大学教員半数は非常勤　常勤も４分の１が「期限付き」　大学院進学や研究者を夢見る意味なし｜掲示板スレッド

実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、０９年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。
だが、特別研究員の任期は３年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。
衣食住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと２０以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。
安定した職がないまま、両親は老いていく。１４年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。離婚届を提出したその日に自死した。
９０年代に国が進めた「大学院重点化」で、大学院生は急増した。ただ、大学教員のポストは増えず、文科系学問の研究者はとりわけ厳しい立場に置かれている。首都圏大学非常勤講師組合の幹部は「博士課程まで進んでしまうと、破滅の道。人材がドブに捨てられている」と語る。

その方は文系博士課程修了者でしょう？

ポスドクの大失敗が痛かった

旧帝大の博士号持ちでも、いわゆるFラン大の教員をしている人がいますし。
彼らがワーキングプアになるのも社会にとっては損失ですからね。

税金から給与もらえてるんだからポスドクはむしろ幸せなんじゃない？

IPS細胞の山中教授の研究所でも、８～９割非正規だって。
教授自身が、何とかしてほしいと言ってた。

独立行政法人化された辺りからおかしくなって行った気がします。私は海外に出て大学で働いていますが、研究を続けたければ日本に帰ると言う選択肢は難しいんですよね。

素晴らしい経歴ですね。

参考までに、何系の研究をされているのですか？

日本と大学の系列の違いはありますか？