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【984536】名門校流があくコンサルタンツ

投稿者: 日本の教育の質は悪いという証拠   (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 19日 09:29

主要高校の現役生徒が東大、京大、阪大の3大学にどの程度進学しているかを調べてみたとこと、次のような結果でした。他の名門大学を含めないのはけしからんという声が聞こえてきそうですが、煩雑になるだけで、ほとんど無意味と思い、この3大学だけにしました。また、これ以外の高校も調べたいと思いWEBを見ましたが、現役と浪人の数値を一緒にしてしまっていたり在籍者数が分からなかったりと単純なデータすら分からない学校がありました。6つの高校の合計でみると合格率は、わずか33%です。


     生徒数  3大学合格者数    合格率
灘     216    104         48%
東大寺   225    99          44%
大阪星光  214    75          35%
洛星    219    58          26%
開成    400   130          33%
学芸大付属 353   78           22%
  計  1627    544          33%


この数字を見て思うのは、小学校2年生頃から、東大だ、京大だ、阪大だと塾に通い、営々と努力を重ねた結果が、最高でも48%の成功率しかない、ということです。平均で33%しかないとなれば、一体、そういう教育は意味があるのか?ということになります。正規の学校授業に加え、塾にも通うという具合に、それまでの人生のほぼ全ての時間を賭けた結果がこれだとすれば、あまりに結果が悪いと感じます。理由があるとすれば次のどれかではないでしょうか?

1)塾の教育が生徒の能力を破壊してしまい高校の教育の邪魔をしている
2)高校の教育の質が悪いために生徒の能力を伸ばしきれない
3)塾、高校とも教育の質が悪く生徒の能力を伸ばせない

私は3)が理由ではないか?と疑っています。

ちなみにアメリカでは、名門高校の教師であれば、つまり上記のような名門校であれば教師の60〜70%は修士号か博士号を保有しているようです。
日本の学校教育は、塾にしろ、学校にしろ、修士号も博士号もない、謂わば「素人」が、わかったような顔をして「思いつき」で生徒を教えているのではないでしょうか?特に小学校〜中学校の塾は、そうだと思います。

”日本の教育は素人集団がよってたかって子供の能力を破壊している”という可能性を誰が否定できるでしょうか?

そういえば、日本の学生は入試が終わった途端、放心状態になっている様子がありありとしています。極く一部を除き、数十万人規模で小学生並の知的レベルになっている可能性を否定できないのではないでしょうか?

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  1. 【985428】 投稿者: MRC  (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:04

    投稿者名をMRCに省略させていただきます


    さて、
    こともあろうに、灘、東大寺、大阪星光、洛星、開成、学芸大付属の生徒の学力が伸び悩むとしたら、これは一体何故なのか?
    これは心理学者など、専門家が調査すべきことかもしれません。私は先に挙げた1〜3の理由が渾然一体となった結果だと思います。
    しかし、まず、先生の授業評価、学校の運営評価が適切に行われているのか?を問題にすべきだと考えます。

    日本では学校の評価はされず、放任状態ですが、先進資本主義国では実施されているようです。日本にも学校全体の評価を公正に行う組織、制度を作るべきです。感覚的な思い込みだけで、学校を評価するのは時代遅れ、非科学的です。
    会社には経営指標があるように、学校の評価も指標評価をすべきです。
    現在、そういう方向で文部科学省が検討しているようですが、遅々として進んでいない印象が否めません。
    http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/08/07082907/001/008.htm
    高校の先生の資格は学士がいいのか、修士がいいのか、博士がいいのかなども世界標準に照らして、決めるべきです。

    大学合格率という面で考えると、入試そのもののあり方、学生の選抜方式そのものに問題があるのかもしれません。


    つまり、灘、東大寺、大阪星光、洛星、開成、学芸大付属などの生徒の中にさえ「日本の受験に向いていない」生徒がいるということです。従って、名門大学は、これらの潜在能力のある生徒を引き上げるために、別の選定方法で合否を決めることも必要だと思います。

    高校の成績、教師の評価に重点を置くという方法です。
    例えば、東大は60%は従来型、40%は新方式で選定するとするという具合です。

    しかし、その場合、当然ながら、高校の授業内容の評価が必須ですから公的機関の設置が必要になってきます。
    同時に、教師の「人を見る目」「潜在能力の有無を見極める眼力」が必要となってきます。当然、学問分野で研鑽を積んだ者、が適任であるということになるでしょう。

    日本の大学は入試問題の難しさは世界一かもしれませんが、肝心要の大学の教育の質は並か並以下かもしれません。
    タイムズの世界大学ランキングでは東大17位、京大25位、阪大46位、東工大90位です。
    100位に以内は、この3大学のみです。私立大学の慶応は161位、早稲田は180位です。
    このランキングが正しいかどうかは別として、英語で世界に向けて情報発信されています。
    これが間違いであるなら、そう情報発信をすべきですが、日本ではそういう能力が欠けています。
    中国は名門の上海交通大学が独自のランキングを英語で情報発信しています。
    http://www.arwu.org/rank/2007/ARWU2007_Top100.htm

  2. 【985432】 投稿者: 良いんだろうかと思いつつ  (ID:5uBKLUfNfAg) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:07

