習い事・趣味と受験の両立は難しい…【S-II vol.6】(2ページ目)

習い事との両立②:お友達の場合

長女のお友達が受験期まで続けていた習い事は、自宅での練習が必要ない水泳やダンスなどの運動系や、勉強に関係するそろばんやKUMON・英会話が多かったです。ピアノは日々の練習が必要ですし、発表会の前は集中レッスンも入るので時間のやりくりが難しくて、休会は当たり前の選択でした。
野球等の集団競技に入っていたお友達は、受験が本格化する5・6年で練習に出られないことを理由に辞めていましたね。
ただ、ダンス教室に通い続けていたお友達では、直前まで発表会ステージに立った話も聞いたので、やればできると思います。

6年生になると週に5日通塾するのが当たり前の環境となり、空いている時間はテストの解き直し・復習・過去問に充てられてあっという間に過ぎ去り、全然時間が足りないと感じます。
その中で習い事を続けられるのは、至難の技です。どんなお子さまが習い事を続けられるのでしょうね。その答えは子ども自身が受験と習い事の両立を強く望んでいる場合だけです。

入塾や進級のタイミングや6年生の受験期、それぞれの節目で習い事を続けるかどうかは、親が決めるものではなく、本人の意思を尊重すべきと思いました。

秋の文化祭・学校見学シーズンのポイント

話は変わって、秋は文化祭のシーズンですね。この秋はたくさんの文化祭やオープンキャンパス・学校見学に参加する予定です。
皆さま、ガンガン学校見学をしましょうね。

次女は長女にくっついてたくさんの学校見学に行ってきましたが、まだまだピンとくる学校には出会っていない様です。それでもたくさんの学校を見学に行きましょう。いつか次女自身がビビっとくる出会いをすると期待して。

なお、我が家の見学ポイントは以下です。

【文化祭】
・生徒の話し方や立ち振る舞いなど、素の姿を見られること
・学校生活が楽しいかどうか、直接話を聞くことができること
・部活内容やクラス展示物や出し物によって、雰囲気を感じることができること
・学校の校風が開放的/閉鎖的、イベントへの段取りが上手い/下手が分かること
・誰のための文化祭なのか、生徒との信頼関係が築けているか
・わが子が楽しめたか
・憧れの先輩に出会えそうか
・この学校に通っている姿を想像できるか

【学校見学/説明会/オープンキャンパス】
・校長先生のお話にどれだけ共感できるポイントがあるか
・大学受験への考え方や進路指導面について我が家の方向性とあっているか
・具体的内容を話してくれているか/矛盾はないか/透明性はあるか
・個別質問をした際の先生の対応に好感が持てるか
・わが子がこの学校に通っている姿を想像できるか

コロナ禍が明けて、3年生からでも参加できる学校見学はたくさんあります。
たくさん学校見学をして、わが子に合った学校の選択肢を増やしましょうね。

S-IIさんのプロフィール

日能研に入塾した小学3年生女子のママ。私立中に通う長女で中学受験を経験しているため、小学3年生の次女も受験をさせたいと考えている。