4・5年生保護者必見!教科別6年生までにやっておくべき学習【ワーキングママvol.12】(2ページ目)

やっておけば…理科・社会は体験と取り組むタイミング!

理科

理科は習い事の関係で4年後期の講義からの参加でした。息子は理科は好きなのですが、生物ではなく科学物理系。電流やテコの計算が出てくるものは楽しく進めるのですが、植物や昆虫など記憶しなければならないものは今一つ。しかもその生物は4年前期に習ったので、余計に苦手意識が…

生物系は実際に見て触れて覚えるのがよいと思います。
たとえば植物でも実際に花を育ててみて、分解してみると資料集の写真と同じようになっていると分かります。それは資料集のカラー写真や図を見るだけよりもずっと心と頭に残るでしょう。昆虫が好きな子は育ててみるのもいいかもしれません。

実物を見る、触れるというのは知識の定着の助けになります。
息子も4・5年生でこういう時間をきちんと取ればよかったな。と思っています。

社会

早めに取り掛かっておいてくださーい(笑)そして生活に取り入れていきましょう。

社会も理科同様4年生の後期から勉強を始めたのですが、ちょっと後悔しています。社会でも特に地理は暗記することが多いので覚えることがまだ少ない4年生のうちにしっかりと頭に入れてしまった方がよかったと思っています。
今も白地図をコピーして、山地山脈、工業地帯など覚えていますが、なかなか…
でも、地図記号などはカードを作り、これも車や電車の移動中にクイズのようにやっています。

社会は生活に結び付くことで覚えられることも多いです。
たとえば貿易の単元では…
中国55.8%、ベトナム14.1%、バングラデシュ4.6%、その他25.5%と書かれた帯グラフを見てなんの輸入品目か解答するという問題が出ます。

これは「衣類」が正解なんですが、答えをただ知るだけでなく、その時に着ている洋服などのタグも見てみます。

息子 「あ、中国産だ。どうして?アメリカの服なのに。あれ上着もだ。」

私 「見て見て。ママのシャツはバングラデシュって書いてある。」

息子 「でもタオルは国産だね」

はい、そこはママのこだわりがあるので(笑)
そんなところから日本は原料を輸入して、加工品を輸出するという貿易をしているはずなのにどうして衣類は海外で作るの?運送費がかかるところで作っていたら損しない?などと話が広がっていきます。
数値として覚えるのではなく、こういう会話をすることで記憶に残ることも多いと思います(…と信じたい)

また、4・5年生のお子さんならぜひ旅行に行って、その土地の様子や名産などに触れてみてください。テキストに書かれているものよりも実際に見聞きして肌で感じたものは忘れません。旅先で名産を食べたらこの土地ではこういうものがよく取れるんだね。なんて話をしてほしいです。

息子にも受験とは関係なく色々なところへ出かける経験をさせたかったのですが、1年生の後半からコロナ禍になってしまい、国内旅行もままならず、ちょっと残念なことをしました。

…あれ?読み返してみると皆さんへのアドバイスではなく、ただの後悔話になっていました(苦笑)
でも、反面教師として少しでもお役に立てれば、幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

受験まであと300日?と焦っている人も、これから4年生5年生で頑張ろうという人も、1年間一緒に頑張っていきましょう。

ワーキングママさんのプロフィール

週4のフルタイム勤務と週1のボランティアをしている小学5年生の男の子ママ。お子さまは小4から日能研に通塾し、自転車部のある学校を目指している。