いよいよ都立中過去問・他塾オープン模試に挑戦。点数に振り回されず本番に向けて調整【ぺぺこ Vol.13】(2ページ目)

他塾のオープン模試は良い経験に

過去問と並行してこの時期から迫ってくる「模試」の数々。
オープン模試、合不合判定模試、学校別模試、直前模試なども入れると、2学期になってから乱れ打ちスケジュールになっていると思います。

我が家も塾のアドバイスどおりに、塾内のテストと並行して他塾のオープン模試も受け始めています。受験会場が塾ではなく、私立中学校や大学などが会場で受けてみると、いつもと違う雰囲気、知っている人が全くいない中での緊張感などを体感として慣れるためにも、他流試合は意味のあるものだと感じます。
先日も、比較的、場所見知りや人見知りをしない我が息子でも、試験開始までの時間や休憩時間はソワソワしていたようです。

そしてそんな環境で受験する模試なので、持っている力を十分に発揮できないことも多くあると思います。数日後には、無情にも数字とアルファベット(合格判定)が並んだ結果が返却されてきます。
過去問以上にリアルな順位や偏差値が出たりするので、また三憂、五憂どころか十憂を感じてしまうことがあるかもしれません。

実際、今年の息子の適性検査模試ではとんでもない数字を出してきました。

そこで4年前、私立受験のときの塾の先生の言葉を思い出しました。その言葉をぜひ皆さんにも共有して直前期に向けてのエールを送りたいと思います。

「他塾模試を受けた場合は、実力が足りない! というより、慣れていないことで、思うように成績が取れないのですよ。その模試の主催塾に通っている受験生たちは、普段のテストと同じ紙質、製本された問題用紙と、解答用紙にも慣れ親しんでいるので、違和感がないため点数が取りやすくなります。なので、他流試合は結果が思うように出ず不利だと思うかもしれませんが、失敗もして、本番を迎えられる経験を増やせるチャンスなので、ためらわず他塾のテストをどんどん受けてください。そして、それと同時に志望校の過去問を一生懸命たくさん解いてください。その学校のスタイル、問題傾向が分かるようになると合格が近づいてきますよ」

今の実力、結果を見て一喜一憂しないで、2月の本番に向かって調整する時期、失敗をする時期だと信じて大きく構えていきましょう!

ぺぺこさん

ぺぺこさんのプロフィール

高1女子、小6男子・小2男子、3人のお子さまを持つ教育熱心なママ。一番上のお子さまは中学受験を経て中高一貫校に進学、6年生になる男の子(2023年中学受検予定)は5年生の1年間、enaに通塾。現在は少人数制の塾にて、公立中高一貫校を目指しています。
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