受験とは切っても切れないお金の問題【future vol.19】

みなさまこんにちは。すっかり日が短くなりましたね。塾バックに付けていた反射板キーホルダーがいつの間にかくすんでいて反射しなくなっていたので、コッソリ洗ってピカピカにしておいたのですが、気付いてもらえずちょっと寂しい私です(笑)。

娘の気遣いが心に染み入るエピソード

いきなりですが、少しお金に関するお話を…。みなさまのお子さまは、どれくらい家庭の金銭事情を把握しているのでしょうか?我が家は他所で話されることを避けたいので、具体的な収入金額などは伝えていません。

ですが、出費に関してはかなり具体的に伝えており、塾代をはじめとする習い事費用から、電気代・水道代も伝えています。そんな中、夏期講習の請求があったのと同じタイミングでテレビが壊れ、買い替えました。(約20万円)
そして、後期教材費などの請求があったのと同じタイミングで洗濯機が壊れ、買い換えました。(約30万円)
洗濯機が壊れて新しい洗濯機が来るまでの3週間、毎日コインランドリー通いで1日2,000円。(計約4万円)
行きつけの焼き肉屋さんの食べ放題も値上げしたり、受験生真っ只中の次女は急に心配になったようで「ママ…ぶっちゃけ私、このまま受験しても大丈夫なの?」と、真顔で聞いてきました(笑)。

その時は「大丈夫よ~!心配してくれてありがとう。単発の出費はインパクトが強いけど実はそんなに大変じゃないからね」と答えたんです。
そしたら次女なりに考えたんでしょうね。数日後、塾で配られた中学校のガイドブックに付箋をつけてやってきまして、「ランニングコストのかからない学校にしようと思って、自分なりにいろいろ調べてみたんだけど、公立中高一貫校がコストはかからないと思うの。でも、共学に進学したいってどうしても思えなくて却下。後は特待生制度を設けている学校を調べたの。入学金だけが免除になる学校。入学金と1年間の授業料が免除になる学校。3年間の授業料が免除になる学校。さらに、交通費が安く済む学校もピックアップして…。」と、かなり細かく調べ上げていました!もうびっくりですよね。

家計の心配までしてくれてありがたいけど、本当に不安にならなくていいから、好きな学校を目指してほしい。
もちろん私立の学校に通いながら、習い事もして、塾にも通って…というのは正直しんどいけれど、気にすることはないからって伝えると、「じゃあ、家から近くて(交通費が安い)特待生で授業料免除の学校に入ったら、習い事したり、1年間の留学をしたりしてもいい?」と、聞いてきたのです。要は同じ教育費の金額で、内容(使いかた)をアレンジしたいとの申し出でした。

フェリスを受験するけど合格しても進学しない。フェリスより偏差値が20~30低い学校を第一志望にする!と言うのです。
通学時間が短いことで習い事も続けられる、第一志望にしたいと言っている学校は、親子ともども見学会にお邪魔した際に惚れ惚れするほどすてきな学校と先生でした。しかし偏差値がネックで…。
好きな学校だけど…偏差値が…と、ずっと揺れていた学校だったのです。(6月のブログ記事で書かせていただいた、三女の第一志望の学校です)