小学校受験をするなら知っておきたい!公立・国立・私立小学校の違いとは?

就学年齢に達した子どもの多くは公立小学校に入学します。公立小学校では学区制をとっており、入学できる学校が決められています。一方、国立・私立の小学校は通学可能な範囲が広く、複数の学校から選ぶことができます。ご家庭の教育方針に合わせて学校を選択できるため、小学校受験をするご家庭も少なくありません。そこで、公立・国立・私立の教育方針や学費の違いと、小学校受験を選択した場合、入学試験までの流れはどのようになるのかをまとめました。

公立・国立・私立小学校の教育の違いは?

公立小学校の教育

公立小学校の場合、教育委員会で決められた居住区の小学校に通います。公立小学校は学習指導要領に則して学習し、定期的に教員の配置転換があります。学校の格差なく均質に教育を受けることができるのが特徴です。

国立小学校の教育

公立・国立・私立小学校の教育の違いは?

国立小学校は国の教育研究機関となり、公立のように学習指導要領の通りに授業をすすめるのではなく、教員が最先端の学習方法を考え、研究理論に基づいた授業を行うという特徴があります。国立小学校は入試があり、合格すると入学することができますが、志願者が多いため、多くの学校が選考前に抽選を行っています。また、応募資格として居住区域や通学時間の制限などの制限が設けられています。

私立小学校の教育

私立小学校はそれぞれの学校で掲げている教育理念や目標に沿って授業を行います。私立小学校には入試があり、合格すると学校に入学することができます。教職員は学校の理念に即して教育を行い、異動もほとんどないのが特徴です。小中高一貫校も多く、教育理念に合った学校に入学できれば、お子さまに安定した教育を継続的に受けさせることができます。