一筋縄ではいかなかった…2月入試までの道のり【future vol.22】(2ページ目)

甘かった…直前でも出ないやる気…火をつけたのは?

次の日も次の日も『フェリスの過去問好きじゃない』と言って、解かない。フェリスの過去問を10年分解いたら購入するね!と言っていた市立南の過去問ももちろん買いに行けない。ようやく市立南の過去問を購入したのは1月17日。2月1日まで2週間しかない直前期でした。

1月18日。初めて適性検査というものを解いた。合格ラインを超えた!二回目。三回目。解けるから楽しい。楽しいからまた解く。小学校のあゆみはオール3。内申点は180点中180点。筆記も十分合格ラインを超えている。「こんな私でも受かるかもしれない」と、次女は言いました。

どうやら次女は、偏差値を超えていたら絶対受かるものだと思っていたらしいのです。でも実際、栄東の不合格を経験して、一気に怖くなっていたとのこと。偏差値を超えていても、過去問で合格ラインを超えていても、不合格になることもある。このままじゃフェリスも第一志望校も全部だめだ。何を信じて受験に挑めばいいのか分からなくなって何をしたらいいかも分からずにいた…と。

1月18日、19日で3回分の市立南の過去問を解いて、「不合格になる理由が見つからない。」そう言って、生活態度に変化が現れました。テレビを観ない。スマホを無駄にいじらない。時計を気にする。次女の表情が変わったのは1月19日でした。

安心も束の間、まだまだ続く想定外!

そしてこのまま2月まで走るつもりでいたのに、1月20・21・22日と胃腸炎になり家族全員ダウン!何も手が付けられなくなったのです!
本当にもう何なんだろう。やっと受験生の顔になったなって感じたのに一晩で何が起きたの…。と、悲しくなりました…

その時長男が「次女は冬になってからあんまり勉強しなくなったけど、それまでは誰よりも真面目に努力してきてたし、隔週テストもナビゲーション模試も上位者表に載ることが当たり前だった。解き直しもちゃんとしていたじゃん。冬以降は新しいことは習わないから問題ないと思うよ?」と、励ましてくれました。

何とか復活して社会の暗記を中心に勉強重ね、とうとう最後の塾となった1月27日。塾から30分遅れで出てきた次女が「2月2日も受験しよかな」と言い出しました。今は27日の夜よ?入試まで4日もないよ?正気???

と、2月2日に関してはまた機会があれば別記事で…(笑)

本当に何があるか分からない中学受験ですが、当初から予定していた、フェリス、第一志望校、市立南、無事に受験することができました。

2月入試の結果をご報告!

栄東は残念な結果となりましたが、フェリス、第一志望校の合格をいただくことができました。

参考までに、栄東は1月11日の難関2回目を受験しました。算数が30点で13点も足りずに不合格でした(笑)今となっては緊張してやらかしたのね~と笑えますが、東大スライドを期待していたくらいの能天気親子だったので、それはそれはショックでしたよ~。それでもフェリスは合格しました!
来年以降の参考になれば幸いです。

書ききれない程、たくさんの出来事が起きました。もう少しで市立南を受検できなくなるところだったり(笑)笑えない…。もし機会があればまた、書かせていただこうと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

futureさん

futureさんのプロフィール

啓明館に通塾する6年生女の子(2024年中学受験予定)のママ。中学2年生になる男の子も小3から啓明館に通塾し、昨年から中高一貫校に進学しています。

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