「空の巣症候群」? 子離れできない自分が情けない…

子どもの自立とともに湧きおこる喪失感。仕事中心の生活を送ってきた父親よりも、子どもと一緒に過ごす時間が多かった母親のほうが、より強く感じてしまうのかもしれません。今回はそんな「子離れができない」と悩む女性からの投稿です。

《お悩み》子離れできず寂しくてたまらない。

《お悩み》子離れできず寂しくてたまらない。

2人の子どもがいます。現在、上の子は大学生で遠方に住んでいます。下の子も大学生になり家を離れました。子どもはとっくに親離れしているのに、私は寂しくてたまりません。主人は毎日帰宅が遅く、仕事のことしか頭にありません。でも一生懸命に働いてくれる主人には感謝しています。しかし主人は、こんな風に泣いている私を「鬱陶しい」と言い、子どもがいなくても全く寂しくないそうです。

とにかく、とてつもなく寂しいです。更年期のせいかと思い、婦人科にも行ってきました。自律神経の薬を処方され飲んでいますが、一向に寂しさや虚しさは消えません。こういうことを「空の巣症候群」っていうのですね…。自分がこんなにも弱いとは。(投稿者:さびしんぼさん)

わかる!お母さん同士の共感の声が多数

子どもの成長は嬉しいもの。でも実際に親元から巣立ってしまったことを実感すると、同じように寂しさを感じてしまう方が多いようです。

「私は中学3年と1年男子の母です。長男は大学を卒業したら海外の大学に行くと言っています。今から寂しいです。成長は嬉しいけれど、母親としては寂しいですよね。」

「娘が親元を巣立っていきました。数年前までは子どもに囲まれてにぎやかだったのに、とうとう下の子だけになってしまいました。今日は思わず涙が出てしまった私を、下の子がハグしてくれました。上の子がいないことにやっと慣れたところだったのに…。」

「うちの母も同じような状態でしたが、時間が解決してくれたようです。子どもの方は親の心子知らずで、大学生活が楽しくて実家に帰ってきても、すぐに下宿先へ帰りたくなっていました。残された方としては家の中に十数年、喜怒哀楽をともにした人がいないわけですから、ぽっかり穴が空いた状態になってもおかしくないと思います。たぶん多かれ少なかれ、親は似たような感情を抱いているのではないでしょうか。」

「私も同じです!高3の息子が、まだ一人暮らしをすると決まったわけでもないのに涙が出てしまいます。でも外向的な息子は、きっと一人暮らしなんて始めたら、もう楽しくてなかなか帰ってきてくれないでしょうね…。落ち込まないように、私は週2回仕事を始めました。」

「長女が県外の大学に進学しました。寂しくて仕方ありません。先輩お母さんから 「連休に帰省して洗濯やらご飯の支度が面倒だと思ったら子離れできた証拠よ」と聞きましたが、駄目でした。下に高校生の次女が居ますし、ワンコも飼っています。でも長女がいなくなった寂しさは紛らわせません。穴を埋めるような何かを始めなくてはいけないのかなぁ。」