6年生なのに…中学受験で親が先に息切れしてしまったら

今回の動画は、中学受験のサポートを頑張っているお母さまにとって、少し厳しいアドバイスかもしれません。親子の関係を見つめることができるお話を、教育家の小川大介先生がしてくださいました。

【お悩み】親が疲れてしまった…

小学6年生男子のお母さまのお悩み

【お悩み】親が疲れてしまった…

小6のスタート(2月)時点で親である私が疲れ果ててしまいました。
小3から大手集団塾に入塾。私がすべて管理し、成績も上がってきました。しかし、本当にサポートすべき小6を前にして、私自身が疲れ果てて起き上がることも出来なくなりました。理由は2つあると思います。

1)小5秋から子どもが塾をやめたい、受験をやめたいと言い出し、反抗期も加わって、毎日が本当に辛かったこと

2)今通っている大手塾の流れ(毎週末のイベント・講座)に親子共乗れません。子どもは自分の能力をよく分かっているのでしょう、クラスのほぼ全員が「最難関校」を目指している中で、ある意味親よりはるかに冷静です。

ただ、私は、頭では子どもの選択を理解しているのですが、小3から「私」が思い描いてきた志望校でもあり、心が付いていきません。

これまで数年間、子どもではなく「私」の思いだけで子どもを引っ張ってきました。それ自体が間違いだと思いますし、そのような私の管理下でここまで育てて来てしまい、深い後悔と自己嫌悪、それより何より子どもの貴重な数年間を無駄にしてしまったのではないか申し訳ない気持ちでいっぱいです。

塾からは勉強の主導権を子どもに委ねるよう言われていますが、小6がスタートしてしまった今からそんなことが本当にできるのでしょうか? 私自身が子どもを信じられないでいます。

いつも先生の動画を楽しみに拝見しています、ぜひアドバイスをお願いいたします。