インターエデュPICKUP
3546 コメント 最終更新:

しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

【1928539】
スレッド作成者: 初手天元 (ID:iTQCbYqzDik)
2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

【2530650】 投稿者: しろくま   (ID:rdbso62BnW.)
投稿日時:2012年 05月 05日 13:48

「ももの母」さま

 中学受験生には、色々な口グセがあります。

 「忘れた」

 というのもその1つですね。でも、安心してください。めんどくさい場合がけっこうあるんですよ。「忘れてはいけないよ」「これはおぼえているの?」「ちょっとやってみなさい」ということを細かくせまりすぎると、「忘れた」「知らんっ」「できないっ」と言うときも多いのです。

 ただ、実際に「忘れてしまう」というときももちろんあり、そのような場合は、やはり、その単元を学習していたときの「浅さ」に問題があった、といえると思うんです。

 この場合の「浅さ」は何かというと、小テストに間に合わせる、提出に間に合わせる、という「間に合わせ勉強」のときです。
 塾は、学習計画表やそれにあわせた家庭学習課題、そうしてそれを点検するテストが、見事に計算されて準備されています。しかし、同時にそれは、個々の処理能力を無視して淡々と前に進んでいく、ということも意味しています。必ず処理できない単元、理解しにくい単元が個々に存在してくる… どんな得意な教科でもそれぞれどこか「疎密」があるものです。
 小テストがある、だから、「理解」よりも解き方を、リクツ抜きで「暗記」していくことを優先してしまっていた、という「分野」が、どんな子でもあったはずなんですよね。

 学年1つ前にもどって小テストをざっと流していって、どこを理解していないか、ということは時間を作ってでもやっておいても損はないところです。

 申しましたように、学校見学、というはやってみてください。気持ちの切り替えや気分の転換、何か受験に対してもやもやしている、ということを解消するのに一定の役割を果たします。重々しい見学ではなく、気軽に何かのついでに、という感じでもOKですからね。

 何か追加質問があればどうぞ。

【2532851】 投稿者: 息切れ?   (ID:ADDOyNaGMEE)
投稿日時:2012年 05月 07日 15:41

しろくまさま

ご無沙汰しております。以前、といってももう4年程前になりますが、
こちらでアドバイスを頂いたものです。
息子(当時小2)があまりにも音読ができないので、相談させて頂き
ました。的確なアドバイスを頂き、その後悩みもいつの間にか解消さ
れていきました。その節は丁寧にアドバイスを頂きありがとうござい
ました。

そんな息子も小6、受験真っ只中となりました。
小4から大手進学塾に入塾し、4年~5年夏頃までは成績も不安定で
フラフラしておりましたが、5年夏過ぎから成績もほぼ安定してきて
ジワジワですが成績も上がり今は上位クラス(の下の方ですが)に
在籍しています。
新6年になった2月頃から少しずつ”受験”を意識しだしたのか、
よく”やばい!やばい!”と急に思い出したように必死に勉強しだした、
と思ったら、次の瞬間には好きな本に熱中・・というような感じで
まだまだ幼いところがあります。

春休みをそんな感じで過ごし、学校が始まりすぐに学校の林間学校が
あり、終わってすぐまたGWに突入というペースが乱れがちだった中、
息子のが少し精神的に不安定になってしまいました。

そして突然の、もう塾も受験もやめたい宣言、です(涙)
普段の成績も下がるよりはむしろ上がってきていた時期ですし、宿題
もしんどいながら仕上げていたので、親としては寝耳に水でした。

良く話を聞いてみると、どうやら受験のプレッシャーが原因のようです。
ずっと憧れている学校があり志望校別授業も受け始めたところなのです
が、かなり難関校なので、今後受験までやっていけるかわからない、自
信がないというのです。今となってはその学校もどうでもいいような気が
するし、他に行きたい学校もないと。
すっかり受験する目標を見失ってしまったようです。

先生にも相談し、親子でも話合った結果、受験をやめることまでは本人
としても望んでいないことがわかったので、とりあえず夏までは今まで
のクラスでやっていき、志望校も特に決めず、夏休み頃にもう一度今後
の事を決めていこうということでおさまりました。
そうなると何故か息子も”あと2ヶ月位だったら頑張れるかも”とだいぶん
落ち着いた様子になりました。
夏までに息子にも心境の変化があるかもしれませんし、又もうやめる!
となってしまうのか不安ではありますが、見守っていくしかないのかな、
と思っています。
こんな精神力では受験は乗り越えられないんじゃないかという不安も残ります。

