四谷大塚に通う6年生の志望校を意識した模試の受け方【がんばり・たい vol.6】

四谷大塚に通う6年生の志望校を意識した模試の受け方

四谷大塚では、大量なテストがあります。とは言え、ほかの塾について知っているわけではないので、ほかと比べてではなく、私の感覚で多いと言う意味です。しかしながら、その多くがいわゆる模試ではなく、習熟度確認テスト的な意味合いの大きいものでした。

6年生になると、それが少し変化してきました。合不合判定テストという模試が頻繁に行われるようになります。それは、会場が私立中学となっており、いつもとは違う雰囲気で受けることになります。偏差値や順位も男女別に算出され、入試に近い形になっているようです。志望校を6校まで登録できるのですが、試験日が重なっている学校は選択することができず、実際に希望している人がどのくらいいるのかも知ることができます

我が家は、志望校として候補に挙げている学校が会場にある場合は、迷わずその学校を選択するようにしています。実は、最初の合不合判定テストの際は、申込みが遅れてしまい、全く考えていなかった学校に受けに行くことになってしまったので、2回目以降は早々に申込みをしました。すでに、今後のすべての模試の会場希望は完了しております。

会場によっては、子どもたちが模試を受けている間に、保護者向けに学校説明会が開催される学校もあります。こちらも有難いです。また、息子は塾などの予定が詰まっていることもあり、中々説明会などに連れていけていないのですが、試験は学校の教室で行われるので、中の様子を覗けることも模試の収穫のように思います

「とても、キレイな学校だった」とか、「こんな張り紙がしてあった」、「〇〇の甲冑が飾ってあった」などの大した感想は聞けていないのですが、それでも実際に中を見ることが出来るのは良い経験だと思います。塾の先生によると、それだけで、雰囲気が合わないと感じる子もいるそうです。

志望校を意識した模試の受け方

四谷大塚「合不合判定テスト」

さて、本題です。合不合判定テストは試験範囲のないテストです。簡単な問題から難しい問題まで色々な問題が出題されます。直前にテスト対策の勉強をするのは難しいので、毎回テーマを決めて臨んでいます。前回の試験日は、ちょうど参議院議員選挙の当日だったので、選挙の問題が出るのでは予想し、復習と確認をしました(実際の試験には出ませんでしたが…)。算数は、今回は速さの分野にしようなど、毎回テーマを決め、その範囲の練習問題の解き直しを中心に行うように心がけています。自分の中の弱点のいくつかを克服することを目標にして頑張りたいと思っています。

他塾の志望校別模試

我が家は、これとは別に早稲田アカデミーさんのNNオープン模試にも毎回参加しています。こちらは、志望校の入試問題にそっくりな形式で出題される模試で、四谷大塚の合不合判定テストとは全く異なる形式です。こちらで、志望校の出題形式を経験が出来ます。また、結果についても、合格判定はもちろん、不合格の判定が出た際も、後、この問題が出来ていたら合格できるレベルだったなどシミュレーションできる機能があり有難いです。NN対策講座の受講資格は得られているので、対策をすると太刀打ちできるレベルには来ていると言う事だと信じて、その中でどのくらいの立ち位置にいるのかの確認にも役立てています。

こちらについても、試験範囲はないですし、特化した勉強は難しいですが、記述の方法など模範解答を確認して、次回に活かせるように確認しています。算数の先生からは答えがあっているのに点数が入っていない場合は記述がまずいという事。その逆に答えが違っていても、部分点が入っていれば記述の方法には問題がない事など確認のポイントを教えていただきました。

秋からは、模試が増えそうです。9月には、各塾で志望校そっくり模試が行われます。我が家では、四谷大塚のカリキュラムを第一に他塾の模試にも参加しようと考えています。各塾とも今年の傾向と予想をもとに問題の作成をして下さるのではという期待からです。まずは、体調を万全で臨めることを第一に、模試も全力で受けたいと思います。

がんばり・たいさん

がんばり・たいさんのプロフィール

四谷大塚の直営校に通塾する6年生(2023年中学受験予定)男の子のママ。ご主人や職場の同僚など中学受験を経験した方の影響で、お子さまの中学受験を決めました。
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