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【3067528】上智大学の評価、難易度ってどんな感じですか?

投稿者: 牛丼食ってきます   (ID:KzIXo05nmKA) 投稿日時:2013年 08月 06日 19:19

息子が来年上智を目指してます。
そこで上智について質問です。

息子が言うには、上智は早慶よりは簡単だが、マーチとは全然違う、と言っています。

息子の学校はそこそこの進学校ですが、早慶志望の子はほとんど上智を滑り止めに受けるそうです。
しかし中には上智は受けずに明治、立教を滑り止めにする子もいるとか。

聞きたいのは、

・上智の難易度は早慶とマーチの間のちょうど真ん中あたりか、それともどちらかに近いのか
・それに伴う評価はどうか

です。

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  1. 【7435239】 投稿者: 資料  (ID:z1hTeuBmpfw) 投稿日時:2024年 03月 25日 16:20

    >>上智は英語が中心なんだね、、。英語は学問じゃないよ

    上智大学が入試において「英語」を重要視しているのは下記の学部学科のみ

    文学部英文学科
    経済学部経営学科(数学を選択しない場合のみ)
    外国語学部
    総合グローバル学部
    国際教養学部

    以上の学部学科は上智大学の独自問題でも英語を使用、英語の設問等があり英語が重要視されている・

    しかし上記以外の学部学科を志望する場合の英語の配点の割合は低い。

    (1)共通テスト併用方式の場合
    文系で25%
    理系で20%

    (2)TEAPスコア利用方式の場合
    文系で43%
    理系で25%

    いずれの場合においても上智大学独自問題では英語を使用しない。
    英語はTEAPまたは共通テストを利用。
    しかも、点数はTEAP、共通テストいずれも点数を大幅に圧縮するため、英語の点数では差がつきにくくなっているのが現状。

    早慶の入試方式と比較すると文系も英語の配点が低いのが特徴。

    特に上智大学理工学部では早慶理工や東京理科大学と比較しても極端に英語の配点が低い。
    理工系で比較すると早慶や東京理科大学の入試においては英語の配点について
    早慶理工は33%~30%
    東京理科大学についても英語の配点がほとんどの学科で30%~33%以上になっている。
    (東京理科大学は経営学部経営学科、創域理工学部数理科学科、理学部化学科、応用化学科においては英語の配点は30%以下)

    早慶で英語の配点が非常に低く設定されているのが
    早稲田大学人間科学部の数学選抜方式・・・8%
    慶應義塾大学SFCの数学受験・・・0%

    これらの入試状況により昨今の入試事情をよく知る塾講師などは、
    むしろ英語に弱みを持っているが、英語以外の科目に強みがある受験生に上智大学受験を勧めているほどである。
    (英語を重視している学部学科を除く。)

    その代わり、上智大学は1学年時に英語の授業が集中的に実施されている。
    (Academic Communication(AC) 1&2 など)
    また1学年時、2学年時に各学部で使用する専門的な英語に関する文献を読むため、または英語でディスカッションするための授業が実施されている。
    (経済学部の「INTRODUCTION TO ECONOMICS」、理工学部の「科学技術英語」など)

    早慶上理の入試において、過去のイメージに捉われない方が良い結果になりやすい。

  2. 【7435497】 投稿者: 難易度  (ID:3An9.M/Eolo) 投稿日時:2024年 03月 25日 22:49

    スレタイの上智の難易度を改めて検証する。
    上智の難易度が今ひとつ見えない理由が、募集枠が少なく易しいとされるTEAP利用しか偏差値が出ないことだ。共通テスト利用を元に、主力となる共通テスト併用型の偏差値を類推してみよう。

    河合塾2023法学部偏差値
    大学   共テ% 偏差値
    早稲田法 89%  67.5〜70.0
    上智法  88%  ?
    ----------------------------
    立教法  78%  62.5〜65.0
    明治法  81%  60.0〜62.5
    青学法  80%  62.5〜65.0
    法政法  78%  60.0〜62.5

    どの大学にもある共テ利用は見ての通りで、早稲田上智とMARCHとで、大きな差がある。早稲田法と上智法は約9割を取らないとボーダーには乗らない一方で、MARCHは8割でどこもボーダーである。およそ世間のイメージ通りの難易度だ。共通テスト利用に逆転は起こり得ないので、受験生は両方×か、MARCH◯上智×がマジョリティとなる。

    上智の共通テスト併用型の難易度は、早稲田法と同じ67.5〜70.0か、1ランク下の65.0〜67.5の中間くらいが妥当であろう。ちなみに駿台の偏差値は慶応法64、早稲田法64、上智法は63でありこれが一番正しいと思われる。駿台ではMARCH法学部勢は全て偏差値は50台である。

