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投稿者: 初手天元 (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
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【2039739】 投稿者: 通塾始めましたが・・・ (ID:zqPZDcx9QVA) 投稿日時:2011年 02月 28日 13:14
しろくま 様
はじめまして。
進学塾の通塾を始めたばかりの新小4年の息子がおります。
入塾前の公開テストは、塾側の多数の新規生徒募集のため
容易であったと思いますが、
2度の公開テストでは偏差値国産平均61~63がとれていたのですが
入塾してからの公開テストは平均55前後。
復習テストは、本人なりの点数はとれていても
クラスの下位から1/3範囲をさまよっています。
(クラスは現在はトップのクラスに在籍ですが・・・
時間の問題です・・・)
まず、算数が思うに点がとれません。
宿題は2回通り、ミスしたところは3回しています。
しかし、時間が経つとすっかり忘れるのでしょうか・・・
同じような問題がでても解くことができません。
お直しをすると、あ~そうだった・・・と繰返しています・・・
算数は、まず好きであることから大きく差があるかと思います。
息子は、算数に苦手意識をもっています。
このような苦手意識は、努力で克服できることはあるのでしょうか? -
【2039745】 投稿者: 訂正:通塾を始めましたが・・・ (ID:zqPZDcx9QVA) 投稿日時:2011年 02月 28日 13:18
入力ミスです
偏差値国産平均→国算
です
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【2039908】 投稿者: もやもや (ID:MLRS01S5JCI) 投稿日時:2011年 02月 28日 15:35
しろくまさま
丁寧なお返事ありがとうございます。
投稿前に以前からお話をいただいてる塾の校舎に出向き、いろいろと相談をしてきたところです。
今、通塾中の塾では日曜日に男子に交じって東大寺やあわよくば灘を目指す講座を受けてます。女子向きの講座より基準偏差値が高いのと、やはり洛南を目指すには算数をしっかり・・・という感じですが、うちの塾からは洛南女子はしばらく0名です。反面、H学園さんは今年9名合格と層の厚さを感じます。また、いただいた資料には対象校が「洛南・四天Ⅱ・清南」と書いてあったので、絶対合格をいただきたい四天Ⅱ向けの対策もかねているのかな、と勝手に思っています。
昨日、家族会議を開きました。
成績が下がらなければH学園さんにお世話になるつもりです。
主な理由としては
・洛南は共学である。(本人が男兄弟で育っており、私も公立の共学理系クラスでずっといたのでサバサバした友達関係を好みます。)
・今の塾は刺激がない。(ただ、車で送迎するくらい近いので平日は自習室や質問など利用したい)
・絶対受けないであろう男子校対策ばかりして落としてはならない四天対策がおろそかにならないか
ただ、しろくまさまがおっしゃっていたように通塾時間が厳しいです。洛南は京都駅から近いので自宅から電車1時間+徒歩15分でなんとか90分クリアですが、四条烏丸は遠くて・・・。普段、塾は車で行ってるので追い込みの時期に大丈夫か心配です。
また、なにかありましたらご相談させたいただきたいと思います。ありがとうございました。 -
【2040269】 投稿者: しろくま (ID:XTH5KTDG5zo) 投稿日時:2011年 02月 28日 20:16
「うれいの母」さま
なるほど、転勤で関西に来られたばかりだと、何かとわからないことなどがあって心細いことだと思います。
できるかぎり、お力になってさしあげますね。
関西は、どうしても算数に力を入れた指導がおこなわれがちです。関東はもちろん、地方の国立大学の附属などの入試では、4教科がふつうで、場合によって家庭科や美術、音楽、体育なども試験に課せられるところもありますから、何か1つの教科が突出している、ということはあまりありませんからね。
たいていは、まず、算数に圧倒される、という場合が多いようです。
「四年からやってきて」ということを書かれておられますが、現在は小5、つまり新小6生、という理解でよろしいでしょうか?
