女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
しろくま様、ご指導いただきありがとうございます。
すみません、回答内容について2点ほど質問しても良いですか?
「この文章なら何分でできる? みたいな問いかけをし・・・」
とありますが、これは、これまで塾で受けてきたテストを
自分でレイアウトさせてもう一度家で解かせてみる
ということでしょうか?
それとも春休み以降に「中近標」を、時間制限をして
解かせてみる
ということでしょうか?
「中近標」については、「今しばらくは時間制限なしで」
ということですよね?
子供ばかりか親までが読解力不足で、すみません。
それとご指摘の通り、確かに語彙力不足はあると思います。
受験に頻出の難しい語句ばかりを集めた本があり、語句の意味と例文が載っているのですが
語彙力をつけるためには、こういう本の例文を覚えていくことは有効ですか。
それとも数多くの文章にふれていくうちに、自然と身につけてゆくものなのでしょうか。
またお時間に余裕のあるときで結構ですので、よろしくお願いいたします。
しろくま様
早速のアドバイス・・・ありがとうございます。
本日、東京に移動し、学校見学して参りました。
週末も引き続き見学して戻ろうと思っております。
勉強の進め方ですが・・・
算数は今のやり方(「以前は出来ていた問題」の流しで再確認)を続け、
一方で自分の志望校の過去問も解いておく…という感じでしょうか。
国語は、『読解の手順』なるものを、私も娘にうまく教えられないのですが
それを『近・中・標』と、しろくまさんの解説を読ませていただいて
子供に導いていく・・・という方法ということでしょうか?
今もなかなか国語文章題に手が回らず、
今から新しい問題集を始めて間に合うものか不安になってしまいますが
年明けまで過去問が進まなくても、
『近・中・標』を使って、一文章一題を続けていく・・・
というやり方で、少しずつ読解力はついていきますでしょうか?
親が焦ってはいけないと思いつつ
藁をもつかむ思いで相談させていただき・・・
お忙しいところ申し訳ありません。
それと、しろくまさんのおっしゃる通り、
娘は泣いて話し、全て吐き出したのがよかったのか、
以前より吹っ切れたように思えます。
私自身も、しろくまさんに言って頂いた言葉で気持ちが軽くなりました。
ありがとうございました。
「みさこ」さま
レスがたいへん遅れて申し訳ありませんでした。ようやく帰宅できました。
まず、21年度B大問1の問11に関して。
まず、この文章は、「例→意見」のいわゆる随想風のお話… 「例」は本人の「経験」で、そこから得た教訓というか意見が述べられているものです。
たぶんに随筆は、「私」型の物語文と同様で
A → B
↑
C
A 最初こう考えていたが C あるできごとを通じて B このような考え方になりました
という「枠組み」の構成になります。「随筆」というのは、物語文の「しろくま読解」と、説明文の「しろくま手順」の組み合わせ、ということになります。
A 戦争中ぼくは、世の中の動きをまったくつかんでいなかった。自分の興味があること、自分の生活に直接影響してくることだけをみていればいいと思っていた。(赤本P12下の段)
これが
C 自分にはどうにもならないところで、世の中が180度変わってしまう。そういう経験をする…(赤本P12下の段)
B 大きな衝撃を受けると同時に、生きていること自体がむなしくなってしまう
こういうABCがこの話には随所に出てきますよね。本人に、こういう枠組みを意識して読んでごらん、というてやってください。
と、考えると、お子さんの「解答」の
「化学と文学は、社会の動きと関係ないものだと考えたことへの後悔」
というのは、ずれているといえばすれていますが、無意識に「ABCの感覚」はあることがわかりますよね。
「Aと思っていたことを後悔した」というまとめ方ができているからです。
以前の「しろくま手順」で、指示語の話をいたしました。
☆ 形式段落の最初の指示語は、その前の形式段落の要点を指す
というところです。「こうした反省」の「こうした」の部分をまずはしっかりと理解する。前の形式段落は「けれども」という逆接語で始まっています。
「戦争中にぼくが、もっと世の中の動きを知る努力をして、社会に対するイメージを自分なりにもっていたとしたら」
という部分が浮かび上がります。
ここをまとめていればOK、ということになります。以前に、
☆ 形式段落の頭に指示語があって、その前の形式段落内に、要約語や逆接語があれば、解答できたも同然だ
という話をしましたが、この問いはまさにビンゴです。
大問2の問11に関して。
これは、以前に、
☆ 物語文の問題で、最初に『あらすじ』やそれまでの経緯が書かれている場合はしっかり読む
ということを申しました。重要な心情やその背景が、案外ここには凝縮されているんですよ。お子さんはここを読み飛ばしているのかもしれません。
さて、問11の「『意外そう』とありますが、、章くんにとって何が『意外』なのですか」という問いですが…
こういう問い方をされると、ほとんどの子どもは「とまどい」を感じます。帝塚山だけでなく星光や洛星などでもそうなのですが、こういう場合は、設問を変えても、解答が作成できるんですよ。親が子に教えるときのヒントになる方法なのですが…
○ 「意外」に思ったのはなぜですか?
