「カーネーション」スレッド｜掲示板スレッド

奈津の借金の保証人の件ですが・・・
奈津の借金は1万円でしたよね。
戦後はハイパーインフレが起きて、貨幣価値が暴落しています。
今、昭和23年だったと思いますが、昭和23年の1万円は現在の10万円ぐらいの貨幣価値です。
（子どもたちが手作り小物に1円の値札を付けて売ろうとしていましたが、あれは現在の10円ぐらいということですね）
利子がついていたにしても、安岡美容室のお給料でやりくりして、もう返し終わっているのではないでしょうか？

苦い展開でしたが、久しぶりに色々考えさせられる濃い内容でした。私も「え〜勝さんもお父さんも浮気してたやん。」と思いました…が、それって現代の感覚だろうなと思います。男の人が特に玄人さんと遊ぶのと、女の人が既婚の人を好きになるのは当時の世間の捉え方が全然違ったのだろうと思います。まして戦争未亡人で子持ちだとすごく「身持ちの固さ（恋愛という意味だけじゃなくて行動全般）」が求められたのではと思います。ので、私は闇市を周防さんと二人で歩いている時点で、噂にならないのか心配になりました…。
プラトニックなのか、そもそも関係が事実かも親戚や近所の人にとってあんまり大きな問題ではなくて、そういう噂が立つ時点で許しがたいのだと思います。でも実はああやって集まっている人たちの怒ったり心配している理由や気持ちは一人一人違っていて、それが丁寧に書かれていると思いました。

昨日、今日と放送を見てなんとなく消化しきれないものが
ありましたが、こちらで皆さんの書き込みを見て、そういう
解釈もあるのか、と納得しつつもまだもやもやが・・・。
何しろ前作で「後半の失速」という苦い思いがあるので、
またもや？とついつい構えてしまうのです。


周防さん、案外くせ者でしたね。
ちょっと陰のある男前で繊細そうで、普段口数が少ないのに、
「小原さんが指導に来てくれるから」なんて要らぬ事を言うし！！
どなたかも書かれていたように、「辞めましょうか？」と
相手に決断を委ねるのではなく、ひっそりと荷物をまとめて
姿を消すべき。
そんなこと言ったらますます親分肌の糸子が意固地になるやんけ～。
糸子が男勝りの豪傑で、周防さんがしたたかな狡い女のような
対比なのでしょうね。

ドラマの糸子が聖人君子に描かれたら、実際の不倫相手のご家族が浮かばれませんよ。
批判されてなんぼの脚本だと思います。

　今日の放送を見てなんで勝さんの弟さんが来ているのか？が気になりました。
　３姉妹の叔父にあたると言っても、わざわざ奈良から？
　何方か書いていらしゃいましたが、「誰がしらせてん。」って思いました。
　勝さんが浮気していたのを弟さんは知っているのやろか？
　知っていて、しかもその勝さんが戦死しているのに弟さんはあんだけ強気に出たの？
　
　祖母から、「当時は兄が戦死し兄嫁が弟の嫁になった。」や「亡くなった人が跡取りで無かったら女性が働く時代では無かったから年の離れた人に子供の為に後妻に入った。」と聞いた事があります。

　そう言えば麻生お祖母ちゃんが松田さんが来た時に、顔が広いということで「この子３人の子持ちですが、誰かいませんかね。」って聞いていましたよね。

　だから、周防さんとの事は今で言う不倫ですが、勝さんの弟さんが出てきたのには？でした。

　また、北村さんがそこまで噂を広げたのか？
　それに、噂になったときに経緯を知っている組合長が皆んなに「イヤ、ワシが小原さんに周防をあずけたんや。」と言ってくれなかったのかなぁ？

　昔は思慮、分別の有る人が組合長になっていると思うので、その方から一言組合の皆んなに言って貰ったら事無きを得たのではないんやろか？


　騒ぎになった時に神戸のおじさんに周防さんを預けると言う事は考え無かったのかなぁ、糸ちゃん。

　神戸のおじ様もやはり繊維や洋服に関係する会社を経営されているのだから、そちらの顔で何とかならなかったのかなぁ？


　今日の「カーネーション」はチョッピリ消化不良です。
　周防さんの態度も・・・自分で身の振り方を決める様でも無かったし。

　男の方から、しかもお互いの気持ちが解っている相手から「辞めましょか？」って言われたら・・・「かめへん、うちの側に居て。どんな事も耐えるから・・・」って女はなると思うのに。

