サピックス4年生、理科の実験は中学受験に役立つ?【Sakurako vol.12】(2ページ目)

身近な実験

身近な実験

家庭での学習サポートとしてやると効果的なものは、(2)の身近な実験でしょうか。4年生のサピックスの最初の単元は「紙」でしたが、この回のテキストに「紙を漉いてみよう」と言うテーマがありました。そこで、ネットで購入した紙漉きセットを利用して一緒に葉書を作ってみました。また、理科の「水溶液」の単元では、「リトマス試験紙」を購入して、息子と一緒に調味料や洗剤などさまざまな液体の液性を調べたり、紫キャベツを買ってきて紫キャベツ液を作り、アルカリ性の重曹と酸性のお酢をまぜて色の変化を楽しんだりしました(ちなみに、これは夏休みの自由研究としてレポートにまとめました)。

また、磁石の単元では、学校から持ち帰った理科の「磁石セット」がとても役に立ちました。塾の授業は机上での学びですので、実際に家庭で「実験をしてみる」ことで、子どもの理解が深まり、記憶にも残りやすいのではないかと思います。息子が紫キャベツ液で遊んでいるときに、娘が隣にきて一緒に遊び始めたのですが、その際に「初めて、紫キャベツ液が分かったよ」と言ったのが印象的でした。そういえば、娘のときは何となく余裕がなくて、紫キャベツの実験は一緒にしてあげなかったな、と反省しました。これから、サピックスの理科でも、電気回路や浮力など理解が難しい単元も出てきますので、一緒に実験をしながら理解を深めていきたいと思います。

市販の参考書など

市販の参考書など

最後に、塾以外に活用するものと言えば、「市販の参考書」ですよね(笑)。娘は日能研でしたので、カリキュラムに多少の余裕があり、色々な市販の教材に取り組みましたが、息子はサピックスの宿題をこなすだけで精一杯ですので、ほとんど市販の教材は使用していません。ですが、一番苦手な国語に関しては、サピックスの教材は少しレベルが高いと感じていますので、もう少し簡単な国語の教材(語彙)を1日2ページずつやるようにしています。

簡単な教材ではありますが、息子は全問正解することができないことが分かり、やはり基礎が足りていないのだな…と実感しているところです。サピックスの国語Bで記述力を鍛えることも大切だとは思うのですが、市販のテキストを使いながら基本的な語彙力を地道に伸ばしていこうと思います。

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。
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