塾の新学年がスタート! 1年間の通塾で変わってきたこととは【のび太のままvol.12】

新6年になり家庭学習時間を変更。睡眠時間の確保が悩ましい…

新6年になり家庭学習時間を変更。睡眠時間の確保が悩ましい…

こんにちは。今年度の受験が終わりましたね。

受験生の皆さんは好きなこと、やりたいことを我慢して机に向かい、思うようにいかないときも投げ出さないで、自分の苦手とも向き合い続けてきたと思います。

まだまだ遊びた〜い12歳。でも目標に向かって取り組んだ姿は、本当に素敵だと思います。そして保護者の皆さんにも、心からお疲れさまでした!!! と言わせてください。

我が家は新学年がスタートして2週間程経ちました。最初はハードなカリキュラムが回るか心配でしたが、さすが小学生対象受験の老舗、日能研さん。意外と回っています(^-^;

塾でのガイダンスや実際に合格した6年生方の合格短冊などを目にした影響だと思うのですが、息子自身の当事者意識が芽生えてきたように感じます。学習に取りかかるまでの気持ちの切り替えや、問題を解くスピードが速くなり学習量は増えたはずですが、家庭学習時間は少なくなったくらいです。

現在のざっくりとした家庭学習状況です。

朝学習:6〜7時。取りかかるまで15分かかるので、45分で終わる量を用意。
塾のある平日:21時半からの20分間で復習と音読。
塾のない平日と塾のある土日:18〜19時に学習。休憩して直しと音読に20分。

計算すると家庭学習には、週14時間程度をかけていることになります。
比べてみると、5年生より家庭学習時間は減りました。
塾にいる時間が増えて、家にいる時間が少なくなったので、まぁそうですよね。

問題を反復するような余裕はないですが、予想していたよりは生活サイクルの変化は少なかったです。
今までは塾の帰宅後にお風呂か夕飯、当日の復習後に就寝でしたが、夕飯が塾弁になってからは帰宅後、お風呂に直行。上がったら20分復習して、ベッドへGO! です。

あえて変化したことといえば、これまで食事にまつわる準備や片付けで孤食にしないように、食べ終わるまでは下の子も寝ないで一緒に過ごしていたところ、新カリキュラムでは塾の間に下の子の寝かしつけができる! コレは大きい変化でした。
子どもたちって眠いと母親の取り合いで揉めたりしませんか?
母は一刻も早く寝たいのにカオス。これが毎回めんどくさかった〜(笑)。
妹の睡眠時間が少ないことにも後ろめたさを感じていましたが、こちらも解決。
お弁当作りの手間なんて、屁でもないです。

その反面、息子は平日塾の日は22時にベッドに入るので、週3日は8時間睡眠になりました。

小学生高学年に推奨されている睡眠時間は9時間以上。
親としては、うーむ…です。
その分、起きる時間を遅くするのもありですが、平日の起床時間は同じにしておきたいです。
息子は幼い頃からルーティンを好む、昼寝をしないで動き回るタイプ。
このまま過ごせそうな気もしますが、成長期のこの時期は身体も変化するので、睡眠時間については、様子を見ながら必要があれば変えていきたいと思います。
当面は22時就寝が習慣にならないように気を付けていきたいです。

新しい事が苦手な息子。やはり不調を訴えたけど…

あとは、平日の放課後に週2回友達と遊ぶ事は変わりなく、週末の習い事の時間が塾になりました。拘束時間的には大きく変わっていないです。

ですが、日特(日能研入試問題特別講座)のある日は違う校舎に行き、クラスもほかの教室の生徒さんとの混合クラスで、いつもとは違う先生に教わります。
よい刺激の場ですが、新しい事が苦手な息子にとって、事始めはストレスがかかります。
午前中テストで午後は授業。1日中座りっぱなしになるのも、動き回りたい息子には修行(涙)。

そんな中、2月は学校行事が立て続けにありました。案の定、

息子「頭痛い〜」(発熱なし、食欲あり)

母、想定内ですƪ(˘⌣˘)ʃ
学校に行ってしまえば、それなりに過ごせそうですが無理せずお休みさせたら、翌日は元気に登校していました。

始めは塾の「2月スタート」に戸惑いましたが、学校の新学期と重ならず、環境に慣れる時間がそれぞれで取れるので良かったです。

通塾時間も費用も倍。でも得られるものは大きい

さて今月で我が家が中学受験に名乗りをあげてから1年が経ちました。1年間の通塾で感じたことを率直に書いていきたいと思います。

まず経済的、時間的な負担はかなり大きいです。

小学校では教わらないけど必要な知識や学習の進め方、中学校や試験の情報など知らないことだらけなので、多くのご家庭は中学受験塾にお世話になると思います。

6年生は5年生に比べて、通塾時間も費用も倍です。先生方のサポートも倍増!! するのは嬉しいですが、学習計画を立てて、しっかり手綱を握らないと、子どもの自由時間がなくなり、課題だって終わりません。 

頭の片隅で、常に時間に追われている感覚がするのは私だけでしょうか。

だけど、もしも私が子どもの頃に、選択肢として中学受験があったら挑戦したかったです。大人になっているから言えることかもしれませんが、中学受験の学習は深いです。物事を知っている、ではなくて自分で理解することが求められます。

息子を見ていると4教科を通して、世の中の基礎? つながり? うまく言えませんが、生きていく上で、役立つ知識が身に付いてきたように思えます。

息子自体も、通塾が面倒だと言いながらも、授業を楽しみにしている姿が見られるようになりました。確かに中学受験にはネックもありますが、自分で選んだ目標に向かって努力できることって楽しそうです。

のび太のままさん

のび太のままさんのプロフィール

新6年生の男の子(2024年中学受験予定)と幼稚園に通う女の子のママ。日能研に通塾する男の子は、新5年生の冬休みから通塾を始めました。

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