色々な受験生を見てこられたしろくまさんから、息子のこのような状態に
アドバイスをいただけたらと思い、書き込みさせて頂きました。
よろしくお願いいたします。
頑張る、その後の事は又その時に

【2539707】 投稿者: 国語   (ID:lur5mbyDxTw)
投稿日時:2012年 05月 13日 07:25

しろくま様
 
おはようございます。P271にて国語の相談をさせていただいたものです。
「親音読・子黙読」の効果は想像以上で、子供も楽しく取り組んでおり
国語に少しずつ自信がついてきているのがわかります。
大変基本的なことでお恥ずかしいですが、段落の分け方や
解答の作り方のおやくそく、選択肢の選び方のコツも知らなかった事がわかり
正解できる術がある事を知って何より子供がやる気になってきました。
本当にありがとうございました。

今日はもうひとつ大きな悩みがあって相談に参りました。
理科と社会です。
新5年生からのスタートという事もあり
テストの順位やら何やらはしばらく気にせず見守って行こうと思ってはいますが
それにしても暗記が苦手なのかテストの結果は散々です。
理解したはずの事まで忘れてしまうようでびっくりするような解答が書かれており
どうしていいのか全くわかりません。
今までの取り組みとしては例えば・・・
社会でしたらテレビなどで地方の話題が出たらその場所の知識を確認したり、
理科ですと植物をしていた時などは実際に花を手にして
花の構造やおしべの数を確認したりもして、
とにかく現実の世界と結び付ける事を意識して、
できるだけこの2教科を身近に感じるように興味を持たせる努力はしてきました。
また覚えるべき事をその都度紙に書かせトイレの壁に貼ったりもしています。
授業はどうなのかと本人に聞くとよくわかると言うし
勿論授業の復習も2回程度なら何とかしています。
テスト直しもしていますが定着した知識には繋がっていきません。

3回4回と復習の回数を増やせばいいのだとは思うのですが
なかなか時間がありません。
隙間時間を利用したい所ですがやはり頻繁にしないと効果はないような気がします。
塾に相談しましたが
夏休みの大型連休を利用して総復習しましょうと。
でもやはり気になるのは本人が社会理科の勉強が好きではない事、
暗記が苦手な事です。
得意な算数は進んで取り組みますが
社会理科は促さないと取り組みませんし集中力もないのかもしれません。
これは勉強の量と言うよりも質の面に問題があり
何か私も検討違いな事をさせているのではないかと不安を感じています。


お忙しい中本当に申し訳ござませんが
しろくま様しか相談できる方がいません。
何かアドバイス頂けたら大変嬉しく、また救われます。

【2540350】 投稿者: しろくまさん大好き   (ID:aVW2V6y9b3E)
投稿日時:2012年 05月 13日 19:45

ご無沙汰しております。
以前長男にアドバイスを頂き、本当にありがとうございました。
現在、定期試験に向けて頑張っております。

お忙しいところ、恐縮ですが、次男についてアドバイスを頂けたらと思っております。

現在、次男は、現在5年生。
サッカーのチームクラブに所属をしており、練習は週に6回あります。
試合は、土曜日、日曜日。
現在、レギュラーに向けてしのぎを削っております。
ただし、土曜日塾があるために試合に出られないので、
レギュラーに届きそうな位置にいるのに、歯がゆい思いをしているようです。
そこで、次男が考えたのは、「転塾させて欲しい」とのことでした。
近くに大手塾があり、その大手塾は、土曜日、日曜日、塾がありません。
土曜日、日曜日は、サッカーの試合に出たいので
転塾させて欲しいと申しております。

現在、次男の偏差値は56~60の間で、
第一志望の偏差値は48です。

次男の希望は、体験を受けて、気に入ったら転塾したいと申しております。
親の私は転塾はリスクもあるので、大変迷っております。

現在通っている大手塾は、長男の時お世話になったベテランの先生が次から次へと
退職をされており、長男時は、3年間先生の異動がなかったのですが、
次男の時は、退職される先生が多いためなのか、毎年毎年コロコロ先生方の異動があります。

