【記憶力向上】DHA・EPA丸ごと摂取、秋刀魚と大根の柔らか煮
【作り方】
秋刀魚は頭、尾の部分を切り落とし4つに切り、内臓&血を水で洗い流す。
大根を大きめのイチョウ切りにカットし、しょうがは千切りにする。
圧力鍋に調味料を入れて煮立ててからしょうがと秋刀魚、大根を入れる。
蓋をし強火にかけ、蒸気が出たら弱火にして15分。火を止め、圧力が抜けるまで自然放置をする。
蓋を開けて、煮汁が少なくなるまで煮詰めて完成。
食材・料理方法ワンポイントアドバイス
〇DHA、EPAは煮ると流出するので、煮汁を吸ってくれる大根を入れることがポイント。
〇圧縮鍋で煮れば、骨ごと食べられるのでカルシウムの摂取もできる。
“英才食育”は気楽に考えることで長続き
レシピを考案された料理家のYoshiさんは、小学生の脳と体にベストな食事を提供しようと”英才食育”に力を入れてきました。「家庭で“英才食育”を取り入れるコツは?」とお聞きしました。
Yoshiさん: まずはバランスのよい食事を考えていただきたいですね。そして、脳にも体にも一番のエネルギー源となる「ごはん」をしっかり取ること。プラスで、買い物に行ったとき、「そういえば、この食材が体によいといわれているなぁ。」ということを思い出してもらって、普段の食事に取り入れるというように気楽に考えてもらうといいですね。
毎日、身体によいと言われる食材を取り入れようと躍起になってしまうと、長続きしないですよね。また、小学生の食事アドバイスもいただきました。
毎日、身体によいと言われる食材を取り入れようと躍起になってしまうと、長続きしないですよね。また、小学生の食事アドバイスもいただきました。
Yoshiさん: 刺激のある豆板醤、生のにんにく、しょうが、わさびは、中学生になってからの方がいいですね。隠し味程度に使うのであれば大丈夫ですが。
舌には閾値があって、年齢とともにレベルが上がっていきます。小学生のうちはまだ大人のレベルではないので、刺激の強いものを食べると舌が麻痺してしまいます。さらに、味の濃い刺激のある食事は、肥満や小児糖尿病に繋がるリスクもあります。薄味で育ててあげたいですね。
大人を基準に考えると、どうしても味の濃い食事になってしまいます。給食は、文部科学省が定めている栄養基準をもとに作られており、薄味なので、給食をベースに子どもの食事を考えてあげるとよいのかもしれませんね。
~編集部からのひとこと~
紹介した料理を実際にいただいたところ、塩分はあまり感じず、うまみがギュッと詰まっているのを感じました。脳によいと聞いて食べるだけで、体にエネルギーが満ちてくるような感覚にも。子どもに「この食材にはこんな効果があるんだよ」と、説明しながら食事をすると、自分の体のことを考えて食べてくれるようになると思いました。
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