○ 「意外」とはどういう気持ちですか、わかりやすく説明しなさい。
という問いに変えてやるんですよ。おもしろいことに文末の表現や字数が変わるだけで、いずれもほぼ同じ説明になるのがわかりますか?
ABCでこれも考えたらよいわけです。
Aと思っていたのに、CによってBと思った。
Bは「意外」だったわけです。章は「A」(みんなは別荘に来たいために自分の機嫌をとっていた)と思っていたのですよね。なのにみんなの「C」という言動を受けて、意外に思ったわけです。
本人の解答の
「自分の事を嫌がっているのに、自分といっしょに夏休みを過ごすために、ぼく達が嘘をついたということ。」
というものですが、ここで使用されている言葉の順番を変えるだけで(使うべき表現は抜き出せている)正解に導けますよね。
(ちなみに「こと」という抽象名詞は「事」と漢字に転換して字数を減らすのに子どもは使用しがちですが、国語の先生によっては減点にされる方もおられますので要注意ですよ)
「自分の事を嫌がっているのに、自分といっしょに夏休みを過ごすために機嫌をとっていると思っていた」のに、「C」(そうじゃない)から「意外」に思ったわけなのです。
解答の枠組みを知らないからへんてこりんな答えに見えているだけで、押さえるべきところは押さえられているのです。だからあとは「習熟」すればできますよ、ということです。
平成22年の2次の大問1の文章ですが…
「こういう具体的な形」の「こういう」は何を指すのか… 形式段落の頭は、前の形式段落の要点… しかも、今回は、パラダイム・チェンジという「抽象」を、「スーパーができはじめた頃は…」という「具体」に直すことです。チェンジである以上、AからBに変わって、AとBは対比なのですよね。
対比法の使用です。
A スーパーができはじめた頃は~ ⇔ B 現在のスーパーでは
とりあえず、「前の形式段落」にちゃんと「スーパーができはじめた頃は」がありますからそれに続けて
A「スーパーができはじめた頃は、ビニール袋がもらえるからいちいち買い物かごを持って行かなくてもいいし、買いだめもできるから便利だとしか思っていなかった」
じゃあ、B・現在のスーパーがどうなのか書いているところあるでしょ? と、持っていって、
B「スーパーのビニル袋はやめて自分で買い物バッグを持って行きましょう」
が、さらにその前段にありますよね。
わざわざ「スーパーができはじめた頃は」で書き出しなさい、と、出題者が言うてくれているのに、それを利用していないだけなんですよ。「書いてあるとーり」を利用するだけでよいのです。
大問2の問6に関してですが、これは単純に「倒置法」の何が倒置になっているかの誤解ではないですか?
「そんなの関係ない」「心配するのは親なんかだから、家族なんだから」という文なんですよね。「心配するのは関係ない」と考えてしまっているのではないでしょうか?
「母さんが素人」というのがわかっているとは思うのですよ。
問8は、この話の大きな流れの小さい部分にひっかかっただけですね。
A → B
↑
C
A 痛かったり、稽古がきつかったり、もっと友達と遊びたかったり、そんな理由で剣道をやめたい
でも、C:小学校の中頃から、あたしは大会に出れば必ず入賞できるようになった
B もうやめたいとは思わない もっと強くなりたい 上にいきたい そのためならどんなつらい稽古でも耐えてみせる
この「B」が、次の「A」になってしまったんですよね
B → D
↑
E
「今までのあたし」は「B」でないと、この話の「次の展開」はありませんよね。
問13もABCです。
最初、香織はAだと思っていたんですよね。
A 「あの人、あたしに剣道やめさせたくて仕方ないんだ」
↓ ← C
B
Cは、兄から父が「ほとんど欠かさず、香織の試合を、会場まで見に行っている」「香織のこといつだって心配している」と言われた、ということですよね。ここでは、ずばり、「C」を答えればよいわけです。
お子さんは申しましたように「好きなことにのめりこむタイプ」であるがゆえに、ちょっと距離を置いて、心情変化を見られず、やや近視眼的に読んでいるんですよ。
このABCの流れの枠組みを意識した大きな読み方をさせてやってください。
全体的にみる、という大きな話は理解できなくても、こういうABCの心情の流れをとらえていこうね、という話をしてやるだけでかなり違います。
星光も帝塚山の物語文は、みな、このABCの流れの理解で解答できますよ。
こんな感じでどうでしょうか?
