【中学受験】テストを解くのが遅い…。7割しか解けない慎重派小4男子の学習法は?

塾に通いはじめて数か月。テストの問題が時間内に解ききれないことに心配なお母さまからのご相談が届きました。問題を解くスピードを上げるために、普段の学習ではどのようなことをしたらいいのでしょうか。

【お悩み】テストで時間が足りず問題が解ききれない

小学4年生男子のお母さまからのお悩み

入塾当初は、先生の言っている事が頭に入らない、テストでは手が震えて書けない、読んでも読んでも頭に入らないと言って、びっくりする様な点数をとってきていましたが、春休み明けからは少しずつ慣れ始め、やっと基礎受験の平均点を超える様になってきました。
塾の先生との面談では、解いた問題はほぼ合っているし、正解率の高い問題の取りこぼしがほぼないのでこのまま頑張ってくださいと言われています。テストの点数では分からないけれど、実際の理解度は、かなり高いとも言っていただきました。
しかし、テストでは全然時間が足りず、7割程度しか手をつける事ができません。2月の時点では3割しか解き終わらなかった事を考えると本当に成長していると感じるのですが、いつか最後まで解ける日が来るのでしょうか?
今は、算数でも正解率の低い問題を飛ばして取れる問題を着実に解いているので、急かすとテストで変な癖がついてしまうと塾の先生には言われました。社会や理科も後半、殆ど白紙なのに平均を超えているのは珍しいとも言われました。
ただ、学年が上がるに連れて問題も複雑になり、更に時間が足りなくなってしまうのではないかと心配です。
徐々にでいいので、無理なくテスト内で問題を解くスピードを上げるために、普段からできる事があれば教えていただけないでしょうか。

【アドバイス】焦らず基礎に取り組みましょう

今回の回答者は、青山麻美先生(中学受験カウンセラー・プロ家庭教師)です。

青山先生からは「半年で7割も解けるなんて立派!良い調子なので今のままでも問題ないです」と、とても前向きな気持ちになる言葉をいただきました。 4~5年生のうちはしっかり基礎に取り組むことが大切な時期なので、焦らせるのは禁物だそうです。

その上で、ご相談者のお子さまは、問題文に苦戦しているのではと推察。具体的にどのような学習を行っていったらいいか、動画で解説しています。

今回の回答者:青山 麻美(あおやま あさみ)先生

今回の回答者:青山 麻美(あおやま あさみ)先生

アートオブエデュケーション関西指導部長。
プロ家庭教師・受験カウンセラーとして1000人以上の生徒を担当。受験を通して人生を生き抜く力をつけてもらうことを目標としている。プレジデントファミリーなどで取材多数。
あさみ先生の中学受験ブログを連載中。