    > =なんんだ=さんへ(なあんだです。ID確認してね。飽きっぽくてHNころころ変えてます。あなたも暇ね。私も暇だけど)
    >
    > ご意見、難解な部分が多く、(ごめんなさい、平易な文章を心がけているのですけれど、改行を間違えたせいかしら)
    >
    >よく理解できませんので、よく読んでから後で反論します。(お忙しいでしょうからご放念下さい)
    >
    >私の疑問である「なぜ超名門校の生徒の第一志望大学への合格率が100%にならないのか?」に対するお答えをお聞かせいただけないでしょうか?(もうとっくにお応えしましたってば)
    >
    > 〜数値を含めれば〜数値になると〜、その数値を〜。(ほんとデータがお好きなのね。)

    はっきり言って「100%」とか「絶対」とか「み〜んな」ということばが嘘っぽくて嫌いなのです。非科学的と思いませんか?欲しい物をねだる子どもでもあるまいし、強引な訪問販売でもあるまいし、すべての物事には何処かに例外は付き物です。あなたの主張が100%正しいって言いきれます?なぜ100%じゃないのかといわれますが、100%にこだわるご自分の非科学性にお気づきでしょうか?100%じゃないことを認めて改善していくところに物事の発展は見られるのですが、100%じゃないものを全否定するのはいかがな物でしょうか。世の中から100%絶対の物を見つけるのって大変よ。まして人間が作り出す制度の中に今までそんなものあったかしら
    入試制度を全面的に変えて、入学者選別試験で東大合格基準点に達した者は全員合格ってすればいかが?そのとき100%の学校が出てこなかったらあなたの自論は正しいことになって満足できるかしら。私ならやっぱり例外はあるから100%にはこだわらないけれど・・
    とにかくあなたが理系じゃないってことだけはわかったわ

  3. 【985437】 投稿者: MRC  (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:13

    なあんだ、さんへ

    「入学者選別試験で東大合格基準点に達した者は全員合格ってすればいかが」

    これは実に素晴らしい発想です。確か、中村 修二氏が同じことを提案していたと思います。欧州の大学の選定基準に近い考えですね。

  4. 【985439】 投稿者: MRC  (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:18

    訂正

    タイムズの2007年のランキングで100位以内には、東工大が90位で入っていました。

  5. 【985440】 投稿者: さかなくん  (ID:dmB8kvb4hI6) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:18

    たとえば理3なんて定員が30人ですからね。
    現役合格率が100%と程遠いのは、教育の質が悪いというより、受験者の志望と大学の定員のミスマッチという要素の方が大きいんじゃないでしょうかね。

    最初から私大志望の人も居ますしね。

  6. 【985447】 投稿者: MRC  (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:25

    さかなさんへ

    医学部は、アメリカのようにGraduate Schoolにすべきだと考えています。

  7. 【985449】 投稿者: なあんだ  (ID:5uBKLUfNfAg) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:29

    MRC さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 大学合格率という面で考えると、入試そのもののあり方、学生の選抜方式そのものに問題があるのかもしれません。
    >
    それは賛成検討の余地あり

    > 高校の成績、教師の評価に重点を置くという方法です。
    > 例えば、東大は60%は従来型、40%は新方式で選定するとするという具合です。
    >
    教師の評価!!
    こんな方法ならふつうにテストで決めたほうが透明性があるじゃない。
    最近AO入試を取りやめる大学が増えているのは、きちんと試験で取った学生より質が落ちるからよ。

    > 同時に、教師の「人を見る目」「潜在能力の有無を見極める眼力」が必要となってきます。当然、学問分野で研鑽を積んだ者、が適任であるということになるでしょう。
    >
    ありがとうまだ修士や博士を過大評価してくださるのね
    >
    > 日本の大学は入試問題の難しさは世界一かもしれませんが、肝心要の大学の教育の質は並か並以下かもしれません。
    >
    あら今度は博士の教育力を否定?ですか。まあね教授は教育者というより研究者だからね。
    大学は教えてもらうのを待つところじゃなくて、自らアクションを起こして初めて、すご〜い!役に立つことがいっぱい、時間が足りな〜いってなるのよ。教授にちょっと専門的なことを質問でもしてみればもうたくさんって言うぐらいいろんなことを教えてもらえるのよ。だから本人のモチベーションなのよ

  8. 【985456】 投稿者: MRC  (ID:Z1AkVSh7g/M) 投稿日時:2008年 07月 20日 16:37

    閑話休題

    藤原 正彦先生の「心は孤独な数学者」という単行本のP205にラマヌジャンの独創性の源泉に関することが書かれています。

    「チャンティング(詠唱)が独創の一因と思う・・・・詠唱とは詩文などに単調なメロディーをつけて唱えることである・・・」

    ほぼ同様の趣旨のことが故 岡 潔先生の「春宵十話」などにも書かれています。岡先生は「日本的情緒」と表現されています。

    似たような見解は最近出版されたアマルティア・センの著書にも書かれているのではないかと思います。(分厚い本で、まだ読んでません・・・・・)
    「議論好きなインド人――対話と異端の歴史が紡ぐ多文化世界」

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