星光凋落の兆し｜掲示板スレッド

単に絵を描く練習ではないでしょう。
図鑑などを見てわかったふうに思うよりも
実物を自分の目で見て確かめることは
とても重要なことだと思います。
理系の学問に興味をもつきっかけになるかもしれません。
星光はそういう部分をとても大切にしている学校だと思います。
それとも　それを非効率的な勉強の方法だとお考えになりますか？

模試の成績優秀者の表を見ながら、昨日、息子と話していました。
本当に不思議に思われるでしょうが、優秀者の中で
クラブ活動をされていないのは、１０人中１～２人位でしたよ。
「クラブしてる子の方が賢いのかな？」と息子に聞くと、
「そういう訳ではない。ほとんどの奴がクラブに入ってるから。」
と言っていました。
知っているお子さんの名前も数人ありましたが、
クラブも頑張り、よく遊びにも行っているお子さん達です。
いきいき毎日を過ごす事が、頑張る活力になるし、
将来、社会で認めてもらえる人柄を作る。と考えていますが
甘いでしょうか？
うちは今度高３になりますが、ある予備校の優待を頂き、
やっと、塾へ行く気になってくれました。
でも、クラブが終わってから、遅刻して行くそうです。
小学生と違って、おしり叩いても走りませんよ。

６０Kさまへ
＞生物で中1から取り組むスケッチですが、将来何かの役に立つんでしょうか？

将来生物分野に進むのでなければ、教養という以上の意味はないと思います。
でも、理科2分野上の教科書（もう配布されていると思いますが）には
スケッチの仕方や顕微鏡の扱い方が載っていますし、
学習指導要領でも教えることになっているはずです。
（文科省の学習指導要領解説には次のようにあります。
「観察器具としては，例えば，ルーペ，実体顕微鏡，顕微鏡などが考えられる。
これらの器具の使い方に加えて，スケッチの仕方やレポートの書き方を身に付けさせる。」）
実際には、公立中では授業時間が厳しいので、
実際に手を動かしてスケッチの仕方を身につけるというような時間は
なかなかとれていないのじゃないかと思います。
教科書に載っている実験・観察を実際に自分の手を動かして行う
時間的ゆとりがあるというのが、
中高一貫校の良いところだと思っていましたが。

スケッチについて、
先生が、スケッチを課せられる本当の意図はわかりませんが
うちの学年でも、一見ナンセンスな、ある取り組みがありました。
何かは伏せておきますが。
難関大学の入試も、受験ロボットでない、
自分で考えることのできる学生をとりたい。とする動きがあるそうです。
その、ナンセンスなある取り組みは、
大学側が欲しがる力を訓練するための、導入部であった事を後で知らされました。
なにか、先生には、お考えがあるのかもしれませんよ。
私は、中学受験の時の塾で、
「素直な子どもが伸びる」というお話を聞きました。
お子さんが、素直に星光の先生を信じて、一生懸命頑張られるためにも、
この掲示板で仰っているような事は、お子さんの前では悟られないように。
疑問点は先生に、直接ぶつけられるといいでしょう。

５５期母さまのお子様は上位の優秀なお子さんなのだと思います。
正直、わが子は塾の時代からいっぱいいっぱいなほうでした。たぶん、ギリギリラインで合格できたと思います。
教養的な課題を否定するつもりはありません。ただ、息子を冷静に分析すると、
残念ながら、こうした課題をこなしつつ上位に入れないような気がします。
特定されると困るので、学年は申し上げませんが、弟も中学受験を控え、志望校を考えるうえで、参考にさせていただきたく書き込みました。
星光の大事にしている部分が、息子のような上位層に入らなさそうな子どもにとっては負担になるのでは、と心配です。

星光は公立のすべりどめだからね。
昔は桃山や明星と肩を並べてたよ。
９学区制になって、桃山が凋落して、人数が少ない星光が段々進学校化しただけなんだよ。他力本願。
東大寺や西大和にごっそり抜けるようになったし、橋下のバカのせいで、凋落が始まるかもしれんな。
北野や天王寺理数よりアドバンテージがないと、昔に逆戻りする可能性はあると思う。

皆さんはじめまして
皆さんの投稿を読んで２，３思うことがありましたので書いてみます。
・今年の受験結果で京大現役26人が問題になっているようですが、
　20人代は過去1995年（26人）1997年（28人）にもありました。
　他の年にもあったと思います。
　当時は、現浪で京大67人（1996年）69人（1998年1999年）と現在よりやや多かった時代ですので、必ずしも現在よりレベルが低かったとは言えません。
　国公立医学部の状況をみなければなんとも言えませんが、ばらつきの範囲内ではないかと思います。
　昔から「谷間の学年」と称されるのは星光の伝統と言ってもいいぐらいですが、本当に「谷間」であったことはほとんどありません。54期の皆さんの奮起を望みます。（国公立医学部情報がない中でこんなことを言うのは54期の皆さんに失礼かもしれませんが）
・学校の受験成績が振るわないとお子さんの将来を不安に感じることは無理もありませんが、一応別に考えた方が良いでしょう。
　教科による指導の良し悪しは昔からありました。すべての科目について理想的な指導を望む気持ちは分かりますが、実際問題として困難です。他の6ヵ年私学でも同じだと思います。
　一部の例外を除けば、星光に入学するようなお子さんで、成績の上位と下位で本人の素質がそう変わることはありません。重要なのは本人の意欲を引き出すことですが、中高校生になると親の言うことはもう聞きません。
　塾に行くか行かないかは、本人の意欲を引き出せるかどうかにかかります。成績が振るわないという理由だけで塾に行かせると逆効果になりかねません。
・星光が進学校になったのは、当時の都成日出人校長が、高校入学の定数を絞り、中高6ヵ年一貫教育を始めたからです。当時、灘や洛星がその方針で成功していたので、直接的には洛星を範とし、制度を導入しました。たまたま、府立高校の学区再編の時期とぶつかり、進学校として大きく飛躍することができました。したがって、個々の指導の強化というよりは、大きな戦略上の成功と言っていいかと思います。
・成績別クラス分けも昔はやっていましたが、上は東大京大から下は産近甲龍かそれ以下までいた時代の話で、難関進学校になってからはその必要性はなくなったと聞いております。
・生徒の自由に任せる雰囲気（私のころには宿題を提出しなくても特になにも言われませんでした。授業中にあたってやっていないときには立たされましたが）、山荘でのスキー合宿、生物の実験レポートなどは難関進学校になる前からのことで星光の伝統と言ってもいいでしょう。同期で現役で京大医学部へいった友達は中高と運動部でがんばっていましたし、勉強だけで6年間すごしたとしても良い結果になるとは限りません。お子さんのことが心配な気持ちは良く分かりますが、少し離れて見守ることも必要かと思います。

以上、勝手なことを色々書きましたが、星光を離れてからずいぶんたつので見当はずれのことを言っているかもしれません。お許しください。

上位掲載では

桐蔭に抜かれていました。星光から一名。