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【2163164】白陵中・高校の募集定員変更について

投稿者: 白陵の将来を憂えるOB   (ID:g02elKG9GK.) 投稿日時:2011年 06月 12日 00:07

 前にも「兵庫県の白陵高校について」のスレッドで白陵中・高校の定員変更予想について書き込みしたが、6月11日(土)の白陵育友会総会にて、斎藤校長の口から、中学校・高校の定員変更について驚愕の発言が飛び出した。
 すなわち、来年の入試から、中学校の前期募集定員を、現在の140名から1クラス分増の175名にする。中学校の後期募集の若干名はそのままに募集する。これにより、実質的に、中学校で約200名になるだろう。この結果、高校の募集定員は、現在約40名であるが、これを若干名募集に変更するということである。つまり、中学校でドロップアウトした生徒の補充を行うということで、実質的にほぼ高校募集はしないということになる。なお、現在、県に申請中とのことだが、承認されることは問題ないだろう。
 やはり、予想通りとなったと思う。以下、以前に予想した理由について再掲載しておく。
 私も、白陵高校入試が廃止される方向で動いていると思う。私も高校入学組で、その頃は約80名募集していた。   
白陵は、中学で入学する偏差値がそれほど高くないのに、高校卒業時の偏差値のアップ率が高くなる全国的にも珍しい程にお得な学校(大学合格実績では、県下の公立・私立学校において灘・甲陽とともに御三家の一角)であるものの、土田舎にあるというロケーション・昔から厳しい教育(特に園長が猛威を振るっていた約30年前で、いまだにその亡霊が生きているのか。今は昔に比べれば、全く厳しいとは思われず、うらやましい限りだ。)という評判及び専願入試に加え、最近の公立高校授業料無償化が拍車をかけ、人気は芳しくなく、受験倍率にも如実に表れている。
 先生からも県教育委員会の強い要請で高校入試を実施していると聞いたことがある。おそらく学校側もやめたいと考えている。中学入試の募集人数を増やし白陵イズムを植えつけていきたいのではないか。特に、優秀な女子を多数確保したい。現在だと、中学合格者の約3分の1しか女子はいない。高校入試募集人数40名を中学入試にまわし、男女同数入学させれば学校全体のレベルも今よりアップして良いと思う。共学を名乗るのだから、男女同数にするのはあたりまえの方向だろう。
また、高校から入学すると、中学組よりも約2年程進度が遅れているため、追いつくのに時間がかかるし、ついていけない子が続出する。先生側も、それに時間を割かれるため、時間的に非効率である。
 一昨年あたりから高校入試の合格最低点が急激に落ち込んでいる。普通、試験問題を作成する場合、最低点が大体6割かせいぜい5割程度の問題を作成するが、最近の受験生は4割~4.5割しか取れていなくても合格している状況であり、レベルダウンしていることは否めない。これが入学後にも影響し、余程のことがない限り大体入学時の順番で卒業時も同じ順番で出て行くので、今現在高校入学組で中学入学組と伍していける生徒が数人いても、昨年くらいの高校入学組ではせいぜい1~2人程度だろう。たぶん、余程悪い点を取っていなければ、無理やり合格させているとしか思えない。このような状況が今後も続けば、学校側も学力もないのに合格してしまう生徒も後々不幸な結果を招く恐れがある。白陵のHPに高校入試中止の記事について否定していたが、火の無いところに煙はたたないということで、水面下ではその方向で話が進んでいるものと思われる。募集停止3年前には通告するとの話だが、来年の入試あたりでそれが出るのではないだろうか。
 また、神大付属明石が中高一貫になるのが少なからず影響しているとの話だが、それよりも現在進行中の県下の公立高校の学区の見直しの方が影響大きいと思う。姫路近辺だと、学区が西の赤穂・龍野あたりまで広げられるだろう。
龍野高で姫路では姫路飾西レベルのため、また、明石近辺は偏差値の高い学校が他の学区に比べてないので、加古川学区と一緒になる。このため、西播磨学区で一番の姫路西、加古川で一番の加古川東に優秀な生徒が今よりも行くことになり、偏差値もアップすることになる。こうした危機感から、優秀な生徒を早い段階から確保した方が得策であるし、親からすれば、姫路西・加古川東に以前より入りにくくなるであろうと考えて、早い段階での中学入試を考えることになる。
 こういうことを総合的に考えあわせれば、高校入試の廃止は秒読みの段階だろう。

(参 考)最近の白陵高校の入試状況
        志願者数 受験者数 合格者数
平成21年度  49名  42名  39名
平成22年度  31名  27名  25名
平成23年度  39名  37名  34名

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  1. 【2868583】 投稿者: 実際  (ID:Jwm/dq1BuEQ) 投稿日時:2013年 02月 19日 15:07