次男が希望している大手塾の説明会に参加しました。
次男が卒業するまでは、先生方の異動は一切ないとおっしゃっていました。

ただ、この時期の転塾はリスクもあると思います。
塾によって、習う分野の時期が違うと思いますので
習っていない分野もあり、その部分は家庭で補わなければいけないと思います。
自分で自主的にやるタイプではないので、
習っていない分野はそのまま未消化になってしまう可能性があり、
転塾が果たしていいものかどうか大変迷っております。

しろくまさま、アドバイスをいただけませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

【2542426】 投稿者: ひつじ   (ID:oS5K4zO.HdA)
投稿日時:2012年 05月 15日 13:33

しろくまさん初めまして。
しろくまさんの回答に時々泣きそうになりながら読ませて頂いております。
子どもや受験児を持つ親への暖かな眼差しや心・・・
我に返って私自身の心のありかたの軌道修正を考えさせられています。
本当にありがとうございます。
きっと、このスレを読んでいる皆さんそうでしょうが、
しろくまさんに塾や学校で子どもに、いえ私自身ご教授頂きたかったと思います。


子どものことなのですが、国語の文法が全く分っていません。
基本の品詞の分類はりかいしているのですが、
①文節の区切りが全くできない。
②『の』『ような』などの紛らわしい品詞の識別がわからない。
③推定、断定など品詞の持つ意味の識別ができない。
現在6年生で受験までわずか。
教科による差より、教科の単元による差が大きく
しいていえば他教科より算数がやや不出来です。

5年時の塾のテキストの文法の問題と復習テストを3カ月に1回くらい解き直しています。
解き直しやプチ勉強会をし、その時はできるようになるもの(識別)と
全く理解できないもの(文節の区切り)があります。
次にやった時は全てみごとに忘れている始末です。

なにか良い学習法はないでしょうか?
発達に凸凹のある子なので、文法は凹の部分として諦めたがよいのでしょうか?

貴重なお時間をさいてしまいますがよろしく御願い致します。

【2544434】 投稿者: しろくま   (ID:i1oYbCiwL96)
投稿日時:2012年 05月 17日 04:31

「息切れ」さま

 レスがたいへん遅れて申し訳ありませんでした。ちょっと4月の末から5月の頭まであわただしくしていたのとPCの具合がおかしかったなど色々ありまして、すっかり手間どってしまいました。

 さて、しろくまの時代にも、「もう受験はしないっ」と突然に言う子たち、いました。ほんとうに色々なパターンがあります。

A 塾も受験もやめる
B 塾はやめないが受験はしない
C 塾はやめるが受験はする

 おっしゃるように、子どもには、自分の意思で選んだことであっても、いろいろな角度からプレッシャーはかかっています。どんなに平気で、「気にしていない」という子でも、受験がすんで、しばらくしてから「実はあのとき…」と、「回顧録」を語ってくれる子たちがいました。

 成績下がっているからやめる、という子ばかりではありません。むしろ、とくに成績が悪くないときに、「やめる」と言い出す場合も多くありました。
 むしろ、成績が下がっているときに「やめなさいっ」と言うのはお母さんのほうで、成績が安定していたり、上がってきていたりしているときには、親はとくに心配はしません。あたりまえといえばあたりまえなのですが…

 ところがそのときに親は、成績がよいものだから「よくがんばっているね」「この調子なら平気ね」「もっと上をねらえるのではないの?」と、かえってプレッシャーをかけている場合も知らず知らずのうちにあります。
 「成績」のことはもちろん、自分の勉強の「姿勢」というのは子どもがいちばんよくわかっているんですよね、ほんとうは。
 親にないしょでこっそり雑誌やマンガをみていたりしていても、うまくわからないようにしていたり、笑顔でちゃんとやったよ、と、言いながら実は答えを丸写ししていたり。答えを親が持っていても、知らないあいだに友達にコピーさせてもらっていたり、自分で受け付け行って、答えなくしました、と、言うて答えを手に入れていたり、などなど、いろんな「知恵」でエスケープルートをつくったりもしています。

