ミッション4.受験生は自分を褒めて、親は結果を受けとめて!
インターエデュ:最後に受験生と受験生の親御さんへのメッセージをお願いします。
~受験生へ~
安浪先生:点が取れなくて悔しいとき、親子でバトルしたとき、どうしてもやる気が出ないときもいっぱいあったけれど、諦めずにここまできたということは、ものすごい大きな壁を克服したということ。まずそこに自信を持ってください。結果は、受験当日の自分の頑張りもあるけれど、神様が決めるもの。もっと大きい運命や流れがあるんだから、結果に対して不安に思わず、とにかくここまで頑張ってきた自分を褒めてあげましょう!
~親御さんへ~
子どもは何のために合格したいかって、結局は親を喜ばせたいからなんです。不合格だったときにがっかりした顔で親が落ち込んでいると、そのことが刷り込まれて、一生のトラウマになってしまいます。どういう結果であろうと、子どもは自分の足で立って生きていかなくてはならなくて、その強さを子どもはちゃんと持っています。そこを信用して結果を受けとめてあげてください。
安浪京子先生 算数教育家/中学受験専門カウンセラー
神戸大学発達科学部卒。関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴約20年。2011年、中学受験算数を専門としたプロ家庭教師集団プレスティージュパートナー(株式会社アートオブエデュケーションの前身)を設立。きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩出している。
著書紹介
「中学受験 6年生の親がすべきこと 53の悩みにお答えします」(朝日学生新聞社)
6年生の1年間について、時期ごとに受験生の親の悩みに答えています。「受験直前期」の章では「過去問で突然点数が取れなくなりました」「試験前は学校を休んだ方がいいですか?」「本番で最も気をつけることは何でしょうか?」など、皆さんが知りたいことに具体的な方法でズバッとアドバイスしています。