お嬢さま、ということですが、関西にも、いろいろな私立中もありますし、場合によっては国立大学の附属中などもあります。志望校の選択肢の中に、こちらの国立大学の附属中、というのがおありになるのでしょうか?
実は、関西では算数の学習に力を入れている塾も多く課題なども「量」的に多い場合もあります。ただ、女子の場合、附属中にせよ、女子中にせよ、算数で難問が出題される学校には限りがあります。共学校の場合は学校によって算数の難度の差異はあるのですが、総じて個性的な出題が散見されます。
「基本の基本」はおさえられている、ということでしたら、とりあえずは、まず、「慣らし運転」的に、塾での課題などにしっかり向き合っていく、という流れでまずは行きましょう。
ただ、しっかりとした分析はして参りましょうね。
一応、確認しておきますが、新しい塾の講師の先生あるいは教室長というか責任者の方とは、面談ないしは相談はされましたか?
とくに担当の算数の先生とは面談を申し込まれ、「以前の塾では…」と、どのようなことをやってきていて、どのようなことはできていないかなど、お話ししておくことは重要ですよ。
とくに女の子は、まず「安心させる」ということがポイントになります。
☆ 男の子は結果が出たら安心する
☆ 女の子は安心してから結果を出す
という傾向があります。
「いまはまだできていないかもしれないけど、先でちゃんとできるよ」
「ああ、これは今まだできなくてもいいよ、夏休みにしようね」
「ここはできているからだいじょうぶよ」
などなど、できれば女性の算数の講師の先生に声かけなどをしてもらうと効果的です。
こちらが何でも調べて、すべて自分で考えていく、というように「とりこんでしまう」ということは避けて、どんどん塾の講師を利用してくださいね。ここは遠慮をしていてはいけないところですよ。
とりあえずは「今やっている単元」の理解に力を入れる、小テスト類の復習に徹する… ということは続けておきましょう。
お通いの塾での夏休みの「企画」はどのようになっているでしょうか?
☆ お子さんは目前のことを、お母さんは先のことを
というのが受験親の心得の1つです。夏休みには自習室があるのか、志望校別の対策が始まるのか、弱点を補強するような講座があるのか、そもそも夏期講習の性質は復習中心なのか、発展的内容なのか、あるいは選択できるものなのか…
☆ 算数が苦手な女の子は、まず「復習主義」に徹する、でも、復習しすぎない
模試や小テストの得点が低くても、とにかくやり直して解けて、あるいは解説を読んでわかれば第1段階OK、としましょう。
「できない」問題の精査も大切です。単なるミス、家でやったらできた、解説読んだらわかった、読んでもサッパリわからない… などなど、4段階に分類して、それぞれコピーしてノートに貼付する… 見開き左側に貼付、右側空白、というノートを作成するんですよ。
学年の節目の女子の「単なるミス」は、わりと奥が深い場合があるから要注意です。よくよくみるとミスに1つの傾向がみつかるかもしれません。
「あなた、いつもこういうパターンでミスをしているじゃないのっ」ということの発見です。
子どもは、難問でわからないものでも解説などをしっかり読んで理解する、ということはそれなりにできます。
でも、「わかっているけどミスだ」と思うと、「わかっている」ことの理解が希薄になっているケースが多いのです。
単なるミスから、深刻な理解不足を発見する、という視点をもってみてください。
解説読んでもサッパリわからない、というのは、もちろん講師に質問してもらいたいところですが、これは夏休みに先送りしてもよいかもしれません。
それから、苦手な算数の中でも、お子さんが比較的得意、あるいは好きだ、という単元はありませんか? 春休みはそういう部分の問題をたっぷりやらせて「解ける」「できる」体験をできるだけ増やしてやるようにしましょう。
新小6、ということならば、志望校の問題にも目を通す、担当の講師に教科別に軽く傾向を教えてもらう…
直近の模試はいつありましたか? そうしてそれはもう結果が返ってきていますか?