 「成績が下がっている」ときの理由って、あんがいと子どもは自分でわかっているんですよね。それを指摘されちゃうから、ムカついてキレて、バトルになる…

 ところが、実は「成績が上がっていたり安定してたりする」ときって、本人が理由がわからないでそうなっているときがけっこう、多いんです。
 いや、小テストや日々の学習をしているなかで、習ったことが出ているから「解ける」わけなのですが、ところが中には応用や初出のものが問題にはいくつか出てくる… あとでやり直せば「わかる」のですが、そのときに「解けない」のは自分ではわかっているわけです。
 とすると、できているところも、安定しているところも、実は内実をともなわない「空洞」なのではないか、という「不安」が子どもの中に出てくる場合があるんですよね。

 こんな問題は習ったからできる、ここに書いてあったからできているだけで、ほんとうの力は自分にはついていないんじゃないか、ということが頭をよぎる場合があるんです。
 口には出さないけれど「お母さんはわかっていない、ほんとは自分はそうじゃないんだ」という複雑な、そしてよくできる子にありがちな不安、というのを子どもは抱えているときがあります。

 また、精神年齢が低い子は、心の振り子も大きく左右に振ります。

 いっしょうけんめい勉強している、というのと、必死で勉強している、というのは実は違うのです。

 あせりながら勉強している、というのは、「やっている」ように見えても、不安を何かで埋めようとしているだけの作業である場合も多いんです。

 大人からみれば些細な「きっかけ」で変わったりするものです。

 ほんとにあったことですが、女の子で、「もうわたしは大きくなったんだから、ぬいぐるみを片づける」と自分で宣言して、それまでベッドのまわりに自分を見守るように並べていたぬいぐるみたちをお母さんにたのんで押入に片づけた子がいました。
 でも、だんだん「不安」になってきて、入試をやめる、と言い出す… あるとき、こっそり時々押し入れをあけてぬいぐるみを覗いていた様子にお母さんが気が付いて、もう一度、ベッドの周りに並べたら元気が出た、という子、いたんですよ。
 自分で言い出したのに、突っ張りきれない子、たくさんいます。

 ある男の子は野球が大好きで、チームに入って楽しんでいました。小5のたしか5月だったか4月だったかあたりに、小5の中から一人、レギュラーに入れてもらえるポジションがあったらしく、その「テスト」みたいなものが日曜日にあったらしいんです。でも、それが模試と重なっていた… ところが模試のほうも、塾のクラス替えで1つ上に上がれるかどうかギリギリのラインだったので、お母さんにしてみたら、「お勉強のほうが大切でしょ!」と当然なって、模試を受けさせたわけです。本人もナットクしていたはずだったのですが、一年以上たってから入試をやめる、塾に行かない、と、言い出したんです。よくよく聞いてみると、「あのとき」のことがずっと心に引っかかっていて、受験に対して疑問を持ち始めていたんですよね。
 自分の大切なことを犠牲にして受験するのがよいことなのかどうかと… 大人からみたら「自分の大切なこと」の軽重の差を理解していない、ということになりますが、「当時の」子どもにとっては、受験よりも大切で重要、と「思っている」ことはいくらでもあるわけです。

 何かがまんしていることがあったり、「ひきかえ」や「条件」付きでお勉強させたりしていると、成績が良い、悪いにかかわらず、「受験に」自信をなくしたり、疑問を抱いたりするときが、色々出てくるんですよね。

 日々の学習習慣の管理、ということに親が徹しておいて、志望校の決定や、勉強のやり方などで、子どもに要求したいときは、

 「親→塾講師→本人」

 という「迂回ルート」で、親に代わって塾の先生に言うてもらう、という方法がよい場合があります。

 学校名は、親が出さなくても、志望校別の特訓が始まったり、志望校に関するイベント講座を受けたり、と、小6の段階ではたくさん出てくるので、ぼちぼち夏休みにむけては、塾の先生とよく相談されて、塾と家庭の「役割分担」を作っていく、ということも大切になります。

 さぁ、志望校にむけてがんばるぞっ という「潮時」をみる、というのは、なかなか難しいのですよね。早すぎてもだめ、遅すぎてもだめ、しかもよいタイミングは、子どもによって違う、というわけですから…

 「受験を乗り越える」

 という表現も、過度に「入試」というものを修行や苦行のようにとらえすぎているものだと思います。苦行と努力は別のものなのですよね。
 見守る、というのは、どういう方向に子どもが舵を切っても対応できるように準備しておく、ということです。
 子どもといっしょに1つの方向を見ている、ということではいけません。親子一体、というとカッコはよいですが、子どもとは違う方向や可能性をみていくことも大切なこと。子どもをみつめる、というのは子どもの「周辺」もよくみている、ということに他なりません。