  3. 【7435533】 投稿者: 評論家  (ID:idZI3X4yASY) 投稿日時:2024年 03月 25日 23:46

    素晴らしい反論ありがとうございます。このようなコメントを待っておりました。
    上智は英語ができればそれに暗記科目1つ足せばOK、語学の専門学校のようだとの安易なコメント撤回
    いたします。私なりに上智大学の入試科目をみてみました。
    でもやはり上智は英語ができると得かなと思います。
    私学では英検1級とか準1級なかには2級で英語だけは満点扱いとなるところもありますが上智はTEAPなんですね。(1)のTEAP(英語検定試験)はスコア化されてますから点数になりますからね。
    普段良い点とっておけばそれを提出するだけですから提出するだけで受ける必要ない点勉強は楽かなと思います。
    またまた上智を非難するようで申し訳ないですが完全に独自作成の試験はないんですね。(1)がもっとも独自作成の試験の比率が高いものとなっています。例えば早慶は学部によって英語数学等が全く問題が違い学部を絞らないと対策が大変といわれてます。その点中身が薄いかなという感じがします。結局は作問する教授がいるかどうかですよね。県立大等は共通テスト利用は多いですね。作問できる教授がいませんから、、。難関国立落ちを拾う意味もあるでしょうが、、。

    2024年 上智大学入試要項より
    (1) TEAPスコア利用方式と配点(紙面上一部の学部省略)
    文、総人、法、外、総グロ; TEAP150国100地歴or数Ⅰ・ⅡAB100
          経(文系) ; TEAP200 同 100  同 100
           理工; TEAP100数ⅠⅡABⅢ150物
               化生から2科目150

    (2)共通テスト+本学独自試験 併用方式(同上)

       文、総人、法、外、総グロ; 共通テスト/英語40~60国40~50
                  地歴公民から1科目40~50
                  +本学独自試験
                 「テーマ論述や適正試験等、学部で異なる」100  
         理工 ; 共通テスト/英語80数ⅠⅡAB60物化生から1科目60
                  +本学独自試験
                  「数ⅠⅡⅢAB100物化生から1科目100」

    (3) 共通テストのみ利用(3教科型or4教科型)
     ① 3教科型
       文、総人、法、外等;共通テスト/英語200国200
                  地歴公民(数学入る場合あり)から1科目100
          理工 ;共通テスト/英語200数200物化生から2科目200

     ② 4教科型
       文、総人、法、外等;共通テスト/英語200国200
                    地歴公民から1科目100数ⅠA100
              理工;共通テスト/英語100数50数ⅠⅡAB200
                    物化生から2科目200

  4. 【7435620】 投稿者: 資料  (ID:ZI.3Vj2uCvI) 投稿日時:2024年 03月 26日 06:35

    TEAPは他の英語外部検定試験と異なる点としては下記の点がある。

    TEAPのReadingの問題は、共通テスト英語のReading問題によく似ているといいうことで、共通テスト試験への慣れの意味で受験する者も多い。
    共通テストでは通常の文章と資料や文献などのいくつかのセンテンスを一気に読む必要があるが、TEAPはこの構造に似ている。
    共通テストの英語試験は、教材・資料・文献の文脈、論理の流れ、詳細把握となっていて、TEAPに通じるものがある。

    大学入試改革のうち共通テストの英語の改革の方針を定めたメンバーの中には、TEAPを開発し、上智大学の入試改革を主導された元上智大学言語教育研究センター長がいる。
    「英語教育の在り方に関する有識者会議」座長、大学入学共通テスト検討・準備グループ委員などを歴任している。

    上智大学が2021年から共通テスト併用型試験を導入したのは、共通テストのReading問題が上智大学の意向に沿った形式の問題になったからだと言われている。

    ただし、下記のような大学の入試には向かないと思われる。
    (1)東京大学や京都大学のように受験生のレベルが「青天井」になっている。
    (2)国際教養学部のような「ほとんどの授業が英語で開講されている。」または「半年間から1年間の長期留学が必須」。つまり英語の能力が海外の大学で普通に受講可能な学生が多くを占める学部。

    英検がTEAPを開発した際に、全面協力した上智大学でも国際教養学部の入試においてはTEAPは利用されていない。
    上智大学の国際教養学部では英語の外部民間検定使用できるのは「TOEFLまたはIELTS(Academic)の公式スコア」のみ。
    英語の4技能のヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)がC1以上のレベルの判定にも向かないと思われる。

    逆に「TOEFLまたはIELTS(Academic)」だと普通の日本人学生が多い社会系や理工系の学部の入学試験としては少しレベルが高い。

    理想論はともかく現実的には。

    上智大学は外国からの留学生が多く、上智大学に入学してくる日本人学生の英語能力として、まずコミュニケーション能力を重視しようとしている。

    特にTEAPのリーディングは共通テストのリーディングに似ていると言われており、まだ過去問が多くない共通テストの練習として最適の試験。
    「多読」は、完全に理解しなくても読み進む、わからない単語は飛ばす、返り読みしない、という感じで、とにかく量を読む学習法。