私の祖母も、戦争未亡人として女手一つで父を育て舅・姑・大姑・戦争から生還した祖父の兄・祖父の妹の
面倒を見、公務員・遺族会の仕事を通して多くの方のお世話をした人生でした。
老後の祖母は、それこそ多くの人から尊敬の眼差しで見られている人でしたから、私もよく『人様に後ろ指
さされるようなことをしてはいけない』と言っていましたから、夏休みなどに祖母の家に遊びに行く時は、
母から『きちんと挨拶をして、早起きして、お手伝いして、お行儀良くして・・』とうるさく言われました。
祖母と出掛ける時は、バスや電車に乗る時も緊張？しました（笑）。　騒げないしむやみに座れない（笑）。
当時は、そういう時代だったのかもしれません。　きっと祖母は、戦争未亡人の鏡？として、いつも頑張って
背筋を伸ばして歩いていたのでしょう。　楚々とした和服姿が綺麗な祖母でしたが、今思うに、すきのない
そんな雰囲気をかもし出していました。　祖母の本当の胸のうちはどうだったんでしょうね・・。

そうでなければ、早々に婚家から戻されたり、再婚したり、だったようです。
婚約者の方を戦争で亡くし、その後亡くなるまで独身でいらした祖母の友人もいらっしゃいます。
『人の目』『人の噂』に敏感な時代だったのでしょうね。

そんな当時からすると、やはり糸子の行動はもの凄く大胆だと思うし、そんな母親を認める３姉妹も大胆、
やはり並みの人たちではない、だからこそ成功したんだ・・というところでしょうか。

私の母は、ジュンコさんと同じ年ですが、お正月に実家でこのドラマを一緒に見た時『戦争中、こんなもんじゃ
なかった・・　この人たちは恵まれているし、当時の人たちとしてある意味感覚が飛んでいる・・。
まぁ現在のあのデザイナーさんも、ある意味ぶっ飛んでいるし、そういう環境の人達なのよ・・』と、
このドラマには、『面白いと思うけれど共感はできない、この時代、こんな風に生きられなかった人の方が
圧倒的に多いのだから、この人達はこの時代の特殊な人達だったんだから』と言っていました。
まぁ、前作のような・・、この時代のごく一般的な、本当に平々凡々と生きてきた一主婦の、羨望？のような
ものですが、確かに、世界的にも成功した人達は、このくらいでないといけないのかもしれません。

実話から考えると、この頃のお二人はもうプラトニックではなく、かといって朝ドラでさすがにそのシーンは
と、今朝のミシンのところでの抱擁シーンでそれを物語っているのかな？　と思いました。
あれだけ周防さんに憧れていた昌ちゃんがあんな風に言うくらいなのですから、噂の広まる頃には、
そういったことへのもっとドロドロがあったのかな？　と思います。

それにしても朝のお茶の間には結構刺激が強いですね。私はこの連ドラが嘘っぽくないし、ヒロインが無駄に元気ないい子ちゃんでもないし、とてもワクワクしながら楽しんでいます。

糸ちゃんに対しては賛否両論、周防さんに対しては否が増えてきましたね。ミセス周防さんがどんな人かで意見も違ってくるのではないでしょうか。ミセス周防が見たいです！

糸子と周防さん、もう引き返せないどうしようもない不倫の沼に足を突っ込んだんですね。抱き合っているところでそう確信しました。プラトニックって言ってたのに。。。

糸ちゃんは女性の体を持った男性なんだと思います。男気の強い女性なので弱い男性（ダメンズ）にはまるのでは？私の周りもとてもデキる女性に限ってボランティア婚している人が結構います。皆とても真面目、よい子です。騙されやすいのかもしれません。

プラス、若い時にちゃんとした恋愛をしていなかっただけに中年になって火がついて自制できなくなったのでしょうか。派手に楽しんでいた女性のほうが案外結婚したら家庭をしっかり守っていいお母さんになっていませんか？

明日は土曜。また月曜が待ち遠しい終わり方になるのでしょうね。ドキドキです。

本当に、すごく強くて仕事が出来て、突出した女性ですね。
わたしは、実際にこんな人が近くにいたら、たぶん嫌いだろうなとは思うんですが。
（嫉妬ややっかみの感情をどうしても持ってしまうから)

ドラマ上でも、同性の友達があまりいない設定だし、やっぱり、エネルギーが
半端じゃないのでしょう。

野口美佳さんとかも、３０年後には、朝ドラのヒロインになるんでしょうかね笑