御三家目指しているのに…。塾の課題もせず本ばかり読む6年生息子に焦る!

本命校受験までの残り日数がどんどんなくなってくると、特に、親のほうが焦る気持ちが強くなるようです。
好きなことばかり優先し、勉強に身が入らない子どもの様子に焦りと心配でいっぱいのお母さまの相談。子どもに一体何が起こっているのでしょうか。

【お悩み】本ばかり読んで受験勉強しないんです…

インターエデュ掲示板からのお悩み(小学校6年生男子のお母さまからの相談)

【お悩み】本ばかり読んで受験勉強しないんです…

御三家受験を目指している6年生男子です。
皆真剣になってきているのに、全く真剣さが見られません。

昔から本好きでしたが、ここにきて課題をさぼり、学校から借りてきた分厚い本ばかり読んでいます。塾の宿題はぎりぎりに慌ててやっつけ仕事です。
国語だけ異様に偏差値が高いので、4科の成績はかろうじて60から65ですがあくまで
国語にひっぱられての結果です。
読みだすと我慢することができません。テレビは見ずゲームはしません。
課題をさぼらなければ見逃すのですが、テスト前でも読みたい本を優先してしまいます。
歩きながらでも読んでいます。トイレでも読んでおり出てきません。
学校や塾の授業中は読みませんが、どう対応すべきでしょうか?

親だけあせっています。
中学受験をやめておけばよかったのかもしれません。

【青山先生の回答】課題をせず本を読んでいるというのは、彼にとってのSOSの発信かもしれません

今回の回答者は中学受験プロ家庭教師の青山麻美先生です。
青山先生は開口一番「お母さん、焦りすぎですよ!」と笑顔でお話されました。
偏差値60は立派な数値。でもこの時期に塾の課題をせず本ばかり読むのは、もしかしたら彼なりのSOSかもしれないと推察します。
そんなお子さまにどのように接したらよいのでしょうか。ご自身の経験を踏まえてお話ししてくださいました。
勉強に身が入ってない様子で心配、という保護者の方にも参考になるアドバイスです。ぜひ最後までご覧ください。

今回の回答者:青山 麻美(あおやま あさみ)先生

今回の回答者:青山 麻美(あおやま あさみ)先生

アートオブエデュケーション関西指導部長。
プロ家庭教師・受験カウンセラーとして1000人以上の生徒を担当。受験を通して人生を生き抜く力をつけてもらうことを目標としている。プレジデントファミリーなどで取材多数。
「あさみ先生の中学受験ブログ」を連載中。