    上智大学は、外国の文献を読む等の能力は各学部で開講している英語の授業に任せている。
    (経済学部の経済英語、法学部の英語導入演習、理工学部の科学技術英語など)

    TEAPは他の英語4技能検定と比較するとReading、Listening、Writingは少し厳しめだけど、Speakingでは思った以上にスコアが出るというのは多くの受験生が述べている。

    TEAPの「Speaking test」は1対1の面接方式(時間:約10分)で、重要なことは発音、文法より「英語しか話せない外国人留学生に対して自分の意思を伝えること」。
    これが非常に重視されているからと言われている。
    相手に何を伝えようとしているのか、これができていれば高スコアが出やすい。

    また上智大学においては1学年時に一般教養科目として多くの学部生に対し、「Academic Communication(AC) 1&2」という授業を課している。
    この授業はは英語で学び考えるための運用能力および、この授業で身につけたスキルをもとに学術的な内容を英語で学ぶことで、批判的思考力や協働力を伸ばすことを目的としている。
    この授業の習熟度別クラス分けのために授業の開講に先立ち、多くの学部生に対しTEAPを学内でクラス分けテストとして実施し、科目の成績も受講後に再度、学内でTEAPを受験させて成績を付けている。

    上智大学においてはTEAPで使用する英語が一般教養としての英語なのである。
    TEAPを開発したのが上智大学であり、
    現在の共通テストの英語の作問方針に「大学入学共通テスト検討・準備グループ委員」として深くかかわったのが上智大学という理由もあるが。

    つまり上智大学の英語に対する方針としては、
    (1)日本語で授業を行う学部の学部生に求める能力の基礎としては、上智大学に入学してくる外国人留学生と英語でカタコトでもいいからコミュニケーションを取れること。
    (2)その後、学部教育において「外国の文献を査読し、学会等で発表する英語能力」を各学部で開講する学部別の英語の授業で身に付けさせる。

    上智大学の英語の方針は、この2段階になっている。
    そして、上記の(1)の部分をTEAPや共通テストの英語の問題で測っているのではないかと考える。

    逆に早慶は(2)の部分も入試で測ろうとしている。
    その最たるものが最近の早慶理工の英語の入試科目で「科学技術用語」が多く使用されているという事実。

    上智大学は少なくとも(2)の部分について「入試の英語科目で測ること」を捨てたともいえる。
    (2)の部分については上智大学の学部別で実施される「英語教育」に委ねることにした。
    (1)のどんな学部生でも大学内の交流で使用する英語能力を測ることを入試においては重視した。

  5. 【7435672】 投稿者: 出来レース  (ID:NCoVwtAqUZs) 投稿日時:2024年 03月 26日 08:26

    認知戦に注意

  6. 【7435787】 投稿者: 評論家  (ID:idZI3X4yASY) 投稿日時:2024年 03月 26日 11:29

    なるほど、、よくわかりました。
    さすが国際系大学のNo1ですね。これだけ詳しい解説ということは上智関係者だと思われます。〇〇国際大学という大学名はイメージ良くないですけどね。
    そこまで大学方針が詳しいのであれば質問です。
    なぜ推薦が50%もあるのでしょう。一般受験させればいいのではないですか?
    早慶等は付属高校かかえていますので内部進学もあり仕方ないかと思いますが
    いかがでしょうか?

  7. 【7436104】 投稿者: 私は部外者ですが  (ID:3An9.M/Eolo) 投稿日時:2024年 03月 26日 18:51

    そこまで大学方針が詳しいのであれば質問です。なぜ推薦が50%もあるのでしょう。一般受験させればいいのではないですか?早慶等は付属高校かかえていますので内部進学もあり仕方ないかと思いますがいかがでしょうか?

    横から失礼します。
    早慶の場合付属高校抱えているから(推薦率は高くても仕方がない)との論調ですが、同じく付属を抱える明治は一般率70%を誇っています。早慶も推薦率を下げようと思えば簡単にできる筈です。内部進学の条件を厳しくさえすれば良いのです。付属校からの入学者数を大幅に抑えることができて推薦率も下げられます。しかし絶対にそれはしません。それは付属校の既得権益だからです。上智の外部からの推薦も全く同じで、既得権益化してるものを簡単に外すことはできないわけですね。それでも上智はカトリック推薦をやめてカトリック選抜にして受験者をふるいにかけて質を担保する努力をしたり、高大連携強化で優秀層取込みに力を入れたり、相当な努力をしています。

    早慶が推薦率について安全地帯からもの言える立場ではないことは一応お伝えしておきます

  8. 【7436107】 投稿者: どっちも  (ID:ofszcVqiuiI) 投稿日時:2024年 03月 26日 18:55

    どっちも同じ、一般枠を減らしたいだけ

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