もし返ってきているなら、すぐに教科別に担当の先生に面談を申し込んでください。関西にやって来られたばかりだからこそ、いろいろな先生とお話しする機会をどんどん作っていく、というのが大切です。
で、そのとき、もし志望校がきまっているのなら、志望校名をつげて、答案をみせて、「こういう感じなのですが、志望校にむけてどんな勉強をしていけばよいでしょうか」と問うてみてください。
たいていは、「今の講座の学習をまずはしっかり」という定番の回答だと思いますが、答案をみせてこれができない、これはできている、というのが目にとまると、「ああ、この学校ならここはできていなくてもよいですよ」「ああ、これは落としてはいけませんね」という言葉がポロっと出てくる場合があります。
そこを聞き逃さず、しっかりと収集する…
「夏休み前にはできるようになっている」
という、お子さんの見通しを、とりあえずは「信用」してやってください。下手にケチをつけず、そう! それを聞いてお母さんもちょっと安心したわ、くらい笑顔で言うてやってください。そこで顔を曇らせて懐疑的になると、かえって不安を増幅させて、やらなくてもよい努力に女の子は力を浪費してしまいます。
そこで先の「でも、復習しすぎない」という注意点につながるのです。
みんなができていて、自分ができない問題があると、「できないといけない」「わからないのはダメなことなんだ」と考えすぎて、ついつい問題そのものをおぼえてしまうくらい何度も見直ししてしまう場合があるんですよね。
解説読んでわかったら、くどくど問題そのものをおぼえるくらいの復習はさせず、さっと「次」に向かわせるようにしてやってくださいね。
理科や社会の「塾による進度差」というのはあって当然です。理科の物理化学系のところは、ちょっとしっかりと差を埋めることに力を入れてもよいですが、社会に関しては「まぁ、また先でやればよいさ」というアバウトさで子どもに向き合ってやってくださいな。
何か追加質問があればどうぞ。 -
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【2040280】 投稿者: しろくま (ID:XTH5KTDG5zo) 投稿日時:2011年 02月 28日 20:26
「桜花爛漫」さま
お子さんを「信じる」ということと「理解する」ということは別です。
子どもを疑え、というのではもちろんなく、任せる、ということは一面相互の契約でなりたっているわけですから、契約履行に関しては「点検」というのがあって当然です。
ですから、「始まり」と「おしまい」の部分に、お母さんが「顔」を出して、「確認」ということがあってもよいと思います。
さぁ、始まるよ~ という開始部分と、はい、今日はおしまいっ、 どんなことをしたのか見せて(あるいは、ちょっと教えてよ)、というような簡単なことでよいのです。
お仕事で出かけられている、とのことですから、開始部分は関与できないとして、お母さんが帰宅したとき、どこまでやったかな、今日はどれだけできたかな、と、ノートをのぞいてみる、くらいの「約束事」はあってもよいと思います。
まぁ、申しましたようにとりあえずやってみて、やりながらの微調整、でよいではないですか。
「近・中・標」を自分で取り組んでくれるのもうれしいではないですか。とくに自分で何とかしよう、と、思って始めたことは、身に付くものです。
また何かありましたら、気軽にお声がけくださいな。 -
【2040285】 投稿者: しろくま (ID:XTH5KTDG5zo) 投稿日時:2011年 02月 28日 20:29
「美ら海」さま
しろくまは元気にしておりますよ。
ご訪問いただけてうれしいです。終了組さまの経験談などは、たいへん貴重。骨董品のしろくまの話よりも新鮮で役立つ情報が満載というもの。
とくに国立大学の附属中の情報などは実際に通われていた方しかわかりにくい部分はありますからね。
これからも色々アドバイスくださいな。 -
【2040332】 投稿者: しろくま (ID:XTH5KTDG5zo) 投稿日時:2011年 02月 28日 20:58
「通塾始めましたが」さま