「くろこぶ」さま
いや、あくまでも、中1の場合は学校の英語準拠で参りましょう。しろくまは「あるもの使う主義」です。余計なものに手を出さず、まずはあるものをしっかりとする…
ここで塾やら別の教材を用いる、という手を考えてしまいますと、余計な負荷になるだけ。
まずは「目の前」にあることをしっかりさせていく、ということです。たとえば、今まで習った英単語なんて、けっこうな数になっているにもかかわらず、おそらく三分の一以上忘れている可能性もあります。
ニュークラウンの、「教科書ガイド」的な教材なら購入されてもよいですし、「耳からきくニュークラウンの教材」ありませんかね? あくまでも「すでにあるものを反復・深化」というのが六年一貫私立の中1段階の英語学習のコツです。
「プログレス」!? これはなかなか時代物ですが、よい教材だ、という方と、今時時代遅れだ、という方に分かれるモノですよね~
しろくまが講師だったとき、大阪の某新興私立の校長先生から、「ちょっと○○中学や××中学ではどんな英語の教材、使っとるか教えてくれんかな」と言われて、一覧表にしてお渡ししたことがあります。
そのときでも、けっこうプログレスの使用は減少傾向にありました。
プログレスで手間取っておられますか? こまめに学校の先生に質問に行くことと、あとは今までの定期考査とプログレスを対照して、問題へどのような反映のされ方をしているか分析してみてください。
よーくみたら、ああ、この教材はこういう問い方に使っているんだ、と、わかるのに、やる気がないときは、試験という嵐が通過するのをやりすごすような勉強をしていて「考査の分析」が甘い生徒がたくさんいます(と、私立の英語の先生から話をうかがったことがありす)。
「いつもと違う形式」と言われますが、私立の、とくに中1段階の先生方のお考えは、実にシンプルでしたよ。
「中間考査が簡単だったから期末は難しくしました、わはははは」
みたいな話をどの先生方もされていました。きっと中間考査はみんなが点数とれる問題だったのでしょう?
まぁ、その変は、学校の先生の手のひらの上で、踊らされているほうが、中2や中3になれば「たくましく」成長できると思いますよ。
「アンジェ」さま
はい、どちらでも、やりやすいほうでよいですよ。まずはすでにやった模試でよいとは思いますが…
基本的に、復習、同じことをもう一度、というのを子どもは嫌がるんですよね。新しい取り組みにやる気が出る、というなら『近・中・標』を用いられるとうまくいきます。その際、時間制限なしでしばらく進めるのがよいと思います。
しろくまは後者の、「いろいろな文章を通じて、自然と身につけていく」といのを推薦したいのですが、この「自然と」に一ひねり入れて「作為的に」していくことをおすすめします。
たとえば、模試の復習でも『近・中・標』でもやりながら、色々な表現、出てきますよね。この意味わかる? とか問いながら、そういう単語や表現を抜き出して「言葉のノート」を作るんです。
かならず「例文ごと抜き出す」というのがポイントです。で、ノートに空欄を大きいめにとって、後に「この言葉を使って短文をつくってみよう」とやらせて定着を図る、というのがよいと思いますよ。
何か追加質問があればどうぞ。
「あすなろ」さま
まずは、とりあえず「近・中・標」やりはじめてみませんか?
どうしよう、どれやろう、と、迷っていて何もしないよりも、迷いながらも何かを取り組んで、だめなら、また違う手でいく、というほうが、同じ「迷い」でも後者のほうがはるかに前進です。
やらなければ何も変わらない
ということです。この時期は、あれこれついつい焦りがちですが、
☆ 何からしていいかわからないときは、何からやってもいいとき
なんですよ。国語の読解も、追い上げがきく教科です。語句の暗記や漢字の書き取りばかりの国語の直前学習なんてありえません。1文章1題でたくさんやっていく、ということで何も問題はありません。がんばっていきましょうね。しろくまも応援しますから。
何か追加質問があればどうぞ。




































