで5人ほど再会したけれど、放校された後で一念発起して実力をそれなりに出していたよ

    今の海城でこういう生徒がいるかどうかは知らないが、勉強が出来ないんじゃ追い出されても仕方無いし、珍しいことじゃない

    肩身の狭い思いをしながら続けるよりは他校へ行った方が良い結果になることも多いはず

    それにしても、低空飛行に失敗するなんてドジだな

    墜落するくらいなら勉強しとけと言いたい

  2. 【1230480】 投稿者: 高校は義務教育の中学と違う  (ID:Emn1ymuJz9E) 投稿日時:2009年 03月 18日 17:47

    高校生なら成績不振で赤点の科目をいくつか出すと、留年は当然です。2年続けて留年となれば放校(退学)です。公立高校でも私立高校でも、大多数はそういう制度で運用されています。聞いた話では、麻布だけはどんなに学業成績が振るわなくても、6年間で卒業させてくれるそうですが(さすがに出席日数が足りないとアウトかもしれません)。また、慶応では中学生でも留年があるとか聞いたことがあります。



    >中高一貫校でありながら、このような中途半端な時期に、
    >追い出す学校の冷たい仕打ちを、
    >どうお考えでしょうか?


    中高一貫校なら、成績不振でも、麻布のようにストレートに卒業させたほうがいいという主張でしょうか? うまく表現できないのですが、それも実際には本人のためにならないような気もします。

  3. 【1230746】 投稿者: もうすぐ高2の海城生  (ID:RqSD6n1NrBg) 投稿日時:2009年 03月 18日 21:43

    放校さまへ

    >中高一貫校でありながら、このような中途半端な時期に、
    >追い出す学校の冷たい仕打ちを、
    >どうお考えでしょうか?

    成績不振による留年、退学は仕方が無い。むしろ「冷たい仕打ち」というよりは学校側が本人のために選択肢を増やしている、という気がします。
    勉強を無視して低空飛行する人に対しては面談等を通じて先生達が警告し、アドバイスしているので学校側が何も対策を取っていないとは言えません。

    学校が嫌ならば、義務教育ではないので、無理に上がる必要も無く、実際に高1で他校に行った友人もいます。高校生であることを自覚し、進級したいならその程度の自己管理をしておくのが普通でしょう。

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