他の方へのレスでも申し上げましたが…
復習しすぎない、というところも大切なポイントです。とくに算数は「解き方の暗記」に傾斜しすぎると、かえって時間が経つと忘れやすくなります。
入塾してしまいますと、課題の多さや、不慣れからくる不手際、処理速度の遅さから、とにかく「課題をこなす」ことに気持ちがむいてしまう場合があります。
「初見解答力」を高める、最初の「思考」にちょっと時間をとってみる、というアプローチも増やしてみてください。
変な話ですが、男の子の場合、「できるまで考えさせて!」と、ムキになる場合もあります。親からすると、しつこく考えずにさっさと答えをみて解説読んで次に行け! と思いたくなるところもありますが、まだ小6ではありません。とくに本人が好きな単元、得意な単元などは、あえて「できるまで考える」という「学習時間」があってもよい、と、思ってください。
計算問題や易問流しなどは時間制限下でテキパキと、というのは必要ですが、急かせず、じっくりゆっくり考えさせていく、という局面も大切です。
数をするから覚えられる、というものではなく、じっくり取り組んだから忘れない、という場合もあります。
それから、クラスを落ちないための学習にもとらわれないでくださいね。
高く飛ぶためにはまずしゃがまなくてはならないときがある、ということもお忘れなく。場合によっては1つ下のクラスになってから、再構築、というのが「先での大きな飛躍」につながる場合があります。
とくに算数の学習は、「応能」という視点が大切で、「できる」経験の蓄積も必要です。
算数の先生に面談を申し込んで、課題などに「優先順位」をつけてもらいましょう。むろん、すべて大切ですっ と、言われる場合もありますが、そこは一押し、「すべてさせるつもりです。まずはどれからやっていけばよいでしょう」と食いついてみてください。
とりあえずは… と、○や◎、△などをつけてくださる先生も出てきます。また、相談の際は、過去の模試すべて持参で、こういうところで失点しているのですが… と、「まちがい」の箇所も「現物」をみてもらいながお話ししてもらいましょう。
この時期は、「順位」や「偏差値」などよりも、どの部分で失点しているか、得点できているか、の、分析が大切です。
クラス替えなども気になるときもあるでしょうが、くれぐれもクラス維持のための学習、というような形にならないように注意してやってくださいね。
何か追加質問があればどうぞ。 -
【2040387】 投稿者: 白イルカ (ID:0n1YZs1KRek) 投稿日時:2011年 02月 28日 21:33
しろくま様
御無沙汰しております。
塾も、新小6の講座が始まり、早1ヶ月がたちました。お蔭様で、小6より志望校を目指すクラスに、なんとか滑り込む事が出来ました。
しろくま様から、教えて戴いた、様々なテクニックのお蔭かと大変感謝しております。本当にありがとうございます。
さて、6年になり、通常クラスの後の講座や自習、土日の講座などを申し込み、通い始めているのですが、如何せん、しろくま様も御承知の通りのノンビリタイプで、授業が増えた分、宿題も増え、頑張っているものの、宿題は溜まり、月例テストの勉強も出来ていないのも明らか…流れを掴むのに、必死で頑張ってるのは分かるので、最近は、あまり口を出さない様にしています。
そんな中、塾の先生が「勉強の仕方を変えなさい、自分の分からない所を把握して、ドンドン質問しに来なさい」とおっしゃっていた、との事。
先日、欠席した時に、プリントを取りに伺った時には、同じ事を私にもおっしゃっていました。
小6の勉強法は、小5とは、どの様に変えるべきなんでしょうか?小5の時は、ノートを作ってやらせたり、一問一答、参考書ノート等、親子でやっていましたが、6年生は、時間がかなり拘束される為、今までの『やらせる』勉強法を変える必要があるのか?と、久々に悩んでしまいました..
お忙しいしろくま様のお手を、また煩わせてしまい申し訳ありませんが、どうか教えて下さいませ。
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