 何か追加質問があればどうぞ。

【2544441】 投稿者: しろくま   (ID:i1oYbCiwL96)
投稿日時:2012年 05月 17日 05:13

「国語」さま

 理科と社会、というのは、実は1教科ではありません。

 理科は、物理・化学・地学・生物の4教科の集合体ですし、社会は、地理・歴史・公民の3教科の集合体です。
 ということは、社会や理科が好き、得意、という子であっても「錯覚」があり、分野別の疎密が確実に存在しています。

 社会が得意、ではなく、歴史が得意、というだけの子います。
 理科が好き、ではなく、生物が好き、というだけの子います。

 子どもの成績、というのは実は「錯覚」の上で成り立っている場合もけっこうあり、ここが子どもキャラクターによってどちらの方向に「錯覚」するかで差が出るんですよね。

 歴史が得意、だから、おれって社会が得意、と、思いこんで、苦手なはずの地理や公民の苦手さが薄まる。
 生物が好き、だから、おれって理科が好き、と、思いこんで、嫌いなはずの化学や物理の嫌いさが薄まる。

 という子もいれば、

 地理と公民が苦手、だから、おれって社会が苦手、と、思いこんで、さほど苦手でない分野も含めて社会が苦手、と、考えている。
 物理と化学が嫌い、だから、おれって理科が嫌い、と、思いこんで、さほど嫌いでない分野も含めて理科が嫌い、と、考えている。

 という子もいます。

 うまく切り分けて、それぞれに対応し、得意な教科、好きな分野をクローズアップしてやる、というのがよいのですよね。

 まずは、分野別、単元別に、「社会が苦手って言うけれど、こんなところできているよね」「理科が嫌いっていうけれど、この分野はおもしろいよね」という話を(少々誇張でもよいので)してやって「錯覚」に持ち込むことも大切です。
 マイナスをカウントする、ということにどうしても塾の制度的にはなってしまう場合が多いのですが、まずは「気持ちの上で」の苦手意識や不得意意識を消してやる工夫は必要です。
 塾の先生がおっしゃるように、夏休みなどの自習をつかって、復習する、というのも大切。でも、学年1つ前の、「できる」「わかる」問題を解いていく、「易問流し」というのも大切です。
 できる問題なんかやってもしょうがないじゃないか、というように考えますが、メンタルな部分で「解ける」ことをたくさん実感させるということは大切なことなんです。


 また、暗記が苦手、と、お母さんも本人も決めてかかりすぎてもいけません。暗記の仕方をまちがえている、というだけかもしれないのです。
 理科は、暗記そのものよりも理解、ということが大切です。

 たとえば理科…

 植物ですと、入試のポイントは2つで

 「種子のつくりと発芽」「花と実」

 です。前者は「種子のつくり+発芽のようす+発芽の条件」はこの3つをふまえ、後者は「花のつくり」と「実のでき方」の2つをふまえていればよいのです。

 ただ、そのときに、語句をおぼえる、という発想してしまいますよね。

 (   )種子 発芽のための養分を胚乳にたくわえる

 で、(   )はなぁ~に? という「おぼえ方」です。逆にする、ということですね。

 有胚乳種子 [                  ]

 もちろん、説明のほうの単語に(   )をあける、という方法でもよいのです。段階的にはそうしたほうがよいかもしれません。

1 有胚乳種子 発芽のために(   )を胚乳にたくわえる

2 有胚乳種子 [                   ]

 発芽の条件は「水・空気・温度」ですが、「必要でない条件」も考えさせておくと入試でひっかかりません。よく入試では「光」をひっかけに利用します。発芽に太陽の光は関係しないんですよね。
 「どれが発芽しましたか」という問題ではきまって「光」が条件に入っていてだまされる子がいます。

 このようなポイントを実は理科の講師は、説明もしていますが、得意な子は、うまくノートでそれを強調してまとめているんですよね。
 
 社会や理科の講師の講義が「おもしろい」「よくわかる」という場合、まるで映画やテレビのように「講義をおもしろがっている」だけの場合もあり、ノートをしっかりとれていなかったり、まとめられていなかったりする場合も多いのです。