    家の場合「自己採点の後の個人面接」というのはなかったらしいです。
    なかには受験校を変えたいと申し出た生徒さんもあり、面接があったようだと聞きました。
    学校の姿勢としては、できるだけ当初の志望を貫きましょうという考えのようです。
    変更することによって、かえって気がゆるんでしまうこともありますし。
    変更したからといって、確実に受かる保証はありませんものね。
    まぁ、それでも本人がどうしても変えたいというなら仕方ないと思いますが・・・
    模試やセンターの結果の良し悪しで、学校から志望校変更しませんか?というお勧めはないと思いますよ。

  2. 【2868948】 投稿者: 実際  (ID:niy6UosNIow) 投稿日時:2013年 02月 19日 20:12

    訂正です。「受験校を変えたいと申し出」られたのではなく、
    足切り点についてのご相談だったようです。失礼しました。

  3. 【2875901】 投稿者: こんな例も  (ID:HzeS1QaeOcY) 投稿日時:2013年 02月 24日 22:31

    参考になるか様とは逆の事例ですが、センターが予想以上に良く、
    もっと難しい大学に出願できるんじゃないかと迷われた方があったそうです。
    結局、当初の志望大学を受験されたのですが、残念な結果に。最後までわからないものですね。

  4. 【2911480】 投稿者: ある受験生  (ID:Dq/03vJMAV2) 投稿日時:2013年 03月 27日 11:43

     このスレの中に、白陵は関西には珍しく東大志向な学校であるが、
    東大・医学部だけでいいのか、という意見がありました。
     関西なのになぜ京大が少ないのかという疑問を私も持っていました。
    京大志望者がいないわけではなく、
    合格率が芳しくないのではないか?
     白陵は東大偏重なので(言い方悪いですが)
    その影響で生徒も、東大は無理でも京大ならラクと安易に考え、
    東大志望者に比べて受験勉強に必死さがないように見える。
     今後も白陵から京大合格者は増えないのではないでしょうか。
    少しでも東大にこだわりがある人や、迷っている人は、
    東大を目指した方がいいかもしれません。

  5. 【3278331】 投稿者: 白陵の将来を憂えるОB様  (ID:MkKboFA5FfU) 投稿日時:2014年 02月 09日 12:08

    今春から中学二年の息子の保護者です。兄の母校である白陵を、本人もまた志望校として勉強しています。長男にとっては素晴らしい母校です。しかし募集枠は若干名になるとのこと、このまま次男を応援していてよいのか、不安に思っています。帰国子女など特別な受験になるだろうとの予測も聞いたこともありますが、憶測にしか過ぎないかもしれません。あなた様なら、より現実に近い見通しをお持ちではないでしょうか?  
    ご意見をお聞かせください。

  6. 【3279397】 投稿者: 白陵の将来を憂えるОB  (ID:nRMfOMn9Gvw) 投稿日時:2014年 02月 09日 23:24

    久しぶりの登場です。
    さて、今年度も、36名の受験予定者と相変わらず振るわない状況で、これまでの高校40名募集は幕を閉じることになります。来年度からは、若干名募集が始まりますが、現在、中2は186名の在籍となっておりますが、これが高校に上がるまでの段階で、何人ドロップアウトするかで、取る人数が決定するものと思われます。なお、現在の高1で、中学校卒業時に3名のドロップアウトがありました。ところで、本校の場合は、帰国子女かどうかに関わらず、優秀な生徒は一般受験に則って、合格させるものと思われます。因みに、高三に帰国子女がいるとのことですが、特に特別枠を設けて合格している訳ではありまでん。

  7. 【3279701】 投稿者: 数  (ID:W0LuzkqdMVo) 投稿日時:2014年 02月 10日 08:34

    >現在の高1で、中学校卒業時に3名のドロップアウトがありました。

    学校HPより、現在の高1の中学卒業時は160名。
    高校入試合格者は27名。高校入学者は185名なので、内部進学者は158名。
    よって他の高校へ進学した人は2名かと思われます。

  8. 【3858772】 投稿者: 女子後期  (ID:veEiDR3t3LI) 投稿日時:2015年 09月 25日 14:49

    今年度から高校は若干名募集になりました。
    平成24年から中学の募集定員増加となり、翌年には女子の後期募集が始まります。
    なぜ女子も後期受験できるようになったのか不思議に思っていました。
    そこで女子の合格者数と入学者数を調べてみました。
         合格者数 入学者数 
    平成23年  53   51  
    平成24年  70   62 ←定員増  
    平成25年 前61 後5  65   
    平成26年 前60 後3  60   
    平成27年 前74 後2  74
     
    24年は合格者を増やしたにも関わらず、辞退者が多く出ています。
    翌年、前期後期に分けると辞退者は少なくなりました。
    推測ですが24年の辞退者の多くはボーダー付近であったため
    前期を減らし後期を始めたのではないでしょうか。
    それにしても後期のなかった3年前の代わりをするかのように、
    今年の高校入試は女子の入学者が多かったですね。

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