 理科と社会はノートを2冊用意し、講義のノートはメモ書きみたいにでもよいですが、それを帰宅後、その日のうちにまとめなおす、それを使って、「今日はどんなこと習ってきたか説明して」というように持ち込むと、暗記の定着が図れます。他人に説明できて初めて定着したといえるのです。

 何か追加質問があればどうぞ。

【2544457】 投稿者: しろくま   (ID:i1oYbCiwL96)
投稿日時:2012年 05月 17日 05:49

「しろくまさん大好き」さま

 お兄ちゃんのほうは、定期考査なんですよね。そういえば、5月の第2週や第3週あたりは中間考査がある時期なんですね。
 しろくまの時代も、中学に合格してからも中間テストの範囲の質問などを塾にしにきていた子がいました。しろくまも文法などを教えてやった記憶があります。

 さてさて、サッカー少年なんですね。よいですね~ レギュラーをばっちり獲得してほしいと思います。

 小4や小5あたりのお勉強と趣味や習い事の関係をどう調整するか、というのは大切なことです。本末転倒だ、と、怒られそうですが、しろくまは発想を変えているんですよ。

 勉強する時間をつくるために趣味や習い事を調整する

 のではなく、

 趣味や習い事の時間をつくるために勉強する時間を調整する

 というのでOK、と、考えているんです。これ、やってみればわかりますが、実は結果として同じようなスケジュールになるからです。

 発想というか、気持ちの問題のあり方なんですよね。

 小4や小5は、子どものやりたいことをさせてやるためには、どうすればうまく塾や勉強の時間が調整できるかな、と、考えてやるんですよ。サッカーや野球ができるための勉強の時間配分。

 確かに本末転倒のようにみえますが、これをしてやると、格段に勉強の能率もあがります。
 他の方へのレスでも書きましたが、大人と子どもは住んでいる世界が違います。自分にとって大切なこと、の、値打ちは大人にはわかりません。
 大切なことができる、ということは全体の充実に確実につながるんですよ。
 仕事がうまくいっているときは、家族の団らんも充実しています。

 中学や高校になってからも、やってみればわかりますが、勉強できないときはクラブでの活躍も不振です。クラブばっかりやって勉強が疎かになっちゃう子、もちろんいますが、クラブ活動をしっかりしていた子は、さぁ受験勉強だ、というときには力が出せるんですよね。

 どの私立の先生とお話ししても、学校行事にいっしょうけんめいになったりする学年、クラブ活動を中学のときにしっかりしていたりする子は、けっきょく大学入試も成功しています、と、必ずおっしゃっていました。まぁ、見事にどこの中学の先生もそんな話をされていました。

 子どもの趣味や習い事にも、小4や小5のうちはしっかりと充実させてやって親も協力的な姿勢を示していっしょに盛り上がってやるんですよ。

 土日にサッカーしていたとしても、生活にメリハリと気持ちの切り替えをつくる素材にもできて、リスクもあるかもですが、メリットももちろんあります。

 それから、リスク説明は本人にもハッキリと説明してやることです。

 まずは、じゃあサッカーがんばってレギュラーとろうよっ それくらいのがんばりがないようでは合格できる根性があるとはいえないしねっ くらい言うてやってください。その上で、

○ あなたは自主的に勉強するタイプじゃないよね。(ちょっと挑発的に言うても可)
○ 塾代わると、習っていない部分が出てくるわよ。
○ 習ってない部分は未消化になるけれど、それ、ちゃんとできる?

 と、深刻な顔をせず、笑顔でさらっと言うてやる。 

 本人が明白にやりたいことがある場合は、挑発的な言葉を添えても男の子は逆に意思を強くしてくれます。

 それにサッカーですと、リフティングはもちろん、体作りの基礎練などの大切さをサッカーチームのコーチや監督は子どもによく説明してくださいますよね。
 それは勉強とて同じで、これは基礎練と同じよ、リクツはそうでも、実際試合になったらうまくいかないときもあるでしょう、模試もそれと同じよ、というような比喩的説明もしやすく説得力も出せます。

 楽観的、とは、申しませんが、なんでも色々なことに通じるのですから、すべてうまく利用して、すべてを充実させた環境を整えてやれば、勉強だって勢いがつくものです。
 ここは本人の話に乗ってやってみてはどうでしょうか?

 何か追加質問があればどうぞ。

スペシャル連載

すべて見る

サイトメニュー